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2018-05-22

2018年05月22日の呟板

2018-05-21

fookpaktsuen2018-05-21

農暦四月初七。朝イチで新界での用事済ませ酷暑のなか大埔へ。私はケチなのでティッシュのTempoは4枚重ねだから1枚ずつ割いて使ふのだがMTRの中で、それをやつてゐたら目の前のお婆ちゃんに「あんた、偉いわ」と褒められた。落馬から福田口岸で深圳入り。イミグレで顔写真ばかりか両手十本指の指紋まで撮られる。これぢゃ飲み屋でグラスも持てない。赤線で会展中心へ。f:id:fookpaktsuen:20180522075948j:image:h170:leftf:id:fookpaktsuen:20180522075944j:image:h170:leftつの間にか香港にもない超モダン福田区の超近代的なビジネスタウン。卓越時代廣場の渣打銀行銀行手続き。5年前だか口座開設したのは当時、深圳音楽廳は音響が良い、世界的な演奏家も来るといふことでだつたが深圳の観衆マナーの酷さには一度で辟易して二度と訪れてをらずチケット入手もアリペイや淘寶あればキャッシュレスで国内銀行口座は今更不要。その口座が紐付のパスポートが失効してゐますよ、新しい紐付けをと連絡あり。で今回、簡単に済ますつもりが「中共外国人居留証がない」「日本の身分証もない?」で手間かゝり始め「なぜ日本には身分証がないのだ?」と銀行手続きはまるで公安の取り調べのやうになつてきたが「日本は自由社会なので身分証なんて要らないのだ〜!」と噛ましたところで相手は笑ひもせず香港の永久居民証見せても国籍は日本だから香港IDでは紐付にならぬ、といふ。5年前は香港の同銀行の信用を基に旅券と香港IDで何ら問題なく口座開設できたのだが当然のやうにマネーロンダリング不正防止のため口座管理が厳しくなつてゐるのだと銀行経理は困り顔必要なのは日本国籍で、日本の住基カードマイナンバーでもあればいゝのだらうがアタシは海外在住が長く、さうしたものすら取得できぬし、それよりも住基カードでもマイナンバーでも「名前ローマ字表記もない」f:id:fookpaktsuen:20180522075958j:image:h170:left f:id:fookpaktsuen:20180522075954j:image:h170:left から使へない。それじゃ面倒かけるから「口座解約でも構はない」と告げたが「本人確認ができないから解約もすぐにできない」といふ。結局、埓あかず「検討して連絡するから」で銀行出る。往路は猛暑の下、地面をビルの日陰から日陰へと抜けて「ずいぶんと通行人が少ない」と思つたが超高層ビルは地下で結ばれており丁度昼時でオフィスビルに勤める何万といふ諸君が地下街で昼食ラッシュ。安くとも30元台、平均は40元で50元台も少なくないオフィスランチ。つまり東京ともう格差もない。青線の地下鉄で老街へ。粤海酒店の蕎麦人で手打ちとろゝ蕎麦啜る。向西路の馴染みの按摩やで足浴済ませたころに銀行から電話あり「国籍から日本の身分証と紐付けできないのがパスポート本人確認は出来てゐて香港の同銀行口座の信用再確認して、これで問題ない。次に今一度、新旧旅券の提示を」と。香港に戻る。深圳から香港に戻ると昔は文明社会に帰還したやうだつたが中共での(ネット思想信条自由制限を除けば)ハード的には深圳の殊に福田地区だが未来都市のやうで香港がとてもローカルに見える。とにかくあの薄汚れて草臥れた人民元の紙幣がキャシュレスでどこかに消えてしまつたのだから。香港に戻り太古のKornhillに寄る。こゝも自動レヂやAeonf:id:fookpaktsuen:20180522075941j:image:h170:right f:id:fookpaktsuen:20180522075937j:image:h170:rightapp使つたショッピング展開してゐて超級市場で欲しい商品はアプリの型録から予め選んでおき商品から目当てのものバスケットに入れるか、その場で商品のバーコードと個数をスキャンしておけばチェックアウトでQRコードかざせばオクトパスや信用卡で支払ひも簡単と。確かにこれは重宝。Aeon Cardが1枚しかなくても家族で同じアカウントの共有まで出来てしまふ。で初めてこのアプリ使つて買つたものといへば森永のチョイスビスケットと亀田製菓のワサビ柿の種であった。

▼香港のMTR站の内でも構造の複雑さでは難度5の鰂魚涌站。従前からの港島線に将軍澳線(かつては観塘線)がX字に交差し2つの線の高低差もあるため階段エスカレータでの接続が迂回、迂回でさすがのアタシも方向感覚がおかしくなるほど。站の構造図見ただけでも目が回るf:id:fookpaktsuen:20180522075930j:image:h170:left f:id:fookpaktsuen:20180522075933j:image:h170:left構造図で興味深いのが鰂魚涌站の太古側の出口コンコースから続く歩道橋本来の站舎は站舎内で、そこから外に繋がる歩道橋は別と思ふが、これが港島線開通、鰂魚涌站開業時にはすでに設けられてゐた歩道橋で站舎内からエスカレーターで上がりMTRの所有、管理物件となつてゐる。鰂魚涌の開発は進んだが、その太古坊がこの歩道橋とは全く違ふエリアに出来てしまい太古坊は太古坊で鰂魚涌站とはぎりぎり直接ではない歩道橋を造るハメになり、このMTRの巨大な歩道橋はすでに遺物と化してゐる。

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Facebook:引用するには内容の深い記事等はこちらの顔本に無断転用で掲載しております。

旧「富柏村のゑぶサヒト」(こちら)には途中でアップデート止めた「香港用語の基礎知識」やかつて香港邦字紙等に連載等の富柏村記事掲載あり。

2018-05-20

fookpaktsuen2018-05-20

農暦四月初六。快晴猛暑陽暦で四月廿九日以来の休日。20数日も休みなく就労してゐると疲労感通り越して無感覚。朝寝貪れるわけもなく早起きで朝食だけはゆつくりと摂る。書室の壁に画掛けの金具を穿ち普段洗濯物の乾燥にしか使つてゐない二つ目のバスルームの照明配線の修理のつもりが実は電球がきちんと嵌まつてゐないだけだつた。炎天下。日陰/\を求め樹下、軒下を抜けてジムへ。昼に菠薐草入りの麺で炒麺。昼のビールにほろ酔ひで午睡。のんびり。InterFMでかなり久しぶり、半年ぶり?でピーターバラカンバラカンビート聴く。シャルドネで枝豆頬張り自家製餃子。東京12チャンネルで池の底渫ひの番組見る。何十年も底さらひされてをらぬ池で誰かが持ち込んだのか水路から入つてきたのか凶暴な外来種が在来種絶滅の危機に追ひ遣るのを防ぐといふストーリーになるが昔からの生態系を守る、希少な生き物の存在を守ることは大切だが在来種にも凶暴な肉食、雑種系の生物はゐること。外来種=悪といふイメージつけすぎてゐないか。強いものがくれば在郷を淘汰してしまふのは政治、経済でも当然のことで、それを守るには障壁を設けるしかない、と。池さらひの番組を見ながら複雑。それに続けて見たのがNHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃」で日本の深刻な高齢少子化、労働力不足補ふ高齢者労働、そして海外から就労。日本は門戸開けつゝあるがあくまで「技能実習生」で職能技術習得までの5年、転職原則)不可と厳しく老人施設での介護士にまで専門用語含む日本語求める。それに対して台湾は経験等を問はず正規の外国人労働者として12年の滞在転職可としてをり語学不問、そりゃ台湾のほうが楽。台湾も高齢少子化が進むため労働力確保のため「大きく舵をきつた」わけだが実はこの社会年齢構成の変化は「日本より10年遅い」わけで、さうなると日本がどれだけ深刻なところに追ひ込まれてゐるかとわかるのだが。

▼陋宅の掃除してゐてウイスキー棚も整理したが日本のウイスキーも何本かあつたが今の年段では何だか気楽に呑めない。ところで香港のオークションでマッカランの1926年醸造のウイスキーがボトリングされ2本出てゐたが1本1億万円余、日本産では大黒葡萄酒(後のオーシャンウイスキー)の「軽井沢」1960年醸造が4千万円なのだといふ。投機商品以外の何ものでもない。

f:id:fookpaktsuen:20180522065654j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180522065650j:image:h180

