【速報】日米首脳会談 安倍総理、自動車の関税引き上げを回避することに成功 ｜ 保守速報

アメリカで行われた日米首脳会談で、安倍総理大臣とトランプ大統領は、「日米物品貿易協定」の締結に向けて、農産品などの関税を含む２国間交渉を開始することで合意し、共同声明を取りまとめました。両首脳は、交渉の継続中に、アメリカが検討する自動車などの関税引き上げ措置は発動しないことを確認しました。
(中略)
アメリカの農業界、特に牛肉農家はＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定でライバルのオーストラリア産の牛肉の関税が大きく下がって日本向けの輸出を大きく伸ばし、アメリカ産牛肉が不利な立場に立たされることを心配しています。
(後略)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180927/k10011645711000.html

そもそもアメリカ向け日本車と言っても、高額な関税を理由にアメリカ国内で生産してる訳で、日本から輸出しているのは部品類だけ。
これにも関税を掛けたい、と言うのがトランプなんだけど、そこまでされるなら、人件費の高いアメリカで組み立てず、労働力が安い国で組み立てた完成品をアメリカに輸出して、自動車関税一本の方がマシだから、アメリカの日本車工場が撤退してしまう。
この件でトランプが勝つにしても、それほど大きな利益は出せないし、出したらアメリカで数百万人規模の仕事が消えかねない。
あと、アメリカ産牛肉に関しては、未だに日本人はＢＳＥ問題でアメリカが自国の都合だけを日本に押し付けて、日本が費用負担すると言っても、手間のかかる全頭検査を拒否したり、条件を緩めて輸入再開した直後には条件違反の部位を輸出した事を忘れていないし、何より日本の牛肉は長いこと輸入禁止にしていたダブルスタンダードが終わったと思ったら、こっそり宮城と福島を狙い撃ちにして牛肉輸出を禁止にしているという、科学的に根拠のない拒否をやらかしてるから、元々オーストラリア産とアメリカ産が並んでて、多少の価格差ならオーストラリア産を買う程度には、アメリカ産は嫌い。