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2018-01-15

2018年01月15日の呟板

2018-01-14

fookpaktsuen2018-01-14

農暦十一月二十八日。昨晩も十一時には寝たが午前二時半くらゐに目が覚めてしまひ眠れず。五時くらゐまで本を読み二度寝で二時間半ほど眠る。さすがにこれぢゃ拙いと日曜朝イチで養和病院へ。流感の季節で日曜朝の診療混雑で丁度当直と早番の医者f:id:fookpaktsuen:20180116014522j:image:w260:leftの交代時間に重なつたこともあり四十分ほど待ち。医者との問診でいろ/\状況話すが医者に恐る/\「生活仕事について深刻に悩むやうなことはないですか?」と聞かれ年齢的にさすがにクライシスエイジだが、これに「いや実は」と答へると自殺といつたことまで心配されるのでは?と察し「さすがにそこまでは」と答へる。来年旅行まで予定があるので大宰のやうに、そこまでは活きていないと(笑)睡眠導入のゾルピデム酒石酸塩(Zolpidem tartrate)と抗不安薬のアルプラゾラム(Alprazolam)処方される。ハッピーバレーがいつもの日曜にしては道路渋滞と思つたら百万行でビクトリア公園から島南までの遊歩慈善活動今日帰宅して自家製餃子頬張る。テレビつけると日テレで明石家さんまの「行列のできる法律相談所」といふ番組やつてゐて人気あるやうなので拝見。確かに元気の良い日テレでくだらないバラエティの中でもくだらないなりによくできてゐる。明石家さんまの天才的な喋りの上手さ。それにしてもまるで善人でゲスト出演してゐる橋下徹にあれほど一時は国政まで大変なことにされさうになつてゐたのに。まるで何事もなかつたかのやうに、すべてがお笑ひの一環で過去ネタのやうに扱はれるとは。2003年の迂生の拙日記を今ではインチキ米国サイトのtripodから1年分この「はてな」に移す。これで2000年のこの時期から足掛け19年に渡る日記が、この「はてな」に実にくだらない内容だが掲載されたことに。だが2003年はSARSもあり、あの騒ぎの間の日記だけは少しは記録として価値もあるかしら。次の目標2000年以前に手書きで書かれてゐた15年分ほどの日記のデータ化か。当時の日記は公開など意図してゐなかつたのでかなりプライベートなことや誰彼の悪口など多いので内容はかなり<忖度>も要るところか。

▼昨日購入の香港街道地方指南2018年版。今年の付録は高鐡要覧で内容は大したことなし。中共の高鐡地図で自由台湾「新幹線」の扱いが微妙……。既存路線として青の実線になつてはゐるが台北から左営までの站名は不掲載

f:id:fookpaktsuen:20180116014549j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180116014543j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180116014536j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180116014528j:image:h180

▼梁文道「艱辛探索的價值觀」(蘋果日報2018年1月14日)必読(こちら

教育部組織編寫的最新八年級中國歷史教科書(簡稱「部編本」),不止把老版本的「文化大革命的十年」那一章的章節名稱,改成了「艱辛探索與建設成就」,它的內容也有不少刪減和變化。有線電視的中國新聞組為此街訪了幾個廣州的中學生。其中一個女孩子笑對鏡頭:「我覺得挺好的呀,因為你看,它即使是錯誤的一個發動,最終我們中國不也是走向一個好的道路嗎?」、「如果不去強調他是個錯誤的話,就可以讓歷史更完美一些吧」、「沒有說絕對的錯誤吧,反正老師支持我們說,毛主席是帶領我們新中國發展一個很大的工程」。另外一個男孩子比較嚴肅,他認為:「在當時的做法來看可能是正確的,但是當我們現代人看過去時,可能是一個不太正確的做法」、「但是我覺得,這個事實,既然經過了就必然有它經過的意義」、「所以歷史書改版的話,我們新的八年級同學就按照新的歷史書學就好了」。

這種邏輯當然是荒謬的,大家立刻就可以據此做出很多違反今天中國「主流價值觀」的推理。比如說:「美國當年的酖梠鷏牢俳可能是正確的,但是我們現代人看過去時,就覺得那不是一個太正確的做法。但這到底是個事實,既然經過了,就必然有它經過的意義」。「如果不去強調南京大屠殺是有錯誤的話,就可以讓歷史更完美一些吧」。「納粹的種族滅絕即使是一個錯誤的發動,最終國不也是走向一個好的道路嗎」。我們甚至還可以拉近點講,習近平立志打擊的廣泛貪腐,和薄熙來他們的「反黨集團」豈不也是歷史事實的一部分;既然經過了,肯定也有一定意義,大可以全都當成是種艱辛探索的內容。

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Facebook:引用するには内容の深い記事等はこちらの顔本に無断転用で掲載しております。

旧「富柏村のゑぶサヒト」(こちら)には途中でアップデート止めた「香港用語の基礎知識」やかつて香港邦字紙等に連載等の富柏村記事掲載あり。

2018-01-13

fookpaktsuen2018-01-13

農暦十一月二十七日。快晴。陋宅台所の照明(蛍光灯)の不調。蛍光灯外せばランプソケット部分の劣化。プラスチックのパーツが片方だけボロボロ。片方だけといふのが気になるところ。新規交換しやうと開けてみれば何だ?この電線処理のお粗末さ。これぢゃ負荷がかかる。新品に交換。下手な工人より自分でやつた方がよほどマシ。交換部品とか買いに行くと店の者に「自分でやるの?」と聞かれ「日本人って自分で修理するんだよねぇ」と感心されること屡々。土曜の本日も官邸で残務処理。バーに寄つて一盞をと思ふにバーもまだ開かず自宅でWeekend Martiniを。

f:id:fookpaktsuen:20180114123644j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180114123638j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180114123632j:image:h180

2018-01-12

fookpaktsuen2018-01-12

農暦十一月二十六日。快晴。在港邦人団体賀詞交換会あり末席を汚す。まだ陰暦では十一月末なのだが。宮中でも昨日、歌御會始。

語りつゝあしたの苑(その)を歩み行けば林の中に金蘭の咲く

といふ大御歌。その妃との「語りつゝ」に対して大君を

語るなく重きを負ひし君が肩に早春の日差し静かにそそぐ

と詠んだ皇后さん。ほんますてきや。それにしても毎年の歌御會始で思ふのだが皇族妃のあのドレスはどうにかならぬものかしら。

⇧(引用)日本の近代化は、同時に日本の西洋化であるほかなかった。しかし、それに成功すればするほど、「日本」は溶解しかねない。少なくとも、福沢のいう「独立の気風」や「士道精神」などというもの蒸発しかねない。そこで、近代化西洋化から取り残されるものの不満は、ことさら「日本」を持ち出す方向へと向かうのである。西郷隆盛はその不満を一身に引き受けたが、それでことは片付いたわけではなかった。戦後の第二の近代化は、西洋化というよりアメリカ化であった。今日アメリカ型の文明グローバリズムという名で世界を覆いつつある。私には、明治近代化において日本が直面した矛盾解決されたとは思えない。だが残念なことに、福沢を後継する「新・文明論之概略」はでてこず、彼の危惧した「独立の気風」の喪失問題とされない。とはいえ、西郷どんがいまだに人気があるのは、日本の近代化宿命的な矛盾をわれわれもどこかで気にかけているからではなかろうか。

常無常人常無常人 2018/01/13 22:33 西郷のことは征韓論や明治6年政変を読めば随分と見方が変わったかと。小学校4年か5年生に学校の図書館で読んだ子供向けの西郷の伝記にいたく感動したことを思い出しました。感動のもとは江戸の無血開城。彼は西洋かぶれではなかたと思います、と言っても明確な記録もない。おそらく農本主義的。漱石がロンドンで感じた和魂洋才への絶望感よりもむしろ利益誘導の果て軍艦作って生き残った何とか株式会社や戦後のブロンディのアメリカ、これらが力尽きようとしている成功日本に必要なのは価値の中枢をどこに定められるか、少なくとも戦前教育回帰でも死にゆく西欧資本主義の解説でもないでしょう。

2018-01-11

fookpaktsuen2018-01-11

農暦十一月二十五日。気温は摂氏11度。爽やかな快晴。f:id:fookpaktsuen:20180113115622j:image:w240:left終日何のアポもなく官邸執務室で黙々と仕事。晩八時過ぎに終ひ帰宅して「おでん」煮る。駱駝牌で酒たんぽ。拙日記2002年の1年分を「はてな」に上載。明治百五十年の由。明治百年がつい昨日のことのやう。高度経済成長のなか。画像帰宅途中に北角で道路渋滞あり何かと思へば中共からツアー客のバス待ち。歡迎強國朋友們!

