判り易い、川崎市長選立候補者の政策比較(1)

25日投開票の川崎市長選で、東京新聞がタイミング良く、内容も簡潔で判り易いアンケートを行った。拍手!!!!!

かわさき市長選2009 決戦の秋 候補者アンケート<上>
2009年10月15日 Tokyo web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091015/CK2009101502000081.html

■Q1「大規模事業 地下鉄建設」を進めるか
(はい…〇、いいえ…×、どちらともいえない…△)
岡本 一 氏(64)無新 =共 △
福田 紀彦氏(37)無新 =民 ×
原 修一 氏(60)無新    △
阿部 孝夫氏(66)無現    〇

コメント
 福田氏は立場を明らかにしたうえで、住民投票による市民合意を図る、としている。
 筆者はこれこそが住民自治と考える。住民が責任をもって判断し、合意に至るプロセスを一つ一つ学習し、成熟ていくことが今後の少子高齢化時代にとって最も必要な政治的センスである。
 阿部氏は二転三転と立場を変え、今度は電池電車などと10年先にできるかも判らない技術を持ち出して市民を煙に巻く態度をとっている。手に余り、決断できないのであろうか。
 岡本氏、原氏もどちらともいえないとの煮え切らない態度である。これでは四転五転する可能性もある。

■Q2「大規模事業 羽田空港の神奈川口構想」を進めるか
(はい…〇、いいえ…×、どちらともいえない…△)
岡本 一 氏(64)無新 =共 ×
福田 紀彦氏(37)無新 =民 ○
原 修一 氏(60)無新    ○
阿部 孝夫氏(66)無現<2> ○

 一昨日の前原国交相の「羽田空港ハブ空港化」は利用客からみれば当然のことであろう。まさに、福田氏の『臨空戦略都市形成という新たな観点』が展望を開くと想定できる。
 筆者は川崎区と大田区の臨海地域を合体して“羽田特別区”を新たに組んでおこなうことを提唱したい。先々は横浜の臨界地区を入れて首都圏臨海連合へ発展しても良い。
 原氏、阿部氏もこれまで熱心に推進してきており、その継続の立場である。
 それにしても岡本氏の旧態依然とした旧い共産党的発想には驚く。