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富柏村香港日剰 日記 ブログ 網誌 博客

2017-11-21

fookpaktsuen2017-11-21

農暦十月初四。諸事に忙殺される日が続く。13年ぶりのフルマラソンの所為でもなく遉がに体重も落ちる。晩に自宅で水炊き。明日からの旅荷まとめる。

▼香港の政情。中共国歌法の香港での適用高速鉄道開業に向け香港側で中共入境手続きを済ます実務協議の基本合意締結されるが北京中央マターで詳細発表されず。香港政府のオフィサーの友人によればこれに限らず着々と中共方針が香港に関与する実務マターが進んでゐるといふ。2003年には50万人デモ中共に一旦強硬論を退けさせた国家安全立法も着実に実現に向かつてゐる。最悪だが中共にかうさせたのも香港側の民主運動の拙さにかなりの要因もあり。最大の失敗は3年前の雨傘運動本来強かであるべき民主化運動がまるつきりガキの遊びになつてしま活動家と持ち上げられた青年らのヒロイズムに陥つてしま中共逆鱗させるだけの香港独立といつた運動に陥つてしまつた結果がこれ。

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Facebook:引用するには内容の深い記事等はこちらの顔本に無断転用で掲載しております。

2017-11-20

fookpaktsuen2017-11-20

農暦十月初三。週末に残務整理したのに慌ただしく週の始まり。客人あり午後、飛行場へ迎へに。ぎりぎりの時間f:id:fookpaktsuen:20171122184139j:image:h180:leftフライトレーダーで飛行機を追ふと正確なアプリなのに「その進入路はダメだろ」に笑ふ。空港の客待ちは到着ゲートから出てくる人たち眺めてゐるのが楽しいギターを持った渡り鳥ならぬギターを持った機長には驚いた。客人は明日から過密日程で空港からホテルまで車の中で当方の状況などブリーフィング。頭のいゝが相手だとかうした話も実に簡潔に要領よく済む。早晩に北角と鰂魚涌の間、嘉里中心にある富嘉閣で会食。美味いとは聞いてゐたが確かに。サービスに多少慇懃無礼感あり。蟹肉ナントカ伊麺が秀逸。某私立病院に行き知己の方の退院に立会ひ手配の車とは別に今日二度目の空港。深夜便で某航空会社の正確なサポートで特別手配のフライト手続き見送りタクシー帰宅すると空港出てから凄いスピードで空港高速をトヨタコンフォートで時速130kmとは。深夜で道路も空いてゐたこともあるが中環、湾仔も飛ばして陋宅着。45kmの距離を35分は初体験計算すると平均時速77.7kmである。しかも暴走ではなく着実なハンドルギア捌きで初老運転手に「速い上に運転が正確」と謝辞を述べると「安全第一!」と。

f:id:fookpaktsuen:20171122184209j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171122184203j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171122184155j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171122184148j:image:h180

2017-11-19

fookpaktsuen2017-11-19

農暦十月初二。紐育より七日に戻り休みなしで日曜の今日も鑑定で残務処理。f:id:fookpaktsuen:20171122180728j:image:w250:leftその上で忙しい時にかぎつて執務室の整理整頓無性にしたくなるのは何故かしら。井上ひさしさんが遅筆で、原稿や芝居の脚本が遅れに遅れてゐるのに机に向かふと机の抽斗の文房具生理してゐる自分がゐると書いてゐたが気持ちもよくわかる。晩暗くなつてから帰宅して自家製餃子。美味。

読書時間もないので新聞読書欄読んで本を読んだつもり。日曜の新聞書評欄で読売の低レベル、日経の詰まらなさは前提として朝日劣化に比べて毎日が(一番読まれはゐないが)内容は秀逸と思ふ。

2017-11-18

fookpaktsuen2017-11-18

農暦十月初一。今年は陰暦で閏月ありいつになつても冬にならぬ日が続いたが陰暦十月に入ると随分と秋めき夜は薄ら寒い。官邸でf:id:fookpaktsuen:20171122001051j:image:w240:left周末の残務整理。といふか周末なのに急件発生で、それの調整。用事あり銅羅湾に出たついでにわざわざ西環まで出向き「豚骨じゃなくてフツーの醤油ラーメンが食べたい」と昨晩三笠屋で旧友と話してゝ教へてもらつた西環の「火の鳥」。いゝ意味でフツーの醤油ラーメン。麺がしこ/\。周末にこれくらゐしか楽しみもない。官邸に戻り書類整理。銅羅湾で先日紐育で手放さざるを得なかつたランニングウェア再入手しようとNIKEに寄ると大変な混雑で何かと思へばNIKE 10Kだかの出場者特典で割引らしい。帰宅してトマトのパスタ頬張る。土曜朝に済ます周末のSUDOKUを夜に済ます。数字埋めてゆくと最後にきれいに2、4と6が残るフォーメーションが美しい。

2017-11-17

fookpaktsuen2017-11-17

農暦九月晦日。官邸前の路上に停まるトラックが「株式会社家信商事」はちょっとナンチャッテ系かと思つたが背面の「はくつる」f:id:fookpaktsuen:20171121233031j:image:h290:left f:id:fookpaktsuen:20171121233025j:image:h160:leftが実にいゝ。「いすず自動車友の会」は愛情を感じるし「デコトラに乗ってます」で日章旗デザインのJDMはJapan Deco-Track Motorizationかしら。運転手に聞いたらデコトラも好きだけど日本の列車マニアでで「はくつる」は写真で見ただけで(若いからブルトレ寝台特急に乗れなかつたのがとても残念と……暫し列車談義。「はくつる」は電車寝台特急583系)?と思ふ方はかなりお若く1968年10月白紙ダイヤ改正前の20系客車時代の常磐線経由の「ゆうづる」を水常磐線で見て覚へてゐるので「はくつる」も同じ20系イメージの私。このデコトラ君は香港の若い方なのに私と話していて「はくつる」が20系客車ブルトレ寝台特急といふのかかなり渋い。何度も諄いが帰宅ラッシュ時に金鐘での荃湾線への乗り換へがあまりにひどいので中環の始発から乗らうとするのにもコンコースからホームに下りるにもエスカレーター前で渋滞ホームに降りれば2つあるホームのうち出発前の列車はすでに混雑で反対ホームで折り返しの列車待ち。尖沙咀で今週二度目の三笠屋で旧知のT君、M君と鼎談にて会食。ふらりとバーMに独酌一杯で帰宅

2017-11-16

fookpaktsuen2017-11-16

農暦九月廿八日。「ニューヨークの朝はロックで始まる」とボズ=スキャッグスの“Breakdown Dead Ahead”f:id:fookpaktsuen:20171118115555j:image:w230:left流れるCMが懐かしいところだが今朝は「ニューヨークの朝は和食で始まる」になつたのは紐育のトランジットミュージアムで購入したランチョンマットだからで毎朝これを眺めながらご飯してゐたら紐育のメトロも頭に入つてしまふか。今日はかなり多忙ななか某超一流大学学生に1時間レクチャーで話す機会あり。中環にある擺花街で「花を押し開く」の意味なら昔こゝがだういふ場所だったかわかるでせう?といつても花街もピンと来ずKennedy Road戦前日本人学校の建物(現存)の話をして場所が前任行政長官の董建華の弁公室、あれはuselessだけど、その隣といつてもそこで嗤ふ学生も少ない。総じて感度が鈍い。晩に湯豆腐。家人が北角渣華道街市で馴染みの果物屋で買つてきた「日本産」蘋果、品種は「世界一」だがステッカー読むと「ナチュラル栽培 フジストレート一種の水 グリーン」とある日本産なの?と家人が店のオバちゃんに聞くとニヤッと。まぁ物は試し。正直いまいち

▼晋三が国際文化会館で日本酒の試飲?……ったく、僕の東京の旅寓に気安く来ないでくれないかしら。 f:id:fookpaktsuen:20171118115550j:image:w280:left

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直至1949年中華人民共和國成立。根據中國現代畫家徐悲鴻的提議,中國人民政協全體通過《義》為代國歌。直至1966年文化大革命,田漢被批鬥,兩年後更含冤去世。其作品於是被禁止,令《義》一度進入無詞的狀態。文革結束後,全國人大希望保持國歌的穩定性,決定保留原有旋律,但集體填上新詞,更於1978年獲得通過,新詞如下:

前進,各民族英雄人民

偉大的共產黨,領導我們繼續長征!