2018-05-19 Evita

fookpaktsuen2018-05-19

農暦四月初五。快晴。土曜日だが休日出勤してゐたら母から荷物が届く。手前の甲州印伝の筆入れは家人に。浪花屋の柿の種の左の黒い物体はVixenの単眼鏡。8x20は普通なのだけれど至近距離約25cmが凄い。アタシが不眠、不眠とこゝに書いてゐたら母がちゃんと不眠症についての記事コピー送つてくれる。米国スタンフォード大学医学部精神科教授西野精治によるもの。アタシの場合、疲れてゐるので眠気を感じて最初のノンレム睡眠はかなり深いが、それからレム睡眠状態になるとストレス性ですぐに目が覚めてしまふやう。スタンフォードでの研究結果とはいへ結局は寝る前に温かい風呂にでも浸かり体温を上げ、そこから体温が下がる適度なリラックス感のなかで寝るといふ実にローテクなことが推奨されてゐてなるほどと思ふ。早晩に湾仔。Khana Khazanaといふ印度素食でK君と夕飯。K君は2年ほど日系銀行投資部門で働いてゐたが企業の日本文化に馴染むこともないまゝ今年初めに退職して欧米を2ヶ月のんびり旅行のあと中東資本の会社で管理職に。Gloucester Rdに出ると今日は雲一つなき快晴だつたが日暮れても空が青く陰翳まで見事な月や宵の明星、カペラなど星がいくつもはっきりと輝いてゐる。K君から数日前に演芸学院にて公演中の“Evita”に誘はれたのが今夜。f:id:fookpaktsuen:20180520190857j:image:w180:left阿根廷で今でも(複雑に)国母のやうに慕はれるMaría Eva Duarte de Perón(1919〜1952)を主人公にした、このミュージカル。1996年マドンナ映画でアタシは見ただけだつたが今晩の舞台は狭い舞台で当時の実写の映像効果的な利用など大変に上手だが道化師役で登場するチェの存在が何とも消化しきれず。商業演出のためなら史実もなくf:id:fookpaktsuen:20180520193434j:image:w180:rightフィクションでチェ=ゲバラをこの阿根廷の政治にこゝまで絡ませられるのか、と。そんなことばかり気になるから苦手なミュージカルで更に気持ちが没頭できない。湾仔を歩きバーMへ。K君もアタシのお作法ドライマティーニからBlack Glouseの氷なしハイボールで。アタシの飲むピッチが速いね、と笑はれる。お酒が冷えてゐるうちに、ね。半夜三更に帰宅

▼ドイツの気鋭の哲学者の指摘はポピュリズムについては見事だと思う。だが「どうすれば良いか」で「働く人が幸せになれる社会」とか「友情が良いものと学ぶこと」は通常誰でもわかっているが世の中はそうならないことであって結局のところ具体的な指針にはなり得ないと思うのだが……。マルクスニーチェハイデガーを「悪いやつ」と言われても。

岩波図書2013年7月号より青柳いずみこ「どこまでがドビュッシー」より
モーツァルトベートーヴェンショパンリスト時代には作曲家自分で書いた曲を弾くのが当たり前だった。その後あまりに演奏技術が発達しすぎてしまってドビュッシーラヴェルのように「自分で書いた曲を自分で弾けない」作曲家が増え演奏家という職業独立するようになった。

エドワードサイードは『音楽のエラボレーション』(みすず書房1995年)でこんなことを書いている。

確認すべきは現在、西洋の美的活動の全分野で進められている極端な専門分化音楽活動の分野にも進出し、それにしっかりと根をおろしたため作曲家演奏家とが区別されてしまったことであろう。今日一般聴衆のまえに姿を見せる優れた演奏家が同時に影響力のある一流の作曲家であるという事例はほとんどない。もちろん誰もがすぐに思い浮かぶのはピエール=ブーレーズとレナード=バーンスタインという例外的存在だが、しかし確かにこの二人が作曲演奏という二つの別個の世界を同時に、また同じ比重で股にかけているとはいえ二人とも自分作曲した曲の演奏かとして知られているわけではない。ベートーヴェンモーツァルトショパンリストとは違うのである

リストベートーヴェンショパンの曲も演奏したと思うが少なくとも彼の時代には他人が書いた曲をいかに見事に弾くかではなく、いかに見事にアレンジするか……がメシの種になった。

畫面中的榻榻米和茶几皆一塵不染,連兩隻杯子裏的水位也要同等高度,至於演員攪拌咖啡應該是三下半而不是三下也要規定。小津對現實採取的潔癖態度其實正是欲蓋彌彰,矯枉過正。過份的乾淨正是原罪也似的驚恐,隱藏了齷齪的本質,一個不小心便走火入魔,又或者,真正的面目顯露出來了。華格納那超凡入聖的音樂只不過是再一次證明,偉大的藝術家照樣可以是一個王八蛋。至於親情,本來就是最接近動物性的一種愛,老虎和老鼠皆同等具備。母獅追殺母鹿之後,和小獅子同吃鹿肉,共享天倫,其樂也融融,絕對無視小鹿的哀鳴。納粹黨員在集中營把老弱婦孺送進毒氣室殺害之後,回到家裏還不是照樣父慈子孝。弄清這一點,我們就不必奇怪,一個那麼重視親情而又似乎十分厚道的小津,可以安心夷然地隨軍放出毒氣殺害無辜平民

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2018-05-18 Y.M.C.A.

fookpaktsuen2018-05-18

農歴四月初四。疲労困憊な上に食欲どころか酒すら飲みたいと思へぬほどに体力なく体重も減少続き60kgを切るところ。f:id:fookpaktsuen:20180519064552j:image:w160:left何もやる気がないなか注文受けてしまひ手もつけてゐない針仕事に精を出す日々。晩にいたゞきもので奈良女子大の焼き菓子頬張る。昔ながらのお味で包装もきれい。久ケ原T君から、この學章の意匠伊勢大輔(いせだいすけに非ずいせのたいふ)の古歌に謳はれたナラヤエザクラと、正倉院御物に見る八稜鏡、それに婦徳示すヤマトナデシコと、さすが奈良女高師にまつわる分かり易いイメージの集成、と。なるほど。そこまで詰め込んでもいやらしくないのがさすが。

西城秀樹ヒット曲YMCA”を昭和のあの当時、老若男女が“Y〜M,CA”と身振り手振りで踊つてゐるのを見てアタシは恥ずかしくてたまらなかつた。アタシはVillage Peopleのあの“YMCA”の歌の意味するところが直感にわかつて、こんな歌とても恥ずかしくて、と思つた。

It's fun to stay at the Y.M.C.A.

It's fun to stay at the Y.M.C.A.

You can get yourself clean

You can have a good meal

You can do whatever you feel

といふ、いかにもノーテンキなほど明るく前向きな歌詞YMCAにおいでよ、とまるで基督啓蒙運動のやう。だが中学生のころに日本航空だつたかが“Zero”といふ若者対象の欧米旅行のパッケージを展開して、それは米国ならグレイハウンドのバスに揺られ安ホテルに泊まりといふやつで、その無料で配つてゐたと思ふとかなり充実した旅行ガイドだつたが、それを貪るやうに読んでゐて桑港や羅府のYMCAは手ごろで気楽に泊まれるが「ホモが多いので注意」とあつたのだ。衆道耶蘇では禁忌のはずだがむしろ閉ざされたサークル禁忌こそ至極の愉しみなのはよくあることで天主教の教会での神父様の悪戯や比叡山のお稚児遊びのやうにYMCAといふのはさういふ場所なのだといふイメージがあつた。そこに“YMCAであるVillage Peopleの社中はあまりに「そのまゝ」なので違和感もなかつたが、それでも米国が保守的なやうでよくもこんな曲がメジャーヒットしてると驚いたが、それを西城秀樹があの青春ソングとして唄ひ、それを日本国民が何の疑ひ、違和感もなく、まるで念仏踊りのやうに騒いでゐることに驚いた。中学校でも運動会の集団演技の余興で使つてゐて、つまらないことですぐ水を得た魚のやうに生徒指導に熱心な教師たちが、これを生徒に踊らせてゐるのも「あんたら、なんやねん」である。まるでいかりや長介の「だめだ、こりゃ」で、あぁこの世界から抜け出したいと切に願つた、あのころ

森友加計も自衛隊報告書といつた一連の問題毎日新聞が連日地味に細かい状況まで記事にしてゐるものゝ晋三にとつては一向に屁の河童。その上、TPP11やカジノ法案、働き方法案など与党賛成多数で好きなやうに国会通過。野党が対抗しようにも今の与党多数のなかで不信任案など使ひものにならず。晋三は本日は福島県いわき市で開催の第8回太平洋・島サミットに参加で常磐ハワイアンセンター泊まりでフラダンス鑑賞。

f:id:fookpaktsuen:20180519064418j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180519064413j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180519064409j:image:h170

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2018-05-17

fookpaktsuen2018-05-17

農暦四月初三。朝イチでFCCに某大学名誉教授されてゐるK先生の尊顔拝す。朝食ミーティングf:id:fookpaktsuen:20180519061411j:image:w170:leftとなつたが地場の茶餐庁など価格高騰のなかFCCの朝食がとても安く感じる。K先生は理学部でご専門は数物科学といふアタシにとつては珍紛漢紛な分野だが朝食での会話は多岐に渡り勉強になることばかり。専門外だが、と断りつきだつたもの311での福島核禍は何も解決してをらず2020年の東京五輪のあとからじわりじわりといろ/\深刻な(核禍のあとから深刻だつた)事態が明らかになるのではないか、もはや手遅れ。手遅れといへば国債や年金の扱ひも投資に向いてしまつては最悪の状況、と。K先生のHSBCでの銀行手続きお手伝ひ。土産にと誰か読んでくれる若者差し上げてください、と岩波文庫吉野源三郎君たちはどう生きるか』 と同著を元にした画・羽賀翔一による漫画本頂戴する。この『君たちは』は岩波文庫で読んでゐた気がしたが文庫化1982年。つまりそれ以前で中学高校図書館で読んでゐたのかしら、昭和民主主義の時代岩波文庫には丸山真男「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」も付録として掲載あり、これを読む。

書架に積んである雑誌適当に手にして読むなか国際文化会館会報2013年11月で対談が「三島由紀夫の死についての回想」でジョイス=リーブラ女史と対談するのがドナルドキーン先生で、その対談の次の記事が追悼「ドナルド=リチーさん」だつた。同じドナルドだつたか、と今更気づいたが、それにしてもキーン先生とリチーさんが並ぶと好事家にとつてはかなりインパクトあり杉。

