新年会

chiyotaka2007-01-27

パンを習っていたS先生宅にてお隣T家との新年会にお呼ばれ。昨年末にはT宅にて、S先生のご主人の定年退職祝いを兼ねたクリスマスパーティーを開いたメンバーです。大そうなご馳走が期待される今夜、しかしsafari氏は仕事で不参加・・・夜ごはんの支度もせずにニヤニヤ出かける鬼嫁ですいません。
さて、立派な神棚と仏壇のある昔ながらのおうちに朱のお膳が並べられ、それはそれは豪華な宴でした。畑の幸、海の幸、Tおばさんもとっても手の込んだお料理を作ってくださり、テーブルに乗り切らないほど!
まず、何が豪華ってお野菜全部ご主人が畑で育てたものなんです。この辺りでは当たり前かもしれないけれど、大根、白菜、里芋、ネギ、生姜などなど良くある野菜だけではなく、桜島大根、山芋、黒豆まで。さすがは梅干し100キロを漬けるS先生。特に山芋はものすごいコシがあって、めちゃめちゃ美味しかったです。Tおじさんなんて3回もお替りしてたぐらい!「ムカゴ」を畑のヘリなどに蒔いておけば5年ぐらいで食べられるとか。何だか放っておいても良さそうなので、うちでもチャレンジしてみたいです。
ご馳走を堪能しつつ、おじさま二人は金粉入りの日本酒でたいそうご機嫌♪見ていてヒジョーーーに面白かったです。S先生のご主人はH研究所で40年間も主にレントゲン開発に携わっていたすごい技術者なのに、そんな事は微塵も感じさせない野菜作り、果樹名人の素朴な優しい方。ですが、意外と強引なオヤジギャグ連発です。そして今夢中になって調べているのが日本各地の「砂金採取」についてだとか!しかもかなり本気!大きな金塊を手にする事が目的ではなく、あくまで男のロマンだそうですが、永ちゃんもビックリなビッグな夢ですね〜。私は砂金掘りについてなんて考えたこともなかったので知りませんでしたが、日本でも各地でチャレンジしている人がいるみたいです。サークル等もあったりして。ほ〜〜。チバでも取れるのかな?あれって、すごいたくさん採取できた場合、税金とか掛かるんですか?って、あれ??私も段々気になってきた・・・
Tおじさんはいつもながら聞き上手で話し上手なのですが、今回話してくれたのは、サイドカーにカメラマンを乗せて京都のほうまで旅したときのエピソード。途中田んぼに突っ込んでカメラマンがピューンと飛んでいったり、途中途中でカメラが壊れ、バイクが壊れ、猛烈な台風で道路が陥没し、帰りのガソリン代のみで京都から唯一通れる山道を通って帰ってきたとか。名古屋駅で野宿していたら、隣に寝ていた網走帰りのヤツがいきなりタップダンスを見せてくれたとか。ロードムービーさながらの青春時代。カッコイイーー。しかし、Tおじさんの過去の職業はあくまでもナゾ。人生の第2ステージを楽しみたいから、との理由で決して明かさないのです。
ふと見ると、S先生の娘さんとおじさま方3人であっという間に一升がカラに・・・私はガマンして飲まなかったけれど、「ザッツ日本の良心(両親)」というご家庭で畑の幸、海の幸、お手製のデザートまでしっかりいただいてすっかり酔い心地。ごちそうさまでした!!!

・Tおばさんより
お留守番の「ヒロちゃん(safari氏のこと)に」と。今夜新年会に持って行くお料理+α。。私が何も用意してないのがバレたのかしらん。
カブは、そのものが器になっていて中にはユズ風味のぶりのすり身。
牡蠣を薄味で煮たものをふんわり玉子焼きで巻いたもの。
ずっしり密度のあるがんもどきと青菜の煮物。これまた料亭の味!

・S先生よりsafari氏へお土産
ちらし寿司:なんだか懐かしい味。お母さんのちらし寿司♪
いわしの梅酢あえ:今の時期しか食べられない生の背黒鰯を自家製梅酢で締めて。ネギと一緒にいただきます。
大根と三枚肉の煮物:大根に味がしみまくり。三枚肉は余計な油がなくあっさりホロホロに柔らか〜。
イカと里芋の煮っころがし:冷めてもお芋の甘さがしっかり。
黒豆煮:丹波に負けないほど大きくてしっかりした黒豆!なかまでほっこり炊けてます。
桜大根の甘酢漬け:くせのない甘い大根。さらに止らなくなる甘酢加減。
白菜の塩漬け:甘夏のさわやかさが絶妙
お手製いちごのロールケーキ:さすがパンの先生フワッフワ♪
三石山のお神酒(安産の神様でもあるそうです)

食べきれなかったので、翌朝また私もいただいてしまいました・・・