あなたと生み出す明日の匂いと

gekritzel2006-11-14

お天気もよくてあたたかい一日。
川越へお出掛け。
川越は『小江戸川越』として、ちょっとした観光地になっていて
蔵造りの街並みが美しい場所でもあります。


目的は
 
『世界の絵本作家展Ⅱ 絵本作家ワンダーランド』
ラインナップが大好きな画家さんたちばかりだったので
ついつい足を伸ばしてしまいました。
今日は埼玉県民の日だったので、
なんと入館料も無料だったのです♪
お天気が良かったおかげで、大勢の観光客がいて
美術館も、親子連れで賑やかでした。
わたし自身、本の好きな子どもとして育ったから
絵本に目を輝かせる子どもたちを見ると、なんだか嬉しくなってしまいます。


数あるラインナップの中でも、特に期待して行ったのが

酒井駒子さんが、この展覧会のために書きおろしたというこの絵。
酒井駒子さんの絵は、つややかな黒の色みと、子どもたちのあどけなさが印象的で、
特に好きな作家さんのひとりです。
他にも、『ちいさいおうち』で知られるバージニア・リー・バートン、
水彩やデッサンで表現をするガブリエル・バンサン
『オリビア』という仔豚の絵で一躍有名になったイアン・ファルコナー、
『わたしとあそんで』のマリー・ホール・エッツなどなど、
貴重な原画をたっぷり堪能することができました。
リサとガスパール』や、『にじいろのさかな』『メイシーちゃん』などもありました。
もちろんカタログも買いました♪


展示室には、実際の絵本が置いてあって
中身を読めたり、原画と比べたりすることができたのですが、
中には、わたしが夢中になって読んだものと変わらず、ただ増刷され続けている絵本もあって、
いいものはいつになってもいいんだなぁ、と
大事にしたいものが、またひとつ、増えました。
わたしもいつか、自分の子どもに、
わたしが読んだのと同じ絵本を読み聞かせしてあげたいと思います。
それは遠く遠く、
とても遥かな願いだけれど。