2018-01-10

fookpaktsuen2018-01-10

農暦十一月廿四日。寒さ続くが風がないだけ昨日よりはマシ。昨日も遅くまで会議だつたが今日は昏刻まで新界の出先で会議あり終はつて大圍の酔月樓に飰す。

香港大学学長は5年の契約のところ4年で早期辞職する英国人学長(この夏より英国エジンバラ大学のトップに就任予定)がSCMPでのインタビューでこの四年どれだけ中共の香港中聯辦から(他の大学学長同様)圧力を受けたかと本音吐露こちら)。これにつき香港大学牛耳るアーサー王・李國章が学長コメントは虚言と大いに否定こちら)。いずれにせよ中共にある香港大学から逃げエジンバラ大学への転職賢明か。

⇧この与良氏の記事で紹介されてゐる「改憲の発議はいちかばちかではなく国民が「そんなのとっくに常識だ」と感じるくらいの案がちょうどよい」といふ日経社説(5日)(こちら)。

2018-01-09

fookpaktsuen2018-01-09

農暦十一月廿三日。今日は寒波と天気予報が言つてゐた通り今朝の気温は摂氏八度。香港と東京では体感気温が10度くらゐ違ふ。建物の中が香港は断熱材がないだけにコンクリートが冷えきると室内気温が低いのがつらいところ。香港で摂氏10度は極寒だが冬場の東京で「寒いでせう?」と言はれても0度でもそれほど寒く感じない。それにしても今日東京は摂氏17度だとか。香港のほうが10度も低いなんて。出かけ先で会議終はつたら20時。凍へて帰宅。テレビをつけたら(毎日、晩のテレビバラエティのことを書いてゐるが)TBSで「マツコの知らない世界」 に或る老舗和菓子司の社長が登場!で黒川さんといふ名に「とらや、か」と合点は甘党では常識だが御三家和菓子といふ特集ださうで虎屋の他は両口屋是清と鶴屋𠮷信だといふ。うーん。で「とらや」の御殿場にある「付近の人しか知らない」「ふだん公開がPRされてゐない」知る人ぞ知るとらや茶寮が広大な敷地の竹林のなかにあつて……と紹介。御殿場には「とらや」の製菓工場あり御殿場市街を挟んで東に位置するのが、こゝで晋三祖父岸信介のかつての私邸で吉田五十八の設計で水澤工務店施工モダンな数寄屋造りとして建築も有名。それが御殿場市の所轄となり「とらや」が指定管理者で茶寮として利用してゐる場所で「とらや」のサイトにもきちんと情報あり誰でも訪れられるところ。それをまぁ特ダネのやうに。それでもテレビの「バラエティでは」初公開という言ひ回しは慎重か。それにしても日本代表する菓子司がこんなバラエティで宣伝しなくても、と思ふが四代目がテレビ初出演ださうでお披露目か。この番組ならと選んだのは四代目の妻(インド人とのハーフ)がテレビを全く見ないのにマツコデラックス贔屓で「この番組だけは見る」からだといふ。何だかねぇ。この拙日記、この「はてな」にかつて利用の米国インチキサイトに残された日記の移行怠つてゐたが2001年3月から12月分の作業ます。旧サイトに公開のもの2001年7月分は同年8月分が被つてしまつてをり、この1ヶ月の記述が消えたかと焦つたが当方ファイル7月分の原本あり幸ひ。残すところ2002年と03年の2年分。当時は本当によく野山を歩き走り読書量も多し。15年前どれだけ体力があつたか。北京マラソンハーフで「2時間を下回る不本意な結果」と書いてゐる。今では3時間ペースなのだ。

毎日新聞特集ワイド)「ニュース女子」問題1年 謝罪せぬMX 「根拠なき情報」歯止めは」

2018-01-08

fookpaktsuen2018-01-08

農暦十一月廿二日。今朝は気温摂氏17度で昼には20度近くまで上がるが午後から一気に10度ほど下がるのだといふ。寒波襲来。中共大公報に六四の文字。すわ何事かとf:id:fookpaktsuen:20180109130452j:image:w220:left思つたらサッカーの香港対国内チームのスコアで香港市民はきちんと国歌斉唱したといふ実に詰まらない記事。私は甘党だし葛餅も好きだ。だが、このときどき貰うお菓子(写真)このちま/\した形態で「こゝまでして」食べないといけないのか、と思ふ。これの「正しい食べ方」もあるやうだが(こちら)いずれにせよ、その「くちゃくちゃ弄ぶ感覚」が苦手。このお菓子、全国でいったいいくつ「名産」なのかも気になるところ。寒い上に小雨のなか昏刻にジムのトレッドミルで走る。ジムのサウナがいつよりも混雑も暖をとるメンバーが多いからか。夕餉の豚汁で暖まる。連日「くだらない」と思ひつゝ日本のテレビの(まだ続く)正月特番を見てしまふ。アタシにとつては新鮮でもある。今晩は「さんま・玉緒のお年玉“あんたの夢をかなえたろか”SP」。さすがに玉緒ちゃんが昔のやうに饒舌でもない。アタシも年なのか制作側の期待通り、つい涙腺が緩んでしまから

2018-01-07

fookpaktsuen2018-01-07

農暦十一月廿一日。週明けは気温摂氏八度まで下がるといふ予報のなか雨風は昨日ほどはひどくない。日曜日だが今日も残務処理。正月元旦と二日に休んだだけで、f:id:fookpaktsuen:20180108173713j:image:h170:left f:id:fookpaktsuen:20180108173709j:image:h170:left このまゝだと再来週の出張まで休みなしか。とほゝ。iPad Proの機能が評判で、もはやノートブックすら不要といふ。ApplePRビデオで”What’s a computer”(こちら)も印象的。たゞ不思議とiPad Proに純正キーボードつきカバーをつけると重く感じる。重さを量るとMacBookのほうが254g重いのだがMacBookのほうが軽く感じるのは何故かしら。帰宅途中にほていや(Apita)と岡田屋(Aeon)でそれぞれ壁掛け時計とバックパックの背嚢を贖ふ。保証期間のある物は領収証と保証書等をきちんと整理しておくのは我ながら几帳面背嚢土屋鞄謹製の革製のがあるが今日のやうに雨の日は皮にシミがつくの厭ひ使へない。雨が降つてくると自分が濡れても上着など鞄にかけて歩くさまは異様といへば異様。そこで雨に濡れても大丈夫ものを探してゐたがサムソナイトでなか/\ナイスものこちら)見つける。一つ残念なのはラップトップ収納スペースがだらりと開いてしまつてゐて気になりマジックテープを取り付けてみる。

▼ 香港の司法トップ袁國強辞任で後任が住宅違法増築指摘され就任早々に最初仕事謝罪

f:id:fookpaktsuen:20180108173703j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180108173656j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180108173650j:image:h170

常無常人常無常人 2018/01/09 20:18 これであの紋切り顔見ないで済むと思ったら、またぞろ子供じみた家の問題とは笑っちゃうところですが、あれこれ暗躍の上官位買って何やら国民の信任も厚いらしく応援団までそろっているどこかの権力の闇よりよっぽどマシなんですかね。

2018-01-06

fookpaktsuen2018-01-06

農暦十一月二十日。朝から寒風吹き荒び午前中から雨風強し。官邸にて週末の残務整理。晩に家で韓国風焼肉。銅鑼湾の雑居ビルにある韓國泡菜專賣店の肉。TBSの「炎の体育会TV」の正月特番などでれでれと眺める。普段かうした番組見ないが畏友M君が番組構成のトップ。さすがに疲れてゐるとかうした娯楽番組も悪くない。

▼香港の司法トップ袁國強が噂通り任期中の辞任。前行政長官梁英振に抜擢されたくらゐだから能力は当初から危ぶまれてゐたが香港司法を着実に中共化進め民意との乖離もありお役御免。当然ながら中共大公報は袁の業績絶賛。

