梅雨の晴れ間

久しぶりの好天。 しかし、昨日の宴会で少々飲みすぎて出発が遅れてしまう。 (x_x)☆\(ーー; ビシ!!
7時にエリアに到着。 風は完全に無風でテイクオフが厳しい状況だ。 しかし、うちの新人さんはすごい! 副長、寝太郎くん、カントクと見事に走りきって一発テイクオフ! しかしベテランのシェフは走りが散漫でキャノピーが上がりきらずエリアの反対側まで走って失敗。 (^_^;
フラリーマンは最後にテイクオフ。 無風の中、しっかり走って無事テイクオフする。 上空の風も弱いのでみんなで大河原牧場に向かうことにする。 ただ、寝太郎くんはエンジンの回転が上がらないため残念だがエリア周辺に留まってもらう。 上昇しながら副長、カントク、シェフの4人で最初の山を越える。 副長は河原を出るのは今回が初めてだ。 しかし、急に副長の無線機の調子が悪くなりこちらの会話が入らないらしい。 どうも、副長の無線機は調子が悪い。 安いということでフラリーマンがお勧めしたのだが大変申し訳ないと思っている。 
高度1000mを越えるとパラ4機では寂しいぐらい空が広い。 少々シェフは東に流されているが順調に高度を上げて大河原牧場へ向かっている。 それにしてもシェフが高度1000mを越えるなんて以前では考えられない。 機材が変わると人が変わったようだ。
神山の森林公園を越えて大河原牧場のすぐ手前で高度1400mに達する。 このとき今まで安定していた気流も少し乱れ始める。 新人さんを連れているということで無理はやめてここでUターンして、ドイツ館を目指すことにする。 ドイツ館は副長の自宅に近いので副長が喜びそうだ♪ 高度を下げながらほぼ直線でドイツ館に向かう。 吉野川上空ではまだ高度1000mと高度が下がらない。 今日は上昇気流があるようだ。 高度1000mをきると気流も安定して最高のフライトとなる。 霞がかかってはいるが、徳島の美しい風景を見ながら空のお散歩だ。 30分ほどでドイツ館に到着。 ドイツ館の周りをカントク、シェフの3人でクルクルと回っていると、あれ?? 副長がいないぞ!? どうも途中でエリアに帰ってしまったようだ。 あとから聞くと無線が入らないので不安になったそうだ。 残念!
帰りは高速に沿って飛んで行こうと思ったが、山の際を飛ぶため気流が悪い! すぐに断念して吉野川の河原に向かう。 河原では既にサーマルが出始めており高度200m付近は大揺れだ。 エリア周辺をカントクと流そうと思っていたが、すぐに降りたほうがよさそうだ。 くるりとエリアを一周して風向きを調べ無事着陸する。
天気が悪いと期待していなかったこんなにすばらしいフライトができて大満足の一日だった。


(今日のフライト)
・07:54〜09:14 飛行時間01:20
・本日フライト時間 01:20
トータル507回 420時間39分

寝太郎くんのTOP80

謎だ!?
寝太郎くんのTOP80が不調だ。 症状は、エンジン始動には問題ないが、フルスロットルにすると30〜60秒で回転が落ち始める。 最初9000rpmまで回るが、7000〜7500rpmまで落ちてくる。 その後、1分ほどアイドリングにすると再び30秒ほどは回転が9000rpm近くまで上がってくれるが、その後再び回転が落ちてしまう。
キャブレターのダイヤフラムポンプの爪の曲げが浅くて、燃料供給が不足した際にも同じような症状となったが、この場合はアクセルを少し戻すと回転が上がってくれた。(注1) しかし、今回の症状はアクセルを戻しただけ回転が落ちてくる。 実際にキャブレターの分解掃除、ダイヤフラムポンプの調整、燃料フィルターの詰まりの確認など燃料供給系のチェックと調整を行ったが症状は改善しない。
次に、エンジンの腰上を分解整備してみた。 ピストンリングの固着はなく、クランクのニードルベアリングにも問題はない。 マフラーにも詰まりはなく芯が落ちた様子もない。 プラグの交換も行ってみたが改善しない。
エンジン、吸気系、排気系、点火系のどこからも問題を見つけることができない?
次回、エリアにキャブレターとマフラーを持って行って交換してみよう。 イグニッションコイルの新しいものがないので点火系だけは確認できないなぁ。 あ! フラリーマンの予備のエンジンに付いているコイルを使うかな? 

注1)フルスロットルで燃料供給が不足した場合、燃料よりも空気が増えて混合比が下がり過ぎて回転が落ちる。 アクセルを少し戻すと空気が減って混合比がもとに戻り回転が上がる。