2018-05-16

fookpaktsuen2018-05-16

農暦四月初二。猛暑。午前中、沙田のハイウェイを車で通ると炎天下にボタ雪かと思つたらたくさんの綿花が舞つてゐる。f:id:fookpaktsuen:20180516171922j:image:w180:left夏前の風物詩夏バテ帰宅したら水曜日ハッピーバレーの競馬開催あり。第2レースから賭け始め最終第8レースまでの7レースで地味な一点買ひ続けたところ単勝1つ、複勝2つ取つたが単勝が6倍で、それなりに儲けあり。

タクシーの車体に中共タクシーシステム「滴滴」の広告をよく見かけるので須磨帆で試してみたら香港陥落!もはや香港のタクシーもついに滴滴の傘下に……。着実に中共との一体化が進むのであつた。香港はかなりタクシー社会。公共交通機関でオクトパスの普及がもう20年以上も前でタクシーもいつから使へるやうに、と言つてゐたら遅々として進まぬうちにUberが進出、スマホでのタクシー呼び出しシステムもいくつか普及してゐたが支払ひ機能まではなく、そこに滴滴参上では全てが淘汰されることだらう。

2018-05-15

fookpaktsuen2018-05-15

農暦四月初一。猛暑。晩に会合あり酒持ち込みのため銅鑼灣のそごうで地下の酒売り場に寄つたら日本ウヰスキー人気とはいへサントリーの普通山崎がHK$2,480(35,000円)で白州25年がHK$28,888は40万円……気狂ひ水とは、まさにこれ!誰がこんな値段でこのウヰスキーを買ふのかと疑ふが買ひたい輩がゐれば、それでいゝのだらう。このウヰスキーがなくてもアタシは一向に不自由もしない。会合で末席汚すが成り行きで司会をせねばならず苦手なのだが司会となると突然アドリブや本来さういふことを言ふべきでないことまでジョークかまして我ながら、それなりにウケたと思ふ。終はつて帰らうと思つたら某氏と成り行きでラウンジーNへ。Nには先月十年ぶりくらゐに行つたのだが十年以上前にゐたT嬢が数ヶ月前から香港に戻られてゐて旧交温め当時の話ぽつぽつと。他のお客様方のまぁ元気なこと。それを尻目に閑かに飲んでさつさと帰宅

2018-05-14

fookpaktsuen2018-05-14

農暦三月晦日。昨日は懸案の仕事片づく目処も立つたので夜もよく眠れるかと思つたが読書のあと半夜三更に寝入つたが午前三時にf:id:fookpaktsuen:20180516144716j:image:w180:leftは目覚めてしまひ一時間半ほど読書して二度寝二度寝の夢見はいつも悪い。排便の際に長さ15cmほどの鋭角な工具が出てきて「こんなものが体内にあつたのでは体長も悪いはず」と合点する何ともな夢を見る。それが出たといふだけ精神的には「よし」としよう。夕方にO氏とハッピーヴァレーのパブ The Jockeyにて啤酒飲む。

▼一昨年だつたか森友醜聞問題になる前の首相夫人が破竹の勢ほひで活躍の頃に香港訪れた際の色紙拝見。もうこんな堂々としたサインも昭恵ステッカーも出せないだらうが、それにしてもいゝ意味で奔放な性格がよく表れた達筆。漢字間違っちゃった旦那より立派。

⇧長洲島の俗称「饅頭まつり」その人ごみ恐れ一度も訪れたことがないが本来はこの祝祭の期間「齋食」つまり食事は精進に尽くすべきところ今では長洲の200軒の食肆のうち齋食は今では70軒のみなのだといふ。

2018-05-13 母の日

fookpaktsuen2018-05-13

農暦三月廿🐝日。日本では母の日。毎年せめてものお祝ひと「とらや」の母の日の水羊羮だとか日比谷花壇から花など贈つてゐたが、気がつけば「消えもの」ばかりで消えないものは何かないかしら?と思ひ、暫く前に桐生の松井ニットこちら)でおしゃれなストール見つけて母自身だとこれは派手すぎと選ばないかと寧ろ明るい色こそいゝんぢゃないかと贈ったらとても喜んでくれて何より。母には年に二度会ふ程度で電話もたまにだが冬に帰省したときに母にしのぶちゃんの楽々須磨帆買つてあげてLINE通話料無料で話せるやうになり何かあればたまに四方山話になる。子どもの頃から祖母や母とは世間話が好きで、家業夕方仕事が少し暇になる時間に珈琲好きの母は店の真向かひのデパート支店のあつた「ふじたや」珈琲店に行くので付いてゆくと珈琲とf:id:fookpaktsuen:20180514130135j:image:h180:left f:id:fookpaktsuen:20180514130139j:image:h180:left美味しいタルトのケーキもあつて楽しみ。その後は今ではかなり有名になつたサザ珈琲の水戸店で。珈琲飲みながら当時から何かと四方山話をしてゐたもの。母もこの日剩の熱心なビューワーの一人なので離れてゐても何かとアタシの行動に詳しい。晴れ。気温は摂氏30度だが湿度低く爽やか。今日も官邸で週末の残務処理。懸案だつた仕事どうにか目処が立つ。帰宅すると家人の話で隣宅はピアノで妻がリスト、息子が甘つたるい曲をよく弾くのが五月蝿く団地の管理事務所に苦情も言つたところ苦情はうちだけぢゃなかつたのか隣宅は玄関のドアにゴム当てた上に鉄扉に厚手のビニール張り防音のつもりだがピアノ演奏の騒音は安普請ゆゑ壁つたひ、また冷房もつけず窓開けっぱなしがいけないのだが、それに全く気付いてをらず。夕食で家人が台湾で三角湧まで出かけて仕入れた徐媽媽の紅麹豆腐乳をいたゞく。これは美味。夕食のあと「香港製造」とは言つても雀巣(ネッスル)だが復刻版で牛奶公司のアイスクリーム頬張る。寝しなに岩波図書2013年8月号で大好きな連載、青柳いずみこ『どこまでがドビュッシー』読んでゐたら著者の筆致でグルードを語りグールドこそ、いずみこさんがこの連載で追求してゐるといふ「音楽というのはどこまで行ったらその音楽に聞こえなくなるのか」といふ、その実験のやうなグールド破天荒な、でもその解釈まことに見事なバッハや貝多芬の熱情ソナタ、土耳古行進曲のことなど書いてゐて久々にグールドのそれが聞きたくなりネットで貪り聞く。

▼ふだんは全く見ぬNHKの朝の連ドラ「半分、青い」一週間分見てみる。岐阜の田舎から上京する家族の別れの悲しみから東都での不安定生活の始まり。ヒロインが人気漫画家のアシスタント、実は飯炊きで仕事始めると同僚が「ぼくってゲイから」といきなり自己紹介NHKにとつては画期的1990年代初頭の日本なのにLGBTが脚光浴びる今の反映なのかもしれぬが何だかねぇ。LGBTもよくわからぬ。LGBだから生活に困難ありなら勿論それは解消されるべきだが、それはLGBで(当然それで何も生活不自由なき同志にはどうでもいゝことで)それに限らず身障者でも貧困でも在日でも全ての生活上の差別や困難が解消されるべき(ある面では「それだけ」の)ことでありT(トランスジェンダー)はLGBとは全く違ふことは女装三橋順子先生の指摘通り。このドラマで明るく振る舞ふゲイの「ぼくて」はそれでそれでいゝがホモがドラマのなかでいかにもトリックスター的な役であることこそ変な話。

▼何本も使つてゐる万年筆について。何本も使つてゐるなかペリカンスケルトンのがいちばん書き易い。これは陋宅の居間でのメモ用。書斎では同じペリカンでも王道のM800を。オフィスで常用は右からサイン用のモンブラン、細かいメモ用のパイロット、赤インクのオノトと蛍光インクペリカン。弁護士なので、と万年筆貰ふこと少なからぬS嬢は記念品のような高級万年筆が大きすぎて、やはりペリカンスケルトン愛用するが一番のお気に入りは小学生用のラミーだそうな。まぁ愛らしい。万年筆インク入れるには井上ひさし氏だつたか大きめのガラス壺にインクをたくさん移して、そこに万年筆をじゃぽんと漬からせてインク吸入すると書いてゐたが、そこまでした時期もあつたが今はアタシはもっぱらモンブランインクをいつも斜にしてゐる。

f:id:fookpaktsuen:20180514130820j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180514130816j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180514130812j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180514130801j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180514130808j:image:h170

岩波月刊誌世界』かつて香港で大丸そごう旭屋書店でも店頭に1、2冊あつた時代もあり。定期購読してゐた当時、アタシの他にもう1人定購の方がゐて日本に留学経験のある老知識人だとわかつたが冊数少なくお取り扱ひなしになり書籍取次大手・日販系の海外購読サービスCLUB JAPAN)に頼つてゐたが最近はいくつか興味ある記事と連載読むだけでアタシもついに購読停止。大学生の頃から何十年と読んできたのだが。その『世界』五月号の特集「森友問題安倍事案”の泥沼」で文科省元官僚の寺脇“ゆとり”研が青木理相手の対談での発言面白い。寺脇氏が若い頃に出向で広島県教育長。広島といへば「君が代」で校長自殺世羅高校事件などありリベラルな寺脇は地元選出の保守系議員らにかなり圧力かけられたといふが寺脇の後任(木曾功)など見事な立振る舞ひで今は加計学園理事で傘下の千葉科学大学学長の由。寺脇氏曰く「潰れかかった幼稚園経営者日本会議という足場使って国会議員動かし、ついに首相夫人まで釣り上げ政権に擦り寄ることで起死回生の一発を狙った」もので、さうしたかなりレベルの低い話で国有地破格の払ひ下げで小学校開校の一歩手前までいつたといふ詐欺まがひの便宜供与、かなりレベルが低いといへば低いが、それが財務省の決裁文書改竄にまで至るとは。山形新庄M氏曰く