萬眾一心奔向共產主義明天!

建設祖國,保衛祖國,英勇地鬥爭!

前進前進前進

我們千秋萬代高舉毛澤東旗幟,前進

高舉毛澤東旗幟,前進前進前進,進!

2017-11-15

fookpaktsuen2017-11-15

農暦九月廿七日。F氏に誘はれ競馬好きのお二方と四人でハッピーバレー競馬場で飲食しながら競馬観戦。単勝で地味に遊んでゐたが掠りもせず皆さん三連単なので第5Rからアタシもそれにするが、このレースも第7Rも続けて2回、2〜4着的中で最終レースでやつと的中。ひやひや。檻から今晩はジャパンナイト一般席ではキリンビールや日本の食べ物のプロモーションあつた由。第7レースJRAの冠レース

f:id:fookpaktsuen:20171117135611j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171117135604j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171117135559j:image:h180

2017-11-14

農暦九月廿六日。久々に昼間、晴れ間から陽光。早晩に尖沙咀に向かふが金鐘でMTRに乗る時の混雑はとんでもなく金鐘から荃湾線の上り(中環)に乗り中環からのその折り返しで10分ほど時間余計にかゝるが、さうでもしないと。疲労困憊で坐つて居眠り。尖沙咀の三笠屋で某氏と談義かねてお寿司。秀逸。酒は「神渡」が有名な岡谷豊島屋酒造の「豊香」四合瓶を二人で。終はつてタクシーに乗ると、これが驚くほどハローキティアイテム満載のキティちゃんタクシー。その運転手がどう見てもキティちゃんが似合はぬオヤジで、そのギャップがすごい。太古城のホテルイーストの最上階のバー・シュガーで一寸飲んで半夜三更に帰宅

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▼希望の党で小池女史が代表辞任。

▼またも晋三内閣支持が逆転し不支持36%に対して支持46%となつたことは、あの衆院選挙の結果では驚きもしないが、せめてもの救ひは改憲「急ぐ必要ない」が66%といふ数字(毎日新聞)。アタシも絶対改憲は許せないといふやうな護憲派ではないが少なくとも今の晋三で改憲はしてはいけないと思ふ。さう考えてゐる国民が多いといふことだけが救ひ。

中共人権派で要注意となつてゐる弁護士の18才になる息子が天津から東京に学校旅行で向かはうとしたところ空港の出境手続きで、この息子が「出国後に国家安全危害与へる可能性あり」として、その場でパスポート断裁され出国不能に。それは口実で単なる人権派弁護士への嫌がらせだが徹底ぶりに中共の恐ろしさよ。

2017-11-13 微軟のヰインドウズ10

fookpaktsuen2017-11-13

農暦九月廿五日。かうも忙しく周末も仕事すると遉がに体調も悪しく今朝からGastroenteritisの症状。病院に行く暇まもなく仕事済ませ家に返り前回この症状だつたときに薬は処方されたが一度しか呑まずに回復したときの残りの薬あり、それを服す。微軟(マイクロソフト)のヰインドウズ嫌ひのアタシだが、だうしても仕事上微軟10搭載のノートブック使はなあかんことになり昨日家電店に行つたが売り場でどれがいゝのかなんてわからから店員に「普段はMacBook系しか使つてないんで見た目だけでも似てるのにして」と尋ねたら「Lenovoのこれですね」と勧められ、それにすた。何となく似てるが根本的に設計理念が違ふが致し方ない。ヰインドウズのセットアップも全くわからないので(なにせ官邸執務室で使つてゐるPCは今どきWIndows XPであるf:id:fookpaktsuen:20171114100524j:image:h180:left f:id:fookpaktsuen:20171114100516j:image:h180:left「全部セットアップして使へるやうにして」と店員くんにお願ひしたら、さく/\と始めてくれて、こんなこともできない老人と思はれるのもシャクで「ほんとMacに比べると何なのかしらね、この面倒なこと……」とか話しかけるがセットアップもできぬ客の戯言に付き合つてもくれぬまゝものの15分程で終はつたが帰宅して使つてみると、それにしても本当に生理的ダメ。それでも今日は「少しでもMacに近づけやう」と努力したら、それなりの感じになる。何よりデザインの悪いアイコンとか画面に並ぶのも気持ちよくないし何といふのかしらヰインドウズ10になりナビゲーターのやうに現れる画面もダサいのでショートカットなど全て捨てゝできるかぎりシンプルに。そんなことしてゐたら、いつのまにかヰインドウズの使ひ方を少しは身につけてしまつたのが悲しい。

2017-11-12 京都拉麵太郎

fookpaktsuen2017-11-12

農暦九月廿四日。おそろしく疲労感あり珍しく朝寝貪りたい気分で日曜なのだから寝てゐたいが急ぎの仕事あり官邸に戻るのに円タクf:id:fookpaktsuen:20171113224535j:image:w260:left拾ふにも日曜朝なんて普段ならいくらでもある空車一向に来ず団地内に来るのはどれも予約車ばかり。Uberは捕まつたので乗り込むと「東区走廊はレース関係で大渋滞からね」と普段より混雑した一般道から山間の抜け道に入り今日は何かと思つたら香港島の中環だかから東区のハイウェイに入り折り返しといふ香港島ハーバー沿ひで初のロードレースの由。香港マラソンの退屈さに比べたら、このレース面白いだらう。仕事を昼前に中断して雨のなか湾仔へ。天気予報では小雨程度のはずが昼から本降りの大雨。湾仔道に開店する「京都拉麵太郎」の香港での創業に畏友が参画してをり、その開店祝ひ招かれ末席を汚す。商売をやらうとする人に、成功でも失敗でも本当に敬意。縁起物の獅子舞の仕来りを最初から最後まで初めて見たかも。獅子の何のどの動きも祝ひで全てに意味があることがわかる。獅子に扮する若者たちのまぁ身のこなしの軽いこと。そして頭と胴の二人の息のあつた動きに無駄がないこと。知人関係者まり混雑するなか軽食のほか〆にラーメンまでいたゞく。お酒も振る舞はれたが仕事中でも休日のところ体調不良で寒気して酒を呑んだらひつくり返りさう。雨空の中仕事に戻り夜、八時まで。夜になつても午後1時半のラーメンで空腹を覚へず。さすがに周末二日も仕事して済ますことは済ませ周末なのでストレスはないので今晩は精神安定剤は服さず。

2017-11-11

fookpaktsuen2017-11-11

農暦九月廿三日。朝イチで銅羅湾で散髪。気分転換カットのあとディップで髪を逆立てゝもらふ。官邸にて周末の残務処理。f:id:fookpaktsuen:20171112194208j:image:w260:left精神安定剤がほど良く効いてゐるのか仕事ストレス感もなく順調に片付き始める。薬に依存してはいけないのだが。夜、香港フィルハーモニー楽団が中環の中環海浜活動空間にてSymphony under Starsだつたかな?に誘はれてゐたが官邸でカップヌードル啜り残業。このまゝ帰るのもあまりに虚しい土曜夜なので湾仔に出てバーMで独酌。ドイツのUnderberg(ウンダーベルグ)の話になり、あれをライフル弾丸のやうにベルトに挟んで並べてドイツパブに釣つてあるのって、ほら、日本の薬局昭和の頃に薬局で栄養剤で、ほら、ガラスの小瓶で頭の部分をポキッて折つて……といふ話になつたが、だうしても名前が出てこず夜遅いのに長野のH氏にネット電話するとH氏は長野駅前の景家で独酌中で「そりゃアンプルだよ」と即答で教へてくれる。ありがたい。しかも、あのガラス切りはハート形だつたよ、と。さう、さうでした。

2017-11-10

農暦九月廿二日。多忙な日が続くが寸暇を見つけf:id:fookpaktsuen:20171112192543j:image:w240:right養和病院駆け込みC医師に状況訴へ精神安定剤処方される。夜は好物の大根おろし汁に韮を煮て豚肉のしゃぶしゃぶ。精神安定剤飲むが睡眠薬ではないのですぐに眠くなるわけではなくC医師説明通り1時間ほどして何ともいへぬメローな感じ、虚脱がいゝ感じ。弱いLSD的なイメージ。紐育在住のベーシスト・畏友T君の参加するCunong Vu TrioPat Metheny招いたCD“CUONG VU TRIO MEETS PAT METHENY”を聴く。薬の最初のピークが超へて未だ眠気生じず夜中に睡眠安定剤服してやつと寝入る。

