茨城不安定労働組合

2100-06-30 六月の労働相談

六月の労働相談

茨城不安定労働組合では月2回、第二第四水曜に労働相談を行っています。

解雇された、給料が払われない、休みがとれない、嫌がらせをされている、入ってみたら条件が違う、と言った労働相談から、解雇されて金がなくなり家賃が払えない、既に部屋を出されている、生活費がないと言った生活相談まで、正社員、アルバイトなどを問わず受け付けます。自営業、管理職でも大丈夫です。まずはご相談を。

六月の相談会は下記の通りです。

第一回相談会 6月8日 水曜日 20:00〜22:00

第二回相談会 6月22日 水曜日 20:00〜22:00

電話番号 029-875-9289(日中は不在です。また、仕事を終えてから事務所にむかうため、もしかすると八時に間に合わないかもしれません。その際は何度か電話していただくか、下記の携帯へ電話してください。なお、下記の携帯電話への相談はいつでも受けつけています。お急ぎの時は労働相談日を待たずに電話してください。)

     090-8441-1457(加藤) 

会場 土浦市中1184−51 自由生存の家・茨城 一階 茨城不安定労働組合事務所

2016-06-13 賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(343)

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(343)『イデオン』がない

加藤匡通

六月×日(火)

  地元でよく使っていた本屋、プックエースつくば学園店が先月八日に閉店した。閉店と言っても場所を変えてすぐ再開するから正しくは移転だな。移転先はつくば市内のショッピングモールLALAガーデンの中、五月二十日からだ。移転したら店名がTSUTAYA LALAガーデンに変わってた。店員に聞いたらブックエースとTSUTAYAが提携しているんだと言うが、店の内装や品揃えはレンタルビデオ屋ではなく本屋を全面に出している他のツタヤそっくりだ。本屋としてのツタヤにはつまらないとの印象しかない。元のブックエースも棚が面白かった訳ではないのでこの先が実に思いやられる。棚の面白さで言えば友朋堂だったがそれも急速に昔話となりつつある。ちなみに元々ガーデン内にあったくまざわ書店は撤退した。ここの品揃えは良かったのだが、研究学園駅前に出来たショッピングモールのイーアスつくば内に同系列の大型店アカデミアが入っていて、そっちに一本化したようだ。

  十年遅れてブームの波が届いたらしく母がもう何年か韓流ドラマにはまっていて、僕がレンタルビデオ屋に借りに行くのが日課となっている。週に十本どころでは効かず、棚の作品を片っ端から見ている状態だ。以前は一日ラジオをかけっ放しだったが今ではテレビの韓流ドラマとDVDをとっかえひっかえ見っ放しである。孫の顔を見せることも、安定した収入を得て小遣いを渡すことも出来ない息子としてはレンタル店に行くくらいせねばなるまい。足腰が悪くなった訳でもないのに外出を一切しなくなった母にとって韓流ドラマは数少ない楽しみなんだと思う。

  ブックエースつくば学園店が閉店したと言うことは、DVDを借りる店が閉まったと言うことなので移転先が開くまでの間は他の店でDVDを調達しなければならなくなる。県南のレンタルビデオ屋(この表記がもう実状と合ってないわけだが)はほぼツタヤゲオとワンダーグーにのされている。僕が移って来た十年前はこれらに回収されていない店もまだあったが、今は痕跡しか残っていない。では、のした側の連鎖店たちがどうかと言うと、当然回転率のいい作品ばかり並べていて面白味に欠けるのである。だいたい俳優別、監督別の棚がない。初めてそれに気付いた時の衝撃と言ったら!今にいたるも茨城で俳優別、監督別の棚は見たことがない。見たい作品は洋邦の別と大雑把なジャンル分けの他は題名をあいうえお順で探すしかないのだ。検索機があるからとかそういう問題ではないだろ。こんなんでは本気で見たい作品を探すと高い確率で置いてないのも当たり前である。で、いつも使っていない店に行って韓流ドラマを探すと品揃えが違っていて母に借りていける物が増えるのだが、これは僕にとって韓流ドラマは比較的関心がないからであろう。皮肉なもんだ。

