富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

今日は七夕に非ず

fookpaktsuen2016-07-07

農暦六月四日。小暑。今日を七夕、七夕といふ日本人多いが今日は七夕ではない。今年の七夕は陽暦でいへば八月九日で立秋の後。季節に鈍感なくらゐだから政治にも鈍感。晋三は新潟の村上での遊説で外国人観光客増加に「温泉に入って地酒を飲み、村上牛を食べる。素晴らしいではありませんか!」で自民党が勝てるのだから。政治家のレベルの低さ=民度の低さ。
▼英国で米追従でイラク征伐に加担のブレア首相だがイラク戦争調査委報告書が「無条件支持、必要なかった」と結論。そんなこと当時からわかつてゐたこと。「米英の侵攻でイラクが失敗国家にならなければISは組織されなかったはずだ」(在英アラブ紙ライ・ヨウム編集主幹アブデルバリ=アトワン)なのだからISの「世界が怯える無差別テロ」も結局は(当時から明白だつたが)米英の犯罪。だがブッシュもブレアも放免。ビンラディンフセインは殺されたのに。
小沢一郎の選挙応援演説より。

民主主義とは何か。それは国民が、主権者が最終の国政の決定をできる制度だ。安倍首相は(過去の)選挙で何を言っていたか。言っていたことを何もしないで、言わないことを一生懸命やっている。国民には、それを止める手立ては選挙しかない。だから私は言っている。候補者も政治家ももっと真剣に選挙を重視して考えないとだめだ。国民も自分たちの主権を行使できるのは選挙の機会だけだ。自分たちで政権を選ぶんだという意識を持たない限り、民主主義は成り立たない。

全くその通り。だが国民が晋三の選挙で約束したことは守らず、約束もしてゐないことは平気で進めることを放任してゐるのだら。