2010年版無料ブログの比較とか人気ランキングとか

 
すごい何この記事のブログで稼ぐ系*1の乞食臭。


なんとなくはてなダイアリーでブログを始めてみて2週間ほど経ちました。
今まで使っていた複数の無料ブログサービスと比べると機能の制限が多いのが短所ですが、私が使い始めた少し前に管理画面のリニューアルがあったらしく、おもっていたよりも使いやすいです。iPhoneユーザーが多いであろうはてなで、iPhoneからの表示を自動で最適化してくれるようになったのは嬉しいですね。
市民目指して今後もごく普通のことをさも大事なことのように長々と平凡に書いていきたいとおもいます。



ところで

とっくにブームが下火になった今だからこそ、今更感を感じながらも今だからこそ、twitterのはまりすぎでいろんなブログの更新が停止している今だからこそ、改めてブログサービスを見直してみるのもいいのではとおもったのでした。
ちなみにブログなら140文字制限とか他人のTL汚すとかリムーブとかブロックとか気にせず好きなこと好き放題書けるんですよ。むしろ始めたてはtwitterよりも見ている人が少なかったりしてよっぽど独り言ですよ。すごい!ブログすごい!



無料ブログをアクティブユーザー数でランク付け

で、私が新しくブログを始めるにあたっていろいろ調べてみたのと同時に、今どこのブログが一番栄えているんだろうと素朴な疑問が浮かんだので、勝手にブログサービスの人気ランキングをつけてみました。
情報元はブログファンというブログサービス比較サイト。
基準は2010年6月17日のアクティブユーザー数。実際に更新しているユーザーを集計しているため、ユーザーの定着度(=人気度)がわかるとのことです。ものすごく偏りのある役に立たない私感つき。間違ってたらごめんなさい。





−−まずは早速1位から。




順位 ブログサービス名 アクティブユーザー数(括弧内は2007年8月の順位)

1(4) アメーバブログ 412732人


    • 芸能人囲い込みとメディアミックスとそれに釣られたファンや一般人までも取り込む作戦で圧倒的集客率を誇るアメブロが、2位に4倍以上の差をつける界王拳で大勝。適当な写メと無駄な改行の多い3カラムブログのイメージ。twitterもろパクリのサービスを始めたことでもおなじみ。全体のデザインはかわいいです。アメンバーだのペタだのピグだのアメブロ内での結束が強いので、仲間とわいわい楽しみたいような人向け。*2あとアクセス解析の水増しがひどい。
2(1) FC2ブログ 98781人


    • てっきり1位だとおもっていたFC2ブログが2位転落。ひとつのIDでFC2の様々なサービスが利用できるため機能面が充実しています。特に記事毎に拍手を設置できることがブロガーのモチベ維持に一役かっているようです。デザインカスタマイズの自由度も高く使いやすいですが、よく落ちたり重かったりします。アダルト容認なのでいかがわしいイメージもあり。ビジネスでの利用者も多いようです。
3(3) Yahoo!ブログ 53435人


    • えっ3位?マジで?3位?初心者が身近なヤフーから手を出すパターンが多いんですかね。限られたテンプレートしか使えないのでカスタマイズ性が皆無なうえ、重い使いづらい機能少ないで質が悪すぎて全く使う気がしないし見る気すらしないんですが…左上の胸糞悪いアバターが目に入ったら即座にブラウザバックするレベルなんですが…。ユーザーが多いので、何かしら記事を書けば新着記事に表示されて人が訪問するという利点はあるみたいです。
4(2) livedoor Blog 36059人


    • いまや2chまとめサイトの巣窟と化している、日本最古の無料ブログサービスのライブドアブログライブドア騒動の影響もあったのか2007年の2位から2つ順位を落として4位にランクイン。根強く政治経済や起業系のブログも多いようです。初めて使ったときは記事の自動バックアップ機能に感動した覚えがあります。サブディレクトリ形式なのでSEO的に不利だったりたまに重いこともありますが、使いやすいブログです。
5(8) gooブログ 28248人


    • 3ランクアップでgooブログは5位。使ったことがないので印象が薄いです。無料版でも画像容量が最大3GBと大容量が自慢。テンプレがダサい。そのうえHTML編集ができない。Javaスクリプトの使用が禁止されているので、アクセス解析ブログパーツを使いたい人なんかには不向きだとおもいます。今ブログ業界で流行りの「twitterのつぶやきまとめ投稿」*3にも対応しています。


