Gary Bartzと1999年11月

1999年というと社内ニート時代で、会社にいることが息苦しくてしょうがなかった。
2003年位になる迄状況は少しづつはましになっていたけれど、基本社内ニートだった。

当時の私は、会社を終えると池袋3丁目にあった個人経営のインターネットカフェでネットしていた。3年位お世話になった英会話の先生もここで出会った。
私はいろんなサイトのBBSに顔を出していたのけれど、その中でHawkwindのファンサイトを築いておられたExilesさん(そのサイトは今アーカイヴでHawkwind Dazeさんのところにある http://www.hawkwind.jp/exiles/hawktop.html )のところにも顔出しをしていた。
Exilesさんとは、11月3日に抱瓶
http://www.dachibin.com/dachibin
でOFF会をしようということになった。BBSにはExilesさんと私を含めて4人で会話をしていたのだった。
その4人のうち、管理人であるExilesさんが風邪をひいてしまい、不参加になった。
残りの3人と初対面のお2人の知り合いの人達何人かで飲み食いをしていた。
そのときの1人の人が、Gary Bartzのことが大好きで2人で話し込んでいた。
当時の私は1999年4月1日にクビ一歩手前宣告を受けていて、半年位蒼褪めていた。Electric Milesが私のカンフル剤だった。カンフル剤の中でもよく処方した"Live Evil"のときのソロイストだったのがGary Bartzな訳で私は"Follow the Medicine Man"を聴いて結構気に入っていたのだった。
話が合ったとはいえ、私はGary Bartzの演奏は他には"Live Evil"と在籍時のブート映像(もうこういうのも今ではYouTubeでタダでせしめられるもんね)位しか知らなかったのだけれど、その人のGary Bartzの好き振りはよく理解していたつもりでいたよ。
今聴くと、他の作品も良いとは思うけれど、やっぱ"Follow the Medicine Man"が一番鋭角的な音楽に聴こえるよ。

そういえば、私が編集したコンピレーションのMD(確かMDだったよな)をお2人にお渡ししたなあ。MDだよ。MD。

その後、そのOFF会でお会いした人達とは2度と会うことはなかった。BBSもExilesさんがHawkwind Dazeさんのサイト移管後には自動的に廃止されてしまった。

そしてだいぶ時間が経ち、結局ExilesさんとはNik Turner's Brand New Space Ritualのときに初めてお会いしたんだよね。
Nik Turner大先生もGary Bartzと同じ1940年生まれだな。