2018-01-05

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農暦十一月十九日。小寒陽暦正月気分も遠のいたが、ふと思つたのがお年玉。今の相場がどの程度なのか?と思つたら(見た資料が都道府県別でかなり差があつたが)f:id:fookpaktsuen:20180106134325j:image:w180:left総額で3万円台が最高。アタシが小中学生の頃、家が商売をしてゐたのでサラリーマン家庭より高値だつたのも事実だが高度経済成長期で当時の総額と今が変はつてゐない事実。当時の物価を考へるとお年玉の景気効果もどれだけ下がつてゐることか。中学1年の時だつたかSONYジャッカルといふ「テレカセ」発売され61,800円だつたが祖母らにねだりお年玉を奮発してもらひ入手してゐたのだから。ちなみに当時の大卒初任給が94300円ださうで。昨日までの好天が本日は雲行きあやしく午後から小雨。昏刻に湾仔で家人と待ち合はせ。香港の古くから商家路上店舗を写し続けた呉文正(1970〜)といふ写真家の写真展見るためで湾仔のMorrison Hillのあたりと家人から聞いてゐたのでMorrison Hill Rdのダービーといふパブで啤酒飲みながら家人の連絡待つてゐたら写真展の開かれてゐるf22 foto spaceが二軒隣りのビル。この写真展もお勧めだが(明日まで)このフォトギャラリーもまぁ凝つたつくりでカフェ併設で道楽とはかういふものか、と敬服。この写真家が写した(かなりの店舗がこの10年ほどで廃業してゐるが)場所がGoogle Mapに記録されてゐる(こちら)。写真展のあとWanchai Rdの拉麺太郎で軽く夕食済ますつもりが同店で旧知のO氏、T氏が飲んでゐて扉開けるなり二人を見て家人が思はず「帰ろ」と苦笑。結局飲み会となり二時間半ほど。最後生姜拉麺啜る。二次会へ行く算段の二人と別れ帰宅

最近、陋宅のマンションエントランスフリーペーパーとして積まれてゐる中共大公報に目を通すが今日記事に「歪曲歷史 練乙錚「獨」害港青」とあり何かと思へば練乙錚がニューヨークタイムズに書いた記事への批判。“Is Hong Kong Really Part of China?”(こちら)。「香港独立」の主張は法的にけして問題ないこと(井上ひさし吉里吉里人』にある通り)は練乙錚の指摘の通りで香港が大中華帝国の一部であったとせよ実質的に英領になってから近代の「領域」として成立したことも正しい。だがそれが中共に通じる筈もなし。

f:id:fookpaktsuen:20180106134644j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180106134640j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180106134636j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180106134632j:image:h180

2018-01-04

fookpaktsuen2018-01-04

農暦十一月十八日。御用始め年末から静かだつた電話鳴り始めるがメールはまだ不況でありがたい。晩にカレーライス。昨日の昼もカップ焼きそばで、お節料理に飽きるとかうしたものが美味い。昨晩、Macには「かわせみ」導入したがiOS対応ではないやうでiPhoneには眠らせるゐたATOK久々に起こして使つてみる。これはこれで悪くない。Apple日本語変換が昔に比べたら格段に良くなり彼が不得手とする点もいつの間にか許容してゐたが、やはり餅は餅屋で変換能力は専門には劣ると今更ながら納得。昔ならユーザ辞書の引継だけでもAppleのJLK(Japanese Language Kit←深水埗の黄金電脳商場でコピー入手してました、ゴメンナサイ)から「ことえり」へとか随分と苦労した記憶。それも今では15秒ほどでちょちょいのちょい。由紀夫さんの『小説家休日』(新潮文庫)を少し読む。キザな書きぶり。太宰への大嫌ひと言つて見せての嫉妬。

▼日経平均が大発会で一時600円超上げ。一瞬「これも安倍さんのおかげ?」と思つたが紐育ダウも高値で晋三のご加護じゃないとわかる。こんな今更バブルに浮かれてゐてもいゝのか。「本来、格差縮小の調整役となるべき政府(国家)は度重なる金融危機対策などを経て財政余力がほとんど尽きてしまった」と毎日新聞社説マネー資本主義の行方〜人類の知が試されている」(こちら)。

⇧相撲協会に色々と問題があるのはその通りだが、だからといって貴乃花正義改革者だというわけではない。一方、貴乃花奇天烈な部分があるのは事実だが、だからといって相撲協会が常識的組織であるわけでもない。でもって、両者を相対化しているオレがマトモなのかというとそんなこともない。(小田嶋隆

常無常人常無常人 2018/01/05 23:58 トランプの無定見、もりかけに平気な友達、企業風土が壊れて行くのも国民の金株に突っ込んだ好景気の演出も大相撲とやらが腐っているのも山中先生やせ細ってゆくのに寄付しようにも恒生BKカード受けつけないマイクロソフト日本同列のバカさ加減も人の世の中。1月4日はカミュの亡くなった日、あの`60の、と内田 樹先生の情報で思い出し、俺は何をやってきたんだろう、突然昔の秘書から広東話の電話MTR 内にもらった今日思うのは本も読めなくなった人生末期の無念。それも中環CSでハムとチーズ買ってもう記憶の片隅。

2018-01-03

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農暦十一月十七日。懇意歌手R君が自分の曲が日本語に合ふといふアイデア浮上で日本語版録音することゝなり練習のため自分用のデモテープ録音するといふ。それで日本語発音是正のため手伝ひ乞はれる。午後、湾仔の約束場所Mercedes-Benzどかんと登場で本人の運転で観塘のビルにあるスタジオへ。駐車場は満車でも運転手の顔をみたらスタッフが「あそこに停めて」だし通行人も「あっ」といふ視線で芸能人とはさういふものなのね。で録音開始。本格的なスタジオ入りは四半世紀ぶり。f:id:fookpaktsuen:20180104150232j:image:w240:left昭和の終はり頃は東京でいはゆるギョーカイでスタジオ仕事はいものうだつたのだが。日本語はたどたどしいR君だがさすが歌手ローマ字書きされた歌詞ほとんど完ぺき。自分発音直すためのデモなので1フレーズずつ慎重に発音確認しながらのバラ録りで「日本語ネイティブでなければ、この程度なら」とアタシならOKのところ1曲に3時間近くかけて徹底的に。さすがプロとはかういふものかと脱帽。それにしても歌手の中でも歌唱には定評あるR君だけあつて本当に上手。正月三が日でまだお節。NHKで「高麗屋三代の春 襲名・松本幸四郎家 歌舞伎に生きる」(こちら)見る。先代(八代目幸四郎)も勧進帳で往年の弁慶とか見てゐるはずなのだが、それに忠臣蔵や大成駒との関扉とか、印象に残るのは倅が呂宋助左衛門やつたNHKの大河ドラマで最終回に出てきた役になつてしまから七代目の三子息のうち(見てはゐないが)海老さま、松緑の中でも印象が薄い。九代目の芝居も、あの<観念>が苦手。それでもかうして白鸚、幸四郎に染五郎と2度も三代襲名できるのだから成田屋や中村屋に比べ家福であらう。大晦日に「ゆく年くる年」の裏番組NHK教育で放送してゐた0655-2355年末年始スペシャルを見てゐたが寝てしまひ半分くらゐ不明。そのあと目が覚めて珍しくネットで『Macファン』誌眺めてゐたら、あのEGWordが復活してゐたりお勧めのテキストエディタでUlyssesといふ、これがお試しで使つてみると、実に使ひ勝手良し。それと以前の「ことえり」踏襲した「かわせみ」といふ日本語機能がこれが古くからのマックユーザにはとても快適。今この日記を「かわせみ」使つたUlyssesで綴つてゐるのだが、まぁ心地よいこと。iCloudにリンクして辞書機能もiCloudにあるものを「かわせみ」に転移できたのもありがたい。

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元旦恒例の市民デモ主催者側発表1万人参加)で今年のテーマは何といつても高鉄での「一地両検」。この措置が単純に出入境手続きに限らず(この記事にもある通り)香港側を出境して駅舎内から車中も中共といふことで、そこでの犯罪中共国内適用といふ。想定されるのは車内で「一党独裁反対」とか「反思六四!」といつた政治的なところなのだらうが。高鉄の車内からは香港領内でもGoogleとかFacebookに繋がらなくしたら中共技術力は大したもの(笑)

⇧国民負担リスク国内賛否毎日新聞こちら)。通常こんなダメ会社の事業融資などしないだろうが「会社がどう」より国策基幹産業からなのだらう。

2018-01-02

fookpaktsuen2018-01-02

農暦十一月十六日。陽暦正月二日目。最悪のパニック初夢に夜中魘されて二度寝したら、そのパニックの続きで更に混乱の中へ。だうしたことか悪夢の舞台はいつも学校で学生。学校が本当に嫌いpひなのだ。朝ご飯のあとハーバーをジョギング。昼に家人将軍澳線の坑口。建築家のN氏と奥様で大学コミュニケーション論やメディア論を教えるK夫人が昨晩来港で西貢で海鮮料理。N氏は建築事務所東京で関西の国立大学建築家で教鞭も取られK夫人大学は名古屋のため夫妻の東西の往復でJRマイルが貯まればねぇ、と。昨晩の成田からフライトでは九州あたりを飛んでゐるところでCクラスのほんと近くの席で心臓発作起こした乗客がをり乗務員が心臓マッサージ続け乗客だつた看護婦とADEの操作に明るい乗員もいたが意識不明のまま台北に緊急着陸で、この患者を下ろし(預け荷物も出すわけだから時間もかゝるが)香港に向かひ香港着は深夜1時のため行き先別に乗合タクシーを出すため機内で到着後の行き先確認まで済ませたのだといふ。夫妻は今晩からは紅磡のケリーホテルだが昨晩は夜便到着なので空港のリーガルホテルにされてゐて不幸中の幸ひ。N氏とお会ひするのはまだ三度目なのだが趣味から生活作法までとても似てゐて話が合ふ。お二人の出会ひが偶然にも舞踏の大野一雄さんがご縁ださうで奇遇。また東京の今だにバブリーな某ギャラリーの話など、かなり共通する話題多く歓談尽きず。四人のうちお酒嗜まれぬK夫人除き三人で白ワイン2本でいゝ酔ひ加減。

