不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

厄除け祈願。

居眠り犬@山手線



今年、本厄ということで
近所の神社に厄除け祈願に行ってきた。


元々仏教徒浄土真宗本願寺派西本願寺)なので
神仏習合も甚だしく、生粋の神道さんには申し訳ないが
そこは日本人の特権であり、伝統文化と思う次第。


境内脇の社務所で20分ぐらい待って
吹き曝しの本殿で20分ぐらい祝詞をあげてもらい
(家内安全など約10人まとめてお祈りした合理的な神社)
有り難いお札を頂いて
帰宅。


厄除け祈願を受けた人は、あとは上り調子で
結婚出世 など、未来が開けると、神主さんは偉い自信タップリに宣言した。


家族からも社員からも「気の持ちよう」と言われた伝統文化は
1時間もあれば終わるので
後から「やっておけばよかった」と思う人は、事前にやっておいて損はない。
(私は神社業界の回し者ではない念のため)



私は「やっとけばよかった」という人。



とはいえね
解雇される前から
西本願寺には盆お正月の帰省前に拝みに行っていたし
地域の神社にもお参りしていたが
結局は
リストラされ、1年以上も求職してた。


時流というか時代なのだろうが
結局は信仰心ではなく、個人の資質・能力が問われるのよ世の中は。



社寺は、基本的に「お願いして叶えてもらう」機関ではない。
まして「もっといい生活させろ」など要求しようものなら
逆に罰が当たると思っている。


願掛けという言葉はあるが
道は、自己の手で切り開くしかない、と
昔読んだ本にそんなことが書いてあり「なるほど」と思ったのね。


(それにしては、自慢できない酷い人生を歩んでいるが・・・)


日々の信仰をふまえ「今日まで無事でした。ありがとうございます」と報告し感謝する所。
結果的に再就職できた後は「できました。ありがとうございました」と報告した。



なので昨年、明治神宮靖国神社に行った時も
感謝はすれど、要求はナシ。
あ、ナシではないな。
家族の健康は、順番通りになるようにお願いした。



という私見を、さっきの母からの電話で話し若干の口論に発展。
何か悪いこと言ったかな?
不機嫌が続く年始。