2011/11/03◆ファミリーレク日帰りバスツアー保津川下り&嵐山

代表幹事の坂井昭彦です。

昨日はちょっと体調を崩してヘロっていたのですが、本日は朝の7:30に神戸市役所前集合という、また結構ハードなスケジュールの厚生行事がありました。体力の限界に挑み続ける代表幹事です。「その割に痩せないな」というツッコミはあらかじめ却下。(わはは)

とまー冗談はさておき、本日11/3は待望の兵庫県支部ファミリーレクリエ-ション!「日帰りバスツアー・京都満喫の旅」に参加して参りました!ファミリーレクなのでウチの嫁さんと娘も当然、連れて行くべく声をかけたのですが「11/3は学校でバザーがあります」攻撃を受けてあえなく撃沈!(ってをい)

ちょっとほろにがい寂しい気分も味わいながら、朝もはよから独りで三ノ宮に向かったのでありました。

[集合]

青税は時間厳守がモットーですが、モットー通りになかなか運ばないのが現実の摩訶不思議さ。今日も三ノ宮駅から神戸市役所前に来る過程で迷子になった方が約1名おられました。(わはは)

【集合の様子】

はー、間に合った〜!と一息ついているのが迷子さんです。(^^)

ま、とりあえず単身参加者もファミリー参加者もみななんとか予定通り集合したので添乗員さんが人数を確認しつつバスに乗り込みました。

【ミツワバスさんありがとうございました!】

バスが動き出すと本日の世話役である山下厚生部長の挨拶があり、その後、井上支部長のご挨拶がありました。

「楽しいひとときを過ごす前に、二、三、嫌なお願いをしておきます」

と言って笑いを取りつつ秋季シンポへの動員要請と近税会との懇談会の支部推薦者の選定の話などを告知し、無事挨拶終了。

その後、添乗員さんにバトンタッチして本日の行程の説明などがあり、ビールなどの飲み物とお菓子と本日の行程表が配られました。(^^)

【本日の行程表】

三ノ宮からは高速で吹田のサービスエリアまで行き、そこでトイレ休憩をはさんで亀岡の保津川下り場まで行く予定でしたが、交通事情なども勘案しつつ、桂川まで一気に行って、そこでトイレ休憩に。

桂川のサービスエリア】

桂川に着く頃には子ども達はもうすっかり仲良くなって一緒に遊んでいました。(^^)

【大きなお子さんも和気藹々】

桂川のサービスエリアを出て、後は亀岡まで一気に走ります。今回はバス旅行だし結構朝早かったので寝る気満々だったのですが、ビールを飲んでなんだかんだ話をしているうちに、いつの間にか亀岡に着いていました。

保津川下り乗り場付近のコスモス】

保津川下り]

保津川下りの船乗り場には9時半頃には着いており、乗船までには少し時間があったので、みんなめいめい、トイレに行ったり、売店を覗いたり、焼き栗をもらって食べたり、撮影用の船頭さんの袢纏を着て写真を撮ったりして時間をつぶしていました。(^^)

【乗船券売り場】

添乗員さんが何やら交渉中?

売店

焼き栗、買わなかったけど美味しかったです!(^^;

【ポスター】

掲示物】

そのうち館内放送で乗船時間になったというアナウンスがあり、みんなでぞろぞろと船着き場に降りていきました。

【階段降り中】

この後、ライフジャケットを着用し、船に乗り込んだのですが、ここでふたつ、事件が起きました。

【ライフジャケット着用】

やけにうれしそうなのは中川さん(わはは)

【事件?】

≪ライフジャケット着用不可事件≫

ライフジャケットは真ん中の穴に顔を突っ込んで、胸の前についているヒモをぐるっと背中に回し、そのまま前に持って来て前で結ぶ仕様になっていたのですが、何故か私のライフジャケットだけ、ヒモを前で結ぶことができませんでした!(がーん)

仕方ないので後ろの人に頼んで、後ろでちょうちょ結びにしてもらいました。(ってをい)

≪定員オーバー事件≫

いえ、私の体重が重かったとか、そういった話ではありません。(誰だ勝手にそういう話だと思い込んだ奴は!)

船に乗り込む段階で船頭さんが

「2人多い!人数があわない!」

と言い出したのでみなびっくり!

世の中、人智を超えた不思議な現象が起こる可能性もなくはないので、10人のはずが足を数えたら11人分あった、などといった心霊ミステリー現象などもあり得ない話ではないのですが、結局、原因不明のまま井上さんと中川さんが後ろの船に移動。そして、さあ、いざ出発!と思いきや、ここでひょんなことから原因がわかりました。どうやら青税の一行にまぎれて年配の夫婦お二人が先に船に乗り込んでいたようで、その2人を青税のメンバーだと思って船頭さんが勘違いしていたようです。

というわけで再び井上さんと中川さんが戻ってきて(あれ?中川さんは戻って来てなかったっけ? ^^;)やっと出発することになりました。

(第一の関門)

川下りというと急流を激しく下っていくイメージがありますが、今日の保津川は水の量も少なく、天候も穏やかでどちらかというとのんびり船旅を楽しむ感じでした。

【鷺と甲羅干しする亀】

第一の関門は「保津小橋」です。洪水になると水の下に沈む橋ということで欄干などはないそうです。

【保津小橋】

この橋の下をくぐっていよいよ約1時間半の船旅のはじまりです。

先頭には棹を突く船頭さん、その手前に櫂で漕ぐ船頭さん、後ろに舵を操作する船頭さんと、船には3人の船頭さんが乗っており、川下りの途中で船のへりを綱渡りのように渡って役割を交代します。棹を突く場所は昔から決まっていて、主要な大岩には長年の川下りで自然に出来たのか、棹の穴が穿たれていました。