  数年前に『伝説巨神イデオン』を二十数年、もしかするときちんと全部見たのは三十年ぶりとかで見た。もちろんDVDレンタルである。やはり傑作だった。富野喜幸の最高傑作はこれだ。『ガンダム』じゃない。富野の最高傑作と言うことはこの国のテレビアニメの最高傑作で、つまりこの国のアニメの最高傑作は『伝説巨神イデオン』なのだ。と言うことは世界のアニメの中でも最高レベルの作品と言うことである。この国のテレビ番組の中でも最高レベルではないかとも思っているが、まあいいや。自分たちには制御も理解もできないものに懸命に抗い続ける人々の話である。また見ようと思ったら、前回借りたワンダーグーつくば店にはもうなく、ブックエースつくば学園店にもなかった。今回何軒かレンタルビデオ屋を廻ったのでさらに探してみた。全滅だった。嘘だろ!どうしてあんな傑作置いてねーんだよ!もちろん再開したブックエースと言うかツタヤにもない。『イデオン』も簡単に見れないのになにがクール・ジャパンだ、笑わせるな。

2016-05-21 2016年度茨城不安定労働組合定期大会

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(342)或る夜の出来事

加藤匡通

五月××日(日)

 夜八時過ぎに居酒屋から出てみると目の前で制服警官が赤い棒を振って車を停めている。検問だ。もちろん僕は運転するしないの以前に酒はやめているので問題はない。昼に用事は済んでいるので急ぐこともない。停められたら原則的な対応するか。

  車を停めるとまだ若い、二十歳をいくつか過ぎているかといったくらいの警官が寄って来た。窓を開ける。「すいません、免許証見せてもらえますか。」「なんでですか。」「テレビで警察24時とかやってるでしょ。あれと同じで検問やってるんですよ。」「見たことないな。わかんないよ。」「今サミットの警戒中で検問をしていまして。免許証を見せてくれませんか?」「それ、任意だよね。」「はい。」「任意なんだよね?」「はい。」「じゃあ見せなくていいよね?任意ってそういうことだよね?」「ええ、任意なんですけど。見せてくださいよ。」「嫌だ。」「そんなこと言わないで見せてくださいよ。」「だってこれ任意だろ。任意なら見せない自由があるだろ。」「ええ、任意です。」「強制じゃないんだよな。」この段階で当然僕の車は何事かと集まって来た警官に囲まれている。似たようなやり取りを何度か繰り返したところで「それじゃあ飲んでるかどうかだけ確認させてください。」と言って来た。飲んでる訳ねえだろ!求められるままに警官の顔に思い切り息を吹きかけてやる。これで終わりかと思ったがそんなはずがない。年嵩の警官が出て来て言った。「自動車を運転している人には免許提示義務がありまして。免許証見せてもらえませんか?」おう、そんなことすっかり忘れてたぜ。先に言えよ。仕方なく免許証を見せる。けど見せるだけだ、渡さない。若い警官は僕が免許証を離さないので懐中電灯で照らして腰をかがめたまま照会している。終わっての台詞が「サミット警戒中で、念のために後ろの荷物見せてもらえますか。」まあそうなるよな。「それは任意だよね?」「ええ。」「じゃあ見せなくていいよね?任意だよね?」「でもですね、皆さんに協力してもらってまして。今サミットで警戒中でして。なにかあると困るので車の中の荷物を見せてもらいたいんですが。」「ヤだよ。お願いされて断ってるだろ。」「後ろを見せてもらうだけでいいんですよ、何とかお願い出来ませんか。」「君さ、任意って言葉の意味知ってる?」スキンヘッドに下駄履き、でかいリュックと露骨に怪しい姿で都内を歩いていても不思議と職質されたことはない。車で検問に引っ掛かったこともほぼない。だから実は検問で頑張ったのはこれが、ああ、正確には二度目だ。沖縄サミットで一回やってるわ。でもあん時ゃ一人じゃなかった。押し問答は延々続く。「だいたいさあ、免許照会して俺が何者かわかったんだろ。昼間何してたかもわかったんだろ。その上で何調べんだよ。」「それは管轄が違うので。こちらはこちらでやってますから。」「何言ってんだよ。情報回ってんだろだ。帰りなんだよ。」昼間、つくばでサミット反対のデモをしていたのだ。居酒屋はその交流会、店の前には初めて見る、これまで見える場所に出たことのなかった県警の公安がはりついていたのだ。もしかすると僕の車を停めたのはたまたまかもしれないが、遅くとも照会した段階で僕が何者かはわかる。デモの後で車に危険物を積んでるはずがないのは公安だってわかるだろう。もちろん、だから嫌がらせなのだ、と言うのはある。しかし昼のデモ規制、初めて茨城で目にした大量の公安のお陰でこちらは頭に血が昇っている。なんで夜までお前らに振り回されなきゃならねえんだ。ここで検問振り切って車を出したら、せっかく昼間弾圧を喰らわなかったのに捕まってしまうので強引に走り去る訳にも行かない。けど時間はまだある。「だから何度も言うけど任意だよな?なら応じなくていいよな?」ニ十分ばかりやっていただろうか。車についていた制服が背広姿に呼ばれた。昼の公安の様だ。制服が戻って来て言った。「もういいです。」

