3連休、実家に帰ってきました。同級生が帰省するというので、赤ちゃんを見せて貰うというおまけ付き。パソコンがないので仕事のしようもなく、秋まつりの準備に羊毛を丸めたりつついたりして過ごしました。生まれ育った場所なのに、いつも感心してしまうのはやっぱり富士山。もちろん今回は天候に恵まれたというのが大きいけれど、空と雲、そして夜には月と星の美しかったこと。澄んだ空気もおいしかった。
1日目はとりわけ大雨の後で、何もかもくっきりと、冴え冴えとして見えた。家からちょっと外に出るだけで、富士山が見えるのは贅沢なことかも。

 

 

今回の帰省の時、F1日本GPがあった。うちは子どももF1を観るので、家族でテレビ観戦。引退を決めたシューマッハの残り2戦を、8回目の年間タイトルを期待して見た。予選ではポールポジションこそ逃したものの、フェラーリの1、2と期待通りの形。誰が見ても明らかにシューマッハ有利だったのに、本戦での、まさかのストップ。
ルノーアロンソは以前にシューマッハの写真に、指で×の形に切りつけるような挑戦的なパフォーマンスをし、そのシーンは象徴的なものとして何度も流される。今回もルノーは、チームの中でうまくいってないような噂があり、いい雰囲気ではなかった。対してフェラーリは、チーム全体で皇帝の有終の美を飾ろうと、一丸となっている雰囲気があった。予選ではその形が綺麗に結果に表れていた。同じくチームに勢いのあるトヨタも大健闘だった。
誰だって、勝ちたい。いくら応援しても、かわいそうでも、最後の鈴鹿でも、何でも。チェッカーの瞬間までわからないのが、レース。
今回アロンソ勝利で「盛り上がらないね・・・」と、我が家の雰囲気まで壊されてしまったけど、レースって面白い。(私は、鈴鹿はバイクの方が面白いって思ってる)
この大騒ぎが、来年は実家から、頑張ればチャリでいける距離の富士スピードウェイにやってくる。想像もつかないけれど、本当にやってくる。昔スーパーバイクなんかで、世界の超有名レーサーが富士に来たことはあった。でも、バイクのレースは超有名じゃないから、ケビン・シュワンツがケンタッキーでチキン食べていても、ケニー・ロバーツデニーズにいても、誰も気づかなかった。来年・・・この街は大騒ぎになるだろう。さすがにデニーズでごはんは食べないかもしれないけれど、色鮮やかなトランスポーターはたくさん見かけることになる。
我が家としては、来月のスーパーGTを観戦する際、どこで見るかをよーく検討するつもり。子ども達も、楽しみにしている。(夏の旅行はなくなるかもね・・・私と同じ年でもシューマッハは年収72億)
シューマッハが富士を走る姿が見られないのが残念だけど、来期はフェラーリに乗るホントはホントに速い男、ライコネンに期待します!