2017-11-09

fookpaktsuen2017-11-09

農暦九月廿一日。諸事に忙殺され一日が終はる。疲労困憊なのだが寝やうにも眠れず紐育から戻り3日目なので数日後の時差ボケ発生といふのも年寄りだと筋肉痛が数日後に現れるのと一緒で時差ボケ可能性もあるが元来が日常時差ボケで今回のは疲労でもストレスであれこれ諸事が頭を過ぎり年寄りから眠るだけの体力がないので眠れないのだらう。睡眠導入剤飲むが一向に眠れず眠れないのなら寝ないほうがストレスも溜まらないが明日の忙しさ考へると眠らぬわけにもいかず通常½ 錠で効くのに数時間眠れぬから夜中にもう½錠飲んでやつと2時間半ほど早朝まで眠る。

2017-11-08

fookpaktsuen2017-11-08

農暦九月二十日。紐育より戻り普段生活まり時差ボケ感じないがさすがに疲労感あり。何だかずっと「ラーメン食べたい」f:id:fookpaktsuen:20171110234232j:image:w260:leftで早晩に尖東の一平安で普通の醤油ラーメン啜つて香港コロシアム。草蜢(グラスホッパー)のコンサート。故アニタ=ムイ(梅豔芳)に見出され1988年デビューした「香港の少年隊」ももはや五十路。それでも、懐かしいメロディーで「チェリッシュ」的ではなく現役バリバリで歌つて踊つてでアイドル的にコンサートしてしまふから大したもの。しかも「失恋」「半点心」「Lonely」などアレンジは原曲もわからないほど、今回は宇宙っぽいSF調の演出に合わせてダンスソング化されてゐて3時間余、よくも叔父さんたちは体力がもつわ、と敬服。チケットはご本人たちの事務所から直接求めたものなので前から6列目で関係者ベテランのファンらに囲まれる。コンサート開始が20:15で舞台跳ねたのが23:40である。1万人が半夜三更に公共交通機関で帰宅できる香港。バーWでビール一杯だけ呑んで帰宅

2017-11-07

fookpaktsuen2017-11-07

農暦九月十九日。立冬。香港到着は予定より2時間遅れで晩10時。アタシの人生のなかで最も短い1日となる。香港空港がf:id:fookpaktsuen:20171109114850j:image:w160:leftなんて近代的で機能的と映るのかしら。預け荷物の回転寿司は関空からの香港エクスプレス、成田からのJALに紐育からUAが重なり夥しい数の客と荷物あふれんばかり。しんがりのUAプライオリティ荷物なのに延着。帰宅して時差ボケもあるし夜中1時すぎまで旅荷片付け。さすがに睡眠導入剤服用で寝入る。

トランプ来日。得意は晋三ばかり。米国はトランプ天皇拝謁にあたり皇居御所内までセキュリティチェック求め遉がに属国も宗主国のこの強請りは拒み「今回は」米国が譲り皇居のみ国権死守。トランプといへば軽口暴言だが言はなくてもいゝことまでぺらぺら喋ることだけは可笑しなところで昨年の大統領選当選後に晋三訪朝海外首脳としていの一番トランプ謁見があつたが、これは当選直後に晋三が電話で「なるべく早く会いたい」と言はれ「いつでもいいよ」と答へてさすがのトランプ就任直後と思つてゐたら晋三は「今すぐにでも」でトランプは側近も「タイミングが適切ではない」として断りの電話をいれやうとしたところ「首相はすでに紐育に向かつてゐる」で(笑)「断ることもできず会ふことにした」と暴露。なんてこった。それでもトランプは晋三との会見は「いゝことだつた」で納めてはゐるが。

中共全人代常委が香港にも国歌への侮辱行為禁じる国歌適用のための法改正案可決、成立。香港側は必要関係法案の準備開始。ひどい話だがそも/\一党独裁専制一強の中共に対して余計な無邪気な反発などして中共国歌にブーブーいふなどするから中共に叱られたわけで、叱られた上で罰を与へられたことに一国両制をタテに反発したところでどうしやうもない。中共を敵にして戦ふ意欲があるのなら貪欲戦略的で冷静にあるべき。少なくとも中共1920年代にさうできたから革命成功したのだから

2017-11-06 再见纽约!

fookpaktsuen2017-11-06

農暦九月十八日。ホテル10時に出てUberでトヨタカムリが数分で来てUS$31で45分ほどでManhattanのペンシルバニア站。途中、マンハッタンからチャイナタウンを抜け(初めて)、渋滞避けハドソン河岸から10番街に入りロワーマンハッタン観光ペンから11時すぎの列車でニューワーク空港站へ。ペン站は地上にあつたもの1960年代だかに地下鉄道にしたのだが地下に幾本もの線路とプラットホームがあり、列車ペン站を出るとさらに地下に引き込み線や操車場までが巨大な闇の中に広がつてゐる。それに見とれてゐるうちに列車ハドソン川を渡り殺風景な郊外にと出る。紐育の三大空港に接続する鉄道站とは思へないローカル線の空港站。空港列車で第3ターミナルへ。UAプレミアチェックインするがセルフでLCC並みの簡便、さらに愛想もない。家人と2つの荷物が1つだけしか優先にならず文句をいふとf:id:fookpaktsuen:20171109110340j:image:w240:leftSQのゴールドは私だけで、といふ。シニアの係員も来て「システム上はかうなる」と言ふのだが香港からの往路も他のSQANAフライトでもこんな扱ひはない、といふとシステム判断自分判断ではない、といふがアタシが引き下がらぬと「今回は俺の判断で優先のタッグを貼る」と宣つた上で「次の搭乗の時は俺を探せ」と、このへんの感覚がどうもよくわからない。出境とセキュリティはFast Trackもなければプレミアも閉鎖されたまゝで長蛇の列で40分ほどの行列UAの混雑したラウンジ。やはりマラソン身体が疲れてゐるのかスープがやたらと胃の腑に滲みる。香港からフライトの遅れもあり15:05発で14:15分搭乗のフライトは出発が16:25分となる。実際の搭乗は30分近く遅れ離陸のため飛行機が動き出したのが18時頃。香港到着は明日の夜かなり遅くなるだらう。

▼昨日の紐育マラソン拾遺。今日レース翌日)の紐育時報によれば5万人の参加者のうち⅓が一般枠で応募者の17%が幸運にも選ばれたさうで、つまり6倍でナンチャッテ応募のアタシがビギナーズラックで当たつてゐた。アタシのフルマラソン出場は先考の余命僅かとなつてゐた2005年春の香港マラソンで走りながら運動好きだつた父に子どものころ余りに運動嫌ひのアタシに父は「これが自分の息子か」とさぞや落胆してゐただらう、その愚息が父の生前にフルマラソンにまで出てゐるだけで少しでも喜んでくれるかしら、と思ひながら走つてゐたのが最期ハーフも7、8年は走つてゐなかつたので今回のロングランは本当に久々。何よりもアタシ自身屈辱は35kmくらゐでNIKEのランニングアプリを作動させてゐたiWatchが「バッテリは残り10%」と出てセントラルパークに入つて40kmでオフになつたこと。せめてiWatchの作動する5時間で完走したかつた(笑)。今回の女性優勝者は米国人で、米国人の優勝が40年ぶりださう。それでも1978年以来と聞くと1978年から40年といふことの方に違和感あり。マラソンで給水所の多さは特筆すべき。1哩おき?でミネラルウォーターとゲータレードで5万人のランナーに十分な量とボランティアの人出が立派。バナナなど補給は遅いランナーにはもうないが沿道で応援市民がバナナやチョコレート、ビスケットなどお振る舞ひが十分で有難い限り。マンハッタンの一番街あたりではビールやワインもあつたが遉がに頂かず。音楽ロックからブルースラップドラムビート中南米音楽和太鼓まで多数。ブルックリンハーレムでのゴスペルは格別。応援看板垂れ幕仮装なども多数だが嫌われ者はやはりトランプで「トランプでもrun(治世)できるのだからあなたも走れる」とか「走れ!トランプが追いかけてくるぞ」など秀逸。

