茨城不安定労働組合

2100-09-30 九月の労働相談

九月の労働相談

茨城不安定労働組合では月2回、第二第四水曜に労働相談を行っています。

解雇された、給料が払われない、休みがとれない、嫌がらせをされている、入ってみたら条件が違う、と言った労働相談から、解雇されて金がなくなり家賃が払えない、既に部屋を出されている、生活費がないと言った生活相談まで、正社員、アルバイトなどを問わず受け付けます。自営業、管理職でも大丈夫です。まずはご相談を。

九月の相談会は下記の通りです。

第一回相談会 9月14日 水曜日 20:00〜22:00

第二回相談会 9月28日 水曜日 20:00〜22:00

電話番号 029-875-9289(日中は不在です。また、仕事を終えてから事務所にむかうため、もしかすると八時に間に合わないかもしれません。その際は何度か電話していただくか、下記の携帯へ電話してください。なお、下記の携帯電話への相談はいつでも受けつけています。お急ぎの時は労働相談日を待たずに電話してください。)

     090-8441-1457(加藤) 

会場 土浦市中1184−51 自由と生存の家・茨城 一階 茨城不安定労働組合事務所

2016-08-22 賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(347)

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(347)台風上陸

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(347)台風上陸

八月××日(月)

  高級マンションに入った。簡単な養生と荷物の移動、搬入と聞いていた。作業場所をよくわかっていなくて、住所を頼りに現場に着いて見るからに高級マンションなんでびっくり。セキュリティーのしっかりした、僕の嫌いなタイプのマンションである。派遣会社が直接請け負っている個人宅の工事で、水漏れで壁紙やボードが黴てしまい、その撤去と復旧が会社が請け負った作業。僕はその作業のための床養生と清掃、それから若干の搬入。作業そのものはどれも簡単なものばかり、養生は一時間ちょっとで終わり、あとは待機に近い。

  内装屋と言うからボード屋かと思っていたら大工だったが、大工が問題の箇所のボードを外していくと水漏れが止まっていないと判明、その日のうちにボードの復旧までする予定だったが水が出ているのでは同じことの繰り返しになるので作業は中断、管理会社と相談してまた後日となった。作業は九時から始めて休みなしで(まあ途中やることなかったんだが)、十二時半には片付けも終了してマンションから出ていたので実質三時間半。休憩を取っていたら二時に上がっていた訳だから、半日とは言えないが、いずれにせよ早上がりである。

  監督と話していて、いわゆる億ションと知った。「でもそんな広くないですよね?」「場所がいいから。」「それはそうだけど。て言うか○○○っていつからそんないいとこになったんですか。僕の知ってた○○○は下町ですよ?」「それを言ったら○○○○も○○もそんないいとこじゃなかったろ。」マンションは高級かもしれないが駅前は昔とそんなに変わらない小さな商店街だったぞ。

  今日は台風が来ていて朝から電車が遅れていた。せっかく早上がりだから三度目の『シン・ゴジラ』を都内で、とも思ったが金もないしやめといた。弁当を公共施設で食べてから電車に乗ったが見事にどれも遅れまくり、つくばエクスプレスまで動いちゃ止まり、だった。これは珍しい。今日の仕事の中心は通勤と言って良い。実働時間より通勤時間の方が多分長い。

  ところで「台風上陸」と聞くと、ドゴラとバルンガとガンモンスとバリケーンと高橋葉介の名無しの神を足して三で割った、巨大な目を真ん中に持つクラゲみたいな怪獣がふわふわした触手みたいな脚で陸地に上がってくる光景を小学生のころから思い浮かべてしまうのだが。 

2016-08-20 スペイン革命と現在

スペイン革命と現在

組合員加藤からの投稿です。


スペイン革命と現在

http://spain80.sanpal.co.jp/

 1936年7月、もう80年も前のことである。スペインのカタルニア地方を中心に一風変わった社会・政治情況が出現した。世界はファシズムが台頭するさなかに登場した人民戦線に希望をいだき、ある者はそれらの大きなうねりをスペイン内戦と称し、またある者たちはとくにバルセロナを中心とした人民たちはスペイン革命と呼んだ。

 「アナーキストたちは、まだ事実上カタロニア地方を支配しており、革命は依然として活発に進行していた。革命当初からずっと現場にいれば、あるいは、十二月や一月にはもう革命の時期は終わりかけている、という気がしたのかもしれない。しかし、イギリスからまっすぐやって来たものにとっては、そのころのバルセロナ様相には、何かびっくりするような、圧倒されるようなものがあったのだ。」(ジョージ・オーエル)

 "スペイン革命はアナキズムの墓場である”というようなまことしやかな歴史観が存在する一方、本邦初公開する『ECONOMIA COL・LECTIVA』ではこの一連のエポックを「ヨーロッパ最後の革命」と形容している。それはつまり、歴史上かつてない社会変革の嵐が吹き荒れたことの事実確認であって、新たなる変化の「始まり」を存在的に確証するものではないだろうか。映像はまがうことなく80年という時空を超えてその姿を照射するであろう。


