Ubuntu9.04(Jaunty)で突然音が出なくなったとき

解決したのでメモ。


今の今まで普通に音が出たのに、突然まったく音が出なくなった。その後は再起動しようが何も音が出ない。起動時の「ペケポン!」すらない。

アップグレードした時とかハイバネートから時に音が出なくなる人が多いようだけど、YouTube 見てて、次の動画を見ようとしたら突然音が出ないというのはなかなか無いケースかもしれない。

このことから、ドライバまわり (ALSA あたり) の問題である可能性は限りなく低いと思う。


探しまわった結果、以下のページを見つけた。

PulseAudio というサウンドサーバーのトラブルについての非常に丁寧な説明。Jaunty だと Part A だけ見れば (たぶん) 大丈夫。

Part A の5番目で pavucontrol を起動しろと書いてあるのだけど、自分の場合は "Connection failed: Connection refused" というエラーが出た。

このエラーが出た場合は pulseaudio を起動してからやれとあるので、書かれている通り、

$ pulseaudio & pavucontrol

と打つと、変なエラーが出て pulseaudio の起動に失敗する。

そこで、Appendix A にある

$ pkill pulseaudio; sleep 2; pulseaudio -vv

をやってみると、ちゃんと pulseaudio が起動できた。この時点でターミナルでは pulseaudio が動いているので、別のターミナルから

pavucontrol

とやるか、System -> Sound -> Volume Control と辿って、Part A の 5番に戻ることができる。出てきた画面で Output Devices タブの一番上の (というか唯一の) 出力デバイスが「ミュート」になっていたので、オンにしてあげたら音が出るようになった。

その後、再起動すると何故かまた音が出なかったので、また Volume Control を開くとまた件のチャンネルがミュートしていたので、オンにしてまた再起動。

次からは何もしなくても音が出るようになりましたとさ。

前例など

検索すると、このように色々出てくるのだが、みんなけっこうバラバラなことが書いてある。

ただ、Ubuntuサウンド関係は HardyIntrepidJaunty とけっこう変わっているらしいので、古い情報はアテにならないかもしれない。


英語圏ではよく参照されているのは以下の Wiki らしい。

ALSA のことが主なので、インストールして最初から何も音が出ない場合などは有効かも。

たぶんこれもけっこう古い情報で、PulseAudio の代わりに OSS を使えとか書いてあったりする。