森友も加計も安倍首相が役人忖度を認めて「教育において理念を共有できる知人たちだったので学校づくりに協力したいという思いがあったのは事実。私の思いが官僚のみなさまにおける手続きの公平さを損ねてしまった点があったなら、そのことは申し訳なく思う」と頭を下げていたら、おそらくその場限り、1〜2週間の政治ニュースで終わっていた話だろう。噓に噓を塗り重ねて安倍首相のみならず自民党挙げて意地になって否定を続けた結果、国会議員やマスコミが1年がかりで喧嘩しなくてはならない話になってしまった。

と。御意。

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詠み人知らず詠み人知らず 2018/05/15 19:44 Offer letterのサインに万年筆を使ったら「珍しいですね〜」とドイツ人の人事担当者から言われた。
日本人はボールペンがメインで、それも貰い物が多いらしい。

fookpaktsuenfookpaktsuen 2018/05/16 09:12 私の印象もドイツ人とか小学生から万年筆を使わせる習慣があるようで欧州人は今もって万年筆派がそれなりにいる気がいたします。

2018-05-12 150万ヒット

fookpaktsuen2018-05-12

農暦三月廿七日。気がついたら、いつの間にかこの日剩が150万ヒット超へてゐた。分析を見るとこんな拙い記述毎日続けて読んでゐたゞいてゐる方が70〜80人をり月に一度はご覧になる方だと千名近い。一日で最も閲覧者が多いのは午前9時前後で「朝、出勤はしたもの仕事するエンジンかゝらず」でネットご覧の方が多いか。それにしても2000年の2月末から毎日一日も欠かさず日記綴り上網してゐるアタシも暇人だが、それでもこれだけ人口膾炙せず、かといつて執拗な晋三批判でも炎上もなく、いかに陰翳で細々も亦た良し。「旧かなだから読みづらい」といふ声聞くこともあるが、これは丸谷先生気取りで。本日晴天の土曜日。相変はらず官邸で周末の残務整理。写真の切手は香港消防處一百五十周年記念。香港鐡路服務百周年の記念切手2010年)は当時HK$5は使ふ機会なしと思つてf:id:fookpaktsuen:20180513092321j:image:w240:leftゐたが8年後に日本への郵便料金がHK$4.9で使へるやうにならうとは。昨夕散髪で理髪I師に「何だか顔が疲れてゐるというか、老けて見える」といはれたが今日の出入りの内装業者O氏に同じこといはれる。本当なら天気もいゝし午後はパーッとと昼酒にでも行きたいが体力なし。午後遅く香港大学図書館で入館証の更新手続き。受付でこの担当は一人で忙しさうだが隣に座つてゐる職員担当は違ふのだらうが何も手伝はわいどころか手持無沙汰にふてぶてしい表情で隣の作業眺めてゐるだけで受付の列に並んでゐるアタシの「何か手伝へよ」ビームに気付いたのか、さうしたら席を立つてどこかに消えたからお見事。大学の美術博物館へ。家人と待合せ20世紀ルポルタージュ写真家の先駆たるWalter Bosshard (1892-1975)の1930年代の中国で撮影された写真フィルムの展示を見る。戦前の中国から西蔵の社会風俗市街日本軍による侵略の様子が生々しい。1939年の武漢(漢口)陥落の当時の写真で今更ながら当時はまだ米英に対しての戦争を日本はしかけてゐないから漢口でも撮影取材できたのだな、と。たゞ正確にはWalter Bosshardはスイス人なので更に立場は違ふかもしれぬが。夕方、香港大に来たら、の帰途で光記に飰す。18時の口開けで20分もすれば陋巷の常客で盛況。この食肆も物価高で料理の値段はどれも日本円換算なら1,000円以上。日本のほうがずっと安くなつてしまつた。こゝから973系統バス(赤柱⇔尖沙咀)に乗ると西海底隧道にダイレクトに入り、あつといふ間に尖沙咀。一昨日、尖沙咀の酒場に冷房対策ジャケット忘れたのを受け取り。地下鉄で帰宅

f:id:fookpaktsuen:20180513092453j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180513092449j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180513092445j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180513092438j:image:h170 f:id:fookpaktsuen:20180513092434j:image:h170

▼香港に根付いてゐる日系ビジネスの一つに白洋舎あり。1965年開業(九龍界限街29-41號地下)。白洋舎で海外支店があるのは確か香港とハワイだけ。創業者五十嵐健治が敬虔クリスチャン社会奉仕につながるやうなビジネスとして日本で初めてドライクリーニング始め、海外進出もそのf:id:fookpaktsuen:20180513084422j:image:h170:right f:id:fookpaktsuen:20180513084352j:image:h170:rightクリスチャンネットワークで香港は陳曾熙(1923-1986年)の恒隆集団との深い関係ありと合作、それゆゑ香港は恒隆白洋舎(こちら)。香港での開業時の記念写真、後列右に藤田一郎あり。やはり香港のキリスト教人脈で、これを研究したらさぞや面白いはず。恒隆といへば松坂屋(1975〜1998)も銅鑼湾で恒隆中心にあつたが、これも陳曾熙と松坂屋伊藤鈴三郎との連携……と考え始めると松坂屋の建物を一手に受注してゐたのが竹中組の藤右衛門で竹中工務店の香港進出も、その流れか……とまで(想像の域を脱せず)。銅鑼湾といえば大丸で、中興の祖といえる里見純吉(1878〜1952年)という熱心なクリスチャンの社長ゐたが香港大丸開業1960年だと思ふと香港進出が里見からの遺言なのか……これはアタシのもはや妄想の域。

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FT周末版のマレーシア政変についての記事で豪州の大学でマレーシア政治研究する先生コメント。御意。アジア型開発独裁でシンガポールの李光耀と並んで成功したマハティール博士にとつて晩節汚した最大の誤謬は愛弟子アンワル君をホモ罪にて失脚させ牢屋にぶち込んだことでマハティールが後継としたナジブのあまりのひどさを詰るにも詰りきれずマハティール自身が野党に立ち位置をとりの総選挙で政権奪取。何もこれも自身長期政権末期でのアンワル追放に対する贖罪。まぁそれができただけ今回齢九十余で再び首相となるのだから晩節を汚した」はずが今が晩節か。それにしても政治の中で見える人間カルマ

2018-05-11

fookpaktsuen2018-05-11

農暦三月廿六日。「香港製造」でご愛用のものの一つが上環蘇杭街にある兆成行美容油。男性用あり。顔に塗るのだらうが地肌が脂性なので顔は別の化粧水を使つてゐて、これは頸まわりに塗るのは老人のせめてもの対策で後頭部に塗つて寝ると睡眠中の魘されたアンモニア臭いい汗が随分と緩和される。化粧品といへば漢字の力で「粉底」でファンデーション。音は「ファンデイ」で、「底に粉」でファンデーション構造的な意味もよくわかる。

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▼昨日の晋三子飼ひ柳瀬某小役人のありきたりな国会答弁に愛知県の中村時広知事が面会時の柳瀬氏の名刺を公開。「職員はメインテーブルに座っていた、後ろじゃない」「県職員子どもの使いじゃない」ときっぱり。天晴れ。柳瀬小役人が「首相案件」といふ県側文書記述について「普段から首相という言葉は使わないので違和感がある」と反論したことに知事は「地方では総理という言い方はあまりしない、f:id:fookpaktsuen:20180514165627j:image:w280:leftそれで首相と書いた可能性は否定できない」「我々からすれば同義だ」と。柳瀬小役人、執務室前廊下でこの件を記者に質され頭下げたが、国会答弁はまだ筋書き通り乗り切つたつもりが県知事のこの反論にはお手上げといふ感あり。そして財務省の矢野某官房長。福田前事務次官セクハラ問題につき被害者が「名乗り出ることがそんなに苦痛なのか」と発言したことにつき衆院厚労委員会で興奮収まらず「テレビ(番組)のボードなどに(自分の)顔写真が出てほとんど『くそ野郎』という感じで報道されたが、そんなことは申し上げていない」「『弁護士事務所守秘義務があり、かつ名前を伏せて匿名でも無理でしょうか』と申し上げた」と反論。財務省のエリートが国会で自嘲であれ「くそ野郎発言である。それでも「申し上げた言葉は消えない」と発言撤回せず「それでも繊細さを欠いたとすればおわび申し上げる」と謝罪官僚のとんでもないメルトダウン立花隆文藝春秋六月号でかつて自民党が三角大福中の派閥抗争時代に屡しば政治がストップする事態あつたが当時は「官僚がしっかりしている」ゆゑ国歌運営のものは盤石ゐたが今は政治と官僚制どちらもがこの為体。世も末。

▼その文藝春秋六月号に進藤榮一先生「二人の鈴木と憲法の青春」が興味深い。一人は鈴木安蔵こちら)。敗戦直後に日本側の憲法改正案まとめた一人。その改正案GHQ驚かせ占領軍草案起草に至る。もう一人は鈴木義男(こちら)で吉野作造師事しワイマール憲法時代のドイツに留学戦後、衆院議員となり憲法小委員会憲法草案に国民主権、9条2項に「前項の目的を達成するため」と戦争放棄の例外条項加え(解釈によれば)自衛のための戦争可能にし(芦田修正)、25条に社会的生存権等加へる。この二人の鈴木は安蔵が相馬、義男が白河といずれも福島出身。米国の押し付け憲法論に対して福島出身の二人は「薩長がつくる明治150年とは異質な「もう一つの日本」の姿」と進藤先生