【パート1】講演と映画(神田小川町

日時:9月3日(土)12:30開場、13時開始

場所:東京古書会館7階(千代田区神田小川町3‐22)

資料代:1,000円

・映画『スペインの短い夏』(スペイン革命ドキュメンタリー映画

  原題を直訳すれば「武装蜂起する人民」となるこの記録映像は、まさに内戦真只中で撮影され、ひそかに国外に持ち出された。その映像は現像・編集されながらもフランコ体制下に長く日の目を見なかった。そしてこのフイルムの断片は75年、フランコの死の年にイタリアで発見された。フイルムはドゥルティ旅団の戦闘が中心に描かれており、1976年に復権したCNT(全国労働連合)が再編集して長編ドキュメンタリーとして完成された。1977年秋にCNT書記局代表が来日し、「AITに連帯する会」が発足し、その際に寄贈されたフィルム原版に基づいて当時のスペイン現代史研究会を中心として独自の立場で邦題・ナレーション・BGMを付して『希望と欺瞞の間に』とともに1978年に制作された。

・講演:川成洋(スペイン史学法政大名誉教授)。「スペイン内戦とは何だったのか。そしてそれが現代社会に遺したものは?」

・映画『Economia col・lectiva』(スペイン社会の集産化‐ヨーロッパ最後の革命)

  1936年バルセロナ労働者たちはファシストフランコの武装制圧に対して自ら武装し起ち上がった。カタルーニャの民衆はファシストの野望を撃退した。これまで多くのスペイン1936年から始まる民衆の動きは「戦闘」として多く語られてきたが、しかしその闘いの重要さはそのような闘いを支え中軸となった「集・産体」の社会的な背景なしには考えられない。そして今、そのアナルシーなあり方にカタルーニヤの自立的な伝統的要求とあいまって、若い人々に注目されているのがこのドキュメンタリーである。

  『Economia col・lectiva』について 海老原弘子さん(バルセロナ在住)(ビデオでの発言の場合あり)

スペインCNTからのビデオレター:「スペイン革命80年に際して」

・パネルディスカッション

【パート2】 映画上映会(新宿

日時:9月10日(土)午後6時開始

場所:四谷地域センター11階集会室(新宿御苑前駅から5分)

資料代:1,000円

スペイン革命ドキュメンタリー映画2本

『希望と欺瞞の間に』

  副題 ESPANA 1931-1939 が示す通り1931年の王政の崩壊から39年の内戦の終結へといたる全過程を、フランコ体制の解体後に Cooperativo de Cinena Alternativo が約2年間の歳月を費やして当時のフィルム、写真、新聞、記事、ポスター、統計図表などを後半に蒐集する一方、戦争と革命の最前線を担ったCNT、UGT、社会党共産党、POUM、国際旅団などの老闘士へのインタビューをも加えた長編ドキュメンタリーである。

スペイン革命の中のドルティ

 「私たち、労働者にとっては、廃墟は少しの不安も呼び起こしはしない。なぜなら、私たちは新しい世界を胸に抱いているからだ。そして、その新世界はこの瞬間にも生じているのだ。」

  パコ・リオス監督は、オリジナルの資料を手がかりにして、鍛工労働者でありアナキストでもあったブエナベントゥーラ・ドゥルティの人生を跡づけていく。発言するのはドゥルティ自身だけではない。彼の生涯のパートナーであったエミリエンヌ・モーリンや、その他にも多くの同時代人たちも登場する。示唆に富んだ作りのこの映画は、七〇年前の革命的な出来事をさまざまに興味深い仕方で垣間見させてくれる。すなわち、政治的な計略、戦争の圧力、そして、CNT(全国労働者連合)やイベリアアナキスト連盟FAI) での議論などだ。(DVDジャケットより/IKEDA訳)


主催:スペイン革命80周年記念イベント実行委員会

2016-08-15 賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(346)

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(346)いろいろ外される

加藤匡通

八月×日(水)

 最高気温の予想が三十七度ともなると天気予報の中で「なるべく外出は控えてください」とか言われる。控えたいのは山々だが、そんなことをすれば収入は激減、熱中症とは違った形で生存危機をむかえる可能性が高まる。それにきっと市役所も黙ってない。「熱中症を避けるために仕事を休んだ?それで滞納した税金を払えるんですか?死なない程度に働いて下さい。」一億総活躍社会とはこういう社会であろう。活躍出来ない、生産に役立たない者は排除される。相模原の事件は一億総活躍社会の当然の帰結なのだ。働けようが働けなかろうが生きていていいのは当たり前のことだ。それが通用しないのは、一億総活躍社会がおかしい。て言うか、熱中症の危険が高いんなら現場止めろよ。

