腕時計

早起きして隣県の進学校に営業に行ってきた。CMについて50分の授業を2コマ。いわゆる超難関大学に毎年生徒を送っているだけあって、生徒たちとの掛け合いもスムーズ。勤務先ではなかなか感じられない充実感だ。

お昼は近くの蕎麦屋で済ませて帰路に着いた。その後一寝入りして、やっと母の腕時計を購入できた。気に入ってくれるだろうか。

梅雨の暑さ

昨日(7月18日)は暑かった。たかだか数十メートル歩くだけで、意識が朦朧としてくる。足下がふらつき真っ直ぐに歩けていない気になってくる。いつ意識を失って倒れてもおかしくない。年寄りはこんなふうに暑さの中で倒れて帰らぬ人となるのか、身をもって実感した気がする。

年賀状

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年賀状を出さなくなってからもう何年になるだろうか。数十枚、人によっては数百枚の年賀状にはじまり、中元、歳暮、出産祝いに、進学祝い、成人祝いに就職祝い…… ポトラッチではないが、とにかく日本では意味のない(けれど結構手間のかかる、そして財布には痛い)贈り物に追われて人々は一年を過ごす。こんなことが、日常化していて、幸福感が上がるはずがない。年賀状を自分から出さないことは、そんな風潮に対して自分でできるささやかな反乱のつもりでいる。

とはいえ、年賀状を頂戴するとうれしい。

なので、毎年、頂戴したお年賀には、直筆で住所・宛名を書き、近況報告してきた。

しかし、今年は……漢字が書けない。小学校で習ったはずの漢字が思い出せない。2枚続けて書くと万年筆を持つ手が震える。集中力が続かず文の途中で何を書きたいのか失念する…… つくづく「門松は冥土の旅の一里塚」と、深く身に染みた次第。

謹賀新年

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あけましておめでとうございます。

ここ数年、職場の仕事に翻弄されてすべて(家事、勉強、趣味などなど)が疎かになっていたので、今年は少しでも真っ当な生活に戻れるように頑張ってゆきたいです。

仕事で文章を読むときは、黄色の蛍光ペンをずっと使ってきました。しかし、黄色だとなかなか見えづらいことが多いです。特に周りが暗いとお手上げです。この蛍光ペンを使いきったら、青の蛍光ペンを試しに使う予定にしています。そのためにもせめて今年は論文をたくさん読まねば、です。

というわけで、論文一本読んでみました。明日は年賀状の返信にチャレンジです。

という訳で、皆さまどうぞ良いお年を!

 

 

 



 

墓参りと墓掃除

天気がいいので,墓参りに行く。
墓地近くの園芸店で花を買う。その包装紙とマッチで線香に火をつけるのが年老いた両親のやり方なので,私もそれを踏襲する。
今日は強風だったので中々包装紙に火がつかない。そもそも風が強く,マッチも引火した瞬間に,燐に全て火が回る以前に消えてしまう有様だ。花の包装紙だけではうまく行かず,結局ゴミ置きから乾いたタウン紙を拾ってきて,マッチを10本近く使ってやっと線香に火がついた。

お墓お掃除6点セット

お墓お掃除6点セット

墓の前には草が少々生えていたので,午後から出直して草抜きに勤しんだ。実家には墓参りセットのようなもの(草抜きの道具)がいつも玄関口に置いてあるので,それを失敬して出かけた。草をあらかた根こそぎにして除草剤を撒いた。これで春まで持ってくれるといいのだが。
激落ち 磨きの心 (墓石みがき) S-717

激落ち 磨きの心 (墓石みがき) S-717

草抜きが終わったら,郊外のホテルまで足を伸ばして,大浴場に浸かる。温泉ではないのが玉に瑕だが,しばし幸福なひと時を味わえた。

高速道路とスターウォーズ

高速道路を飛ばして,実家に戻った。高速に乗る前にガソリンを入れようといつものGSに行くと...4日から営業とのこと!別の一軒も閉まっていて,ここはいつから営業するの張り紙さえない始末。やっと現金しか扱わない個人経営のGSを見つけた。
正月なので当然,高速は混んでいるが,例年ほどではないようだ。今年は曜日の兼ね合いで長めの正月休みをとる企業が多いせいなのだろうか...さすがにSAやPAによっては,入場できない車が列をなして高速にはみ出るところもあったが,早めに昼食をとったせいか,休憩で困ることもなかった。

夜は実家でスターウォーズの『ファントム・メナス』のDVDを見た。年末からお勉強のために第1作から見ているのだが,どうしてもこの映画の面白さがわからない。『ファントム・メナス』ではアナキンを演じる子役(ジェイク・ロイド)とパドメ(ナタリー・ポートマン)を可愛いとは思った。エピソード4から6では,少しでもかっこいいとか,可愛いと思える登場人物が見つからなかったので,話の筋を追うストレスが若干は柔らいだ。それでも,全く映画の中に入っていけないのは相変わらずだ。『新たなる希望』を見たときは,『ガンダム』や子供の頃にはまっていた『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのメカのネタに40年ぶりに発見するという感慨もあったけれど,それも第2作以降にはその発見もない。ぼーっとして画面を流れる特殊撮影の連続を目で追うだけだ。

2018年の正月

去年は多忙を極めたせいで,ブログの更新もままならなかった。今年はどこまで続くか自信はないけれど,可能な限り更新しようと思う。
1年の中で一番苦手なのが大晦日と正月三日日だ。親戚の対応にいつも頭を悩める。たとえ日本のような地縁/血縁や伝統が幅を利かせる半近代社会においてさえ,人間というのはたいていの場合何かをするために時間を決めて集まる。職場がそのいい例だろう。

お正月

お正月

ところが家族の集いはそうはいかない。いつもサラリーマン,つまり組織・社会の中での役割を演じることに慣れきっている身にとって,急に叔父さんや,息子や兄弟や甥やいとこの役を振られてもうまく対応できない。家族というと個人を包み込む温かいイメージが広く流通しているかもしれないが,人間関係としてはかなりハードルが高い。友人や恋人,あるいは配偶者と違って,相手に甘えてばかりもいられないからだ。
ゴールのないいわゆる世間話を延々と続けなければならない。相手の立場を忖度して,軋轢のない話題を,深く掘り下げることなしに,無難にこなす必要がある。しかももう2度と会わないというわけにはいかない人々なので,絶対に相手の意見を論破してはいけない。どんなつまらない話でも無視したり,勝手に話題を変えることも許されない。。私には本当に二が思い。とはいえ,年末年始の挨拶をすべて断る勇気もない。その勇気のなさのせいで自己嫌悪に陥ってしまう。
お正月 (オルゴール)

お正月 (オルゴール)

こんなことができればもう少しましな仕事につけたはずだ。というわけであと2〜3日,ひたすら試練の日々を耐え忍ぶことになりそうだ。