いま内閣は、かつてワイマール憲法がナチ独裁を台頭させた手法に倣うかのように特定秘密保護法や共謀罪を制定し「自衛のため以外の戦争」まで認める憲法解釈閣議決定した。そして緊急事態条項の背邸を憲法9条改定とともに提案する。

といふ進藤先生の苦言は進藤先生リベラルらしさだが、これが今のこの時期に文藝春秋で述べられる点は興味深い。文藝春秋ですら晋三路線に対しての疑念と思つてよいか。この文春六月号、晋三の疑惑の本丸たる今井秘書官に関する記事に始まり「どうせ取材されるのだから」の本人インタビュー昭恵夫人無関係とは言えない」、石破茂の晋三政権批判、前川&片山対談……と盛り沢山で晋三見限った感あり。

2018-05-10 秘書官の口を夫妻でBBQ

fookpaktsuen2018-05-10

農暦三月廿五日。国会では柳瀬某を呼び質疑。加計学園側との面会で愛媛県と今治市の職員ゐたこと「朧げな記憶で」認めるものゝ「総理には報告してゐない」と、どうせウソだが、その主張は変へず。大したもの。この秘書官にせよ財務省にせよ何故に晋三をそこまでして守るのか。雨。晩に尖沙咀。在香港総領事M大使のロシアに関する講演聞く機会あり末席を汚す。ロシアの「タタール人の軛」(モンゴル帝国による侵略)、ナポレオン遠征ナチスといふ3つのロシア人にとつての歴史的悲劇と、その屈辱に対して大国になる強い意識、そして度を超超えた他国への意地悪のやうな干渉……そのロシアの〈人格〉を見事に分析される。終はつてから久々の尖沙咀で独酌。宮城は三本木の伯楽星。またぺとりと四合呑んでしまつた。

2018-05-09

fookpaktsuen2018-05-09

農暦三月廿四日。夜半の雨の影響で官邸に向かふ道路で樹木三本倒れ道路封鎖で渋滞。雨季と思へば、だが政府の極端な緑化政f:id:fookpaktsuen:20180511134354j:image:w240:left策で以前なら倒木前にバッサリ伐採してゐた街路傍らの樹木も繁り緑のトンネルも目には優しいが、この程度の雨で道路封鎖とは。岩盤の僅かの土に根を張る樹木は大木ともなると倒れるのも容易い。夕食のあと松山の一六タルト、初めていたゞく。有名だが「もぁーっ」とした食感で曖昧な甘さ。昨晩は残業で日が変はつてから帰宅で昨夜はかなり疲れてゐたので眠れるかと思つたら三時間ほどで目覚めて眠れず。今晩は睡眠薬服して寝入る。

▼5月の電気料金が一昨年、昨年に比べて安いのは今年が涼しいからか年々冷へ冷え症になつてゐるからか。何れにしても電気はあまり使わない生活な私。

2018-05-08

農暦三月廿三日。残務処理で半夜三更過ぎる。折から大雨。雨合羽長靴タクシー待ちしてゐたら雨歇み何台もタクシー来て帰宅辟易

2018-05-07

農暦三月廿二日。遠き東都の政ことで嗤ひながら眺めてゐることが香港にもじわりと影響あり、その所為で忙しさ増すとは何とも。

2018-05-06

農暦三月廿一日。週末日曜。官邸にて終日残務処理。また半月無休。f:id:fookpaktsuen:20180508213057j:image:w380:right

▼常磐線で不通の浪江〜富岡間の代行バスについて。下りは6本で、まだ時間間隔もマシだし1本だけ原ノ町行きもあるのに対して、上りは5本で昼は6時間もない。通勤通学のため最低限の運行なのはからなくもないが、これは不便すぎないか。しかも「列車と代行バスの接続はしておりませんので予めご了承ください」だ。

岩波図書2013年8月号を今になつて読んでゐたら面白いのが多田一臣(日本古代文学)の『林家正蔵のこと』といふ寄稿。この2013年当時岩波から『円朝全集』(全13巻別巻2)刊行中で、それに合はせ雑誌文学』3・4月号にも「円朝を語る」といふ座談会があつたが延広真治のみが円朝→一朝→円生、正蔵と今輔へと続く芸の継父に言及したのはさすがだが座談会に加はつてゐた中堅ところの落語家、講談師が、その系譜無頓着であることに多田先生失望と。そして「正蔵の会」に頻繁に通つた贔屓として多田先生の語る正蔵が実に魅力的。アタシの世代だと寄席でまだ正蔵師匠の高座を聞いてゐたが子どもにとつては歯切れの悪い老師匠の噺が面白いと思へるはずもなく、弟子の木久蔵がさかんに師匠の老ひをさかんに笑ひにしてゐたのも今になつては笑へない。何だか懐かしくなつて今晩なYoutubeで正蔵師匠の〈双蝶々〉を聞く。芝居咄で最後の芝居掛かりと正蔵の役者に引けをとらぬ技量がそりゃ見事。正蔵といへば当代の正蔵も映画に出たりしてゐるが多田先生は厳しく「林屋正蔵といふ名称怪談噺の家元の名で謂はゞ公器にも等しい」もので、それを苟も(芝居噺をかけない)こぶ平が襲名する際に「斯界の関係者さらには批評家諸氏のいずれも異論が出なかつたこと」に苦言を呈されてゐる。

2018-05-05

fookpaktsuen2018-05-05

農暦三月二十日。官邸で週末の残務処理ご執務。f:id:fookpaktsuen:20180506084746j:image:w200:left午後遅く中環の寄席で高座あり。それに必要画像ファイルを陋宅に忘れ家人にメモリを持つてきてもらふ。家人の話では中環ではIFCに紐育のShake Shack漢堡店開業ださうで百人ほど行列の由。今日の高座は初めてかける咄でネタもきちんと整理できてをらず申し訳ないところだが始まれば即興もあり90分をぴたりと済ます。疲労困憊。昨日の深酒もあり早寝するしかない。

2018-05-04

fookpaktsuen2018-05-04

農暦三月十九日。午後遅く或る会合あり。形式的書類読み合はせの「会議」なるものはバカにしてゐるアタシだが錚々たるメンツ数名集まつた会合時間無駄にせず必要な部分だけ智慧の集約は大したもの。だが平凡なるアタシはついてゆくのがやつと。昏刻にC医師の診察受けてから銅鑼湾の評判の串揚げ屋JunG39に知己と飰す。焼酎「明るい農村」を「呑み方は生(き)でしたよね?」と大将にいはれ一度しか来てゐないのに覚へてらっしゃるとは?と答へたら「生で呑む方はさうゐらっしゃらないので」。連れのうち一人がロックで二杯ほど飲んでくれたがつい/\いゝ調子で杯を重ねたら四合の焼酎を飲み干してしまふ。我ながらなんて酒飲みなのかしら。これでつい気が大きくなつてハシゴして腰抜かしたりも怖いので、ふらふらになる前に帰宅

2018-05-03

fookpaktsuen2018-05-03

農暦三月十八日。気温摂氏32度。夕刻より小雨模様FCCにO氏招き食事済ませ打ち合わせ。

f:id:fookpaktsuen:20180506075842j:image:w240:left▼憲法記念日。自民党の「憲法記念日にあたって」の声明こちら)が興味深い。毎年杓子定規声明だが、今年は「何よりも大切なことは国民の皆様のご理解を得て慎重に進めて行くこと」だといふ。昨年の(こちら)この部分が「憲法改正は国民投票において国民の過半数の賛成が必要で」「このため憲法改正への理解促進と国民各層の幅広い合意形成に向けた活動を、これまで以上に党を挙げて取り組んでまいります」だつたと思ふと晋三政権で「このまゝでは憲法改正も六ッかしくなる」ことへの慎重。ざまぁみろ、である歴代の自民党内閣で最も憲法改正に意欲的で(今になつて思へば背番号96のユニフォームで野球始球式に臨んだ4年前が絶好調か)両院での安定多数を授かり岸家家訓の(安倍家に非ず)憲法改正も下地整ひ……のところ陛下の一昨年夏の体位発言から晋三にとつては安定してゐた磁場の歪み始まり今年に入つてからメルトダウン。自民党の第一改憲案(2005年)のころは国民の間でも「憲法をもつと現実に即したものに」といふ雰囲気あつたが最低最悪な二次案でまさかこゝまで改憲気分が薄らいてしまふとは。「晋三だから出来ることが晋三だから出来ない」といふこのパラドクスもまた可笑しをかし

2018-05-02

fookpaktsuen2018-05-02

農暦三月十七日。まえから欲しいものの一つが甲州印傳の巾着袋か合切袋。印傳屋通販池田屋から合切袋が届く。

2018-05-01

fookpaktsuen2018-05-01

農暦三月十六日。労働節だが官邸で残務処理。夏のやうな陽気に誘はれたか官邸敷地内に体長1.6mほどの蛇がお出まし。向かふ先が混凝土の屋上で、このまゝでは干からびてしまひ可愛さうなので箒で誘導して山のほうへと逃がす。久ケ原T君より今日は巳の日で弁天さまの縁日奇特なる功徳を積んだ、といはれる。早晩から宴会あり。呑むと元気になるアタシもさすがに疲れてゐて呑んでも倦怠感。A大兄が十年以上前にアタシの今の齢のころに「あの当時は本当に仕事どころか遊びも何もする気がない、いつたい何で生きてゐるのかもわからないほど、たゞ疲れてゐるばかりで」と彷彿してゐたこと思ひ出す。「それがな……」と大兄がニヤリとして「そのあとのリバウンド回春、これが怖いんだよ」と。猛烈な元気と狂つたやうに遊び出しさうな怖い世界が待つてゐる、と。さういうものなのかしら。