  都内西部、小さなビルの新築現場に来ている。盆休み前の片付け清掃と聞いていたが現場で言われたのは躯体外周のはつりだった。地下一階と地上一階の足下がコン打ちしてあるだけ、地下はまだ型枠を外し終わっていないし上階への柱の配筋が始まったばかりで外周の型枠も外れきってはいない。地下水が出た現場で躯体の周りの土にはゴムのような止水帯がぐるっと取り付けられている。型枠と止水帯の間にコンクリが入り込んでいて、そのコンクリをはつってからでないと型枠が外せない、だからコンクリをはつってから型枠を外してくれ、と。躯体の打設時に溢れた分だから厚みはせいぜい十センチ、大した量ではない。しかし幅も最大で十センチ、五センチ程度のところが大部分である。木の型枠とゴムの間にコンクリがあって、ゴムは傷付けてはいけない。はつりに使うピックは太さが二センチ程度、だいたい指一本分である。指一本分の刃で指二本分のスペースをはつる訳だ。これは相当面倒臭い。止水帯のゴムを傷付けないようにしていてもどうしてもゴムに食い込んでしまい、食い込むとなかなか外れない。型枠はコンクリでしっかりと押さえられていてはつらない限り外れそうにない。しかも渡されている道具ははつり用の電動ピックと大バールだけ。せめてバールが何種類かないとどうにもならん。十時前から始めて型枠二枚分の終わる目処が昼になってもたたない。監督に型枠届く範囲でサンダーで切った方がよくないかと聞いてみた。既に切ってあって、残りを撤去したいのだ、今はつってるあたりは狭いのでサンダー危険だから駄目と答えられてしまった。バールはそれしかない、とにかく一日出来るところまでやってくれ、とも。・・・それは作業方法の変更は認めない、ずっとその作業してろってことか。うお。心が折れた。結局一日同じ作業をだらだらと続けた。やる気なんか出ない。なんか、現場初めて君見たいなスピードでしか作業は進まず、泣きたくなった。

  そもそも朝から外され続けている。駅改札を出ると巨大な古本屋の看板が目に入った。「百万冊」なんて書いてある。おお、こりゃ楽しみだ。公共料金後回しにするか?とか駄目なこと考えながら、会社から渡された地図を見て歩き出す。現場の近くで件の古本屋を発見した!しかしシャッターに張り紙がしてある。悪い予感しかしない。盆休みとあった。うお!やられた〜。ダメージを受けながらも現場を探すがらしい場所が出てこない。いや、住所がややずれている。なんだこれは?ややあって思い当った。この地図、現場事務所のだ。途中でコンビニに寄ったので時間は既に七時五十分。まずい。仕方なく普段は近づかない交番に飛び込む。すると現場は駅前だった。がちょーん。ぎりぎりで八時前に現場に飛び込んだ。危ない危ない。

  そして、作業をそれでも四時過ぎには終え、確かこの辺には銭湯があったはずと携帯で検索した。汗だく埃まみれ、今日は時間もあるし、近くにあるんだから風呂につかりたいよ。するとすぐ近くに一軒、やっぱり以前入った銭湯を発見した。他は隣の駅まで行かないとない。よし、と詳しく見ると、水曜定休だった。・・・今日は罰ゲームか何かですか?

2016-08-13 ボクの友人がタイホされました。

ボクの友人がタイホされました。

組合員加藤からの投稿です。県内で五月に起きた不当逮捕事件についての催しです。地元の反弾圧企画です!

ボクの友人がタイホされました。

Aさんは、つくば市の国際会議場のロビーにおもむき、イベント視察に訪れていたサミット参加国の大使館職員たちに「UNwellcome G7」「Go away from TSUKUBA!!!」と書かれたプラカードをかかげ、サミット反対の意をうったえました。ほどなくAさんは会場の外へと移動し、会場敷地外の歩道からしばらく抗議をつづけました。それが3月18日のことです。それから2ヶ月以上たった5月24日の朝、Aさんは建造物侵入の容疑で逮捕されました。そのまま22日間の勾留です。

逮捕の知らせを受けて僕が最初に思ったのは「そんなことで逮捕されちゃうんだ」ということ。そして「警察はよほどひまなんだろうか」ということ。Aさんがとった行動についてはいろいろな意見があってよいと思うけど、この程度の抗議行動がゆるされない不寛容さには、こわいものを感じます。この逮捕にはあきらかに問題があると思います。

Aさんのこの貴重な体験を入り口に「逮捕」について考える場をつくることにしました。Aさんおよび、Aさんの支援活動にたずさわったKさんからの報告を中心に、逮捕に関する素朴な疑問や基礎知識をいっしょに学べたらと思っています。

(千年一日珈琲焙煎所 大坪茂人)

 日時:2016年8月21日(日)開場 18:00 / 開演 18:30

 報告者:逮捕されたAさん、支援者Kさん

 聞き役:植田浩平さん(PEOPLE BOOKSTORE 店主)

 会場:千年一日珈琲焙煎所(つくば市天久保3-21-3星谷ビル 1F)

 お問い合わせ:029-875-5092(千年一日珈琲焙煎所 大坪)

 主催:千年一日珈琲焙煎