文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

生方幸夫の言動は「離党覚悟」の上ではなかったのか?


「最近、政治家の言葉が軽くなった」というのは僕だけの感想ではないだろうが、自民党鳩山邦夫の「離党・新党騒動」が一段落したと思っていたら、今度は生方幸夫民主党副幹事長の「副幹事長辞任騒動」が、マスコミを賑わしているようだが、僕に言わせれば、民主党の「副幹事長」が自党の「幹事長辞任」を、民主党批判の急先鋒である産経新聞で発言するということは、かなり重大な反党的発言であって、政治家として「副幹事長辞任覚悟」「離党覚悟」の上での発言ではないのかと思うのだが、生方副幹事長やその仲間やシンパにとってはどうもそうではないらしく、すべの発言が「党内民主主義」や「言論の自由」の問題の範囲内だそうで、いやはや、そんな幼稚なことは小学生でも言わないだろう、と僕は思う。結局、生方議員は、筆頭副幹事長から「辞職勧告」を受け、それを拒否、その結果、副幹事長会議における「副幹事長解任」ということで決着したらしい。政策論争や政策提案ならともかくとして、今、現在、民主党政権の屋台骨を左右しかねないスリリングな「オザワ問題」を、しかも明らかにマスコミの「民主党政権潰し」的な情報工作に連動し、あるいはそれらに乗せられる形で「小沢一郎幹事長辞任」発言を、「党内民主主義」や「言論の自由」を根拠に、「自由闊達に…」していいと考える生方議員、及びその仲間やシンパは、「言論封殺」だと騒いでいるらしいのだが、政治家の言動としてまことにオメデタイと言わなければならない。要するに、生方議員は、「離党覚悟」もなしに「幹事長辞任要求」発言を、しかも敵のメディアを使ってやったということである。ちなみに生方議員は、読売新聞記者出身らしい。読売新聞や産経新聞の情報工作に乗せられたのか、あるいはそれらの情報工作と連動した別働隊なのか知らないが、いずれ明らかになるだろう。この問題に関して、民主党の渡部某や野田某、枝野某が生方発言を擁護し、特に枝野某にいたっては、「生方議員は、最近、問題発言をしていないはずだ」と発言しているが、枝野某としてはこれを機会に、さらにマスコミと組んでさらに、「執行部批判をするぞ」「小沢降ろしをするぞ」と反党行動を扇動しているということだろうか…。というわけで、生方センセイ、今日は、テレビや新聞を「ハシゴ」ということになるだろう、ピエロになっているということも分からずに…(笑)。


■上の記事が「阿修羅・掲示板」に紹介され、そこの「コメント」欄に寄せられたコメントを、参考までに紹介する。

コメント




01. 2010年3月19日 09:56:38
生方さんが何を言いたいのか、したいのかが分からない。
民主党副幹事長という職務の最優先事項は、民主党鳩山政権の安定化であるはずだ。
政権発足後、まだ数カ月しか経ていない時期に、幹事長辞任、という事態が政権不安定化に結びつくことはあっても、政権安定化へ寄与することはない。
山崎さんの意見は正鵠を射ていると思う。
副幹事長会議の判断は正しいと思う。
所詮、生方さんは、曲学阿世の書生から抜け出せない人なのだろう。
彼を擁護する人たちも、同じ穴のムジナか。
大マスコミが嬉々として報じていることが、その証左であろう。


02. 2010年3月19日 10:15:02
山崎さんの御意見に全く同感です。
ICレコーダーに依る、会話録音を、TV画像に流す異常さ。

自分の所属して居る政党の組織批判を、マスコミに生々しく、流す。

正しく、反党行為。それも副幹事長としての役職の有る身分で。

そして、「言論の自由」と宣まう、脳天気。

此れが、公党の立場ある役職者の発言とは、誠に、政治を安心して任せられない、お粗末さ。

この様な事が、民主党の支持率を下げている事に気が付かないとは?

高嶋筆頭副幹事長の裁定・処置は、適切と思う。


03. 2010年3月19日 11:05:11
生方はナベツネの隠し玉だつたのだろう、その意見、マスコミの意向に沿うもの。
TVによく現れ、産経に登場、これは確信犯なる反乱分子である。
ただゲリラ活動は失敗であつた、余りに常識に欠けた動向であった。



04. 2010年3月19日 11:09:33
この男が民主党に所属していたのは唯立候補したときに自民の空きがなかっただけ。
出身母体の読売的遺伝子により、今こそ民主で騒ぎをおこしてダメージを与える時だと
いう使命感が沸々と湧き起こったにちがいない。
今党籍剥奪しなければ後々必ずもっと大きな裏切りをするだろう。



05. 2010年3月19日 11:10:55
民主党生方幸夫副幹事長が解任されたというので、メデイアがまた「言論封殺!」と騒ぎ立てている。

「そりゃあ、あんた組織のイロハでっしゃろ」と関西の友人が言った。この人は今なお左翼政党の党員である。

「生方ちゅうお人は党の副幹事長ですわな。言わば党の執行部ですがな。平の無役の党員とは訳が違います。
執行部というのはなぁ、党の外に対して連帯して責任を負ってますのや。車や飛行機の操縦を任されているようなもんや。操縦席の中で操縦士と副操縦士がケンカ始めたらあきまへんで。

生方さんは、中では自由に発言できへんから外部へ話したんや…いうてますが、そりゃあ可笑しいわね。ほんまにそうなんやったら、「自由にモノ言われん依って、副幹事長やめます」ゆうて、自由になって言えばよろしいで。
操縦士のやることが気に入らんかったら、一緒に乗らなんだらええ。

テレビや新聞の司会者やらコメンテーターとかいう人らの話聞いてると、この人らには組織ちゅうもんがほとんど理解できてまへんな。もともと無責任な連中やさかいね、しようおまへんけど。
そやから≪何でも、何処へでも出て好き勝手言う自由がなければ、民主的やない≫なんて言うてたら、組織が組織にならへんというイロハがまるでわかっとらんなぁ・・・と思いますな。
民主主義とか民主的ちゅう言葉のほんまの意味は、そんなことではありまへんやろ。いつだって「自由の裏側には責任」ちゅうもんが張り付いておるんやで・・・と、小学校の頃教わりましたがな。

あの麻生さんかて≪党幹部の悪口は居酒屋まで・・・!≫と言うてはるそうやないですか。そないなこと組織人の常識。サラリーマンでも心得ておりまっせ!」

生方氏は幹事長室の会話を密かに録音して、テレビ局へ持ち込んでもいるそうだから、これはもう左翼政党ならば「反党スパイ行為」として、除名されても仕方ない話だろう。いくら民主党がお人好しな政党でも頭に来たのだろう。


06. 2010年3月19日 11:19:30
05>>民主党生方幸夫副幹事長が解任されたというので、メデイアがまた「言論封殺!」と騒ぎ立てている。
 この見解は正しい。今朝の新聞の1面トップ記事が、「核兵器密約問題」ではないのが、マスコミが売国化している証拠です。「言論封殺」はマスコミの日常行為です。


07. 2010年3月19日 13:12:45
工作員じゃねーの?
追い出したほうがいい。


08. 2010年3月19日 13:12:50
早くてよかったな、
やっと闘う人がでてきたか、
マスコミにも反論しよう、
いままで幹事長室はおとなしすぎた、
断固支持する。


09. 2010年3月19日 13:41:46
政権追い落としを企む奴らが、またしても仕掛けて来た、渡部・野田・枝野・いつも出てくる顔ぶれだが、あんたらには何も期待していない、所詮なんのオーラも無い小者ども。


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