▼そのトランプ来日。横田基地から川越ゴルフ場に行き馬鹿仲間の晋三とゴルフ外交」。昼がゴルフ場で好物のハンバーガーで夜も銀座で鉄板焼きだといふ。ステーキは焼き方はウェルダンでトマトケチャップつけて喰らふとは。

2017-11-05 New York City Marathon

fookpaktsuen2017-11-05

農暦九月十七日。紐育シティマラソン。朝テレビをつけると既にスタテン島からマラソン開始の大げさな実況中継。マラソンf:id:fookpaktsuen:20171031174902j:image:w200:leftは通常早朝から始まるものだが、この紐育は精鋭組でも出発は09:50でアタシは第4組で11時発。8時にホテルを出て黄線のメトロでサウスフェリーまで行き順調に08:40だかのフェリーに乗船。1938年生まれの日米友好野武士のやうな爺さんやブルースブラザースそのまゝの二人組のランナーマイケルジャクソンなど仮装大会か?といふやうな船内。気は楽。スタテン島の波止場で始発会場(ビレッジ)行きのシャトルバスに40分ほど長蛇の列で並びバス10分といふがバス渋滞で会場到着は10:20となり厳重な荷物チェック。持ち物は全て指定の透明バッグに入れ持ち込み禁止品も多数あり。とくに背負ふタイプの水分タンクは厳禁。爆弾対策らしい。慣れぬ会場で走る準備におたおたしてる内に15分前で預け荷物カウンター閉まつてしまふ。勿体ないがジャケットのウェアなど捨てるしかない。慣れたランナーは、もう捨てるばかりの古着を着込み易々と着てきたものを捨て走るばかりでゴールしたら記念のポンチョもらひ、それを被つて帰宅するだけ。荷物預け組はこのポンチョは貰へぬ。明らかに準備は失敗。さすがにメガネヘッドフォンなど貴重品だけベルトに挟みブルックリン家人応援ランデブーを期しスタテン島からブルックリンに渡る大橋の袂から午前11時スタート。ブルックリンの4番街を92丁目から延々とホテル近くのAtraltic Aveまで北上するが沿線の応援は紐育が人種の坩堝といふのもわかる民族個性豊かな応援で走るほうも飽きず。8哩でAtraltic Aveの円環で無事に家人がゐてくれて貴重品など渡しゴールでの着替へを言付ける。此処からLafayette Ave、Bushwickあたりは応援もかなり熱がこもり本当に楽しいエリアだつたがWilliamsburg南に入ると敬虔ユダヤ人ばかりで教会に礼拝なのだろうか家族連れも寡黙でマラソンなど見ても見ぬふりか応援どころの話ではない。頑なとはまさにこれ。午後30%の雨の予報は朝から霧雨で、このあたりからかなり本降りに近い雨。アタシの漫走では身体が熱くならないので、このくらゐの雨がひどく堪へる。クリーニング屋で真剣ドライクリーニングスーツにかけるビニールカバーでももらはうか、と思つたが誰かが抜いたビニールの簡易ポンチョがかなりきれいに路傍に置かれてゐたので、それを被り雨と寒さを凌ぐ。このポンチョがなかつたら途中でリタイアしてゐたかも。グリーンポイントからクイーンズに渡り、その橋の途中でハーフ、クイーンズはロングアイランドシティを抜けて西に進路をとり巨大なQueensboro橋を渡るのだが橋の途中で老ランナー警官に「ちょっと小便」と橋の欄干から眼下のイーストリバーに放尿は、あれは天下絶景気持ち良いだらう。小便をかぶるルーズベルト島も災難だが。東59丁目でManhattanに入る。1番街を北上するが、このあたりアッパーイーストサイドはパブが多く昼から呑んだくれが酒酔ひでマラソン応援も賑やか。これぞManhattanといふ感じだが1番街も北上するに連れ段々と鄙びた風情となり応援も閑散で折からの雨と霧が何とも心寂しい風情。このへんがイーストハーレムで素っ気ない集合住宅が点在。ハーレム川を渡りブロクスに入りブロンクスは掠るほどでマジソンアベニュー橋を渡りManhattanに戻り5番街を南下。それでも東138丁目からで今ではすつかり安全ハーレムを抜けMarcus Garvey Parkを西にぐるりと回り110丁目でやつとセントラルパークの北に出て東86丁目あたりからセントラルパークに入り公園の中をメトロポリタン美術館の裏側を南下して五番街とプラザホテルの角に出て59丁目通りを西に進み亦たセントラルパークに入りゴール。すでに日没。今回は6時間のつもりでゆっくり完走と思つてゐたが雨空のなかゆっくりとそれなりにコンスタントに走り(歩かず)5時間40分の最長時間記録更新でゴール。荷物預けた場合(預けてなかつたにしても)西81丁目まで公園内歩くこと強いられる。手ぶらポンチョ組なら西77丁目に出られるところ親切な警官がこゝが抜け道だよ、と教へてくれてひと昔前なら夜中など一人で歩いたらさぞや危険だつたのだらう小高い丘を抜け西74丁目に出る。時間見計らひ81丁目とマジソン街の角で待つてゐてくれたシカゴ在住のN先生夫妻は今晩がブロードウェイでミュージカル見物で時間切れでお会ひできず。ABCのコロンバスアベニューに面したニュース中継のスタジオで生中継中のキャスターがアタシのマラソン参加の装束見て「やったね!」と親指を立ててゐる。街中がマラソン祝祭気分。レストランもマラソン終はりの参加者囲んだ応援家族友人で大賑はひ。家人が西63丁目、リンカーンセンター近くのスタバで待つてゐてくれ、そこでホットココア飲み着替へて59丁目站からメトロでブロンクスに戻りホテルに戻りシャワー浴び着替へて近くのパブで啤酒で乾杯してからDeKalbの消費施設地下のフードコートでラーメン啜る。US$12ラーメンは大して期待してゐなかつたが、とにかく暖かいものを食べたく、塩ラーメンとあつたが無理やり鰹節で出しをとつた豚骨スープといふ不思議な味。さすがに疲労困憊で晩10時すぎに早寝。

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2017-11-04 土曜日の紐育

fookpaktsuen2017-11-04

農暦九月十六日。朝の外出で家人ブルックリン橋まで行きアタシは軽く往復ジョギングして家人は橋の半分まで歩く。ホテルに戻りジムのトレッドミルで走る。昼は近くのShake Shackでハンバーガーを頬張りメトロでManhattanの86丁目まで行きメトロポリタン美術館。あまりの混雑のなかミュージアムショップのみ。トンボの柄の蝶ネクタイと明るい色の襟巻き贖ふ。5番街下る路線バスで18丁目あたり。商店街ウインドショッピングしてユニオンスクエアへ。土曜市。近くのステーブル文房具店に入るとかつて一世風靡した量販文具店もG階はデジタルオフィス用品の消費品ばかりで上階の文具売り場もずいぶんと扱ふ文具減つてゐた。それに比べストランド書店はネットショッピングの影響もなんのその、の風格で相変はらず何万冊の書籍が並び客で溢れる光景は圧巻。ジョージオーウェルの“1984”は高校生の時に邦訳読んで以来だが帰りのフライトで読むのに入手。地下鉄でブルックリンに戻り一旦ホテルに戻つてからブルックリンハイツに近いインド料理屋に飰す。夜中に昨日に続き隣室の男の高笑ひが煩く壁をドンドンドン!と叩くとすぐに静かになり、こちらが驚くほど。このまゝ騒ぐとアタシが銃でも構へて出向くとでも思ふのかしら米国の場合

