データベースは2個要らない

iPhoneと複数の母艦PCとのPIMデータの同期を取ろうと思うと、1年前はMobile Meしかありませんでした。いや正確には"Microsoft Exchange"を使う方法もあったんですが、私の仕事および自宅の環境とは合わず、個人で出来ることとして、という註釈がつきますが。


ところが、例えば最近iPhoneユーザーになった章仁さんのブログなどを読んでいると、なんの註釈もなくGoogle CalendariPhone標準のカレンダーを同期されています。あれ?
そこでもう一度ヤホーならぬGoogleで「iphone 同期 googleカレンダー」などで調べてみると、例えばアスキーのページなんか→http://ascii.jp/elem/000/000/212/212557/が出てきて、それを読むとMicrosoft Exchangeのプロトコルを使用してGoogleのデータと同期できるやり方がとっくの昔に公開されているではないですか?


むむむむむ…。


今、私は標準のカレンダーを使わずに"CalenGoo"を使って予定を管理していますが、本当は不満です。


Palmの場合、AgendusやDateBkなどの有名予定表アプリがありましたが、それらのアプリは標準の予定表データを使用していますから、これらサードパーティ製のアプリを導入しても標準のデータが無駄になることはありませんでした。しかし、iPhoneサードパーティ製のPIMアプリを入れると標準のデータとアプリ専用データの2つがこの小さい筐体の中に格納されてしまうことになります。それってやっぱり無駄だと思うのです。視認性などを考えるとiPhone標準の予定表は「すごく良い」とは言えないけれど、やはり標準ソフトならではの安心感がありますし、おそらく一番立ち上がりが早そうです。


いずれにせよ、今のGoogleのサービスは日本語対応が万全ではなさそう(特に連絡先)で、今すぐすべてをGoogleに預けられるものではないだろうと思うのですが、今度の連休あたりでちょっとしっかり情報を集めてみようかと考えています。