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2018-01-01 Le Père Noël supplicié

fookpaktsuen2018-01-01

農暦十一月十五日。陽暦元旦お節料理少しと雑煮。久しぶりにジョギングでハーバー沿ひ走りジムに寄り帰宅。実家の母に新年の挨拶電話で。午後は昼寝でもするつもりが家人がiPhoneで連絡先のファイルを消してしまつたやうで連絡先はiCloudにバックアップしてあるからiPhoneごとリセットしてみるが直前にバックアップが働き連絡先アプリは出て来ずApp Storeから下戴したら起動した瞬間にiCloudから連絡先データ読み込まれる。つまり最初から連作先アプリを下戴すれば済んだといふことか。掃除機がかなり使ひ勝手悪くなり元旦早々、東芝のハンディな掃除機探して北角と銅羅湾に出たが人混みに疲れるばかりで徒労に終はり帰宅。昨晩の大晦日N響の第九なら元旦はNeujahrskonzert der Wiener Philharmonikerで生中継をテレビで見るのも何十年ぶりかしら。今年はムーティ指揮。縁起物でいゝだの悪いだのあれこれ言ふまい。生中継の始まる前の紹介番組で維納フィルのアーカイブだかの担当者ナチス時代ウィーンフィルユダヤ人団員排除といつた負の歴史について「我々がその当時の判断の是非を問ふことは難しいが(たゞ否定するだけなら易しいといふことの反語か)今の我々は歴史を学び、そこから何かを得ることが可能です」といふのは格言。その番組のあと本当は聖誕祭の晩にでも読めれば良かつたのだがクロード=レヴィストロース『火あぶりにされたサンタクロース』(中沢新一訳・長い解説)読む。原題は"Le Père Noël supplicié"で「刑に処されたサンタクロース」で随分とセンセーショナル邦題だが実際に1951年にフランスのディジョンでサンタクロースキリスト教聖職者によつてサンタクロースキリスト教の聖誕祭を異教化したといふ罪で火刑に処された事実。聖誕祭は夏に生まれたといふ説もあるキリストの降臨を当時の後の冬に置き(ローマ暦などで見てもけして「年末」ではない)イエスキリストの生誕を祝ふ祝祭はおごそかに教会等で生誕の場面を模型化したcrècheが視覚化されてゐたのだがクリスマスツリーがどうして普及したのかは理論的に説明できるものゝの近代になつてからサンタクロースなる老人の登場をレヴィ=ストロースは見事に分析してみせる。クリスマス祭は古代ローマケルトの異教の祭がベースにあり昼が短く夜に支配される冬至の頃の季節は死者たちが生者の世界侵入してくるのはケルト族の物語でもハロウィンでもナマハゲ伝説でも一緒。そこで「人々はこの死者の霊をあらわした異形の存在たちにさまざまな贈り物(供物)をあたえてご機嫌を取りお引き取りいただくことによって再び世界のバランスを回復しようとする祭を行った」のだが、さうした異教の行事キリスト教会は上手に「キリスト生誕祭」であるクリスマスに組み込み、さうした暗黒の冬に「イエス誕生することによって、この世界には光がもたらされる」としたといふ。さらに異教の祭り重要役割を演じた少年や若者たちの振る舞ひはヴィクトリア朝以降のブルジョア近代では「良俗に反する」「危険」とされ「祭の主役だった子供が家の中に籠って「いい子」であるようにしていると家の外の闇の中から鞭打ちじいさん」がやってきて子供を脅しながら贈り物を届けてくれる」といふ展開となり、その「鞭打ちじいさん」も古拙だとされキリスト教伝統の中で「子供たちの守護聖人」と考へられてきた聖ニコラウス(サンタクロース)が登場したといふ。

新聞元旦朝刊くらゐ何か大スクープでも載せて話題になつてもらひたいところ。毎日2016年に韓国に亡命した北朝鮮の在英公使へのインタビューで北朝鮮が拉致問題の解決条件として金正恩が日本から巨額の資金援助を望んでいるといふセンセーショナルとまではいへない一面トップくらゐ。それに比べ朝日は「幸福とは何かで2面以降の特集も「挑戦」だとか社会面では大手企業を退職しての「おっさんレンタル」で生きがひ見つけたおじさんの話とか何だか大丈夫か。そんなこと語つてゐる場合ではないと思ふのだが。

2017-12-31

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農暦十一月十四日。陽暦で大晦。今年一年を振り返るとアタシにとつては随分と鬱な年であつた。人並みに考へれば楽しいこともいくつもあるといへるのだが気持ちがとにかく乗らない。何をするにもモチベーションも低くエンジンがかからない。仕事も遅れる。困つたもの今日も残務処理で働き冬の好天眺めつゝジムのトレッドミルで走りあれこれ(年末の、といふわけではないが)f:id:fookpaktsuen:20180101075150j:image:w240:left雑なもの贖ひ帰宅。年越し蕎麦がないけどうどんでいゝかしらと家人が冷やしかけうどんを拵へてくれる。この冬は日本のテレビが繋がつてゐるので何十年ぶりかNHK教育でN響の第九を聴く(22日収録)。指揮はChristoph Eschenbachもアタシにとつては若いイーメジであつたが老境か。エッシェンバッハが振っても良くも悪くも可も不可もなきN響演奏。どうしても面白くない。収録のマイク位置関係なのかピッコロがやたらと響いて聞こえる。N響コンマスが(裏番組紅白審査員してる)ひふみんかと思つたら元維納で若手の篠崎氏ももうこんな年か。紅白に全く興味もないがチャンネルを回したらLIFE内村某扮するNHK General Executive Premium Marvelous Directorの三津谷寛治が代々木の空からヘリコプタから神南のNHKに飛び込む映像NHK社屋の屋上紅白会場入りしようとする三津谷を阻止しやうとするのが頭から足先まで黒装束のショッカー軍団現れ三津谷が戦ひ征伐するのだが、その相手が「暴力」「差別」と「圧力」「忖度」なのだつた。後者2つは明らかに晋三ワードだろ。これだけには笑つた。大晦とはい眠いもの眠い。今朝も4時起きだつたのだ。晩十時には寝てしまふ。よつて1時間時差のある日本の紅白の結果もゆく年くる年で各地の除夜の鐘ビクトリアハーバーに停泊中の船が鳴らしてみせる汽笛も聞いてゐない。蘭桂坊や銅羅湾タイムズスクエア前はカウントダウンで人で溢れハーバーでは花火もあるといふ。

▼晋三動静(30日)朝から昭恵夫人古森重隆富士フイルムホールディングス会長夫妻とゴルフのあと14:55に横浜の「九つ井本店」で遅い昼食。17:37にグランドハイアット東京投宿で19:06からホテル内の寿司屋六緑で友人と食事……間3時間で本当に食事できるのか。

2017-12-30

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農暦十一月十三日。昨晩の深酒で久々に朝寝貪る。年末残務処理。年末理由に垢擦りしてジムで走る。いつも音楽聴きながらでれでれのトレッドミル。AirPodsf:id:fookpaktsuen:20171231115501j:image:w230:leftつけて運動してゐる人あり。AppleのiPhoneとかに付属のイヤフォンは私の耳にどうも合はないのだが汗をかくと尚更でBoseのSoundSportといふワイヤレスのを使つてゐるが左右を結ぶコードが気になる。これの最新はコードもない。音質はいゝが大きさが気になり、それだとAirPodsも、あの耳飾りのやうな突起も気になるが耳から出張らないだけいゝかな、と。で早速お買ひ上げ。アタシは耳が大きいが左はまだ良いのだが右が緩い。スイッチボタンもないのだが機能的にはセンシティブでよく出来てゐる。

2017-12-29

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f:id:fookpaktsuen:20171231075541j:image:w120:left農暦十一月十二日。日本が仕事終はりになつてくれたおかげで忙しくなく雑務粛々とます。官邸のネット速度が人並みに早くなつた。早晩に湾仔のラーメン太郎にて鵝頸橋公厠倶楽部自称する知己での忘年会。大いに飲む。恒例で鵝頸橋公厠前で記念写真撮る。自撮りもプロの写真家ゐるので本格的。皆と別れバーMで数盞を楽しみ深夜帰宅

▼英国外交部の資料公開で20世紀末の英国の外交事情。サッチャー首相が日本の閣僚が渡英しては形式的にサッチャーと面会して握手して記念写真撮ることにうんざりしてゐたり。SCMPの記事1997年以前の英国と中共の香港返還めぐるやりとりで新空港建設とパッテン総督の民主化が絡む面白いところだが、その記事の中で唐突に“The governor had already talked to the Japanese government, which, though unlikely to say much publicly, would be influential in private in Beijing,” the minutes read.とあり「なぜここに日本政府との交渉が?」と意味不明。中英交渉で日本が(そんな外交力もプレゼンスもないから)そこまで関与していまい。ネットでも同記事こちら)を読んでみたら空港建設で日本のゼネコンが(今は昔)巨額の工事受注あり、これが中共にとっては面白くないところでもあったはず。

The announcement, which came without advance agreement with Beijing, drew heavy criticism from China, which accused Britain of emptying the public coffers before the handover of sovereignty in 1997.

