やっぱりあった日本国内での対中国デモ

あれれ、こんなに問題になっても日本国内では尖閣列島問題で対中国デモひとつ無いのかと思っていたら、サンケイ新聞系のzakzakサイト上に「田母神氏“煽動”尖閣大規模デモ…国内メディアが無視したワケ」との記事が紹介されていることを見つけた。
今回の中国のやり方に対して嫌悪感をおぼえた日本人は数限りなくいると思うのだが、実際にそれを「行動」で示した田母神俊雄氏の活動を“煽動”という言葉で記事にしたzakzakの記者のスタンスにマスコミ人特有の「イヤラシさ」を感じてしまった。
ともあれ、次は10月16日(土)に行うようだ。

田母神俊雄氏のブログ

さて、このデモのことで、いまさらながら田母神氏に対して興味を感じ、第29代航空幕僚長田母神俊雄公式ブログを訪問し、「尖閣諸島における中国漁船の体当たり」(2010年9月22日)という記事やそのコメントを読んでみた。
うーん極論かなと思えるところはあるものの、自分自身で感じるところとの共通点が多数あることに驚いた。
ただ、「閣下」とか、「国体」とか、コメントの中に出てくる言葉には右翼活動団体が街宣で使いそうなことばが散見され、これらコメントを記した人には“煽動”ということばを使ったzakzakの記者に感じたのと同じような「イヤラシさ」を感じてしまった。

海外にいることで感じる「愛国心」

この田母神氏のブログ記事のコメントの中で、海外にいる日本の方からのもので素直に共感できるものがあった。離れたところから日本を見ることは、ことばどおりでの意味の「愛国心」を育むのかなと思った。とてもいい言葉だと思う。

211 ■無題
北欧に住む日本人さんのコメントを読んで少し気持ちが落ち着きました。
私も欧州に住む日本人ですが、日本の政治ニュースを読んではイライライライラしていましたが、今回の事件で多くの日本人が目を覚ましたと思います。
私もこのままでイカンと思い変わりました。子供たちに日本語を教える仕事をしていますが、言葉だけでなく、日本の文学や偉人についても積極的に取り上げていくことにしました。まだ数回ですが、子供たちは目を輝かせて喜んでくれます。日本人であることに喜びと誇りを持てる大人に育ってほしい。それが日本を守る力になるはずだと信じて。ささやかな活動ですが、何かせずにはいられないのです。大好きな祖国日本のために。