むらかみだいあり

買ったものとかおんがくとかの記録。2003年以前は手元に残っているもののみ。

思い出してみよう

夕方、買いものに出る。一週間分(実際は水曜か木曜くらいまでだけど)まとめて作るときは、朝市で食材が安く出るので早くから出るのだが、今週はてぬきしてまとめ作りを諦めたので、半額コロッケを買うべく夕方に。狙いは近隣でいちばん早く閉まるスーパーだったが、出足が遅すぎた…。すべて売れてしまっていた。とほほ。次に閉まるスーパーは半額になるまで1時間半ある。その次はさらに2時間ある。仕方ないから高いのを買ったさ。
昨日の記録にいろいろと追加しようかと思っていたが、そのままのほうが生っぽいし修正は整形程度にとどめて、追加分はきょうの分として書くことにした。

オープン戦 VS. 千葉ロッテマリーンズ

ホークスのオープン戦が始まった。オープン戦開幕戦なので、中継を見る。3-4という数字以上に差をつけられた感のある試合だった。マリーンズは仕上がりが早いですね。スンヨプとかベニーより、フランコがなんかよさげ。それ以上に藤田が圧巻。鷹打線の格が多少落ちるとはいえ、この時期にあんな投球ができるなんて! あと相変わらず渡辺は打てないですね…。ことしはマリーンズにしてやられそうな予感。
・全体的に調整遅れ。
・カズミは昨年の経験が出たか、悪いなりに粘りを見せていたけれど、如何せん悪すぎる。
・良かったのは新入団で張り切っている三瀬と竹岡、あと大野くらい。ある意味ナイトも良かった。あまりに期待通りで。
・三瀬と竹岡は飯島二世にならないかおそろしい。
・当時寺原のおまけ指名かと思っていた井手が去年すごかったので結果を出してほしかったが2タコか。次はぜひスタメンで!
・いまさら本間じゃないだろう…

AGAPE store#8「しかたがない穴」@シアター・ドラマシティ

モスを出て、新御堂筋を北上する。学生の頃、テアトル梅田のレイトショーを観るときなんかによくとったルート。ちゃんとどこで曲がればロフト(テアトル梅田はロフトの地下)に出るか覚えてる。ロフトに来ると梅田コマが見えた。場所をちゃんと確認してなかったけど、やっぱりロフトのすぐ側か。やってきた会場は、でかい。私的イメージでは「関西で最大級の演劇用ホール」なのででかいのも当たり前だが、こんな会場で埋まるのか?と懸念を抱く。しかしどうしてどうして、ほぼ満席。これも倉持裕岸田國士戯曲賞を受賞したから?
今回はいちおうホラー。パンフの言葉によれば、「強力な求心力を持ち、解放は望めない『曖昧な恐怖』」とのことだが、すごくよくわかる。具体性は伴わないけれど、何かが違うことによって生ずる恐怖が徐々に積み重なっていく感じがあった。終盤の狂った感じも怖い。笑える場面なんてほとんどない。いままでのAGAPEとは確実に違う。
舞台は唐突な場面転換を伴いながら、そして同時刻の出来事をいくつか重ねながら淡々と進む。ただ、説明が少ないせいで、転換後の状況を把握するまでにしばらくかかることもしばしば。そんなことが続くにつれ、徐々についていけなくなり、疑問の山にうずもれそうになる。最後のほうでようやく疑問を解消してくれるような出来事が起こるのだけれど、あまり助けにならず。終わり方がまた唐突で、これに至っては意味がわからない。あと何回か観ないとたぶんわからないと思う。これについてはDVDを開演前に予約したので、到着を待とう。
パンフがすごくいい。情報もりだくさん。正直、今回初めてパンフがいいと思った。ただし、完全ネタバレを含むので公演前に見てはいけません。ネタバレ以外の部分も観てから読むと腑に落ちる部分が多数。事前にパンフを見る習慣がなくて助かった。

クラムボン「imagination tour 2004」@名古屋クラブクアトロ

1年ぶりのワンマン。ツアーTシャツを買うとcjammbonがもらえるっていうから買ったのに、反応が鈍いからか、直後にCDを配り始めやがった! なんということだ。わかってたら買わなかったのに。まあ、Tシャツを買うこともあまりないのでいい機会だと思うことにする。
入場。今回は最上手最前で。最上手ってわけでもないか。隣にまだいたし。でも、もうほとんどスピーカーの前。目の前がスネア。周りから聞こえてくる話し声がなぜか関西弁ばかり。わざわざ名古屋を選んできたらしい子とか、ドラムをやっててジャパンハリネズミネットワークと対バンしたことある子とか。「ファンダンゴ」「アトランティクス」「ベアーズ(!)」とおなじみのハコの名前が次から次へと耳に飛び込んできた。そしていくこ女史による開演前の案内。たどたどしく名古屋弁を読むのがかわいすぎ。はじめて名古屋弁イイ!と思った。福岡や大阪でも地元のことばで喋ったのかしら。
開演。オープニングアクトおおはた雄一から真打ち登場への流れがあまりに見事でまず感嘆。そしてすぐ気が付いたことには、今回は久しぶりに3人じゃん! ちょうど移動中に「tourist on the 未来'n」とか聴きながら、やっぱりクラムボンは電気とかギターに手を出してもそれはあくまで幅を広げるものであって、根っこはこういうシンプルな生音だよなと思っていたので嬉しいセット。
ゆったりめの出だしから徐々にあたためていって、中盤に定番の大ネタ連発でノックアウト。そしてアルバム曲をいろいろと、という編成。「tourist on the 未来'n」を概ね入れてほしいところで演ってくれたのと、「Re-残暑」が聴けたのが嬉しかった。ラブ。そしてこの音圧はどうだ。決してスピーカーの側だから感じる音圧ではない。以前の3人セットのときに比べて明らかに増している。音圧が増すと迫力がやはり違います。あと携帯企画ね。PHSの自分にはお呼びじゃない企画だったが、いい具合だったように思われる。こういうのは客層に分別がないと無理なんだろうな。その点クラムボンの客層はオトナだと思います。
素直によかった!と思える幸せなライブだった。このしあわせな感じは、JPツアー@心斎橋クアトロ以来かしら。残るはAXだけだけど、東京の客は震えて待て!