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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2016トラック世界選手権大会初日の日本勢は男子チームスプリント12位、女子チームスプリント14位、女子個人追抜の上野みなみ13位。男子チームスプリントはリオオリンピックの出場権を逃す結果に。大会2日目は日本時間本日22:00よりスタート

大会初日が終わりました。
オリンピックの出場権がかかっていた男子チームスプリントは12位。ポイントで韓国を逆転するしか望みはない状態だったのですが、その韓国(11位)にも敗れ、日本はチームスプリントでのオリンピック出場は叶わないこととなりました。
シドニーオリンピックから4大会連続で出場していたこの種目では、アテネで銀メダルにも輝きました。そのチームスプリントで出場権を逃したことはとても大きな衝撃であり、同時にこれが今の日本の現状であることを受け入れなければなりません。
色々な意味で根本から見直し、変革しなければならない時期にきているのだと思います(本当はもっとずっと前からでしたが…)。


では、現地から届いた写真とともに大会初日を振り返ります!


★男子チームスプリント
予選は1位ニュージーランド、2位オランダ、3位フランス、4位ドイツとなり、この4チームがメダル決定戦に進出。
日本はタイム44秒960で12位となり、上位進出はならず。この結果、日本はこの種目でのリオオリンピック出場権を逃すことに。


1-2位決定戦はニュージーランドがオランダを下し優勝! 3-4位決定戦は予選4位のドイツが0.04秒差で予選3位のフランスを逆転し、銅メダル獲得。



優勝のニュージーランド Photo:Takenori WAKO



銀メダルのオランダ Photo:Takenori WAKO



銅メダルのドイツ Photo:Takenori WAKO



1走雨谷、2走渡邉、3走中川の日本は12位 Photo:Takenori WAKO


終結
1位ニュージーランド 43.257
2位オランダ 43.469
3位ドイツ 43.536
12位日本(雨谷一樹・渡邉一成・中川誠一郎


★女子チームスプリント
予選は1位中国、2位ロシア、3位ドイツ、4位オーストラリアとなり、この4チームがメダル決定戦へ。
日本は34秒721で14位、最下位という結果に終わっています。


1-2位決定戦は中国が降格を取られ、ロシアが初のアルカンシェルに!



優勝のロシア Photo:Takenori WAKO



銀メダルの中国 Photo:Takenori WAKO



銅メダルのドイツ Photo:Takenori WAKO



1走石井、2走前田の日本は14位 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 ロシア 32.679
2位 中国 REL
3位 ドイツ 32.740
14位 日本(石井貴子前田佳代乃) 34.721


★女子個人追抜
予選は1位Rebecca WIASAK(オーストラリア)、2位Malgorzata WOJTYRA (ポーランド)、3位Annie FOREMAN-MACKEY(カナダ)、4位Ruth WINDER(アメリカ)。
日本から出場の上野みなみは3:49.788で13位となっています。


1-2位決定戦は予選1位のRebecca WIASAK(オーストラリア)が制し、金メダルに輝いた。



優勝のRebecca WIASAK(オーストラリア) Photo:Takenori WAKO



歓喜のWIASAK Photo:Takenori WAKO



銀メダルのMalgorzata WOJTYRA (ポーランド) Photo:Takenori WAKO



銅メダルのAnnie FOREMAN-MACKEY(カナダ) Photo:Takenori WAKO



上野みなみは13位 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Rebecca WIASAK(オーストラリア) 3:34.099
2位 Malgorzata WOJTYRA (ポーランド) 3:41.904
3位 Annie FOREMAN-MACKEY(カナダ) 3:36.055
13位 上野みなみ(日本) 3:49.788


★男子スクラッチ
6選手がラップを決め、その中からゴール着順最上位に入ったSebastian MORA VEDRI(スペイン)が優勝!
尚、この種目には日本からの出場はありません。



優勝のSebastian MORA VEDRI(スペイン) Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


★男子団体追抜(予選)
予選1位イギリス、2位オーストラリア、3位ニュージーランド、4位イタリア、5位デンマーク、6位ドイツ、7位ロシア、8位オランダまでが翌日の1回戦に進出。
尚、、この種目には日本からの出場はありません。



ブラッドリー・ウィギンス率いるイギリスが堂々の予選1位 Photo:Takenori WAKO



ウィギンスのスピードについていけず、後ろが離れてしまう場面も Photo:Takenori WAKO



さて、大会2日目は日本時間22:00よりすで始まっています!


♦大会2日目のタイムスケジュールはこちら。
http://www.tissottiming.com/File/Download?id=00030D0001FFFFFFFFFFFFFFFFFFFF0C


♦スタートリスト&リザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/Competition?id=00030D0001FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=CT&year=2016


大会2日目の日本人選手の出場は、女子団体追抜に塚越さくら選手、上野みなみ選手、中村妃智子選手、梶原悠未選手、女子ケイリン前田佳代乃選手、女子スクラッチに上野みなみ選手となっています!