朝日新聞解釈改憲の前まで歴史戻せ」片山杜秀慶応義塾大学教授

戦前にも憲法を変えて国体を変革しようとした人たちはいました。革命をめざす左翼はもちろん、右翼でも思想家北一輝は、著書「日本改造法案大綱」で天皇の力によって憲法を停止させ華族廃止私有財産制限など「国民社会主義」的な国家改造を夢見ました。右翼の北にとっても憲法は邪魔だったのです。

しかし左翼も右翼も正面から憲法を覆そうとした人々は弾圧されました。北は二・二六事件の理論的指導者と目されて死刑になった。一方で多数派である保守主義的な右翼天皇中心の明治憲法体制を守りぬこうとする点で護憲派でした。戦前の日本で最後勝利したのは「護憲右翼」です。憲法を一字一句変えず天皇機関説排撃などの解釈改憲で国家の方向を転換させてしまった。

安倍政権による集団的自衛権の行使容認は、それと重なってみえます改憲しないと無理といわれていたのに閣議決定解釈をひっくり返し「戦争ができる国」にしてしまった。歴史的に見れば2014年が分水嶺だったことになるかもしれません。

明治憲法の「天皇」と日本国憲法の「平和」。一番重要言葉なのに解釈の幅が広いところが似ています。軍備を全否定する「絶対平和主義から安倍首相の唱える「積極的平和主義」まで同じ憲法から導かれています

戦後右翼は米国に押しつけられた憲法を一字一句でも変えることが日本の誇りの回復第一歩と言い続けてきました。民主主義を否定したいという反戦後的な情念や明治憲法こそが理想という復古的美学がそこに絡みます

安倍政権は彼らの支持をつなぎとめるために9条を始めとする改憲を掲げているのでしょう。でも戦争をしやすくする環境づくりは解釈改憲によってもう済んでいるとも言えます

いま実際に政策への影響力を持っているのは美学派や情念派ではなく国際政治の現実に即応すると称して日米同盟を強化する方向にしか物事を考えない「リアリスト現実主義者)」の官僚学者たちです。彼らは憲法の条文に手を付けるような面倒なことはせず解釈改憲物事を動かそうとするでしょう。憲法は一字一句変わらないまま国のかたちがどんどん変わっていってしまう。本当の改憲よりも解釈改憲の方が「いつか来た道」なのです。

たとえ今回の9条改憲を阻止しても肝心要は4年前に解釈で変わっている。二・二六事件に国民が驚く前年に、天皇機関説事件はもう済んでいたことが思い出されるべきです。戦前日本がたどった轍を踏まぬためには2014年解釈改憲の前まで歴史を巻き戻す方策を考えるべきでしょう。

2018-04-30 馬亞木

fookpaktsuen2018-04-30

農暦三月十五日。毎晩ずつと三時間睡眠続き昼間眠くならないのが不思議だが疲労困憊で昨晩は睡眠薬を1錠(それまでは半錠)呑んで寝たらぐつすり眠れたが起きても今日夕方までずつと眠い。晩に仕事関係の両氏とFCCへ。明日労働休日のため周末のやうな客の入り。啤酒呑んでから新西蘭のピノで印度料理。食後に香檳酒ボトルで頼んだら両氏にかなり驚かれたが食後の香檳酒はけっこう美味い。

▼毎朝乗るミニバス営業権登録が「馬亞木」といふ人で紅磡の大環山新邨二座地下で登記。馬亞木博士は知る人ぞ知る香港のミニバス経営の統帥。紅磡の大環山新邨はすでに取り壊され今は紅磡団地の一角となつてゐるがミニバス専営権の登記はそのまゝ。1967年の反英暴動のどさくさでミニバスが走り始め、その後の香港政庁の後手/\のなか専営権を獲得し続けた馬亞木の成果だが、この権利は未整理のまゝ今日に。営業権の住所すら変更されないのは、それが原因。馬亞木は潮州出身17歳で香港に来て大環山のバラックに住み働き始め1950年代に米商と洗濯業始め反英暴動での食料難で米価暴騰して桶金(営業始動資金)得て反英暴動期間の九龍バス運転手ストライキのなかミニバス営業を始め、その後次々と車両と営業権獲得して成功富豪となつたが生活は地味でメジャー場所にはあまり登場せず。現在、600両のミニバスと60路線もの専営権をもちタクシー業務や不動産など資産はHK$80億といふ。戦後の香港動乱期、経済成長の伝記的人物の一人。

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2018-04-29 Shatin Champion Day

fookpaktsuen2018-04-29

農暦三月十四日。三時間くらゐしか眠れない日が続く。朝食のあとハーバー沿ひジョギング。昼に沙田競馬場。本日QE II Cup、f:id:fookpaktsuen:20180501162329j:image:w180:leftChampion Mileと2015/16年馬季から国際G1に昇格のChairman’s Sprintの国際G1が3レースあり。前二者は元々同日開催だつたがジョッキークラブは二週にわけることでそれぞれにスポンサーつけ欲張つたが殊にChampion Mileは重賞感乏しくスポンサー獲得揮なかつたのか同日開催に。競馬場内のHay Marketでお一人様観戦で早酒。前半5レースで地味に複勝3回と第5レースのみ単勝も買つて、これも当て重賞に向けて十分な準備金。かういふ時は大事な重賞で外すやうな気が。Champion Mileは5番人気(単勝16倍)のSouthern Legendの複勝1点買ひで3着で3.7倍の配当。まづ/\。今日から参戦のK McEvoyといふ騎手。気になる存在。Chairman’s Sprintは日本からゴドルフィンのFine Needle参戦で、このFN馬(6番人気で単勝28倍)を含め1番人気のBeat The Clock(Size/Moreira)と2番人気のMr Stunning(Size/Clipperton)で強気三連単狙つたが3番人気で1年前はClass 4から7戦6勝で上がつてきたSize厩舎のIvictory(Purton騎手)が優勝。強い。1〜3着までSize厩舎総浚ひ。これで2〜4着的中となつてしまひ残念。三連単にIvictoryまで入れることは出来たがFN馬が4着では話にならない。ちなみに四連単は人気馬の3頭入りで配当は僅かHK$121であつた。で本日のメインレースQE II Cup(芝2000m)となる。1番人気はコースレコード(1.59.97)もつTime WarpAZ Cruz/Purton)で2番人気がSize/MoreiraのPing Hai Starで日本馬はサンデーレーシングからAl Ain(4番人気で単勝11倍)とDanburite(単勝25倍)が参戦。ご祝儀も込め、この4頭で三連単としたが3番人気のPakistan Star(AS Cruz/ K McEvoy)が優勝。この馬、かなりの天性の素質ありデビューから2戦は勝たせてもらつたが気分屋でなか/\燃え今季は3戦とも4着で今日は外させてもらつたが、まさかこの大レースで来るとは。2着に7番人気のGold Mountそして3着に5番人気のEagle Wayが来てアタシの予想は擦りもせず。第9レースでは2番人気馬に単勝かとさんざん悩んだ揚げ句に複勝だけとしたら勝つた。不安通り後半は散々。でもどうにか黒字今日は日本から馬友も来ておらず晩は中環に出て家人FCCにインド料理を飰す。十四夜の名月。

今日の国際G1は3レースとも香港馬優勝で表彰式で3回とも中共国歌吹奏あり。場内アナウンスで「敬意を表してご起立を」と請ふが本当に僅かな観衆が立つのみ。義勇軍行進曲にそっぽむく輩ばかり。

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2018-04-28 김정은동지

fookpaktsuen2018-04-28

農暦三月十三日。昨晩11時半頃寝て夜中の2時くらゐに目覚めてしまひ眠れず。朝5時くらゐまで本を読んだり書類整理。二度寝で土曜なので八時まで寝てゐたが疲労感たっぷり。北朝鮮官報・労働新聞こちら)が


경애하는 최고령도자 김정은동지께서

력사적인 북남수뇌상봉과 회담을 위하여 판문점분리선을 넘으시였다

敬愛する最高指導者金正恩同志

歴史的北南首脳対面と会談のために板門店分割線を越えた

と今まで見た労働新聞でこんな明るい報道写真澤山なんて見たこともない記事が何ページも続く。ジムで少し走つてから官邸執務室で残務整理。夕方まで。気温は摂氏27度といふわりには涼しいほど。日本でも甲府は同じ気温で夏日。今年初めてセミが鳴いてゐた。帰宅して晩は自家製コロッケ。いつもなら啤酒だが、ふと思ひつきでロゼ(Whispering Angel, Château d’Esclans)合はせてみたら意外といいね、こりゃ。隣宅の楽器演奏耳障りで閉口。ずっと貸家で2世帯続けて子どもピアノ練習してゐて陋宅と居間が壁一つで背中合はせなので狭い家なのはわかるが、そこにアップライトのピアノ置かれると背面反響すさまぢく陋宅でかなり煩い。これで隣宅とは険悪な緊張関係続けてゐたが隣宅がまた引っ越して出ていつたので安堵してゐたら今度入居の中年夫婦は「見るから音楽してますよね」タイプで旦那ギター何本も持ち込んでゐたが先週から妻がピアノ演奏始め幸はひなことにピアノ居間で壁に背をつけてゐないのか直接の反響騒音はないが子どもの下手な練習なら少し我慢すれば良いが人妻はかなりのピアノ上手で夜の九時すぎ十時に思いっきりリストなど弾かれる。もしかすると小型のグランドピアノで蓋を閉めてゐるのか。旦那旦那で夜11時すぎてもギターをさらりと爪弾く。いずれにせよ間接的にかなり煩いのでマンションの管理事務所に投訴すると5分くらゐして見るからに好人な笑顔管理職員が来て我が家には黙つたまゝ「隣か?」とゼスチャーするので「さう、さう」と伝へると隣宅にやんわりと「近所からピアノの音で苦情が出てゐる」と伝へ夜なので演奏しないやうに、と。隣宅は当然「午後11時までは違法ぢゃない」と反論するが「違法ぢゃなくても苦情がくれた対応しないといけない」と管理人は柔らかく説得。隣宅のおやぢは「10時に始めたところで、もう5分で済ますつもりだつたから」といふが毎晩半時間以上たつぷりとリストプレリュードとかリサイタルしてゐるだらうに。

