激ヤバ。

doubtwayoflife2009-10-13

激ヤバ、もしくは鬼ヤバ、などという若者コトバ、あるいはCD屋店頭における煽りのPOPコトバ。90年代に使用され始めたと思しきこのコトバ群に最初は慣れなかったものの、最近は若い人々との付き合いもあって、自らは使用しないけれどだいぶ慣れてきたというか鈍感になってきたというかどうでも良くなってきたというか、とにかくコトバは一度流通してしまうと後戻りがきかなくなってしまうけど10年後は死語などと言われたりして、しかしいつまでもぐちぐちと文句を垂れててもしょうがないよな、とか自らを説得しておる今日この頃でありますが、


激ヤバCDはこれだ!
otomo yoshihide + ozeki mikito + mats gustafsson / with records (doubtmusic / dme-201G)
これを激ヤバと言わずしてどのCDが激ヤバなのであろうか。マッツのバリトン・サックス・ソロのLPに尾関幹人が切り絵を貼付け、それを大友良英ターンテーブルに乗っけて回してコントロールして編集して録音した鬼ヤバい音が詰まっております。
doubtmusicの番号が入っておりますが、まぁそれは便宜上で、通常流通はしないです。高円寺のGallery45-8というとてもステキなギャラリーでのみ購入出来ます。そのギャラリーでの購入のみ1,000円。ただしGallery45-8は木金土日祝のみのオープンとなりますのでご注意を。詳しくはここ見て。http://d.hatena.ne.jp/gallery458/20090909


マスタリングはオレです。すげーいい音になった。ちょっとだけ自慢。まぁ大友くんの元々の録音が良かったので。エグさと広いダイナミックレンジを残しつつ、やや聴きやすい音に(? 聴きやすい?)。
バンギャルディストの皆さん、ターンテーブル・ファンの皆さん、ノイズ音楽ファンの皆さん、大友良英ファンの皆さん、その他諸々の方々は是非聴くように!! シリアル番号入り。800枚限定。写真はシリアル番号を書く前のヤツ。盤面デザインは尾関くん自身。この切り絵の実物LPもGallery45-8に展示してあります。もうホントにスゴいんですよ、この切り絵が! びっくりします。切り絵もびっくり。CDもびっくり。鬼ヤバ。