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2017-11-03 ブルックリンの1日

fookpaktsuen2017-11-03

農暦九月十五日。晴。朝のジョギング。宿を出てフルトン街を西に進みブルックリン市庁舎の前を抜けブルックリンハイツと呼ばれる閑静な古い住宅街の坂を下ると(ブルックリンがこんな高台だとは知らなかつた)イーストリバーの河口に出てマンハッタン一望。ブルックリン橋を見上げブルックリン公的機関の建物が周りに並ぶCadman Plaza Parkを南下して宿に戻る。約50分ほどの観光ジョグ。さすがに朝のManhattanを眺める景色は心地よい。宿でシャワー浴びてから市庁舎に近いNew York Transit Museumへ。1946年まで実際に使われてゐた地下鉄站(Court St Station)をそのまゝ博物館にしてしまつた場所入り口が地下鉄へ降りる階段ならコンコースが地下鉄やバスなど公共交通機関の博物館で地下のホームはそのまゝ歴代の地下鉄車両が並んでゐるのだから好事家には垂涎もの。ついつい長居。昼すぎに宿に戻り家人と一緒にG系統の地下鉄で同じブルックリンでも北のMetropolitan Aveで中学時代親友T君と待ち合はせ。T君は高校卒業後にボントンのバークレー音楽院留学して、そのまま紐育はブルックリン在住でジャズベーシストをしてゐる。5年前に演奏旅行で香港に来て会つたのが最後。T君に無理して予約してもらひPeter Lugerのステーキハウスで午後遅い昼食。観光客ズレしてしまつてゐるのか、とも思つたがT君もやはりステーキといへば、で年に何度かは来るといふし紐育で熟成のビーフステーキならやはりこゝで地元客も多し。確かに美味い。あっさりしてゐると思ふほど。これなら胃ももたれまひ。グリーンポイントと呼ばれるブルックリンのやたらお洒落なエリアを歩く。Devocion USAといふ美味しいコーヒー専門店で一服。T君曰くグリニッッジビレッジもソーホー、イーストエンドもそして此処も元々は治安の悪いエリアで、その斜陽の地にまずはアーティスト若者が住み着き次第に面白いエリアになつてくると開発が始まり家賃が上がり最初に追ひ出されるのはアーティストだ、と。ちょうど日暮れでイーストリバーのフェリーに乗り川下りしてブルックリン橋を潜つた先でマンハッタンに渡りウォール街の波止場まで。夜景堪能。満月。地下鉄でブルックリンに戻り遉がに遅い昼食のステーキで腹も苦しく宿の近くでみつけた地元のとても食材の充実したスーパーで買つてきたフルーツなど頬張る。

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2017-11-02 曼哈頓、マンハッタン、Manhattan!

fookpaktsuen2017-11-02

農暦九月十四日。香港とはちょうど12時間の時差で夜遅く寝たのだから朝6時くらゐに寤めるはずが起きたら午前8時。さすがに体感は36時間だつた昨日は疲れたか。部屋で昨日調達の食材で朝食。紅線で上洛しTimes SqLine 7に乗り換へ34丁目もハドソン川見下ろすJacob K. Javits Convention Centerに出向き日曜日マラソンのゼッケン等受け取り。何とも爽やかな雰囲気。New Balanceがスポンサー大会記念シャツなどUS$55〜で何とも高値。これで今日ミッション済んだので快晴で何ともよい気候のなかThe High Lineを歩きチェルシーに行き24丁目西のギャラリー飛ばし22丁目西にあるLehmann Maupinといふ画廊でGilbert & Georgeの“The Beared Pictures”といふ個展(12月22日まで)見る。G&Gの二人の顔を素材に髭をいろいろコラージュしたものだが正直言つて1枚見ればあとは食傷気味。チェルシーの閑静なエリア漫ろ歩き7番街のつまらないピザ屋で軽く昼食。6番街の23丁目站から橙線のメトロで5番街53丁目へ。MOMAは今回の紐育で訪れやうかと思つたが結局門前で人混みに負け通り向かひのミュージアムショップ冷やかしてお終ひ。5番街に出て家人がせめてティファニーくらゐでも見ようかしら、と入つてみる。隣のトランプタワーの警備体制は本人不在でも厳重。5番街上りセントラルパーク動物園。結局どこに行つても必ず訪れるのは動物園のみ。小ぢんまりとした動物園で子ども動物園のヤギや子豚の向かうが5番街で歩行者や、その向かふに高級アパートメントが並ぶ光景は不思議。5番街下る路線バスで45丁目東のマディソン通りにあるブルックスブラザース旗艦店。ボウタイを選ぶが新宿伊勢丹と大して変はらない同ブランドの品揃へ。せめて土産にと1本購入。グランドセントラルステーション。以前にもまして随分とキレイになつて驚くばかり。高級感たつぷり。緑線のメトロで下りブロンクスのBorough Hallまで戻り食材購入してホテルに戻る。少し休憩して晩の外出は紅線のメトロLine 1に乗り換へリンカーンセンターへ。メトロポリタンオペラとDavid Geffen Hallに華やかに照明が輝く、まさに祝祭空間。後者でニューヨークフィル演奏会来年が生誕百年のレナード=バーンスタインフィルハーモニックといふタイトルで指揮はアラン=ギルバート、バーンスタインジャズ風のプレリュードに始まりバーンスタインが得意としたガーシュインRhapsody in Blueジャズ出身小曽根真ピアノ2014年にギルバートの指揮でアジアツアーに抜擢され同曲やつてゐたさうだが本拠地の紐育では初めて?なのかしら演奏はそりゃガーシュインも喜びさうな好演でスタンディングオベーションに小曽根さんもかなり興奮気味。後半はバーンスタイン交響曲第2番『不安時代』でアタシはこれを聴くのは初めて。第1部の途中でガーシュイン意識したやうな軽妙なフレーズも入るが後半はまさに赤狩りでもあつたらバーンスタインは「ソ連に行け」とでも言はれさうなほど社会主義リアリズムショスタコービッチのやう。紐育フィルこよなく愛す市民で会場溢れるのは良いが高齢者かなり多く年寄りが老後の至福に名演奏愉しむのも良いがもう少し若い世代が良い音楽楽しまないと……。老人会ゆゑに咳が出て痰が生じゴホゴホ、ゲホゲホで冷房に嚔(くさめ)と雑音多し。終はつて帰宅のところ折角、曼哈頓にゐるのだから一度くらゐ「いはゆるマンハッタン」な夜景も見るべきか、とリンカーンセンターからロードヱイを南下。タイムズスクエアのあたりは四半世紀前よりさらにご乱痴気ぶり甚し。すつかり今回の生活路線となつた紅色メトロブルックリンの宿に帰還すると既に三更なり。

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2017-11-01 四半世紀ぶりの米国、紐育

fookpaktsuen2017-11-01

農暦九月十三日。朝七時に陋宅を出て香港站からエアポートエクスプレスで空港へ8時に着く。フライトは11:15だが乗りたくもないUAは搭乗開始は1時間前ださう。空港のチェックインカウンターではUA便=米国行きなので手続き前に旅行目的滞在先、荷物についての質問あり答へる方もうんざりだが質問する職員も興味もない仕事ストレスまりさう。その問答のおかげでカウンター職員が少し暇。チェックインカウンター職員の無愛想は特筆すべき。地元者なのだが完ぺきにUA化(悪い意味だが)してゐる。預け荷物でかつて20kg制限なるものがあつたが最近23kgになり+αはサービスなのだと勝手に思つてゐたが23kgが50lbsなのだと初めて気付く。通関。Amexセンチュリオンラウンジなるものが1ヶ月前に開業ださうで米国以外では初。場所はゲート60近くでPriority Club占有面積が半減で、そこにこれ。Amexプラチナと黒卡専用なので混雑もしてをらずバーカウンターはなかなかだが何より大切な椅子が貧弱。隣がUAラウンジなので、そちら覗いたら大して混雑もしてゐないので、そちらに移り朝食。搭乗はゲートに飛行機が接岸してをらず。それ待ちの間にこゝでも係員による搭乗者問答。うんざり飛行機を着岸させてをかないのも何かしらセキュリティ上の理由なのかしら。今朝のニュースで紐育の曼哈頓で「神は偉大なり」のトラック歩行者に突っ込んで8人死亡だとか。11:15発予定でON TIMEのまゝ11時に飛行機着岸して、それから貨物やケータリングの積み込み始まり。出先でメールチェックは嫌だが通常のやうにメールが多くないのは、つまり自分がメールを送つてないから返事がこないので、つまりこれからできるだけメール発信を減らすやうに心がけるべきか。搭乗の列に並ぶと三度目の問答。そしてボーディングの間際でもう一度手荷物チェックして搭乗。狂気の沙汰とはまさにこれ。機内でアタシの前列の乗客は明らかに公安。目つき、所作も違へば持つてゐるスマフォが衛星電話対応プロ仕様。こんなことする前に311やマレーシア航空機二機行方不明真相究明(といふようり真相発表か)することがあるだらうに。紐育乗り換へでボストンに向かふ品の良い伯父さまなどティファニーのとてもきれいにリボンの結ばれてゐる贈答品を無造作にもリボンを解き中身確認され気の毒。紐育まで15時間余のフライト。アタシにとつてはこれまで香港⇆倫敦が最も長い渡航であつたから、これが最長。機内は冷房がきついのと米国の航空会社らしい粗いサービスが気になるものシートベルトサインが出てもアナウンス1回だけで服務員が見て回るわけでもなく幸ひにも大人の物静かな乗客ばかりで機内は静かでありがたい。何よりも強国人たちの不在が幸ひ。トイレを皆さんきれいに使ふのが立派。びちゃびちゃに汚れてゐない。30数年ぶりでマックスウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫大塚久雄譯)読む。30年前は「読まなければならないのだらう」で読んだつもりでゐたが内容は解説本や他者解釈頼りだつたが今回読んでみて内容がすとんと肚におちる。老化で思考力低下気になるが、まだ読書集中力はあるやうだ。15時間フライトで紐育のニューアーク空港着が当日の15:10ではまだ/\長い一日が続く。うんざりするほど長いイミグレの列に並んでゐるとテレビモニタCNNニュースが曼哈頓でのトラックによるテロにつきホワイトハウスの反応を流してゐる。台北桃園空港も恐れ入谷の鬼子母神、1時間近くかけて入境審査通過。荷物は当然のやうにすでに回つてをりプライリティなど意味もない。空港を出ると16時半。毎15分に1本のエアポートエクスプレスバスを待つが30分近く待つてもバスが来ず今更で空港電車でNJトランジットの空港駅まで行き15分ほど待ち(こゝまでで飛行機が着陸してから時間!)で電車に乗り40分ほどでPenn站へ。これに比べたら時間で動けるのだから成田空港など超便利にすら思へる。ちょうど帰宅ラッシュ時間でPenn站はとんでもない人混み。34丁目から紅色メトロに乗りブロンクスに渡りHoyt街へ。地下鉄のあの埃臭さと各所の小便の悪臭、あの騒音、無表情な乗客その何もかもが昔のまゝ。外はそれほど寒くもない摂氏15度。シェラトンセコンド、Aloft NY Blooklynに投宿フライトの中でほとんど寝てゐないので徹夜したやうな疲労感のなか旅荷を解き近き近くの再開発でできたばかりの消費場所にあるフードコートでケバブ頬張りオーガニックスーパーのTrader Joe’sで食料品買ひ宿に還る。晩10時半に倒れるやうに寝ると半夜三更に正午の香港からアタシが出かけたのを本来知つてゐる人からまらない用事電話あり起こされてしまふ災難。