▼蘋果日報(論評)兩韓峯會「日本成最大輸家」(盧峯)こちら

可近幾個月從兩韓直接會談到美朝直接對話,日本都成了局外人,雙方談了些甚麼,有甚麼秘密安排,日本都被蒙在鼓裏,只能透過二手渠道了解事態。日本政府有甚麼要求也只能隔空喊話又或委託美韓提出,例如被綁架日本人問題等,自己沒有直接跟北韓對話的渠道。

最慘的是,沒有人重提再啟動六方會談機制,重要問題不是由南北韓就是由美國北韓直接處理,再加上中國在幕後發功。可以說,日本連「埋枱」談判的資格位置也沒有,其處境實在尷尬。

問題是從地緣政治及國家安全角度看,朝鮮半島對日本的重要性極大,南北韓敵對狀態一旦真的結束,駐韓美軍就可能大規模撤走,日美韓的三角關係隨時有大變,而日韓之間的矛盾則有可能激化。對打着在外交上要有為進取的安倍政府來說,這份局外人的感覺不但不好受,更清楚反映日本的國際位置、區域定位其實相當脆弱

2018-04-27

fookpaktsuen2018-04-27

農暦三月十二日。日本の中華で現地には絶対にないだらう不思議ご当地料理だな、これはと思つたのは「天津丼」だったが考へてみれば「中華そば」ぢたい中国にはない。で今日朝日夕刊だつたかで誰だか芸能人が美味しいと紹介してゐたのが「香港麺」(こちら)。この香港麺が何かといへば「叉焼つゆなし麺」ださうで写真からすると炒麺に叉焼のせただけ? の気がするが炒麺ぢゃなくて「つゆなし麺」は撈麺のことか。いずれにせよ香港にないシロモノ。

f:id:fookpaktsuen:20180428054157j:image:w260:left今日のSCMPに8ページ立てで「日本ビジネスリポート特集新聞で日本特集組んで日系企業の社長リポートで体のよい広告収入稼ぎで通常だと、その国の独立記念日などに当てるのだが(アイルランドで聖パトリック日に合はせてなんてのもあつた)なぜこのタイミング?で「あ、天皇誕生日か」と思つたら、そりゃ昭和のことだつた。いずれにせよ8ページ立てとは随分と気張つたもの

▼財務省が前次官セクハラ行為認める。本人が否定するなかでの省としての決定。被害にあつたといふテレ朝の女性記者当方の弁護士に会つて話せといふほど強気からの「すみませんでした」といふお詫び。こゝまできて何だが「当の弁護士は財務省が税金で雇う歴とした顧問弁護士」。元毎日新聞記者の上谷さくら弁護士の指摘。

刑事裁判でいうと加害者がいて、加害者の弁護士がいる。その弁護士が被害者に「こちらは何もしていないんです、何かされたというなら被害者さん、被害を申告に来てください、事態の詳細を話してください」と声をかけるのと変わらない。そんなことあるわけないし、ちょっとした想像力もないのかと思ってしまう。

その通り。で財務省がこゝまで非を認めて財務相はどうするのか。しつこいが産経新聞の16日トップ記事福田次官更迭は不可避」につき

麻生は、このリーク元が官邸サイドだと知って「菅と今井(首相秘書官)にハメられた」「部下を守るのは俺しかいない」となった。要するに麻生さんの親分肌を財務省の幹部が利用し弄んだということなのです。

新潮だつたか文春だつたかの記事にあつたが、これが事実だとすると財務省とかの小役人も強かさでは紫禁城の宦官たちのやう。

物価上昇2%」達成時期の文言を削除。日本銀行の異次元緩和の失敗がはっきりした。だが黒田東彦総裁は27日の記者会見で「失敗」とはあくまで認めなかった。目標の誤りが露呈したのに目標は不変と言い、みずから説明矛盾をつかれても「誤解された」と言い訳する……。総裁詭弁が際立ちツッコミどころが満載の会見。試みは失敗に終わった。中央銀行が人々の心を塗り替えようなどというのは奢りでしかなかった。……と朝日新聞編集委員(原真人)による解説記事でもボロクソ。

いまや日本経済は企業業績も雇用好調。株価も近年ではきわめて高水準にある。なのに日銀が巨額の国債や上場投資信託をずっと買い支え続ける必要があるだろうか。

安倍政権にとって異次元緩和はきわめて居心地がいい。先進国で最悪の借金財政でも日銀が国債をいくらでも買ってくれるから毎年度の歳出増加は可能だ。日銀の買い支えで株価は常に高値に維持される。

やめたくても政権意向でやめられない……。そう疑われても仕方ない状況である

まさに晋三は国民の敵。リーマンショック御の緊急措置であつたはずの超金利政策暫定的な急所両方だつたはずが金融正常化に戻らず謂はゞ政権維持のため日銀の資金が浪費される。このあと晋三が退陣しても「いざというときに緩和の余地がない」となつても晋三は国家財政破綻容疑で逮捕され投獄もされないのだから。その晋三は今日の野党欠席で集中審議で国会空転につき「率直に反省」で「私の妻や、長年の友人が関わる話であれば疑念の目を向けられるのはもっともなことだ」と晋三のこの余裕。言葉の淀みなさは「晋三は進化しているのか」と敵ながらあつぱれと驚いたが、このニュースをあとで映像で見たら原稿の棒読み(笑)

2018-04-26

農暦三月十一日。急なことの対応に終日追はれたが昔、某航空会社支店長氏が一言「起きたことは起きたことで初期対応がどうかでf:id:fookpaktsuen:20180428053507j:image:w250:rightすべてが決まる」と言つてゐたのを時々思ひ返す。財務省も晋三、菅某&麻生トリオも一緒。

▼土俵に女性が上がれないのは土俵の聖性がその理由。その土俵も17世紀中ごろに初めて登場。18世紀中ごろにようやく興行として大相撲が始まり、その後、土俵への神迎え、神送りを儀式化して土俵に聖性を与えた。つまり江戸時代に作られた娯楽としての商業的仕掛けだった。(田中優子)……ところで(右の画像)さすがお相撲さんは自販機を前にも蹲踞の姿勢が立派。

最近は日本のあまりに貧しい政治のことばかり綴つてばかりゐる。此方=香港のことはもはや中共の「中共から分断することのできない一地方」として一党独裁の強権国家にあつてはしばかれた鶏のごとく息の根も途絶へさう。今日当地新聞で一面トップは民主党の立法会議員が自分らの動向を追ふ政府職員にキレて、その職員が記録用に使つてゐたスマホを無理やり取り上げ勝手データ確認したこと中共系紙が「反政府派議員の暴力行為」と囃せば蘋果日報も「民主党にとつては信用損失は深刻」と嘆く。この議員の動向監視するのは保安局とかの通称「狗仔隊」。今回は野党議員らが政府の高速鉄道香港乗り入れでの「一地兩検」について一国二制度抵触対策練つてゐたのだが、それに出入りする議員や関係者らの動向をいちいちチェックしてゐるのが狗仔隊で、これら「政府のイヌ」は通常、まだ経験浅いAO政務主任)にやらせるのださうで、AOといへば超難関の上級公務員試験合格エリートが、まずこんな奴隷のやうな仕事させられてゐると思ふと情けないかぎり。近年はこの狗仔隊の仕事増え増えAOばかりか次ランクのEOも、これを命じられるさうな。こんな仕事させられる方も情けないが政府のさうした敵視に民主党の議員もいち/\キレてゐるやうぢゃダメ。この話を政府EOの知己としてゐたら自分所属する部署提案が審議の際に「狗仔隊」任務上司に命じられたが、自分対象が公民党の大物・梁家傑議員だつたので助かつたといふ。出入りのたびに笑顔仕事が終はる頃には「君たちも大変だな」と労はれたといふ。

容疑者という呼称逮捕または指名手配された場合に使う。逮捕などされたとしても、この段階では、あくまで罪状は「容疑=疑い」であり罪が確定しているわけではないからだ。

呼称は刑事手続が進むに従って変わり、起訴された後から判決が出るまでは原則「○○被告」、刑が確定した後は「○○受刑者」「○○服役囚」「○○死刑囚」といった表現を使っている。

一方、書類送検の場合は「容疑者」は使わないようにしている。そもそも書類送検は警察が任意で取り調べ起訴の有無を判断する検察庁書類という形で送る手続きだ。

身柄を一時的に拘束する「逮捕」ができるのは逃亡や証拠隠滅の恐れがある場合に限られる。一方、逃亡や証拠隠滅の恐れはないが法律違反の疑いがあって捜査する場合、警察は対象者任意事情聴取するなどして書類にまとめ検察庁に送る(送検)。