  帰ってから聞いた話では、僕が検問に捕まっていた同時刻に帰宅したある関係者は、自宅の鍵が開けられ通常使っていない部屋の電気が灯されていたと言う。典型的な嫌がらせだ。毎回二十人前後しか集まらず、今日だって二十人をやっと越えただけの小さなデモに、何倍もの警察官を動員した上に違法な嫌がらせとは何を躍起になっている?嫌がらせの類は記録して公開していくからそのつもりで。

2016年度茨城不安定労働組合定期大会

  いろいろ立て込んでいて遅くなりましたが、去る四月十日に自由生存の家・茨城茨城不安定労働組合2016年度定期大会が開かれました。決算、予算、方針案などが可決され、執行委員長に加藤匡通が、執行委員に藤田康元が選ばれました。組合員数は現在十一名です。正直組合はこの数年低空飛行、昨年度はほんの少し上向いた程度です。なんとかもう少し上を向きたいと。

  また、来賓として茨城ユニオンフリーター全般労働組合府中緊急派遣村労働組合からメッセージをいただきました。さらに、APFS労働組合からは以下のメッセージをもらっています。

定期大会へのメッセージ

 定期大会の開催、おめでとうございます。貴組合の日頃のご活躍に敬意を表し、連帯の挨拶をお送りします。

 非正規労働者の増加、拡がる社会格差、迫りくる戦争国家化・・・。私たち労働者・市民をおそう危機と絶望は増大する一方です。しかしながら、私たちは闘う労働者であり、抵抗者です。APFS労働組合には外国人労働者(移住労働者)が結集しています。彼/彼女たちは共に社会を支える仲間であり、茨城不安定労働組合の皆さんと腕を結び声をあげる人々です。

 私たちは日々の活動を通じ、この社会を根底から変革しかねばなりません。これまで労働組合が十分に闘いきれてこなかった歴史を受け止めつつ、可能な限り広範囲の連帯で安倍政権に反撃をしていきたいと願います。

 貴組合と共に闘う決意を述べて貴大会へのアピールとします。

 共に闘い、共に勝利しましょう!

2016年3月17日

                       APFS労働組合

                       執行委員長 山口智

2016-05-20 賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(341)

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(341)安全靴を忘れる

加藤匡通

五月×日(木)

ゴールデンウィーク後半戦だがもちろん働いている。後半前にはデモ申に行ったが、流石サミット、県警警備部が出て来た。名乗らなくとも名前知ってたけどそれは当然なので驚かない。平日をそうやって潰してるんだから旗日は働かないと。

断続的に通っている現場に三連休の初めと終わりだけ入った。三連休三日ともの出勤を希望したが真ん中の日は手配がつかなかった。と言うか連休で休む者の代わりに突っ込んだらしく、現場で朝イチに言われたのは「あれ、なんで加藤来てんの。」これは派遣先のR社の人間ではなく派遣会社の人間、現場ではR社の職長に次ぐナンバーツーだ。あんたに呼び捨てにされる謂われはないと思いながら「連休出たいって言ったからじゃないすか。」と応えると「代わりの人間いらないって言ったのに。」と返された。「じゃあ帰りましょうか。」と言ってやろうかと思ったがやめといた。連休の収入を丸ごと失いかねない。

