いつか記憶からこぼれおちるとしても

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

やっぱり買ってしまった。
同じ作家の方の本ばっかり読むのは
やめようと思いつつ…。
なんか救いがないなあ。
全然、話とか違うけれど
山田詠美さんの放課後のキーノートを
思い出しました。

おまけ
クリスマスなのにラーメン博物館に行ってしまった。
当分、ラーメンはいいです。

パーク・ライフ

パーク・ライフ


表題の「パーク・ライフ」はあまりにさらっと読んでしまい
でももう一回読みたくなる、そんな感じです。
ひとつひとつのエピソードは「絶対へん!」なのに
主人公のフィルターを通るとふつーの出来事になってしまう。
この主人公は絶対ひょろっとした感じでめがねをかけていると思う。
いっしょに載ってる「flowers」は、丁寧でひりひりした感じの
話だと思いました。墓石やさんの「水を飲んではいけない」の
くだりが、痛いぐらいのリアルな手触りを感じるのです。

泣く大人

泣く大人 (角川文庫)


江國さんの文章は本当に「正確」な感じがします。
「そうとしか言いようがない」という感じです。
内容がどうこうというより、江國さんの文章には
上質だけどもくたっとなったソファに体をうずめるような
気持ちになれるのです。下世話なことなんて世の中にないような。
要は、江國さんの文章が読みたかっただけなのです。


おまけ
天井のライトに葉っぱをいっぱい貼ってみました。

センセイの鞄

センセイの鞄


70歳の男の人と40歳近い女の人の恋愛…と聞くと、
何だかリアリティのないような自分と関係のないような
気がしていたのです。ありえへんなーって。
けれど読むと、38歳のツキコさんの心の中身が高校生のころから
変わっていない感じがすごく共感できてしまいました。
38歳になったからといって大人になるわけではないのです。
自分もいい歳になりましたが、精神的な成長という意味では
高校生で止まってます。後は悪知恵がついただけのような…。


おまけ
涼しくなってきました。

二人が睦まじくいるためには

二人が睦まじくいるためには


何の前知識もなしに、雑貨屋さんのポストカードで
この中の「祝婚歌」と出会い、それ以来、
友人知人の結婚の際にはこの歌を贈ってきました。
一乗寺恵文社でこの本を見つけたときは
迷わず購入しました。
それにしても恵文社のお勧め本コーナーは
財布を軽くしてしまいます。
(めったに行けないけど)


おまけ
明日もう一日会社に行くとまたお休みですね。