図書館より

あなたの話はなぜ「通じない」のか

あなたの話はなぜ「通じない」のか

書評は非常に良いものが多いのですが、ちょっと私には合わなかったような気がします。
メディア力を高める、つまり少し引いた目で、外から観た自分を捕らえ「こうありたい自分」の実像に近づけていくこと。これは普段から意識しなくても実践しているからです。
何もしなくてもなぜか容姿、態度などで存在感が大きく映りやすい傾向にある私にとってはあまり意味がないのかもしれません。
第1章あたりまではまあ良かったのですが、その後は一般論的で相手にどう伝えるか、どう聞いてもらうか、『問い(論点)→意見→なぜ?』と基本的なことをちょっと膨らましただけで新鮮味は感じませんでした。
今はそれよりかも認知療法を受けており、自分のスキーマを知って行動することの大切さの方が重要に思えるし、よっぽど実践的だからかもしれません。
ただどうして人は傷つくのか、といった説明は納得がいきます。上からモノを言う人にはなりたくないものです。一度言われた身になって考えてもらいたいものです。今の私には辛すぎます。とにかくゆったりと過ごしたいです。他人に干渉されたくないよ。

  • 自分の根っこにうそをつかない
  • 人は自分以上に見られても、自分以下に見られても、機能だけで部分的に切り取られても傷つく
  • 正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっているからだ。
  • 正論は人を支配し傷つける←ごもっとも、だと思いました。
  • 教えようとする人に共感は持てない、相手の目線のほうが上だから。

以下クラッシックのCDです。

ベスト・オブ・ナタリー・デセイ

ベスト・オブ・ナタリー・デセイ

ヴォルフ:イタリア歌曲集

ヴォルフ:イタリア歌曲集


番外編

「好きな人」に愛される人、愛されない人

「好きな人」に愛される人、愛されない人

図書館の一角で『ご自由にお持ち帰り下さい』という中から選びました。
まだパラパラと見ている感じですが、なかなか面白いです。自分(相手も)が変わるにも限度があるよね。だったらちょっとした気遣いが互いにあればもっと気軽にコミュニケーションが取れると思うのです。逆に何も無くても相手のことを知ろうとするコミュニケーションを取れないような相手とどうやって接したらよいのでしょう。
恋愛にて相手に求めること、望むことに関して、妥協できること、そうでないことなどあるかと思うのですが、一番大切なのはコミュニケーションや相性、互いの努力だとズバリ書いています。私もつくづくそう思うよ。
結構ボリュームがある本なので楽しんで読みたいです。