Another set of documents show that major construction contracts for the airport project worth some £700 million (US$938 million) were awarded to an Anglo-Japanese consortium, while three British companies secured “good contracts” worth £250 million.

という部分が紙の記事では削除されていて、ここがないと上述の日本政府とネゴの意味が全くわからない。新聞編集が雑すぎる。

2017-12-28

fookpaktsuen2017-12-28

農暦十一月十一日。夜中にやたらと喉が乾き目が覚めて水を大量に飲むがダメ。午前三時には覚悟して起きてしまひ水分補給続けるが冴へない。血糖値を測ると13.2mmol/Lで食後7時間の空腹時としては、それって237.6mg/dLダメでせう。普段でも服薬してゐても(80〜100が適正のところ)126くらゐで少し高め血糖はうちの父方の血統か。永平寺のやうな生活時間になつてしまつてゐるアタシだが朝も4時半とか5時になると知己は皆、年寄りから起きてゐてSMSの往来が頻繁となる。不動産O氏とは昨日のこの日剩に載せた談志の話に。日本では仕事納めだが東方全然仕事はらず。それでも少し早めに官邸を出てジムのトレッドミルで走り帰宅。でれでれっとテレ朝で「池上彰が2017総ざらひ 知らずに終はれない今年のニュースTOP50」なる年末特番見てゐるうちに睡魔に襲はれ朦朧

▼昨日、中共全人代常委で香港での中共による出入境手続き(一地両検)につき合憲合法と当たり前だが全会一致で通過。来年二月に香港で(形式的だが)立法。中共と結ばれる高鉄で香港側に中共のイミグレ設営は技術的に仕方ないことだとしても「法的手続きとして」一国両制に反するといふ指摘もあり。これは前例との手続きの違ひについて。香港と深圳のボーダーの内、深圳湾口岸(ボーダー)は香港から深圳湾の橋を渡り深圳蛇口側に香港の出境手続き区が設けられてゐるのだが(それだけでいへば深圳湾では香港のイミグレが深圳に出張つてゐるのだから高鉄では香港側に中共出張るのも同じなものゝ)2006年に深圳湾口岸のこの「特例」の批准については先づ全人代常委が「香港政府が深圳蛇口に「港方口岸区」設営のため土地を深圳側から租借可」と判断し、それを中共国務院が批覆、それを受け香港で立法=条例化して国務院と香港政府が<合作安排>を結び最後全人代常委が批准確認といふ手続きがとられたもの。それに対して今回は政府がまず11月に実務的な<合作安排>を済ませた上で昨日の全人代常委での批准、そして最後に香港で立法手続きとなつてをり、そのプロセスがおかしいだろう、これが香港の一国両制を踏みにじる手続きだ、と。確かにその通り。だが中共にしてみれば(と中共の肩を持つわけではないが)香港に任せておいては九龍にこの中共のイミグレ設けるといふことだけで反対運動が起き立法、行政の手続きが遅延するのなら、といふことで今回の強行措置となる。まさに一国両制といふ理念が実際には上手く昨日してゐない明らかな例。

2017-12-27

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農暦十一月初十。晩に銅羅湾の居酒屋一番で十年程前に盛んに一緒に山をトレイルしてゐたO氏来港で酒を飲む。晩八時半にはお開きで早々に帰宅。十時には寝てしまふ。

週刊文春に水道橋博士が「芝浜」といふ題で書いてゐる。小朝師匠と今年の夏に新幹線で遭遇しての芸談なのだが談志について多くを語る。談志の話のベストは二つ目時代の「大工調べ」と藤浦敦が断言し山藤章二は談志が「芝浜」を演ると席を立つたと。石原慎太郎は談志の芝浜の歯切れの良さ「のみ」を褒め、その高座の時に同席した三木のり平は「なんで押しばっかりなのかね、引きがない、間がない」と言ひ放ち流石の談志も落ち込んだといふ。一方、談志も談志で志ん生の芝浜は酷評したといふ。それにつき「勿論、世評はありの上で観客それぞれの好みということが大前提ですよ」と小朝は大局的に論じてみせたと博士(アタシは小朝のかういふところが面白くないと思ふのだが)。小朝が談志から大久保の自宅で直接聞いたと披露するのが志ん朝に談志が「おまえ志ん生になっちゃえよ」と言つたところ志ん朝が談志に「それなら兄さん、口上に並んでくれる?」と訊き返され談志は「並んでやるかわりに、もっと落語、上手になれ」と志ん朝に言つてみせた、といふ話。いかにも談志らしい。そこで小朝が談志に「志ん朝師匠はどうしたらもっと上手くなるんですか?」と突っ込んだら談志は「俺だってからねンだ!」と声を荒げたさうで。志ん生にも志ん朝にも所詮敵はないとわかつてゐる上で苦悩する談志。その談志が素敵だと思ふが談志独自の落語観、あの「業」に基づく「晩年イリュージョン」は「落語から逃げているのではないかと思いました」と小朝。

D D D

常無常人常無常人 2017/12/28 20:24 談志の芸をずっとウォッチできたわけではありませんが、あの人の芸は過換気症候群のようなもので、ある程度意識はしていただろうけど、先に何があるかは模索しながらも考えつかないままに逝ってしまったように思います。その瞬間の出来損ないの(未完成の)パフォーマンスとして面白かったのだと思います。落語が総合芸術の一部になり得るのか分かりませんし、それを彼が夢想してたかも知りませんけど行き着く果ての姿を見たかったように思います。カズオ・イシグロのNHKインタビューを再放送まで見てしまってイシグロが総合芸術の断片としての文学を語っていたのを思います。ピエロ・リュネールの叫びの沈黙も頭に浮かびます。所詮言葉の総合芸術ってないものねだり?

fookpaktsuenfookpaktsuen 2017/12/29 10:42 あまり意識してやりだすと何でもダメになりますね。だから作家の処女作とか談志の二つ目時代がよかった、となる。本人が意識しようがしまいが小説でも芝居、音楽でも残るものだけが残って古典となる、それだけなのでしょうね。

2017-12-26 晋三二次内閣発足5年

fookpaktsuen2017-12-26

f:id:fookpaktsuen:20171228030522j:image:w240:left農暦十一月初九。本日は聖誕祭翌日のBoxing Dayで祝日。異教徒もかうして年末耶蘇の祝祭でお休みはありがたいところだが今日も官邸でご執務。こんな詰まらない日剩つらつら綴つてゐるが読んでいたゞけるのもありがたいところでグーグルの分析ツールによると毎日チェックされる方が約70人、週に数度が300人、毎月必ず目を通される方が1,000人程なのだといふ。鹿児島O氏家族で来港。旧交を温める。ご家族は4年前まで在港の折の知人家族との会食に向かひO氏とFCCで啤酒飲み六國酒店の粤軒に飰しバーMに飲む。ワイン持参するのに丁度いゝ大きさが70cm四方の風呂敷でデザインも茨城のAlbetreppeオリジナルhttps://www.albetreppe.jp/オリジナル商品/:title=こちら])は洒落てゐてワインのイメージを包み込んでくれる。

▼鹿児島O氏と鹿児島の話をしてゐて鹿児島の地元通貨はやはり「ドン」だらうと。ベトナムのVt₫と紛らはしいが。

⇧晋三について与良正男毎日新聞)が晋三は「批判はあってもチャンスを逃さなかった」と。御意。ポスト小泉での失敗はしたが第1次でも「復帰は早すぎる」と森喜朗にまでいはれた復帰での現政権も。常に危ふい賭けに出るがなぜか勝つ。国民の弱気への便乗か。ある経済人が「安倍さんは今、自分が首相でなかったら日本は大変なことになっていたと思っている」と与良に語つたさうだが確かに、その過信が晋三自身になかつたら弱い胃腸の克服も森友加計疑惑最中での衆院解散もなかつたはず。それが(誤謬に基づくにせよ)強さであり且つ危うさ、怖さ。そしてその晋三に比べ小池にせよ石破、岸田にせよ「次の次」なんていつてゐる政治家に次はない、と与良。

