河野氏はチベット問題には触れず、「中国国内の問題は中国の主権内で合理的に処理すべきだ。北京五輪も上海万博もぜひ成功してほしい」と述べた。
つまりチベット問題(と他の少数民族問題、もしくは「植民地」問題)については、中国共産党の好きなようにやっていいというお墨つきですか。今何が世界の注目を集めているのか分かっていないのか、それとも分かった上で中国共産党の手助けをしているのか。どっちにしろ、こういう人が下院の議長だっていうのはかなり恥ずかしい。
一方、安倍氏は「戦略的互恵関係の構築に向け、相互訪問を途絶えさせない関係を作っていくことが重要だ」と述べ、小泉氏の靖国参拝をめぐり中国側が首脳交流を途絶えさせたことを暗に批判。その上で「北京五輪を前にチベットの人権状況を憂慮している。ダライ・ラマ側との対話再開は評価するが、五輪を行うことでチベットの人権状況が改善される結果が出ることが重要だ」とクギを刺した。
この人はこういうの得意だな。これで首相になったようなもんだし。
というか、他にこれくらいのこというやつはおらんのか。