習近平一強体制について、毛澤東も多事論争推奨し文革時の劉少奇党籍剥奪でも一票の異議があった、と李怡。

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2017-10-31

fookpaktsuen2017-10-31

農暦九月十二日。朝から何かとバタバタ。急な打合せだの外出だの続き自分仕事がほとんど済まないまゝ強制終了。帰宅して冷蔵庫の残飯整理で炒飯頬張り旅荷まとめる。今日、机の中から尖沙咀にあつたHISHUI(翡翠)のライター出てくる。よく見るとPrat Aveに移転してからのもので、これがAustin Aveの路面にあつた頃のライターであれば好事家には垂涎ものであらう。尖沙咀なら来夢来人ライターとか居酒屋銀座太郎の燐寸とか(はたしてそんなものあつたかしら)誰か持つてゐないかしら。

▼民進党前原代表希望への合流失敗引責で辞任。未来首相候補だつたはずが政局読み違へで政治家として大切なセンスと勘がこゝまで悪ければ、もうお終ひだらう、さやうなら。

2017-10-30

fookpaktsuen2017-10-30

農暦九月十一日。先週末からの他人様のことで予想外の展開見せる事象あり本日はその対処となる。人生といふものはいつ何がお起きるかわからぬし、それについて他人といふのは人によつて感情も考へることも人さまざま。昨日の日記をiPadで綴つたがiPadは机上に置いて文章を打つより、両手で持つてまるでゲームでもするかのやうに親指打ちにしたほうが文章がずつと楽に打てると思ふ。今晩は仕事で遅くなるかと覚悟してゐたが仕事詰めるだけの集中力に欠け強制終了。帰宅しておでん煮て飰す。もらひもの獺祭飲んでみたが、やはり純米大吟醸は食事には合はないと思ふ。何も食べないで空きっ腹に晝酒ならいゝかしら。食事には菊正宗が好き。残り酒のアテに麻布豆源の黒胡椒味のおかき頬張る。

2017-10-29

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農暦九月初十。いつものやうに官邸で周末の書類整理済ませ夕方にジムのトレッドミルで走り早晩にFCC華人と待ち合はせ夕食。ビリヤニ(Biryani)を二人でシェアするが、これも中共的には「印度炒飯」で「ビリヤニは中国の炒飯がオリジナル」とか言ひさう。Bloody Maryを氷なしで飲む。市大会堂。香港蕭邦ソサエティ演奏会今日千穐楽。前半はパスカル=ロジェ師のリサイタルサティジムノペディの1番と3番、ドビッシーのプレリュードから曲順は2のVoiles、3のLe vent dans la plaine、5のLes collines d'Anacapriで最後が8のLa fille aux cheveux de linが演奏は8を最初に。アンコールはClair de Luneで中入り。後半はプーランクの“La Voix humaine”(人間の声)をロジェのピアノでCarole Farleyといふソプラノ歌手が40分の独唱独演。コクトーによる台本であらすじは

ネグリジェガウンを羽織った女が、1人寝室に居る。突然電話が鳴り女は飛び付くが、間違い電話で、女が受話器を置くと再び電話が鳴る。電話は5年間付き合っていた元恋人からで、彼女は彼が他の女と結婚する為に別れを告げられたので絶望していて、彼から電話を待ち焦がれていたのである最初は元気な様子を装い、あたかも別れを受け入れた様に嘘をつくが、電話が混線して切れてしまう。女は彼の家に電話をするが、召使いが彼の不在を伝える。再び彼から電話がかかり、女は昨晩睡眠薬を飲んで自殺しようとした事を彼に隠しきれなくなっていく。混線や雑音などで電話は何回も中断されるが、会話は疑い、絶望、愛の告白非難が続く。最後には女が電話コード首に巻きつけ「貴方の声が首に回っている」と言い息絶え、電話が床に落ちて幕となる。

f:id:fookpaktsuen:20171031064553j:image:w280:rightといふもので、かうした物語に全く感情移入できないアタシだがプーランクの曲をピアノ1台でこんなに感情豊かに表現できることが面白かつた。家人にこんな歌劇は二度と見る機会もないだらうし演じ手がド=フランス人であることが絶対から、と勧められたが正解。

▼昨日は旧暦九月九日の重陽に合はせたわけではなく十月最後の土曜恒例で台北で「同志遊行」のLGBT祝賀パレードあり。かうしたゲイプラウドなるものにほとんど関心もないが(つまりは陰翳礼賛なのだ、アタシは)台北の友人から送られてきた画像パレードでの日台友好は微笑ましい。外交的には全く見ることのない日の丸民国旗が並ぶことも日本と台湾ゲイの間では日常の延長としてありなのか。新宿二丁目のゲイバーでもちゃんと台湾系大陸系が住み分けであるといふのだから興味深い。

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2017-10-28

fookpaktsuen2017-10-28

農暦九月初九。快晴。朝九時からデザイナーT氏と打合せでFCCのつもりが行つたら開いてをらず守衛に「十時からですよ」といはれ「はぁ?」と思つたら今日普通の土曜ではなく重陽節で祝日。打合せのあと蘭桂坊に下ると昨晩はハロウィンといふ名の下に異教の蛮族狂乱も夢の後。警察が置いた鉄柵がいくつも並んでゐる。昼に黄枝記の肉絲湯伊麺。やはりこの麺のコシは大したものだが、それにしても麺一杯がHK$64でサ込でHK$70超え(1,000円)はないだらう。午後官邸で書類整理。旺角に来月のグラスホッパーズのコンサートチケット受け取りに行く。内輪の予約なので前から6列目のかなり上席のチケット渡される。久々の旺角はかなりの人出。西洋菜街あたりの歩行者天国若者らのパフォーマンス演奏などの騒音かなり深刻化。帰宅して韓国風に焼肉。晩にNHK-FMクラシック迷宮」で1960年代音楽歌劇『波と笛』を聴く。入野義朗作曲、森正の指揮で東京フィル。主役のオンド=マルトノは本荘玲子で、何といつても重要なのはリチョウ役の平幹二朗。このNHKアーカイブスの録音の放送平幹二朗一周忌に合はせたもの番組片山杜秀は語らず。