−−ここまでがベストファイブ。以下10位まで。



6(6) Seesaaブログ 28197人
    • 意外と老舗。1アカウントで複数ブログ作成可能でポッドキャスティングに対応していることが特徴。若干重いながらも使い勝手はなかなかいいのですが、ここもテンプレのセンスがないのが残念です。カスタマイズ性はとても高いので自分でいじればいいのだろうけど、パッと見で「ここでブログ作りたいな」と思わせる視覚的引力がないのは致命的のような気がします。昔から継続して続けているアクティブユーザーは多くても、今あえてgooブログとかSeesaaブログを選ぶ新規ユーザーは少ないんじゃないでしょうか。
7(7) 楽天ブログ 24221人
    • ここも開いた瞬間ブラウザバックしますすみません。ヘッダーのデザインが特徴的。楽天もカスタマイズの自由度が低いし機能的にも全くおすすめできないです。正直Yahooと楽天はブログサービスとしては論外だとおもいます。主婦とよくわからないアフィリエイトが多いイメージ。アフィや商用は全く興味ないのでスルー。
8(9) JUGEM 23933人
    • 一時期ランキング上がってたのにまた下がっている不思議。私がひとつ前に使ってたブログがJUGEMです。テンプレが5000種類と非常に豊富でデザインがオサレなので、特に女性*4に人気があります。画像容量が貧弱なのが欠点でしたが、1GBに改善されました。自由度が高く操作性もいいのでかなり気に入ってます。ブログ更新用のiPhoneアプリも出ており、今のところ他社ブログのアプリ郡を抑えて一番評価が高いです。
9(-) はてなダイアリー 14623人
    • 長らく圏外だったはてダが9位に!プログラマなど技術者が多いイメージがあります。キーワードシステムが特徴的。はてな村だったりはてな記法だったり他のブログに比べてアクが強く、無料版は機能面での制限も多くてとっつきづらいです。Javaスクリプトとかアクセス解析とかping送信先とかにこだわる人は多分無理。1日1枚で小さい画像しか貼れないと聞いていたのですが、はてなフォトライフを使えばひと月30MBまでなら画像を何枚でもうpできるのでひとまず安心しました。広告がなくてシンプルなデザイン。画像よりも長文記事向き。
10(10)ココログ 10101人
    • 元祖ブログの女王眞鍋かをりでおなじみのココログアメブロまではいかないものの意外と芸能人ブログが多いです。めずらしくリラックマやキティなど版権キャラのかわいいテンプレも用意されているので、どちらかというと女性向けかも。ただHTMLのカスタマイズはできないようです。実際に使ったことがないのでよくわかりません。


−−以上ベストテンの発表でした。



その他圏外のブログサービス

少し前まではヤプログ!がランクインしていたはずなのに…と不思議におもって見てみたら、2009年12月の時点で月間124713人いたアクティブユーザーが先月は2051人にまで落ちていました。集計ミス?ヤプログもデザインがかわいらしくて若い女性を中心に人気が高いですが、いかんせん動作が重いのが難点です。
上級者用になると、自分でレンタルサーバーにインストールするWordPress(ワードプレス)や、Google運営のレンタルブログサービスBlogger(ブロガー)などが注目を浴びているみたいですね。
あと、どちらかというとサブ的な扱いですが、イラストが描けるなら手ブロこと手書きブログもお勧めします。記事もコメントもプロフィールも全部手書き。タグを通して同じ嗜好のユーザーを見つけて親しくなれるのも魅力の一つです。


他にもブログサービスは多々ありますが、ある程度ユーザー数が多くて盛り上がっているところの方が楽しめるとおもうのでここまで。



まとめ


無料ブログサービスのアクティブユーザー数ランキング(2010年6月現在)


1(4) アメーバブログ 412732人
2(1) FC2ブログ 98781人
3(3) Yahoo!ブログ 53435人
4(2) livedoor Blog 36059人
5(8) gooブログ 28248人
6(6) Seesaaブログ 28197人
7(7) 楽天ブログ 24221人
8(9) JUGEM 23933人 
9(-) はてなダイアリー 14623人 
10(10)ココログ 10101人


個人的なおすすめはFC2とライブドア
デザイン重視はJUGEMギークと物好きははてな以上!!


こういう記事を書くのは元々好きなので楽しいのですが、なんだかはてなで書くとやたらはてなっぽさを意識してしまうでえ…。




*1:そのふざけた幻想をぶち殺す。

*2:オタクにはまぶしすぎた。

*3:twitterでのどうでもいいつぶやきの羅列をその日の更新代わりにブログでまとめて読まされることに苦痛を感じる機能。

*4:ユーザーレビューランキングや新着日記を見るに腐女子が多いような。