2017-12-25

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農暦十一月初八。昨晩十時半くらゐに寝たら夜中の二時すぎに目が覚めてしまひ三時前から起きて机に凭り雑事あれこれ済ます未明に机の抽斗にある文房具の整理とは。ぺんてるの大好きなシャープペンP207(こちら、P200シリーズの0.7mm)は日本ではすでに廃番で香港でも最近在庫あるも稀だが台湾ではまだ普通に文房具屋で売つてをり、いつか品切れになると思つて先々週も2本買つてきてしまつて陋宅にだけで4本。冥土土産になる数を確保してゐるだろう。朝六時すぎから時間ほど朝寝。聖誕祭のゲツヨウだが蛮族の異教徒で官邸で残務整理。本来終はつてゐないといけない仕事いくつも溜まつてゐるが年末なので一先ず机上、机まはりの整理。気分転換ばかり。快晴。午後遅くジム。東京の友人に年末毎年送つてゐる香港風景の卓上カレンダー、香港街道地方指南それにHugh Johnsonのポケットワインブックを買ひ求めにゆくが街道地方指南だけはまだ2018年上梓されてをらず。柄谷行人日本近代文学の起源』の中訳本が新刊書で平積み。かなり日本文学精通してないと、否、かなり日本文学読んでゐても、これは六ツかしいだろ。それにしても、この本には明治から昭和にかけてのかなり多くの文学作品引用あり、すでに中訳あるものも少なくないが、その引用の訳だけでも大変な作業だつたはず。無性にビールが飲みたくなり帰りがけにコンビニでビール贖ふとキリンビールのラガーがアンディ=ウォーホール故人とコラボマリリン=モンローのデザイン。ビールはビール、麒麟麒麟なのに何故にマリリン=モンローが要るの? 帰宅して好物の自家製コロッケに今回はポルトガル風にタラのコロッケも。『有吉ゼミ』でヒロミタッキーと「子供食堂を作る!」は自分子どものころに家業で親と食事が難しかつたため見てゐて、つい感涙が緩んでしまふ。また晩十時には寝入る。

f:id:fookpaktsuen:20171226121430j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171226121426j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171226121422j:image:h180

2017-12-24

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農暦十一月初七。快晴。日曜でクリスマスイヴで世の中は祝日気分。顔本で見ると知己の多くが外遊中。官邸で書類整理。茶器を並べてみると予想以上にしっくり。有馬記念はまぁキサンブラックの強いこと。スタートからハナをとり安定した走りのまゝ後続を寄せつけず1と½馬身差で優勝。1番人気馬に賭けられないアタシは(明らかに好調ではなささうな)サトノダイヤモンドで負け。午後遅く中環へ。いくつか寄りたいところあつたが連休中の日曜とあつては年末はいへ休業の店舗多し。辛うじてGough街の土屋鞄製作所訪れる。直接こゝの経営は香港の小物系の輸入問屋なのだらう。土屋の大人のランドセル背負つた客は一目置かれたか。太古城へ。ユニクロでヒートテックの下着や靴下買つたり官邸執務室用の湯沸かしや無印お盆等購入したいのだがクリスマスイヴでとんでもない混雑。聖誕祭は異教徒であるし元々が節句を祝ふ感覚欠如のアタシにとつては歳末のこの商場の賑はひは荷風三人の境地にて迷惑不便以外の何ものでもない。帰宅して連休なので多少余裕ありテレビつけると「たけしのテレビタックル」とか橋田壽賀子とのネタも面白みも感じられずNHKの動物の赤ちゃんスペシャルコント番組LIFEを見る。熊本の特集で商店街・上通りが懐かしい。マツモトレコードももう今はない。過去番組で「ザ・プロファイラー」の立川談志特集若い頃の『現代落後論』を三一書房から上梓したころの談志には興味あるが政治家になつてから、そして落語で「業」を説くやうになつてからの談志がアタシは大の苦手。あの<芝浜>はとても聞けない。志の輔はそれを何事も他人事(ひとごと)でなく我が事として考えるのが大切と談志の芸談。談志は何を語つても談志の○○論になる、と志の輔の指摘はさすが鋭い。それが好きか嫌ひか。私は嫌ひ。三木助や志ん朝のやうなさらっとした語り口が好き。

f:id:fookpaktsuen:20171225143934j:image:h200:left f:id:fookpaktsuen:20171225143929j:image:h200:left▼藻谷浩介「少子化の果てに」夢見る末広がりの未来毎日新聞時代の風)。少子化が叫ばれ日本にとつて重要課題だが日本以上に韓国、台湾そして言及されてゐないが香港、シンガポールも深刻で、少子化は日本の将来にも重要な影響与へるが藻谷先生分析では必要以上に悲観ではない。人口減少によるメリットもあり今後また人口が多少なりとも増加する、経済社会を維持するだけの人口が確保できる可能性。たゞし「公共投資よりもずっと消費増効果の高い生活保護を削減し貧困家庭の子育てを困難にする(晋三政府の)愚策は引っ込めていただき、働きながら子育てしやすい環境の整備に努めれば」の話。f:id:fookpaktsuen:20171225143937j:image:w260:right

▼香港への開通も間近?の高鉄で中共への入出境手続きが香港でとなる「一地両検」は、これは(この日剩で何度も言及の通り)跨境の列車なのだから計画段階で想定されたことで最早致し方ないこと、と思ふ。これが「一国両制の原則に反しない」とか中共や香港の御用政府が言ふのは「タテマエとして想定内」だが「基本法に完全に符合する」とか言ひ切つてしまふのは明らかにウソ。少なくても「基本法では想定していなかった点だが鉄道設営では致し方ことで、これが一国両制を壊すものではない」くらいの声明に抑へておくべき。さらに香港の行政長官リンテイゲツガが年末の休暇に桂林に遊ぶのに、わざわざ皇崗から香港出境中共入境して深圳北站まで地下鉄で移動して北站で桂林行きの高鉄に乗つてみせ不便さと「一地両検」の必要性PRしてみれるのは愚の骨頂、呆れるばかり。忙しいんだから飛行機で行けよ。

f:id:fookpaktsuen:20171225144001j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171225143951j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171225143947j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20171225143942j:image:h180

2017-12-23

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農暦十一月初六。土曜日f:id:fookpaktsuen:20171224131529j:image:H180:left朝、何気にNHKをつけてみたら天皇についてかなり長い特集ありぼんやり眺めてゐて<皇室この1年>といふタイトル年末だしな、と思つてから今日天皇誕生日であることに気づく。朝イチで銅羅湾で散髪済ます。週明けの月曜が聖誕祭で翌火曜がBoxing Dayなので世の中は今日から連休気分。中共の深圳へ。もう諦めてゐたVPNが回復してゐる。政治的に安定なのか。国贸の蕎麦人でとろゝそば。羅湖からだと線路に沿つて建設路沿ひの盛世嘉創中心といふ大厦の中に茶行の問屋や店が集まつておりかねがね覗いてみたいと思つて通り過ぎてゐたが、かなりの充実で雅陶茶藝といふ店舗で、とてもモダンで洗練された茶器一揃へを見つけて官邸の接客用に購入。来客に主人自ら茶を立てるといふのも良からう。国贸の坂田日本料理でうなぎの蒲焼き。一軒飲みに行かうかと大剧院まで行くが目的の飲み屋見つからず羅湖に戻り帰宅

f:id:fookpaktsuen:20171224121519j:image:w240:right晋三に首相をさせていると、中曽根大勲位がどれだけ立派だったか、と今更ながら思ふところ。政治的立場は合ふ、合はないはあつても少なくとも首相はバカではいけない。

f:id:fookpaktsuen:20171224131535j:image:H180 f:id:fookpaktsuen:20171224131544j:image:H180