The Economist誌が衆院選での安倍自民党圧勝につき少しは批判的なことも書くのかと思つたら“Abe’s next act”といふ巻頭記事こちら)で、これだけ政権が安定するのなら自衛隊いつまでも違憲とされるやうな状況を改憲できちんと自衛権をもつ正規軍隊として明記すべきとまで提案。日本のような先進国で民主主義体制も安定してゐるのだから……といふのだが全うな政権と与党できちんと国会で議論され国民の大部分が賛成できるやうなプロセスで憲法に自衛権とそのための軍力の保持を明記することになるのなら、それは大方問題のない話。ただ、それを晋三にさせることのリスクエコノミスト誌はわかつてゐるのかしら。記事では日本でこれほどまでに安定した長期政権はないのだからといふが民主党による政権交代失敗こそ晋三の幸運で、それを差し引いて考へるべき。そもそも今回の自民党の勝利で国会での野党の質問時間の削減検討など平気でするほどの浅はかさが晋三その人。側近の暑苦しい萩生田に「これだけの民意を頂いた。我々(自民党)の発言内容にも国民が注目しているので、機会をきちんと確保していこう」と指示し官房長官スガ某も「議席数に応じた質問時間の配分を行うべきだという主張は国民からすればもっともな意見だ」と。これは「国民からすれば」じゃなくて「首相からすれば」だろ。

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常無常人常無常人 2017/10/31 12:26 民意って何? 鉄の天井があったかもしれない、都政の瑕疵が効いたかもしれない、排除の言葉が強すぎたかもしれない、野合が気に入らないかもしれない、関係のない不倫とやらに厳しく、騙されたと逃げ回る万年ウソつきや尻尾振りには甘い、そこに何も一貫性はありません。単なる既成事実からうかがわれる後出しじゃんけんの結果のこと。三歩歩いて皆忘れる鳥の頭、民意の承認やら同意をまともだと思う程度の頭に共通する概念もどき。The Economist、かなり変な様子でほとんど読まなくなりました。日本が国際社会でんでんと言いながら気狂い大統領にくっつくだけで顧みられなくなったことと関係あるのか無理に作る文書が多いように思います。本荘玲子さん、N協定期の常連だったころのおなじみ、奇怪なオンド・マルトノ(本物を見たことも聞いたこともない)の演奏者としても高名なことはこちら拝見するまで知りませんでした。

2017-10-27

農暦九月初八。子どものときから神経性なのか、f:id:fookpaktsuen:20171030001856j:image:w260:rightすぐにお腹が痛くなる。とくに朝、家を出てからライオンの腹瀉止薬「ストッパ」評判を聞いたがほんとに速攻で効くのか、1錠持ち歩いてゐて今朝、それほどでもないが腹が痛くなり始めたので呑んだら数分で効果あり。30分後くらいに一瞬、喉がとても乾いたくらゐ。この服用でけして便秘にならないのも事実。早晩に家人と金曜で賑やかな銅鑼湾で待ち合はせ広島ばくだんつけ麺啜り中環へ。市大会堂。香港蕭邦ソサエティコンサート四晩目で私は二度目で今晩はバッハピアノ原曲チェンバロ協奏曲特集ピアノは香港ピアノコンクール歴代優勝者四人で指揮は傘寿のJosé Serebrierが振り楽団はこのフェスティバルのためのCity Chamber Orchestra of HKとLogos Quartetによる混成。最初チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV1052でピアノは1台。この曲はヴァイオリン協奏曲ニ短調原曲なので馴染み。次が2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV1061で、この曲だけは演奏最初から噛み合はず。中入り後は2台のまま第1番ハ短調 BWV1060に続き3台のための協奏曲第1番ニ短調 BWV1063、そして4台のための協奏曲イ短調BWV1065は4棹のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ロ短調ヴィヴァルディ)として耳に慣れてゐる。

2017-10-26

農暦九月初七。昼過ぎ郷里の母から楽しそな声で電話あり何かと思へば昨日の国立劇場での仁左衛門丈の亀山の仇討ちのこと。若いころから松嶋屋贔屓の母にとつて孝夫さんの芝居見物だけでも楽しいところだが昨日は開幕で大きな拍手で何かと思へば一回席から客が皆、f:id:fookpaktsuen:20171027162134j:image:w260:right上を眺めて拍手してゐて天皇皇后ご来臨だといふ。最後までご覧になつた両陛下、御殿から半蔵門出てすぐ近くとはいへお元気で何より。幕間に片岡大奥様に母がご挨拶すると両陛下来臨の日でも気さくに親しく応じてくれたといふ。今週は月曜から三晩外出続いたが今晩だけは何もなくジムのトレッドミルで入ってから帰宅自家製ハヤシライス頬張り早々に寝入る。

小熊英二先生は私の大変敬愛する論者だが今日朝日新聞の論壇時評で「総選挙の構図「希望」が幻想だったわけ」これは必読(こちら)!晋三らのいふ「日本人は右が3割、左が2割、中道5割」で中道がどう動くか、は政治の大切な肝。小熊先生はこれが実際であること検証する。「右3割」は自公、「左2割」は広義のリベラル共産党も含む)、「中道5割」は棄権を含む無党派として日本の有権者1億で右が3千万、左が2千万、国政選挙投票率が50%台で「つまり中道5割」の多くは棄権している」のだからリベラル(2割)は必ず自公(3割)に負ける」わけで野党乱立なら尚更、と実に明解2009年の民主党政権交代選挙では投票率は69%で棄権が3割。民主・社民・共産選挙区で38千万、自公は28万で比率ざっと4対3(図1)で、これは「リベラル(2割)に無党派票(2割)が加わり自公(3割)に勝った形」となる。今回の選挙は当初、希望の優勢の報道が流れたが、それは図2(リベラル2、自公3、希望4)でこれには「投票率90%が必要」で、つまりそれは不可能であつた。都議選も分析すると(図3)小池ブームがけいして大きくなかつたが「勝てた」ことがわかる。

なぜ「希望」は過大評価されたのか。これはメディア責任が大きい。維新が国政に出た時、東京メディアは冷静にうけとめた。だが彼らは、自分の地元の東京で起きた小池ブームを相対化できず、東京で起きたことは全国で起きると誤断した。「永田ムラ」に密着している「報道ムラ」の記者は、永田町の現象全国的現象と考えがちだ。小池の「排除発言がなければ勝っていたという意見は、幻想に惑わされた「永田ムラ」と「報道ムラ」の責任回避だと思う。(略)

軽率だったのは、支持率調査さえ出ないうちに自滅行為に走った前原誠司だ。彼は民進党支持者が希望支持に移行すると考えたかもしれないが、あん独断的なやり方で支持者が離反しないはずがない。(略)あるいは前原は、民進党内のリベラル派を切り、保守二大政党を実現する好機と考えたかもしれない。だがリベラル層を切りながら自公に勝つには図2の達成が必要だ。実際には、非自民・非リベラルの票を狙った維新や「みんな」、そして希望は、約10%の保守系無党派票を奪いあうニッチ政党にしかなっていない。

逆に立憲民主党の健闘はリベラル層の底堅さを示した。自公に勝ちたいなら、リベラル層の支持を維持しつつ無党派票を積み増す図1の形しかない。保守二大政党など幻想であることを悟るべきだ。

と歴史社会学者の小熊先生分析政治評論家凌駕してしまつてゐる。

最近毎日新聞「余滴」がとても面白いことに気づく。25日の5代目志ん生の話f:id:fookpaktsuen:20171027162129j:image:w300:rightこちら)もいいが中共習近平体制についてのこちらも筆致の妙。

