なくした物まであと少し@はてなブログ

雑記帳やら備忘録。年1更新が目標です。

文字体系の区分についての覚書

世界では主に5種類の文字形態がある。
1つ目が、表語文字(not表意文字)。日本や中国で用いられている漢字とかの事。マヤ文字もこの分類に入るらしい…?文字それ自体が意味を持ち、発音を表すものではないという物。

2つ目は、音節文字。ひらがな、カタカナのように、1文字で発音を表すもの。(例えばローマ字では、”Yo”と子音+母音で発音を表現するが、音節文字では、”よ”と文字と発音が1対1対応をしている)。マイナーなものでは、ネイティブアメリカンが使用するチェロキー文字が挙げられる。この中に結合音節文字という区分もあり、音節文字を単語単位でまとめる文字がある。例としてハングル文字や、ヒンディー、サンスクリットがある。

3つ目は、アブギダ。子音を書くと、決まった母音が来る物とされているため、母音が基本的には省力される文字体系。ただし、但し書きや、母音を記載する事で通常ではない読み方も対応できるらしい?これが音節文字とは異なる点?

4つ目はアブジャド。子音だけで文字が表されるらしい。アラビア文字が代表らしい。(これって、音節文字とは違うのだろうか。正直よくわからないです…。)

5つ目は、おなじみアルファベット。子音+母音で発音を決定する文字体系。ラテン文字ルーン文字(!)、キリル文字など。いわゆるヨーロッパ系の文字系統っすかね。

こういう定義があるのを知らなかったんですが、これを知るとハングルとか、そういった物に対するワケの分からなさがかなり低減されました。文字の区切りがわからないと思っていたのですが、アレ、発音文字がくっついてるから、どんどん長くなっていっていたのね…。法則を知るとは偉大だなぁ。