2017-12-22

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農暦十一月初五。見事な冬の快晴。雲一つなし。本晩も忘年会あり。天后は清風街の上品火鍋。いぜんI君にいたゞいた四川の水井坊といふ老酒持参。本日冬至家族で暖かく団欒が当時の風習だといふのに、その晩にクリスマスの装束などして「会社単位」で忘年会などしてゐる日本人は地元民にはかなり奇観に映つてゐるのだが日本人はそれすら気がつかず。近代の不幸。確かに名前の通り「上品」火鍋だが評判の牛肉は一見豪華に見えるが究極の薄切りで火を通すと4分のf:id:fookpaktsuen:20171224124950j:image:h180:left1ほどの大きさに牛肉が縮むので3、4切れを一緒にしゃぶ/\せぬと食感がない。冬至は飲食店にとつては稼ぎどきで火鍋屋となれば冬至人口膾炙し外には予約なしでの待ち客あり。宴会も2時間近くになつたら2時間でお勘定済ませて卓を譲つてくれるのなら2割引きとオファーあり。火鍋も終はつたのにでれでれ飲まれてゐては店にしてみたらたまつたものぢゃない。晩八時半には帰宅。マフラーの整理。寒がりだしマフラーの安堵感が好きでマフラーがとても増えてゆく。テレビをつけるとフジテレビで中村屋のドキュメンタリーあり、それを眺める。先代の勘三郎からひ孫の代まで梨園でも奇特役者一家。勘九郎の倅二人を見て思ふが確かに、この梨園で役者の家に育つといふことで確かに陋巷に育つのとは違ふ独特の感覚が育まれるのだらう。明らかにフツーぢゃない倅たち。中村屋には十八代目に幼い頃から可愛がられ部屋子として三番目の倅と育てられた鶴松もゐるが子役から芝居の世界にゐる鶴松がやはり普通に見えるのだから。それにしても女将の好江さんのゴッドマザーぶり。この番組の紹介記事で「勘三郎の長男、勘九郎と次男、七之助兄弟の奮闘……」はどこの新聞だつたか歌舞伎に明るくなければ(読み方によれば)最大5人のように読める。本多勝一日本語の作文技術』的には「勘三郎の長男・勘九郎と次男・七之助兄弟の奮闘……」と書けば良いのだが。

クラシック音楽界ではレヴァインに続きデュトワも#ME TOOでセクハラ醜聞。かうなると次は世界に君臨するピアノ女王なのではないか、と。キーシンあたりが#ME TOO……なんて怖くてできないか。怖いといへば中村屋の女将と東西対決。それも大分は別府の温泉で、と思つたら「芝居の湯」なる施設が別府にあり。

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2017-12-21

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農暦十一月初四。気温は朝は摂氏13度で昼は二十度近くになり陽がさすが建物の中の寒さといつたら。晩に太子の某ホテルで某忘年会あり末席を汚す。パーティ、多数での宴会が苦手でクリスマスパーティだといふのだから、まさに文字通り末席を汚す。みんな楽しさうでいゝなぁ。食べ放題、飲み放題も苦手だが石班の蒸し魚の料理で「魚 FISH」と説明書き。そんなの見ればわかるだろw

▼昨日、香港特区政府謹製来年ダイアリーを知己からいたゞく。開いてみると巻頭に中共の全国地図で百歩譲っても香港ぢたいの地図がないことに唖然。もはやそこまで忖度しないといけないほどダメダメな香港特区政府なのか。

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2017-12-20 人生初のSTAR WARS映画

fookpaktsuen2017-12-20

農暦十一月初三。自慢ぢゃないが、これまで人生で一度も“STAR WARS”の映画シリーズを一本も見たことがなかつた。周囲の連中がスターウォーズf:id:fookpaktsuen:20171222180655j:image:w240:left盛り上がつてゐるときもスペースファンタジーは『2001年宇宙の旅』でしょ、スターウォーズなんて子どもっぽい娯楽映画とバカにしてみせ映画雑誌でタフコフスキー監督の『惑星ソラリス』のことを知つて見てはみたいが東京でなら名画座でときどきかゝつても田舎の子にそれを見る機会もなく初めて『惑星ソラリス』を見たのは高校の時だつたか深夜のテレビ映画劇場だつた。それで今日まで“STAR WARS”がいくら連作でかゝらうが見もせずきたのだが今回『最後ジェダイ』という新作でお招きうけ折角なのであの世土産にと初めて“STAR WARSシリーズ映画を見ることに。あのテーマ曲冨田勲シンセサイザーでのアレンジ曲は見事だつた)とダースベイダーとかスカイウォーカーレイア姫といつた名前は知つてゐてもストーリーも知らないのでネットでさらっと予習。尖沙咀の映画館IMAX 3Dといふ立体映像で見たが映画は遠近感あるのはいゝが字幕が(見ないので幸いだつたが)字幕がやけに近く本編と字幕を交互に見るにはかなり辛いだらう。この悪の権力正義レジスタンスとの戦ひは、かなり良識的に面白いのだらうし、そこに親と子のギリシア神話的な葛藤であるとか、ルーカスらしいまるクロサワ映画的なチャンバラ映像美は大したもの。だが抵抗軍の中に何だか変な生き物が人間と一緒に戦つてゐたり島の鳥に感情があつたり、さうした点が(この映画ディズニーになつて余計にさうなのかもしれないが)あまりの子どもっぽさに興ざめしてしまふ。それに基本的に銃撃されても爆弾でも死なない不死身とか、さういふの、苦手。映画のお招き受けた上にユニクロのJoe Kawsコラボの黒スヌ、自分では買はなかつたが私がスヌーピー好きと知つてゐる旧知から貰ふ。寝室にはもう50歳以上になるスヌーピーともう一匹、そしてこの黒スヌで3匹になつてしまつた。

⇧一党独裁国家の形式的おざなり「選挙」はいへ仮にも全国人民代表大会の代議員選出で投票に際し選挙人にこんな記念のペンを送るとは、やはり中共はかなりキてしまつてゐるとしか言ひやうがない。

常無常人常無常人 2017/12/22 20:42 「スターウォーズ」、その昔第1作(今でいう第4作)を超満員の劇場の最前列で見た時のことは今でも忘れません。開幕で帝国の戦闘艦が頭上を通り過ぎる映像とドルビーの音響とナレーション。椅子こそ動かないけれど、あの時代の先端技術で描いた宇宙チャンバラの傑作3部作であったと思います。結末は戦闘勝利しかないのだと大人になってからはっきり認識したのもこの映画(「マトリックス」でも)。当時3歳保育の娘が帰ってから黙々と描いたR2-D2の絵と共に遥かな昔話になりました。原作(日訳)と映像とどっちが上かそれぞれでした。ソラリスは本、2001年は映画、後出し本を読まなければ分からなかったET、どっちも訳が分からなったのは「ブレードランナー」(前作、だから見たくなかったリメイク)と「デューン」。子供時代の映画が始まる前のワクワク感がよみがえってくるかなと思って(もうそんなことはない)時々SF映画を見続けているのです。

2017-12-19

fookpaktsuen2017-12-19

農暦十一月初二。薄曇。忙しい。晩はレトルトのカレーで済ます。不在中に小包か書留か何か届いたやうで香港の場合、再送制度ないので郵便局に受け取りに行かねばならず。家人が出かけに寄つてくれたが楽天で「ふろしき屋」から荷物で通常は実家に送るところ間違へて香港で、それも自宅に。家人はその小包を半日もちあるくことに。なぜ風呂敷が好きなのかしら。かなりあるが色柄、大小違ふので一、二枚には断捨離できず。

▼倫敦や新加坡に対抗して建造してみた香港は中環の観覧車、HK$100も払つて中環の周囲の超高層ビルを見上げるだけ、で「大したことない」ですぐに飽きられ休業。新しい運営会社が決まりHK$100を一気にHK$20にまで値下げして再開ださう。果たして乗りますかね?香港鼠楽園も入場者減で年間HK$234mの赤字で入場券は大人HK$589からHK$619に5%値上げで、ディズニー不調で漁夫の利を得ていたオーシャンパークも経営難に陥り入場料は大人HK$438からHK$480に9.6%の値上げ。アミューズメントは末期的。日本では海外から旅行者にも人気で比較好調のアミューズメント産業だらうが兎に角サービスエンターテイメント性」の一言に尽きる。見た目同じでも香港のそれは明らかにサービスも含め受ける楽しさに欠けるところあり。

毎日新聞「政治の言葉」(こちら国語学者金田一秀穂先生のことば。

国難という一言で表すのはあまりに大ざっぱで、どこが国難なのか全然からなかった。本当にミサイルの脅威を感じているならば、被弾したら甚大な被害が想定される原発をまず止めるべきでしょう。仮に国難だと認めたとして、それを招いたのは誰ですか?責任を取るのは安倍首相です。国難表現したのは支離滅裂としか言いようがない。

