日本の空にオスプレイはいらないin木更津 集会アピール (案) [*1]

私たちの街木更津が、オスプレイの整備拠点になろうとしています。オスプレイは、開発段階から安全性・実用化に疑問が絶えず、過去何度も死亡事故を起こしてきた軍用機です。木更津基地周辺は、住宅が広がり、保育園、学校、公民館、病院、潮干狩り場等があり、墜落事故が起こったら大変な事態になり、また騒音被害も発生します。オスプレイの整備拠点化は、住民の命を危険に晒す暴挙というほかはありません


「安全」というアメリカ政府の言葉を知らせるだけの政府ならば、この国のどこに民主主義があるでしょうか。「安全」だとの日本政府の言葉を伝えるだけの県や市ならば、この国のどこに地方自治があるというのでしょうか



オスプレイは木更津だけの問題ではありません


沖縄をはじめ、日本の大地と空が、問答無用とばかりに、アメリカ軍に蹂躙され続けています


沖縄県民の民意を押し潰し、オスプレイ普天間基地に配備され、辺野古新基地建設、高江地区ヘリパッド建設工事が、沖縄県民の反対の声を暴力で踏みにじり強行されています。その実態は、沖縄の負担強化、基地の恒久化にほかなりません


また、木更津基地オスプレイ整備拠点化は、列島に暮らす人々の命と暮らしに直結する問題です。


「沖縄の負担軽減」を偽装し、オスプレイが、岩国にそして首都圏に住む私たちの頭上に押し付けられようとしています。とりわけ日米の軍事拠点が多数存在している首都圏では、日常的にオスプレイが飛来し、横須賀の原子力空母と相まって日米一体の軍事力強化が進んでいます。その実態は、沖縄と本土との一体的な強化です



さらに、強行採決された「安保法制」で、先守防衛とされた自衛隊が海外で米軍と一体になり武器使用する戦争に巻き込まれる危険が現実になろうとしています


平和に生きる、安心して暮らす。これは私たち国民の権利です


私たち国民全ての願いは、憲法9条を生かした誠心誠意の外交努力で、戦争のない平和な世界の実現に日本が貢献することです。アメリカと一体になり戦争を起こすことなど誰も望んでいません


日米安保条約の下で、基地を、基地ゆえの危険と苦痛を、その犠牲を沖縄に押しつけてきた「」の我々のたたかいが、今、問われています


今日、私たちは、沖縄の辺野古や高江、自衛隊オスプレイ配備に反対する人々と連帯してたたかう決意を新たにしました


私たちは、国、千葉県、木更津市に対して、平和な生活を守るために、木更津基地のオスプレイ整備基地化の撤回を強く求めます


未来を創るのは、主権者である私たちみんなの力です。今こそ、声をあげる時です


沖縄にも本土にも、オスプレイを配備するな!


日本の空にオスプレイはいらない!


2016年11月13日 日本の空にオスプレイはいらない!整備基地化反対11.13千葉県民大集会 参加者一同