【船頭さん】

櫂を持っている船頭さん(右側)は市木全青会長をチョイ悪親父にした感じですな。

保津小橋を過ぎてしばらくすると川の左手に請田(うけた)神社が見えてきます。「火祭り」の文字が見えたので後で少し調べて見たところ、毎年10月20日頃に「保津の火祭り」がこの請田神社で行われているそうです。なんでも亀岡盆地は昔、流木などにより堰き止められた大きな湖で、その堰を燃やして水を保津峡に流したことで亀岡盆地が肥沃な土地に生まれ変わったんだとか。詳しくは各自でまた調べてみて下さい。

【請田神社】

ここから先はしばらく雄大な自然の景観を楽しむことになります。紅葉にはまだ少し早く、どちらかと言えば5月の新緑を思わせる山の緑と空の青さが印象的でした。(^^;

【山の木々】

【川の様子】

【野生の鴨】

ネギはしょっていませんでしたが近くに鷺も居たので「サギとカモが一緒にいると危ないぞ〜!」とかいった声が上がっておりました。(わはは)

鷺や亀や鴨などのほか、真っ黒な鵜も飛んでいました。鮎釣りのシーズンになると鵜よけとしてひらひらの短冊のようなものをつけたロープが張られるそうです。

【鵜よけのついたロープ】

【少し流れの速いところ】

川下りというと某遊園地のスプラッシュマウンテンみたいに水がドバーッ!とかかるイメージがあったのですが、今回の川下りでは私の乗った船に関しては前列左前にいた人達を除いてはそんなに大波をかぶることもなくビデオカメラを回し続けていてもなんとか無事でした。(^^;ちなみに私は右側に座っていました。

【後ろの船】

ちなみに後ろの船には「おネエ船頭さん」が乗っていてめっちゃ面白かったとのことでした。(わはは)

【新緑?の保津峡

めっちゃ鮮やかな緑で綺麗でした。

先頭で棹を持っていた船頭さんは後ろと入れ替わって若手の船頭さんが前に来ていたのですが、この船頭さん、うまく棹を岩につきたてるとその後乗客に拍手を要求し拍手している人の数を数えていました。(わはは)

棹をぶんぶん棒術のように振り回して、岩を突くのもいっぺん失敗してがくっとなったりもしたのですが、面白い船頭さんでした!(^^)

【岩突き中】

【後ろの船と山陰本線の鉄橋】

正面からの写真を撮り忘れましたが、保津川下りでは何度も鉄橋が現れます。これは山陰本線の鉄橋です。しばらく行くと、二つ目の鉄橋も見えてきます。桂川が蛇行しているところを串刺しするように山陰本線が走っているため、上の写真では船は南向きでしたが、今度は北向きです。(^^;

【二つ目の鉄橋】

保津川下りの船には動力はありません。流れのあるところは流れにまかせ、流れがないところはこの櫂で漕いで行きます。

【櫂】

今日11/3は「晴れの特異日」だという山下さんのアナウンス通り、良い天気になりました。(^^)

【青空】

そのうち、三つ目の鉄橋も見えてきました。これも先ほどと同じく山陰本線です。

【三つ目の鉄橋】

狭い場所を通過する際はさすがに船頭さんも真剣で「船の縁に絶対に手を出さないように」との注意を受けました。何度か船の底をガリッとこするような場面もあり、スリル満点です!

【大岩の間を抜ける】

さて、そうこうするうちに目の前に橋が見えてきました。鉄道の橋ではなさそうです。トロッコ保津峡駅から対岸に架かる人間専用の橋のようです。

トロッコ保津峡駅付近】

この橋の向かって右下のところにビーチパラソルが立ててあり、そこから写真を撮ってくれるようです。船に乗っている間に「見本帳」が回ってきたのですが、その時に申込をしなければいけなかったようで、買い逃してしまいました!今後保津川下りをされる方は御注意下さい。(^^;

そしてこの橋を過ぎてしばらくすると、清滝川と合流している場所に出ます。

清滝川との合流地点】

ロッコの駅から降りられるからか、その後、川の両岸の岩場を歩いている人も何人か見かけました。

嵯峨野観光線の鉄橋】

ロッコの鉄橋です。トロッコはこの鉄橋上で一時停止して景観を眺めるようですが、この時は通りませんでした。(^^;

【またまた鉄橋】

もうそろそろ鉄橋にも飽きましたが、今度は山陰本線の鉄橋です。これが最後の鉄橋になります。(^^;

時間も経ったし、そろそろ終わりかなと思っていたら、ここで行く手に船の姿!

【海賊船ではありません】

見るといろんなモノを売っている!しかしこの保津川下りの船は動いているし停まる気配もない、一体どうするんだ?と思っていたら、何と、こちらの船の左横にぴったり併走しながら販売をはじめました。(^^;

【船上販売】

私は右端に座っていたので買うに買えなかったのですが、長野さん、井上さんからみたらし団子とイカ焼きのお裾分けをいただきました。ありがとうございました!m(_ _)m

さて、そうこうするうちに流れが緩やかになり、川幅も広がり、貸しボートなどに乗った人の姿も見え始めてきました。そろそろゴール地点のようです。

【貸しボート】

渡月橋

つづく