2017-12-18 台北四日目

fookpaktsuen2017-12-18

農暦十一月初一。昨日の摂氏11度といふ極寒で台湾では18人が凍死で6人が危篤の由。日本や寒冷地の民からするとお笑ひだらうが防寒設備がなく建物も断熱材などないので凍えるほど寒い。まだ朝早く客もわずかの静かなラウンジで朝食。日記書いたりメールの返事をしたり旅行中にそんなことに時間を潰すのなら何処かにいけば?と我ながら思ふところ出不精で旅行先ほど客室で寛いでゐるのが好き。家人は寒さと小雨のなか近くの市場へ買ひ物へ……のはずが出先から月曜は公共市場休みだつたとLINEが入る。午後4時のレイトチェックアウトの確認宿泊代の会計を先に済ませようと朝十時前にラウンジに往くと朝食でほとんどの宅が埋まり思はず「こんなに皆さん朝は遅いの」とつぶやくと平日でもいつもこんな感じなんですとスタッフの弁。旅荷をまとめ昼前に出街。敦化中高経由で台北車站。重慶南路から路地に入り城中市場の老牌牛肉拉麵大王へ。いつも台北最後の日は此処で麺をすする。家人と別れ市中散策。台大付近古書肆訪ね歩く。夕方ホテルに戻り退房でタクシーで台北車站に戻り桃園捷運で空港へ。それにしても桃園捷運、あくまで桃園の地元住民の足となる条件で建設の結果くねくね。在来線に成田のように空港線設けたんぢゃないんだから。時速80km超えるところもあつたが基本的には60kmくらゐでちんたら。空港の第1ターミナルまで36分かゝるが直線で結んでたら25分もかゝらないはず。EVA Airラウンジは第2ターミナルに3つあり松竹梅で松は実際のファーストビジネスクラス搭乗客用、梅は提携銀行カード客用でスタアラのゴールドは竹ラウンジに通される。魯肉飯に台湾啤酒。セルフのホットドッグが人気。A321-200の機体は新しく清潔。往路では着座するなりすぐ寝てしまつたが家人に機内での安全デモンストレーションビデオアーティスティックで、たぶん雲門舞集だと思ふけど、といはれてゐたのでビデオを見ると確かにばっちり雲門舞集(クラウドゲイト)テイストで多分、雲門2による作品抽象的すぎて具体的な安全ルールがよくわからない(笑)。短距離エコクラスにもかゝはらずベジ機内食は冷菜で大豆のハンバーガーとフジッリの野菜和へが格別。これは餌ではない。香港空港着。空港の荷物受け取りのターンテーブルが紐育からのUA179便で11月のあのUAでの苦行を思ひ出すとぞっとしてEVA Air天国に思へる。荷物もすぐに出てきて早々と帰宅。旅荷すつかり片付ける。

f:id:fookpaktsuen:20171220083719j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20171220083714j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20171220083710j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20171220083703j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20171220083657j:image:h170

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2017-12-17 台北マラソン(ハーフ)

fookpaktsuen2017-12-17

農暦十月晦日。朝五時過ぎに起きる。気温は摂氏11度で天気予報は日の出後も寒波の影響で気温上がらずといふ。体感気温は摂氏9度だとか。六時にホテル出ると小雨。市街を北北東に進路をとり台北市政府前の公園目指す。マラソンでもLGBTでも反政府、反原発でも集合は此処。先月の紐育ではシャトルバスの混雑が読めず出発地点着いてから間取り荷物預けられず失態演じたが今日は六時半のフルのスタートの歓声聞きながら余裕あり。七時にハーフ定刻でスタート。市政府のまわり四分の三周して仁愛路を西へ、西へ。民国三民主義色濃厚な街路名前のうち中山路は別格として、この東西の仁愛路と南北は敦化路が車線も8車線で広く街路樹も繁りこれが巨大な仁愛敦路のロータリーで交わり見事に十字架のやうで仁愛路は東端が市政府で対峙する西端は総統府(旧台湾総督府)と実に地政学的に面白いもの。東から幸福、安和、敦化、捷運茶色線の高架が復興、南北の首都高の高架が建国新生中山南路に至る。マラソンコースは臺平賓館(政府迎賓館)前のこゝで北に曲がり右に台湾大学医学部病院教育院、立法院と眺め忠孝路を過ぎて昔はこゝから陸橋があつて鉄道を越へて、そこが今では台鉄の地下化で線路が市民大道となり……等と考えことばかりしてゐるのだから走りに身が入るはずもない。東西の道が三民主義なら南北は大陸の都市名が並び長安、南京、長春で民生路までが市の中心部。銀座から日本橋を走るやうな目抜き通りだが八車線の車道のうち中央四車線がランニングで左右其々二車線は日曜朝とはいへかなりの殊にバイク交通量で排気ガスがたまつたものぢゃない。圓山公園の傍を抜け高速道路に入る高架に上がり基隆河を渡り圓山大酒店を見上げながら東へと北安路に入ると巨大な敷地のアメリカンクラブ、忠烈祠、国防相海軍総部など軍事施設並び基隆河が南に曲がる所でハーフのもはや15kmでお気楽。それにしても気の毒はフルマラソンでスタートは一緒だが仁愛路の先で総督府のあたりをぐるりと一周してハーフと合流して中山北路を走つた後、この基隆河の河川敷(美堤河濱公園)を二往復半ほどして20km近い距離を稼ぎ基隆河を亦た市街に入つたところで合流となる。今回のマラソンに台湾の外から51カ国の3,200人が参加で国際的認知からいつても国際組織が国際イベントして認知すべきと柯文哲・台北市長(写真w)f:id:fookpaktsuen:20171219201447j:image:w220:leftが指摘してゐるが、それには何よりコースでの自動車バイク制限と、近所のジョギングじゃないんだから単調な河川敷コース見直しすべき。コース最後は基隆路の地下道を近未来的といふか何だか末期的だが、それを抜けて市政府前でゴール。昔は二時間ハーフ走つてゐたものだが三時間もかかつてしまふ。それでも楽しく物見遊山で完走できるから我ながら大したもの家人の出迎へ受ける。気温は上がらずレース中もずつと簡易ビーニルヤッケ被つたまゝだつたがレース終はると寒さが身体に染み入る。台北101の捷運站から1つ西の安和信義へ。下町の通安街の食堂で面を啜り青菜湯を飲む。身体も少し温まりホテルまで歩いて帰る。シャワー浴びると温水がこんなにありがたいとは。日本で今日開催の防府マラソンだつたか気温は摂氏5度だといふが南国の体感気温は皮膚感覚10度差あるので台北の摂氏11度は0度近いのだ。午後。路線バスで敦化忠孝まで出て捷運青線で台北車站。地下道で「台北鳥人間」に再会。バスターミナル。渓礁行きのバスは去年春の時よりアップグレードで1-2列の高級バスで快適。13:57発だつたかを10分前のウェイティングで台北市内を走るうちに睡魔に襲はれ気がつくと国道5号線の長いトンネル(13kmで台湾一長い隧道なのださう)を抜け東海岸で台北から50分ほどで礁渓。礁渓のバスターミナルから歩いてすぐの森林風呂へ。寒空に小雨で露天風呂ほど心地よいものはない。礁渓で温泉宿並ぶ繁華街は日曜早晩で遊客多し。そこを抜けて火車から南に延びる中山路へ。このあたりは観光ヅレしてをらず、地元民も多くのんびり。飲食店も廉価。礁渓といへば鴨料理といふわけで昨春に食した「鴨不倒」は閉まつてゐて近くの「陳記當歸鴨」へ。鴨尽くし。レースの後の蛋白質摂取といふことで中山路で更に一軒、かなり賑はひの三妹爌肉飯。爌肉だけでも十分なのに魯肉飯の上にこれだ。かなり満足。町外れのバスターミナルまで歩く途中で無料の足浴に浸かる。台北行きのバスは往路では気づかなかつたが台北車站と直通の他に捷運文湖線(茶色)の科技大厦站経由もありホテルから至近距離。こゝで下車。温泉のあと客室のシャワー浴びるはずもなく早寝。

▼昨日ホテルのジムでトレッドミルでてれてれ走りながら見てゐたNHKの歴史秘話ヒストリア11月24日だかの再放送)「日本人と山 私たちは、なぜ登るのか」(こちら)について。未踏峰だといふ槍ヶ岳に佛を見た修行僧の播隆の話に始まり加賀藩の信州との国境にある黒部の山岳の警備の話など日本人は古来から山に畏敬の念を抱き山を愛おしみ日本独特の山に対する思ひ入れと食傷気味に思へるほど「日本人にとつての山々」とくどいナレーションが続き(といふか「くどいナレーション」こそ、このヒストリアらしさなのだらうが)チベットだつてアンデスだつてアフリカでも世界どこでも聳え立つ山に神々が宿り畏敬の念などもつてゐるのになぜに「日本では」とするのか、晋三に叱られなくてもNHKもじゅうぶんに日本の滑稽な民族意識高揚に努めてゐるよな、とぶつぶつ思ひながらトレッドミルで走つてゐたら槍の播隆、加賀藩の話に続いて日本にとつて近代の登山を生んだのが、とこゝで登場がアーネスト=サトウでサトウなくしては日本の登山に「純粋に山を愉しむこと」はなかつた、と。おいおい。日本にしかない山への愛着はどこにいつたんだよ。

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