若手秀才官僚の王雲錦がある夜、親戚や知人とカルタをしていると突然1枚足りないのに気づき酒宴に変えた。翌日、参内すると皇帝から「きのうは何をしていたか」と聞かれたので、ありのままに答える。「内輪のことでもうそをつかないのはよろしい」。皇帝がそう笑って袖から出したのは、前夜なくなったカルタだった……この皇帝こそ清朝の第5代君主雍正帝だった。次の乾隆帝の世、大清帝国の絶頂期の礎を築いた皇帝である雍正帝は功臣や兄弟まで粛清してその地位を固めた後、官僚党派根絶と腐敗摘発に強権を振るった。王雲錦の話も皇帝監視能力を宣伝するために広めたらしい。その独裁体制の仕上げが知識人への言論弾圧文字の獄」であった。18世紀の清は世界で突出した経済超大国だったのを思えば、何やら今の中国共産党の習近平総書記のめざすところがダブって見える。「習1強」と評される人事を固め、自らの名を冠した指導思想を掲げる2期目の新体制始動した。世紀半ばに「社会主義現代化強国」を築くとの目標を掲げた習氏である。つまり独裁下で軍事も経済も世界第一級の先進国にするという。だが個の自由多元的価値単一指導理念に押し込めて文明の「現代化」は果たせるのか。雍正帝皇太子を立てずに、死後開封される勅書で跡継ぎを示す「太子密建」も創始している。後継者を示さぬ異例の人事も臆測を呼んだ習新体制だが、もしや後継を競わせ求心力を保つ才知も継承したのか。

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2017-10-25

fookpaktsuen2017-10-25

農暦九月初六。気候は香港で一年で一番快適な季節で気温摂氏23度は「涼しい」が室内の冷房の寒さは相変はらず。昏刻にFCCラウンジで書き物してゐて冷房寒い上に強風で机上の書類が飛ぶほどでクレームするがなか/\聞いてもくれず。この寒さで体調が崩れる。晩に尖東のシャングリラホテル。沖縄ナイトのレセプションで末席汚す。昨年はインターコンチでの開催で急な副知事交代で予定した翁長知事の来港は取り消しになつたが今年は翁長知事来港。挨拶乾杯のあと翁長知事にご挨拶。知事の大変近いところにゐる方とアタシが旧知のため歓談させていただくが、つい最初に出たアタシの言葉が「衆院選挙でオール沖縄、おめでとうございました」だった。昨年はこのレセプションで開場にゐる客のうち旧知の数名から「沖縄も振興予算が余ってるから、こんなイベントにおカネかけられるんですよ」と悪口も聞いたが今年はさうした声も聞かず。レセプションでの立ち食ひ苦手なので途中で早々に場を辞して尖沙咀の酒血。今晩は何よりも供された幕末の盃がまぁ手にやさしいこと。飲み口の当たりも格別。さういふ盃だと。いつもの調子で伯楽星を今晩は四合を女将も数杯付き合つてくれたが一時間ほどで空けてしまひ我ながらお恥ずかしい。本当は女将の作る炸醤麺啜りたかつたが余りにも酒をきれいに呑んでしまつたので麺で〆るのも野暮に思へ、Austin Aveで近隣に移転の北京水餃店によりさっぱりと陽春麺を啜る。〆でバーWに寄りぎり/\半夜三更前に帰宅

▼希望の党の完敗で代表小池女史反省の弁も出るには出るがパリで「総選挙で鉄の天井」と宣はれる。世の中、小池にハマってさぁ大変だよ、まったく。

♪都民ファースト希望の党 小池にハマってさぁ大変 前川出てきてこんにちは 皆さん一緒に落ちましょう♪

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2017-10-24

fookpaktsuen2017-10-24

農暦九月初五。LINEはいつも用件のやりとりばかりだが今日は知己から予期せぬ話題振られ伝言のやりとりでは間に合はずビデオチャットなるもの初めて使ふ。晩に外国人記者倶楽部で香檳酒のテイスティング催事あり末席を汚す。四半世紀前の同僚で今では香港の日本酒輸入販売キーパーソンの一人である酒豪K嬢誘ふ。20種類もの香檳を好きなだけ試飲できるのだから酒好きには垂涎。アタシは英国のBerry Bros & Ruddの銘柄のが一番好みといへた。90分の香檳三昧のあと階下のダインで海南鶏飯で腹を満たしK嬢がまだ未踏といふので湾仔のバーMにお連れする。四半世紀前の同僚らの懐かしい近況いくつか聞く。

▼済んだ選挙いつまでもくよくよしても仕方ないが自民党の得票率は48%で議席は75%なのだといふ。許すまじ、小選挙区制。政権交代可能どころか自民党覇権の恒久化。「たられば」だが野党分裂の226選挙区で与党8割勝利、野党共闘実現してゐたら63選挙区で逆転だつたとか(毎日新聞)。自民党より右もゐる希望から共産党までの共闘など「野合」そのものだが少なくとも選挙で自民党の議席減らし国会が始まれば野合など解けても、少なくともそれだけで野党共闘の成果あつたのだが、できないのが野党のだらしなさ。朝日だつたか毎日だつたか

問題は、安倍政権に軋みが出て、それに代わる野党が必要な時に、なぜ我々はその選択肢を持てなかったか、ということだ。ひょっとしたら我々が彼らを追い込んだのではないか。

北朝鮮の脅威と民進党の悪口しかネタのない晋三に与して民進党(旧民主党)に必要以上に国民世論バッシングを続け民主党政権時代の成果も無視、その上失敗を言ひ募り何時までも彼らを許さず支持率1桁にまで下げ、彼らのその自信喪失希望への寄り縋りをさせてしまつた、と。御意。

▼築地H君によれば今回の総選挙で「無産政党」の獲得議席数は共産党12、社民2の合計14で、これは「1932年実施の総選挙の5以来、最低の水準」なのだといふ。帝国議会で1937年にさへ36議席を得てゐたのといふのだから

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2017-10-23

fookpaktsuen2017-10-23

農暦九月初四。霜降。快晴。普段は官邸執務室に置いてあるMacBookは持ち歩かないのだが先週金曜に出先で夕方どうしても書き物あり持ち出し、それを今朝、持って家を出てミニバスに乗りバスに乗り換へたらミニバスにMacBook置き忘れたことに気づく。f:id:fookpaktsuen:20171025190724j:image:w240:leftFind my iPhoneの機能ではオフになつてゐるMacBookの所在からず。陋宅のマンションの下がミニバス始発なので先ず家人にミニバスの小さな事務所に尋ねてもらひタクシーで其処に戻る。誰か親切な乗客がMacBookを運転手に渡してくれ運転手がその事務所に置いてくれて事なきを得る。ありがたい。早晩にジムのトレッドミルで走つたあと中環のシティーホール。毎秋恒例で香港ショパン協会主催の一連の音楽会今日から週末まで。今晩はフランスの作曲家ばかりチェロソナタでPierre DoumengeのチェロとPacal Rogeのピアノサン=サーンスチェロソナタ1番、ドビッシーのチェロピアノのためのソナタイ短調後者はまぁ格別。中入り後はフォーレの3曲で“Élégie”を含み、最後プーランクチェロピアノのためのソナタ時系列に並べたわけだが中入り前のサン=サーンスとドビッシーを満喫したあとにフォーレプーランクではアタシは後半は楽しくなれず。このプログラム前座でAustin Lamといふ9歳の少年チェロ演奏あり。サン=サーンスチェロ協奏曲1番の2、3楽章ピアノ伴奏で。香港のGerman Swiss Int’l Schoolの小学生で5歳からチェロを始めて4年で、とはまさに神童か。

▼衆院選挙から夜明け。普段はあまり読まぬ天声人語だが

近年これほど敵失が勝負を決めた選挙があっただろうか。野球で言えば、安倍投手の防御率は悪化していた。相手は準備不足とみて勝手試合を始める。思わぬ強打者が出てきて素振りをするが、打席には入らずじまい。そのうち敵陣で内輪もめが起きる。そんな試合を見せられた気がする。思い違いをされないよう首相には念を押したい。勝因は首相ではない。浮足立った野党に助けられただけである選挙が終わると急に権高になる首相の癖を有権者は忘れていない。

と本当にその通り。小池と前原の責任大だが二人を今更詰つても時計の針は戻せもせず。これほど大切な選挙でも投票率(小選挙区)は53.7%と戦後2番目の低さなのだから国民の半数は「どうでもいゝ」のだらう。

▼民進党出身者の明暗。よらば大樹の陰で民進党に流れた前職は44人中25人の当選に止まり立憲は15人全員当選とお見事、無所属選んだ前職も21人中18人当選善戦。立憲が人口膾炙した煽りで議席数減らした共産党は、それでも「立憲民主党が大きく躍進し共闘勢力としては議席を大きく増やせたのは大きな喜びだ」(志位委員長)とご立派。