景観か人命か?

海に突き出した場所なので、大波がやって来たら波にさらわれるしまうこともあるようなところ。そこで奇岩にならんで、救命用の浮き輪が設置してある。周囲の景色が茶色一色のところに真っ赤な浮輪が目立つ。そこは景観よりも万が一の時の人命が優先。

邪魔する一匹と一人

仲の良さそうな中年夫婦が手を繋いで反対側から歩いて来た。人気の少ないところでいい雰囲気なのだが、後ろからノラ犬が尾行。さらにそこを振り向き写真撮るやつ一人。
不倫かもしれないと勘繰る人もいるかもしれないが、そんなニオイはしなかった(不倫のニオイとか夫婦ってニオイがあるのか?)。

お決まりの記念撮影

ここはやっぱり記念撮影ポイント。しかし、女王頭の前に立つ女性と比べるとあまり大きくないことが分かる。
ガイドブックで見る女王頭だけの写真から想像すると大きいかなと思ったけれど…。良くある誤解。

バスは台北市内へ

渋滞もなく、小一時間で台北市内へ。車窓から台北101が見えて来た。しばらく前までは世界一高いビルだったけれど、次々に高いビルが出来て、今は何番目(?)。
昨年は最上階の展望台まで登ったけれど、エレベータが速かった。そこからは、遠く基隆まで見えていた。

やっぱりバイクが多い

移動手段として、やっぱりバイクは多い。
しかし、16年前に初めて台湾に来た時に比べると、2人乗りが減ったような気がする。それくらい、朝夕のラッシュ時の2人乗りが目立った。

バイクの2人乗りの真相

16年前に若い男女の2人乗りが目についたので、現地の人に聞いたことがある。2人乗りをしている人の多くは、彼女を乗せているということだった。つまり、彼女を会社まで送り迎えしていたのだった。自分が仕事があっても、まずは彼女を送り帰して、再び会社に戻り仕事をする人も多いと聞いた。また、ホテルのビジネスセンターの女の子たちに聞いたら、「当然よねぇー」と口をそろえて答えられた。
地下鉄が出来たおかげで通勤環境は激変しだろうし、送り迎えということのために男性に依存することが減ったということがあるかもしれない。別な見方をするとアッシー(表現が古い!)としての役割さえ奪われてしまった男は女性との関係を維持するのが難しくなってしまうのだろうか
16年前にすでに低所得者層の男性の結婚は難しくなっていた。そのために中国本土へのお見合いツアーがあった。合法的に台湾に連れて来ることが出来ない人が、漁船を使って密入国するということもあった。結婚するのは難しい時代になったのだろうか?他人の心配をするくらいだったら、自分の心配をしろと誰かが言っている声が聞こえる(笑)。

カフェの入口に

カフェの入口に、なぜか「おでん」の屋台。しかも、ここは台北駅と中山駅を結ぶ地下街。言わば、中心部の地下街。
この組み合わせが当り前のようにあるのが楽しい。そう言えば、四国の香川で当たり前のようにうどん屋におでんがあったのにも驚いたことがある。

学校帰りは

学生はまっすぐ家に帰らないのは、どこでもあること(?)。ゲーセンでひと汗流す高校生たち。
日本よりもバスケ人気が高いような気がする。街中の公園にもバスケットコートがあったりして、夜になると若者がゲームを楽しんだりしている。台湾ドラマや映画にも、バスケは登場することが多いような気がする。

寒くてもミニスカ

滞在中は、いつになく台湾は寒かったらしい。さすがに、素足でミニスカの女性はあまりいなかったけれど、ミニスカの女の子は結構多かった。
台湾のファッションは、日本のファッション雑誌をお手本にしているところが多い。実際に、本屋には翻訳された日本のファッション雑誌もあるが、そのまま日本語のものも多い。
雑誌の影響か、過度のダイエットをしているような体系の若い女性を見かける。まだ、比率としては日本ほどではないけれど。また、これも同様に、かなり肥満の女性も見かける。どちらも世界的な傾向ではあるけれど、こういうところは日本や欧米諸国を見習って欲しくない気がする。

朝のパトロール

ホテルの近くの歩道の真ん中でいつも寝ている犬。退屈そうにしていたが、いきなり何か思い出したかのように歩き始めた。朝のパトロール開始(?)。それとも朝食を求めて?
大塊牛肉麺って書いてあるけれど、どれくらい大きいんだろう?そもそも、牛肉が大きいのか、麺が大きいのか、それも問題。次回は確かめたい。

本日は基隆へ

実質的には、今日が最終日。基隆方面へ向う。少しは電車に乗るのも慣れて来た(?)。
さすがに疲労が溜まって来て、朝起きて活動をするまでに時間がかかる。爪も伸びて来た(身だしなみに注意しないとねぇ)。

港町、基隆

基隆駅前のロータリーの風景。台湾鉄道最北の駅。とは言っても、そんな最果ての印象はない。台湾で2番目の貨物を扱う港。古くは17世紀にスペイン人が進出の足がかりにしている。
後方にアルファベットで書かれたKEELUNGの看板が見える。船からも見えるようにしているのだろう。KEELUNGは英語発音の表記(?)。そこはやっぱり国際港なのかな?

ランチタイム

ちょうど到着したのがお昼。街にはお昼ご飯を買いに出て来たOLみたいな女性がたくさんいた。このお店、結構行列していたけれど、やっぱり「健康」のキャッチフレーズが人気なのだろうか?

ローカルバスに乗り込み

基隆からローカルバスに乗り、野柳という所へ向かう。ローカルバスがやたらとボロい。それはそれでいいのだけれど、急なカーブが多い山道をやたらとスピードを出して突っ走る。ただ座っていたら、椅子から飛び出しそう。
運転手さんはというと、カーブでバランスを取るために左手でハンドルを、右手で料金箱を掴んでいた。
吊皮が、日本のように固定されていないので、引っ張って行くと場所が動く。吊革を掴んでいても、吊皮がズルズルーッと動いてしまうので、立っているとバランスを取るのが難しい。もっとも、ラブラブでくっ付いていたい人たちは、吊皮を寄せることも出来る。その逆も出来るけど。

釣り人がたくさん

入場料を入る場所なのだけれど、岬の突端で魚がよく釣れるのか、観光客の間を釣り人が竿とクーラーバックを抱えて歩いている。観光名所ではあるのだけど、結構たくさんの釣り人が歩いている。何だかヘンな感じ。