西安烤鴨店
北京ダッグといえば北京料理の代表格ですが、西安にもいくつかのお店があり、以前留学をしていたときには文芸北路にある全聚徳の西安支店へ行っていました。
久しぶりに北京ダッグが食べたくなったので、何人かの留学生を誘って食べに行くことにしました。そこで、以前と同じく全聚徳に行こうと思い、席の予約をしようとネットで連絡先を調べることにしました。そのとき偶然にも、次のような、レストランなどの口コミ情報が掲載されているサイトを見つけました*1。
さっそく全聚徳についての口コミを見てみたのですが、その評判があまりにも悪いので*2、別の店にすることにしました。そこで見つけたのが西安烤鴨店です。
この西安烤鴨店にはいくつかの支店があるようで*3、いろいろと迷った結果、交通の便がいい東大街店に行くことに決めました。
今回は私も含めて総勢6名というメンバーだったのですが、とくに待たされることもなく、すぐに2階の個室に通されました。個室には10人がけのテーブルが2つ置いてあり、もう1つのテーブルでは別のグループによる食事が始まっていました。
メニューをもらうと、まずはお茶を選ぶようにいわれました。無料の「接待茶」はないということなので、鉄観音(铁观音)を選びました。お茶は少し大きめの急須に入れて運ばれてきますが、この急須1つで60元だということです。このお茶がなかなかおいしく、メンバーの1人は喜んで何杯もおかわりをしていました。
メインとなる北京ダッグは、1羽を3種類の食べ方でいただく「一鸭三吃」を選びました(108元)。これだとよく知られている肉と皮を葱といっしょに食べる食べ方以外に、肉の炒め物とスープも楽しむことができます。
先に出てきた冷菜をつまみながら待っていると、北京ダッグが一羽丸ごと移動式のトレーに載せられて運ばれてきました。
北京ダッグを運んできた従業員が、手際よく皮をそいでいきます。
さらには肉も。
これらを、細く切ったネギ、味噌といっしょに小麦粉で作った薄い皮(卷饼)でくるんでいただきます。ネギと味噌はそれぞれに1皿ずつ*4、皮は2皿用意されていました*5。足りなければ追加を頼むこともできます。
しばらくすると肉の炒め物とスープがでてきます*6。
それだけでは足りなかったので次のような料理も頼みました。
- エノキの和え物(蒜香金针蝱) 10元
- カイランの炒め物(清炒芥兰) 18元
- アヒルのつくねの串焼き(香炸鸭串) 28元
さらに北京ダッグの皮(卷饼)を1皿追加したので、合計で245元になりました。いずれの料理もあっさりした味付けで、参加したメンバーにはとても好評でした。
サイトの情報だけで決めたお店でしたが、店内もきれいで、サービスもよかったのでかなり満足できました。今後お店を探すときにも、これらのサイトを参考にしてみようと思います。
下は「口碑網(口碑网)」です。
また、こちらが「大衆点評網(大众点评网)」になります。