インターネットの普及により情報格差が広がっているという話

ハムスター速報(ハム速)その他2ちゃんねるまとめブログしか見ない人は、お願いだから情報発信(ツイート・RT)しないで欲しい-愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記


内田さんや佐々木さんの言っている「マスメディアの消失により生じる情報格差」というのは上の記事で指摘している事だと思うんですよね。

情報リテラシーについて(内田樹の研究室)

佐々木俊尚「ソーシャルメディアが情報の格差化を引き起こした」|ニコニコニュース


情報の多様化は促進すべきだけど、情報の格差は現実のものとなっている。

「ある人達には政治経済の情報が集中して、別のある人達にはサッカーの情報が集中する」
これが情報の多様化。

「ある人達には政治経済の良質な情報が集中して、別のある人達には政治経済のジャンクな情報が集中する」
これが情報の格差。

内田さんが「情報リテラシーについて」の記事を書いたときに、情報が多様化する事は素晴らしいんだ!っていう反対意見をたくさん見かけたけど、「情報の多様化」と「情報の格差」とは全くの別物として扱ったほうがいいんじゃないかと思う。

個々に情報の選択をまかせると、難しい情報が理解出来る人は難しい情報を仕入れるし、理解出来ない人は簡単な情報(しかしそれはあたかも難しい情報を装っている)しか仕入れない。

っていう、なんだかすごく単純な話のように思う。


僕はあまり難しい情報は理解出来ない性質なので、まぁせめて簡単な情報に躍らされるのはなるべくやめようかななんて思っている。第一印象で「なるほど!」って思うような情報ほど一度疑ってみたほうがいいんじゃないかな。第一印象で理解出来るものって大体は「簡単な情報」だからね。