この日は簡単な養生だった。来月末には引き渡しなのでもう出来上がっているところが大部分、室内は上履きが基本となる。仕上がっていても建築現場なので何かしら落ちている。踏んで怪我すると面倒なので靴を履けと言うゼネコンが多い。靴下だと足跡が着くと嫌がられもする。そうわかっていながら上履きを持って行かず、現場であわてた。幸い一緒に作業していたベテランはうるさいことを言わず、職長にもバレずに済んだ。派遣会社から連絡があった時に確認しなかったのが敗因である。何も言わないから大丈夫だろうなんて派遣会社を信用してはいけないのだ。

さらに今日。朝礼に向かおうと安全帯をつける際に足に金具を落として気付いた。爪先に鉄板が入ってない!スニーカーじゃんか。これはまずい。上履きならまだ裸足で済む、と言うか対処のしようがあるが、安全靴を忘れればこの現場だとかなりの率で退場だ。職長だのリーダー連はもう朝礼会場にいる。周りには作業員ばかり。「靴間違えた。」と言うと口々に「黙ってろ。」と返す。うん、そうだな。なくて困る作業では全くない。わざわざ自己申告しなけりゃバレない。びくびくしながら一日過ごそう。

ヘルメット・安全帯・安全靴は基本的な装備で、現場に余ってる分でもあればともかく、忘れたら返されても文句は言えない。今日の敗因は勘違いである。玄関にある黒いスニーカーを同色の安全靴だと思い込んで履いて来たのだ。下駄履きなら安全靴はリュックに入れっ放しなのでこんなことは起きない。ああ、金と時間を作って下駄買いに行かないと。

2016-05-15 つくばサミット対抗シンポ&デモ

つくばサミット対抗シンポ&デモ

直前になってしまいましたが告知します。当組合が呼びかけに名を連ねて始まったG7茨城・つくばサミットを問う会もいよいよ大詰めです。

5/14【シンポジウム】科学技術と核・軍事体制を問う

G7科学技術大臣会合・対抗シンポジウム

科学技術と核・軍事体制を問う 

2016/05/14 (sat) 14:30−18:00

・つくば文化会館アルス アルスホール(つくば市吾妻2-8、つくばエクスプレス秋葉原駅より快速45分→終点つくば駅A2出口から徒歩2分)

・参加費 700円

パネリスト

★杉原 浩司さん(武器輸出反対ネットワーク【NAJAT】代表)

:「死の商人国家」連合に抗する武器輸出反対運動

★瀬川 嘉之さん(高木学校、市民科学研究室・低線量被曝研究会)

放射線被ばくを強制する国際原子力ロビーとその日本的起源―天皇・毒ガス・細菌・原爆調査―

★鵜飼 哲さん(一橋大学教員、フランス文学・思想)

フランス/日本、国家の核への欲望(仮題)

茨城県つくば市ではこの5月15日から17日にかけて「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」が開かれます。つくば市公的また民間の研究機関が集中する国内最大の研究開発拠点です。この地にやってくるG7の推し進めるグローバル資本主義およびそれに伴う紛争の現状と、科学技術(武器開発・輸出、核・原発保有、被ばく管理体制といったトピック)との相関性を捉えるために、この対抗シンポジウムでは<核・軍事体制>という枠組みを仮に設定し、そこから見えてくる日本と世界のいまの姿を露わにしようと試みます。

そして会合初日、15日(日)午後はデモ。

5/15 【デモ】来んなG7、つくばと地球から出ていけ !!!/ may15【DEMO】UNwelcome G7, Get out of Tsukuba & the EARTH!!!

来んなG7、つくばと地球から出ていけ !!! /UNWELCOME G7, GET OUT of TSUKUBA & the EARTH !!! flyer.pdf

デモ/DEMO:G7茨城・つくば科学技術大臣会合反対デモ / Counter G7 Science & Technology Ministers’ Meeting in Tsukuba, Ibaraki May 15ー17

2016/05/15 (sun)

・13:30 集合 /gathering @つくばセンターディストリアンプラザ(つくばエクスプレスつくば駅、A3出口徒歩2分 ) / @Tsukuba Center Pedestrian Plaza(Tsukuba Express, Tsukuba Station A3 Exit →2-minut walk Google Map)

・14:30 出発 /start

・主催/G7茨城・つくばサミットを問う会

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