STAGE17「騎士」
コード・ギアスはまたもリアルタイム視聴。録画は出来てたので見直して確認。
電王は…なんか関口宏がしゃべってるよ。なんで録画タイトルが「仮面ライダー電王 桃太郎暴走」で、サンデーモーニングが?絶対なんかおかしい…orz
気を取り直してコード・ギアス。
取り敢えずユーフェミア、お飾り確定みたいです。
実力主義のブリタニア帝国で、これ程の駄目っ子ぶりを晒しても許されるのは、ひとえにコーネリアの庇護のお陰なんでしょうね。
中東かどっかの激戦を治めてきたので、極東の小国平定なんてバカンスみたいなもの。
ユフィも呼んで骨休みでも…と思ってたら、着任早々ゼロに振り回されたって所でしょう。
ルルは、ようやくスザクを理解できた、と。
肉親殺しの重圧は異母兄のクロヴィスを殺った自分ですら重いのだから、父親を、それも10歳の時に殺してしまったスザクの心中や如何に?って事で、より一層親近感を持った、という長考を学園ネタで落とすとは…
緩急の付け方が上手いというか、学園ネタを生かしておく意味は充分ありますね。
しかし、ルルーシュ自身、このまま対ブリタニア抗争が本格化すれば、いつまでも学園に居られないのは承知の事。
気になるのはナナリーの後見だけですが、ここでスザクに任せられれば…という想いは伝えられる事もなく…
って事で、遂に藤堂ゲット。
しかし、コーネリア、藤堂の処刑役をスザクに変えろって直々に命令出してるよ。
どこまで二人の因縁を知ってるのやら…なんかこういう陰湿なのってあんまり似合わないんだけど…
そして、黒の騎士団乱入で、死刑執行役から免れるスザク。
「ラッキー」と言ったのはロイドですが、それは移動手段がランスロットのトレーラーしかないから直ぐに出動できる、というだけではなく、スザクの心中を慮っての事でしょう。
実はスザクの心理状態も含めて一番理解しているのはロイドだと思う言動はしばしばあるのですが、セシルさんには理解されていないようです。
対するルルーシュ。
これまでに煮え湯を飲まされ続けの、ランスロットに対して対策は練っていたものの、実戦で使える駒が無かった、というのが真相のようです。
しかし今回はこれまでと違い、藤堂+四聖剣+カレンならば対峙出来るという事で、ランスロット初めてのピ〜ンチ。
う〜む。カスタムメイドっていうのは、パーツのクオリティやパイロット依存だけではなく、パイロットを保護するための基本機能すら排除して実現してたって事でしょうか?
本来換装の効かないパイロットこそ最も高価かつ貴重な「パーツ」である事は、ロイドが一番理解(スザクの死にたがり無鉄砲含めて)していたと思ったのですが…話の展開上とはいえ、ちょっとらしくないですね>ロイドさん。
まあ、今回の敗北で、脱出機能だけではなく飛行機能も付けちゃおう、とかパワーアップする機会にしかならないように思いますが。
そして、シャーリーの記憶復活?フラグも強化されてきました。
今度こそ死亡フラグか?
しかし、ミレイ会長とロイド伯爵(笑)の件があるので、学園ネタは継続して欲しいものです。
もしや、戦闘に巻き込まれてシャーリーは本当に死亡、ルルーシュは行方不明という事にして学園から離れる、みたいな展開もあるかもしれませんね。
さて、遂に登場したラクシャータさんですが、キャラクター紹介ではしっかり「かつてはロイドとともに研究を行った同僚であったが、袂を分かった。」と書いてあるので、今後因縁話が出てきそうで楽しみです。
この辺りは、ルルーシュがラクシャータと挨拶をしたときの「医療サイバネティクス関係の記事でよく見た」と言っていたのが結構重要なヒントになっています。
ナイトメアフレーム開発史 第2回によると、ナイトメアフレーム開発は2種類の技術が混淆した結果だとされています。
なお、ナイトメアフレームのベースとなった技術には、もともと二つの潮流があった。第二世代の大胆な高機能化は、この二つの潮流が入り交じった結果といえる。
一つは軍事方面においてロボット工学などの応用を考える流れ。この潮流は現在の、ブリタニア軍の特派――特別派遣嚮導技術部――へとつながっている。
もう一つが福祉方面からのアプローチ。こちらは、教育・福祉に関して積極的に支援を行っていたアッシュフォード財団のバックアップのもとに研究が行われていた。
なお、軍事方面から発想された二足歩行兵器が「ナイトメア」と呼ばれ、福祉を中心とする民生用機が「フレーム」と呼ばれていたため、その二つを併せて「ナイトメアフレーム」という名称が生まれたのである。
(ナイトメアフレーム開発史 第2回 ターニングポイントの第2世代より)
という事で、医療サイバネティクス関係のラクシャータさんは、アッシュフォード家とも関わりがあるようです。
ミレイ会長、何気に重要なポジションに入りつつありますねぇ〜
いよいよ役者が出揃ってきた感のあるコード・ギアスですが、次回はまたも総集編。
まあ、ようやくルルーシュも戦略的撤退が出来るようになってきたので、戦況がヤバくなって来たら様子を見るのは当然ですねって納得いかねぇ〜!早く次を!!
あと、扇が体中の穴という穴にタコさんウィンナーを詰めて溺死しやがれ!ってんだ!
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読売新聞に桜庭一樹インタビュー
12/11の日曜版読書欄本よみうり堂の「著者来店」に、桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」(東京創元社)に関するインタビュー記事が掲載されていました。
赤朽葉家の伝説について、本人の言葉。
「ガルシア・マルケスの『百年の孤独』のように国の歴史と渾然一体となった一族の歴史を書きたかった。
そうした一族が日本にいるなら山陰のような地方都市だろうって……」
戦後の高度成長にバブル景気の熱狂、平成の世の疎さ。急激な変化に揺れる旧家の人々を、神話の根付く土地の不思議な空気に映し出す。底流にあるのは、「幼いころ祖母が人生体験を利かせてくれた昔話の楽しさ」だ。
東京へ出たのは大学進学時。「当時は『鳥取なんてなくなっちゃえ』と思っていたほど嫌いだった。今思うと、保守的な土地で何かになりたくてくすぶっていた自分が嫌だった」
だが、郷里での今回の執筆で心境が変化した。「辺りを散策してもいい町と思えたし、地方都市の人生も肯定的に描けました」(中略)
代表作にと意気込んだ“鳥取の百年の孤独”は「濃密な物語世界を作り出した傑作」と評判。高い支持を得て、「みんなの心の中にあるのに気付いていないものを言葉で発見させる。そんな小説を書いていきたい」。
いずれ本よみうり堂のサイトにアップされますが。
<追記>
掲載されました。
著者来店「赤朽葉家(あかくちばけ)の伝説」 桜庭一樹さん
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