GAME ON展いってきました

半世紀続くゲームの歴史を一から紐解き展示していく日本科学未来館の企画展「GAME ON」に行ってきました。Skipミュージアムの展示の方には行くことができず悶々としていたところだったので今回は気合い十分。
展示はゾーンが7個ほどに分けられており、それぞれの時代にちなんだ品が展示されています。まずは「世界初のビデオゲーム」として名高いPDP-1のレプリカと「スペースウォー」がお出迎え。ベクタースキャンゲームのコーナーから70年代・80年代のムーブメントとなる「PONG」を筆頭としたアーケードゲームの世界へ。
アーケードゲームは「体感ゲーム」という進化を遂げる中でアタリやニンテンドーセガは家庭用ゲームという世界へと飛びこんで行きます。カセットビジョン、アタリ2600、セガSG-1000、そしてファミコンスーパーファミコン、64・プレイステーションといった時代へ。
それ以外にも「ゲーム&ウォッチ」を代表とした形態型ゲームも生まれ現在も世代交代を続けながら残っています。そしてゲームは「何かを表現するアート」としても使われ始め、そして未来のPSVRやマインクラフトのSCEコーナーへとたどり着く…という流れ。

家庭用・アーケードどちらにしてもめったにお目にかかれないような貴重品がそこかしこに展示されている夢のような空間です。大型プロジェクターでPONGを遊ぶという贅沢な遊びからスペースインベーダーのコーナーにはロジャー・ディーンの制作した「タイタン」と呼ばれるこれがまた強烈な個性を放つ筺体も。
アフターバーナーアウトランはデラックス筺体でシュバシュバと動くしDDRは新美術館でも展示されたver1.0。音ゲーコーナーにはRezにスペチャン、パラッパ、ビートマニア2nd、太鼓特盛り、ギターヒーローIIととにかく「解ってる」センスの良さ。
そこにある何もかもが触ることができて、貴重すぎて涙が出てくるようなものばかり。テンションがあがること間違いなしです。


で、こんな錚々たるメンバーの中になんと「マッスル行進曲」が展示されているのです。どういう括りで入りこめたのやら…