文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

鳩山政権の役割は終わった。次は菅直人政権だろう。

dokuhebiniki2010-03-24

(右写真、にこやかに談笑する鳩山首相と生方議員)
解任から続投へ。「生方幸夫続投」は、おそらく小沢幹事長の意志ではない。この異例とも言うべき「生方幸夫続投」を小沢幹事長に進言したのは鳩山首相サイドだったとか。いかにも「優柔不断」がモツトーらしい鳩山首相らしい迷走ぶりであるが、それにしても、「支持率下落」に悩む鳩山政権は、「マスコミ」と「世論調査」しか頭にないということがわかる。「解任」から「撤回」「続投」へという、この優柔不断を絵に絵に描いたような迷走劇は、鳩山政権の「支持率アップ」に繋がるどころか、鳩山政権の命運を決することになるかもしれない。鳩山首相の強気の「県外・海外移転」宣言から始まった沖縄米軍基地移設問題だったが、沖縄県民に期待を持たせた挙句、様々な不可解な迷走発言の果てに決定したらしい「自民党案」踏襲宣言を見るまでもなく、鳩山政権はすでに賞味期限切れというほかはない。ほぼ同時に起こった二つの迷走劇、つまり沖縄米軍基地問題の迷走劇と、「生方盗聴テープ事件」の「解任」と「続投」の迷走劇は、いよいよ鳩山政権の命運が尽きたことを象徴しているのではないか。




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鈴木宗男議員も「生方幸夫」を激しく批判。

■動画   http://www.youtube.com/watch?v=FDwk0jZcFEw#t=4m03s
■ムネオ日記 http://www.muneo.gr.jp/html/diary201003.html

 民主党の生方副幹事長の解任をめぐり、党内はもとより、メディアもいろいろと報道しているが、自分の考え、意見があるときは、まずは、党内で発言すべきだ。党内で物を言わないで、外で言うのは、筋が通らない。
 生方副幹事長は、常任委員長、特別委員長と国会対策委員長、副委員長の週一回の会議でもよく欠席される。副幹事長の中で担当になっている以上、会議に出席するのは義務である。
 にも関わらず、休むのは論外だ。政治家としての、基本的姿勢も果たさず、外で物を言うのは無責任である。
 党内の副幹事長会議、代議士会でも、又、いかなる機会でも自分の主張はできる。民主主義は手続きであり、次に中身だ。手続き、中身を踏まえないのは、副幹事長職にふさわしくないと私は思う。
 小沢幹事長は十分聞く耳を持っている人だ。懐(ふところ)も深い。生方氏はじめ批判する人は、一方的な言いがかりをつけている様にしか見えない。外から見ている人が冷静であり、時には的を射る事がある。参考にしていただきたい。
 思い込みで発言するのではなく、政治家としての公平・公正な判断を持って行動していただきたいものだ。

その後の「生方幸夫」言行録(「スポニチ」より)

■怒りの生方氏「トカゲのしっぽ切りじゃなく頭にも問題!」



 民主党生方幸夫副幹事長は24日午前のテレビ朝日やTBS番組で、小沢一郎幹事長の政治資金問題に関して「政治とカネの話を(説明するよう)申し上げなければいけない」と述べ、引き続き小沢氏に説明を求める考えを明らかにした。

 その上で「その通りやっていただけないときの身の処し方は自分で考えている。一緒にできないということなら辞めざるを得ない」と述べ、説明がない場合は、抗議のため副幹事長の辞任もあり得るとの考えを示した。

 生方氏は執行部批判を理由とした副幹事長の解任方針が撤回され続投が決まっているが、辞任も視野に小沢氏に説明を求めたことで波紋を呼びそうだ。

 また、自陣営への不正資金提供事件で議員辞職も離党もしない意向を示した民主党小林千代美衆院議員の対応に関連しても「(辞職にしても)一人だけ辞めてそれでいいのか。トカゲのしっぽ切りじゃなく、頭にもいろいろ問題がある」と述べ、政治資金問題を抱える小沢氏を間接的に批判した。

 生方氏はまた、早朝開かれる党国対副委員長会議にほとんど出席していないとの党内の批判に対して「問題のすり替えだ。重要でもない会議にいちいち出る必要ない」と反論した。一方、同日昼、国会内で開かれた定例の国対会議では、欠席の生方氏への批判が出た。

[ 2010年03月24日 13:53


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