『家主破綻 』丸山 輝

家主破綻

家主破綻

『家主破綻 』丸山 輝 (著)

自分も、著者のように学生の頃(著者の方が年下)、
テレビで放送していたマルコーのサブリースシステムを見て興味を持ち
将来サラリーマンになったとしたら、別に不動産オーナーにもなり、
収入を得たいなと甘く憧れていました。

しかし投資はどれも予想外のリスクを伴います。

著書は不動産業の悪い部分をさらけ出しています。

家賃の滞納も含め、退去時の予想外の出費に頭を悩ませている自分も、
入居者募集には、生半可な気持ちでやってはいけないものだと
再認識しました。

『 世界一やさしいネット輸出ビジネスの稼ぎ方 』

世界一やさしいネット輸出ビジネスの稼ぎ方

世界一やさしいネット輸出ビジネスの稼ぎ方

『 世界一やさしいネット輸出ビジネスの稼ぎ方 』塚原 昭彦

前から輸出ビジネスに興味はありましたが、個人の副業レベルで
書かれた本がなくて困っていました。
タイトル通りバイブル的な使い方ができる一冊です。

実際に今でも稼ぎ続けている著者なので具体的でわかりやすいです。

『一番確実なのは不動産投資だった! 』

一番確実なのは不動産投資だった!

一番確実なのは不動産投資だった!

『一番確実なのは不動産投資だった! 』 萩原 知章

不動産投資物件の検索サイトで有名な、健美家の代表が書かれた本。

今まで数ある不動産投資本が発行されていますが、この本は最初に読むべき本だと思います。

なぜなら、不動産に限らず、投資全般にまつわるベースの意識を固められるから。
全ての投資はマクロ経済の影響を受けており、その上で成り立っています。
つまり、この経済観点をしっかり意識、実践することがリスクコントロールにつながり、
結果的に安全な投資、大きな成果を導きます。

不動産投資はこうやれば儲かる!という、よくあるテクニック本を目先とするならば、この本は大局を考えさせてくれる本です。

ビジネスとして長期的に不動産投資をとらえるとともに、グローバル化した経済や歴史を学ぶことの重要性を改めて感じさせられる内容でした。

そういった意味では投資全般やビジネスにも共通する内容で、不動産投資本でありながら、他と一線を画す良書です。

そんな著者が予測する今後の投資用不動産の世界。
・日本人の賃金は世界的な競争により大きく低下。それに合わせて住居に掛けられる費用も低下する。
・鉄道の高速化により飛行機よりも鉄道の重要性が高まる時代になる。新幹線よりもリニアモーターカーの登場で市場が大きく変化する。
・大都市への人口の集中はより顕著になり、大都市に物件を持つことの優位性が高まる。
・私鉄よりもJRのほうが重視される。再開発で人の流れの変わる地域が多数出る。
・ネット社会が複雑になり過ぎた反動で、多くの人がアナログに戻る。日本のよさが世界的にも見直されて海外からの資金・人員・文化の流入が増える。

不動産投資で勝てる投資家には特徴があった。
・不動産がとにかく好きな人。「好きこそものの上手なれ」という言葉があるが、最終的には好きな人には敵わないし勝てない。
・1つの専門分野を極めた人物でなく、複数の専門分野を持つこと。 スペシャリスト→ジェネラリスト
・過去の不動産の歴史を知り、流れを掴むことでバブルを見極め冷静な対処が可能になる。
・実際に不動産投資を開始する前にある程度の勉強をして、自身の投資スタイルを確立しておく。
・読書を多くし、セミナーなどに積極的に参加して人脈を広げていくこと。

全般が不動産投資本というよりも「不動産を中心とした未来予想図」といった内容です。
だから他の不動産投資本との類似点は少ない構成です。具体的な手法を指南するような本でもありません。

しかしながら、誰でも書けるような内容ではないのは、ウェブサイトから投資用不動産の世界をある意味リードしてきた著者の「面目躍如」

『「金持ち大家さん」だけが知っている 空室が満室に変わる究極の方

『「金持ち大家さん」だけが知っている 空室が満室に変わる究極の方法 』 浦田 健

タイトルにあるような究極の方法といったものは、残念ながら見当たらないですが、
家賃を下げないで、空室をなくす方法をスーパーアパ・マン経営コンサルタントである著者が、
その活動を通じて蓄積したノウハウを、具体的な形で紹介されています。
言われてみれば当然という内容ですが、それを多階層に掘り下げ、困った人の意見に耳を傾け、真摯に「お得」を考え出した結果の集大成です。
空室で悩んでいる大家さんは、不動産屋の言うがままに、家賃を下げてしまう前に、この本を一度読んでみてはいかがでしょうか。

『どうせなら入居率が悪い物件を買いなさい!』

『どうせなら入居率が悪い物件を買いなさい!』 中島 克己 (著)

今ある設備を生かして、極力お金をかけずに付加価値を与えるリノベーションを提案
「40日以内に満室保証」をうたうリノベーション会社社長が明かす、効率のいい不動産投資の極意。

『夢をかなえる「打ち出の小槌」』

夢をかなえる「打ち出の小槌」

夢をかなえる「打ち出の小槌」

『夢をかなえる「打ち出の小槌」』 堀江 貴文

著者は『自己啓発本』をあまり好きではないみたいだが、これこそ『自己啓発本』そのものである。

読むと少しはやる気が出てきますよ。

この本で強調するのは地道な蓄財ではなく信用を得ることの大事さである。

日本人特有の「コツコツ努力の美学」「謙遜社会」「安定思考」をバッサリと否定し、そのリスクを教えている。

著者の表現は“人から好かれるために”だとか“当たり障り無いように”といった意識が全く無い分、非常に分かり易くシンプル。

常識を取っ払い、悔いのない人生を力強く生き抜きたい方にお勧めである。

逆に、安定思考で年収アップも望まない方は読まなくて良いかと思います。

節約の王道 日経プレミアシリーズ

節約の王道 日経プレミアシリーズ

『逆転不動産投資術 』

学生でもできた! 逆転不動産投資術 低所得・保証人無しで融資を受けて専業大家

学生でもできた! 逆転不動産投資術 低所得・保証人無しで融資を受けて専業大家

『逆転不動産投資術 』石渡浩 (著)

年間事業所得33万円の大学院生だった著者が、在学中に不動産投資をはじめ、4年間で家賃収入1億4000万円に達した衝撃ノウハウ。
学生という属性の悪さでも融資を引き出せる金融機関との交渉術、出口戦略も含め高利回りをたたき出すお宝物件の探し方を中心に、首都圏でのフルローン中心の不動産投資成功の極意を公開。

著者の投資法は、「収益還元評価」で安く買い、売るときは「積算」で高く売ると、繰り返し述べられています。
つまり、路線価で売りに出されてる中古物件を探しだせることが出口戦略につながるとのことです。
ウェブページで奨めているのが「アットホーム」「ホームズ不動産投資」。。。

不動産投資について、価格の歪みを突く投資に気がつかせてくれます。
その点では読んでよかったです。


中国英傑伝 (上) (文春文庫)

中国英傑伝 (上) (文春文庫)

中国英傑伝 (下) (文春文庫)

中国英傑伝 (下) (文春文庫)