ナノテクの進化は恩恵がいっぱい

ナノテクノロジー、つまり小さな世界の技術革新は、生活を大きく変えて来ている。医薬品や電子機器(携帯とか)等身の回りのものの多くの概念を変えてすらいる。


中でも、私が恩恵を感じているのは登山ウエアーなのである。
内側は蒸れないけど、防水の布。汗を皮膚とは反対側へはじく繊維。ウールでいて、より空気を蓄える様に編む技術。これらが実現するウエアーは10年前には考えられなかった快適さを可能にしている。何しろ服を着たまま川に落ちても、汗をかいているのと変わらないぐらいの不快感しかない。着たまま1時間もすれば乾いてしまう。これはもう体調を崩すリスクが大幅に減る。


また、それらは重ね着しても空気のごとく軽く、素晴らしく行動を妨げない。
歩ける距離も、伸びるというものだ・・・。
ただ、登山靴(アルパインシューズ)はほとんど進化してない気がするが・・・。


あと、カメラね。
デジタルカメラの画素数が増えたり、記憶媒体が大容量になったりは、多くの方も恩恵を受けていると思いますが、デジタル一眼レフカメラのレンズもナノテクの恩恵を受けている。ピント合わせの早さもそうだが、分かり易いところでレンズのコーティング技術。ナノクリスタルコートというのがあって、この処理が施されたレンズで撮ると素晴らしくクリアーな写真が撮れる。

特に光源を入れたアングルで。
だから山頂で朝日や夕日を撮る度に、ナノテクに感謝する日々なのである。



キスリングが懐かしい