警察が逮捕を伴った身柄付きの送検にするのか、任意捜査によって書類送検とするかは、あくまで逃亡や証拠隠滅の恐れという観点から判断している。

だが書類送検される事件結果的逮捕を伴う事件よりも刑事処分が軽いことがあるため報道機関書類送検の場合には人権配慮して「容疑者呼称は使わず「会社員の男」などと職業などの肩書きを用いながら匿名で報じる。

山口メンバーについて報道各社が匿名ではなく芸名での報道に踏み切ったのは山口メンバーが著名人であることから事件に対する社会的関心の高さや影響などを考慮したのが理由とみられる。

2018-04-25

fookpaktsuen2018-04-25

農暦三月初十。ただ/\慌ただしい日が続く。少しくらい前年より暇になつてもきゝと毎年思ふのだが、さうならないのは世の中が携帯電話やメールで仕事でも何でもやりとりが慌たゞしくなつてゐるのとf:id:fookpaktsuen:20180428035604j:image:w240:left自分が老化で明らかに作業効率が落ちてゐるからCXからのお知らせみたらマイルが15万哩貯まつてゐた。あゝ何もかも忘れて逃避行したい。

▼今度は文科相が公用車で昼間にキャバクラヨガ通ひ。文科相慌てゝ否定してみせるが「さういふ店ではなく通常のヨガスタジオだ」と言へばいゝのに何故「通常のヨガスタジオと認識している」になるのかね(朝日新聞)。週刊文春に拠れば折から森友加計問題で国会で文科省の審議官が答弁中の大臣のサボり。本人は「つい息抜き」といふが息抜きどころか何を抜いてもらつてゐたのか。

▼他にも防衛省では辺野古での反対派に対する警備で建設会社(大成建設)通した警備会社での費用過大請求もあり。あらゆる疑惑オンパレード政治家マスコミに国民までパンチドランカー気味。こゝまで並ぶと一つ一つの疑惑への関心薄れるのは晋三らにとつては幸ひか。それにしても国会では明日の集中審議は野党拒否で与党だけのおざなり。たゞ反対、反対、蔵相退任では折角の晋三攻撃の機会に「こんな野党ぢゃダメ」とまた有権者の烙印押されぬか。国会審議も拒否しておいて突然、出席で与党と政府を囃すくらゐの知恵はないのかしら。野党がそんなだから自民党で幹事長として一時は政権距離を置き党=議員当選を守る立場たる幹事長の二階君が今更で晋三3選支持宣ふ始末。麻生漫画太郎を信頼で蔵相辞任否定までf:id:fookpaktsuen:20180426200447j:image:w250:right毎日新聞)。支持なのか本当はもう賞味期限切れの晋三らに三行半なのか、いずれかも不明だが、どうであれ「ウソつきは政治家の始まり」。

▼麻疹流行拡大で沖縄厳戒「来県に注意」「接種を」(毎日新聞)。オール沖縄の衰退、出口なき基地問題に加へ麻疹流行観光客減少。

2018-04-24

fookpaktsuen2018-04-24

農暦三月初九。朝、ミニバスの車窓からぼんやり外を眺めてゐたら路上に並べられた蒸留水の1ガロンボトルで装填された蒸留水の量は一定ではない。

.椒肇襪侶曽の精度が低く同じ重さの水を入れても水面の高さが変はつてしまふ。

⊃紊鮹軻する作業の精度が低い。たとへば規定の重さを超えるとブザーが鳴つて水を止める、みたいな方式のためかうなる。

そのいづれか。午前中かなりの雨が降る。お昼ごはん食べながら時刻表見てると誰彼に「旅行?」と聞かれる。時刻表見るのが趣味とはフツーの人は思はない。全国の特急地図眺めると東北は新幹線に席捲されて在来線の特急は新潟から秋田への「いなほ」と秋田〜青森の「つがる」だけ(常磐線のいわき行き特急ひたちを除く)。新庄M氏によれば奥羽線も新庄以北(新庄秋田)は優等列車がない。しかも車両はロングシート701系電車ロングシートでは堂々と飲食はしづらい。旅情感ゼロ。せめて1日1〜2往復でも特急列車があれば。陸羽線は西線に快速、東線にはリゾート列車が走つてをりディーゼルカーは横向きのクロスシートなので701系電車よりもよほど旅人に優しい、と。時刻表には全国の電化、非電化路線図もある。これなんて余程の鉄道ファン向け。JR非電化区間で複線なんてあるの?と思つたら北海道の函館本線と室蘭本線の一部がそれ。どういう事情かと思へば「北海道新幹線開業に合わせて一部区間が電化される予定のため架線柱が立っていますが、まだ架線は張られていません」と(こちら)。なほどど。昏刻に散髪して帰宅

f:id:fookpaktsuen:20180425085102j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180425085058j:image:h180 f:id:fookpaktsuen:20180425085054j:image:h180

▼今月16日(月)の産経新聞の「福田財務次官更迭へ」のスクープ記事。この時はこれは否定され実際の辞任は18日になつたが、この「産経の」スクープは築地H君曰く少なくとも前晩の時点では「政府内から産経にこの情報を伝へた者がゐた」ことになるが、これについて今日発売の週刊ポスト面白いことを書いてゐる。晋三訪米中の麻生太郎による福田解任について。この決断麻生は大臣辞任の腹を決めた=政権崩壊の始まりといふ。産経新聞スクープは晋三と菅が福田更迭決め、この時点で実現してゐれば政権の致命傷にならず。だが辞任認めなかつたのは麻生麻生がなぜ次官を庇ひ晋三も更迭方針撤回したのか。森友で財務相として引責辞任決めた麻生だが晋三から政権支へるやう懇願され泥を被り財務相続けてゐるが改竄問題の省内調査結果出る前に福田次官切れば責任とる次官不在で引責は大臣に。麻生辞任では晋三政権崩壊で、つまり麻生にとつて「福田を守ることが総理を守ること」。それに対して福田更迭派の菅は「任命責任である財務大臣がきちんと対応していくべき」と責任麻生に押しつけ既に晋三の政権は内部崩壊、と。

▼民進と希望新党案で「国民党」といふ名が挙がつてゐるといふ(こちら)。民進党が国民党にといふのは台湾にとつてはとんでもないパラドクス。中身のない政党なのだから案の一つだつた「新党ゼロ」が最適ぢゃないか。f:id:fookpaktsuen:20180425085312j:image:w220:right

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跡を継いだ黒田東彦総裁の考えはまったく違った。就任早々に異次元緩和を導入すると会見で自信満々に語った。「2年程度で2%インフレ目標を達成できる」

5年間で黒田総裁の自信は打ち砕かれたはずだ。掲げた目標期限は6回も延期。5年かけて達成できないというのは目標がまちがっていたか手法を誤ったかどちらかだろう。現時点では通算7年での達成を見込むが、それがかなったとしても、もはや金融政策の成果かどうか怪しい。

中央銀行にとって最も大事なのは「信認」である。それがなければ通貨も金融政策も軽んじられてしまう。誠実に政策説明批判謙虚に耳を傾け政府に過ちがあれば正すよう説得を試みる。長い目でそういう真摯さが信認を得るために大切なことだ。

黒田日銀の5年間は残念ながらそうした真摯さに欠けていた。異次元緩和の後始末には最終的に数十兆円の国民負担が出る可能性があるのに総裁は定例会見で出口戦略についての詳しい説明を「時期尚早」と拒み続けてきた。

どんな質問が出ても想定問答の枠を飛び越してまで答えない。終了予定時間がきたらさっさと会見を打ち切りたい気持ちが透けて見える。140席ほどある総裁会見の記者席は以前は大半が埋まっていた。昨年来出席者は徐々に減り最近は半分ほどが空席になっている。

蓮池さんに話を聞いた。「北朝鮮をめぐっては中韓米各国が相次いで首脳会談に臨もうという情勢の中『圧力』ばかり言ってきた日本は相当水をあけられている。拉致問題は日朝の問題であり本来は安倍首相がそれこそ司令塔となって日本が北朝鮮と直接交渉を進めるべき話。ところが首相は自分で日朝会談をやろうとせずトランプさんに『米朝首脳会談で拉致問題を取り上げて』とお願いに行っている。言葉と行動がかけ離れている」

2018-04-23

fookpaktsuen2018-04-23

農暦三月初八。今日朝9時に必要書類があつたが昨日までに準備できず「どうせ老人の早起きだから」と思つて昨晩九時すぎに早寝したら夜中の一時には起きてしまひ夜中に書類準備して読みかけだつた片山杜秀未完のファシズム読了で朝となる。「もたざる国」の日本が「持てる国」に勝つために皇道派もなんだか統制派も結局のところ(石原莞爾は極上としても)最後は「死を恐れぬこと」で持てる国・米国に日本の強さを見せるといふ、とんでもない精神論に陥つてしまひ、これぢゃファシズムも完成せぬ、と。御意。明治近代化、軍の統率も上手くいつたが担ぎ上げた明治帝の崩御元老たちの引退により「あとは任せたぞ」の大正昭和政治的にも軍事的にも未完になつてしまつたこと。これは敗戦後の〈戦後〉も今日まで日本の政治的未完が延々と続くことになる。晩にO嬢と北角の寿司加藤常連客たちが香港40年なんてヴェテラン少なからず、がこの食肆。最近、太巻きが好きでそれをこゝでも初めて注文。昨晩の睡眠不足で今晩こそ睡魔に襲はれるか、と思つたが眠くならず困つたもの

未完のファシズム―「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)

未完のファシズム―「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)