朝日新聞社説 子宮頸がん―すべての女性に予防策を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 まあ概論としてはそうなんだけど。

 日本でも、同様の進め方が必要だろう。やはり公費負担で、たとえば中1を優先年齢としてワクチンを接種し、20歳以上では必ず検診を受けるようにする。長期的な視点で効果の追跡もできるようにすることが大切だ。

 公費負担の議論と接種義務化がごっちゃになっている。公費負担は早急にも必要だけど、接種を義務化するかはもっと情報公開しないといけない。リスクの可能性が朝日新聞さん念頭にない。

 日本では、予防接種法に基づく公費による定期接種のワクチンは日本脳炎ジフテリアなど8種にとどまり、先進国の水準からみると極めて少ない。
 インフルエンザ菌b型(ヒブ)と肺炎球菌のワクチンは、世界中で小児の命を救っている。日本でもやっと承認されたものの、任意接種のために高い費用が普及の壁になっている。
 合理的な投資で若い命を守れる策がある。最優先の課題だろう。

 ⇒インフルエンザ菌を巡る話: 極東ブログ