茨城不安定労働組合

2100-05-30 5月の労働相談

5月の労働相談

茨城不安定労働組合では月2回、第二第四水曜に労働相談を行っています。

解雇された、給料が払われない、休みがとれない、嫌がらせをされている、入ってみたら条件が違う、と言った労働相談から、解雇されて金がなくなり家賃が払えない、既に部屋を出されている、生活費がないと言った生活相談まで、正社員、アルバイトなどを問わず受け付けます。自営業、管理職でも大丈夫です。まずはご相談を。

五月の相談会は下記の通りです。

第一回相談会 5月11日 水曜日 20:00〜22:00

第二回相談会 5月25日 水曜日 20:00〜22:00

電話番号 029-875-9289(日中は不在です。また、仕事を終えてから事務所にむかうため、もしかすると八時に間に合わないかもしれません。その際は何度か電話していただくか、下記の携帯へ電話してください。なお、下記の携帯電話への相談はいつでも受けつけています。お急ぎの時は労働相談日を待たずに電話してください。)

     090-8441-1457(加藤) 

会場 土浦市中1184−51 自由生存の家・茨城 一階 茨城不安定労働組合事務所

2016-05-21 2016年度茨城不安定労働組合定期大会

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(342)或る夜の出来事

加藤匡通

五月××日(日)

 夜八時過ぎに居酒屋から出てみると目の前で制服警官が赤い棒を振って車を停めている。検問だ。もちろん僕は運転するしないの以前に酒はやめているので問題はない。昼に用事は済んでいるので急ぐこともない。停められたら原則的な対応するか。

  車を停めるとまだ若い、二十歳をいくつか過ぎているかといったくらいの警官が寄って来た。窓を開ける。「すいません、免許証見せてもらえますか。」「なんでですか。」「テレビで警察24時とかやってるでしょ。あれと同じで検問やってるんですよ。」「見たことないな。わかんないよ。」「今サミットの警戒中で検問をしていまして。免許証を見せてくれませんか?」「それ、任意だよね。」「はい。」「任意なんだよね?」「はい。」「じゃあ見せなくていいよね?任意ってそういうことだよね?」「ええ、任意なんですけど。見せてくださいよ。」「嫌だ。」「そんなこと言わないで見せてくださいよ。」「だってこれ任意だろ。任意なら見せない自由があるだろ。」「ええ、任意です。」「強制じゃないんだよな。」この段階で当然僕の車は何事かと集まって来た警官に囲まれている。似たようなやり取りを何度か繰り返したところで「それじゃあ飲んでるかどうかだけ確認させてください。」と言って来た。飲んでる訳ねえだろ!求められるままに警官の顔に思い切り息を吹きかけてやる。これで終わりかと思ったがそんなはずがない。年嵩の警官が出て来て言った。「自動車を運転している人には免許提示義務がありまして。免許証見せてもらえませんか?」おう、そんなことすっかり忘れてたぜ。先に言えよ。仕方なく免許証を見せる。けど見せるだけだ、渡さない。若い警官は僕が免許証を離さないので懐中電灯で照らして腰をかがめたまま照会している。終わっての台詞が「サミット警戒中で、念のために後ろの荷物見せてもらえますか。」まあそうなるよな。「それは任意だよね?」「ええ。」「じゃあ見せなくていいよね?任意だよね?」「でもですね、皆さんに協力してもらってまして。今サミットで警戒中でして。なにかあると困るので車の中の荷物を見せてもらいたいんですが。」「ヤだよ。お願いされて断ってるだろ。」「後ろを見せてもらうだけでいいんですよ、何とかお願い出来ませんか。」「君さ、任意って言葉の意味知ってる?」スキンヘッドに下駄履き、でかいリュックと露骨に怪しい姿で都内を歩いていても不思議と職質されたことはない。車で検問に引っ掛かったこともほぼない。だから実は検問で頑張ったのはこれが、ああ、正確には二度目だ。沖縄サミットで一回やってるわ。でもあん時ゃ一人じゃなかった。押し問答は延々続く。「だいたいさあ、免許照会して俺が何者かわかったんだろ。昼間何してたかもわかったんだろ。その上で何調べんだよ。」「それは管轄が違うので。こちらはこちらでやってますから。」「何言ってんだよ。情報回ってんだろだ。帰りなんだよ。」昼間、つくばでサミット反対のデモをしていたのだ。居酒屋はその交流会、店の前には初めて見る、これまで見える場所に出たことのなかった県警の公安がはりついていたのだ。もしかすると僕の車を停めたのはたまたまかもしれないが、遅くとも照会した段階で僕が何者かはわかる。デモの後で車に危険物を積んでるはずがないのは公安だってわかるだろう。もちろん、だから嫌がらせなのだ、と言うのはある。しかし昼のデモ規制、初めて茨城で目にした大量の公安のお陰でこちらは頭に血が昇っている。なんで夜までお前らに振り回されなきゃならねえんだ。ここで検問振り切って車を出したら、せっかく昼間弾圧を喰らわなかったのに捕まってしまうので強引に走り去る訳にも行かない。けど時間はまだある。「だから何度も言うけど任意だよな?なら応じなくていいよな?」ニ十分ばかりやっていただろうか。車についていた制服が背広姿に呼ばれた。昼の公安の様だ。制服が戻って来て言った。「もういいです。」

  帰ってから聞いた話では、僕が検問に捕まっていた同時刻に帰宅したある関係者は、自宅の鍵が開けられ通常使っていない部屋の電気が灯されていたと言う。典型的な嫌がらせだ。毎回二十人前後しか集まらず、今日だって二十人をやっと越えただけの小さなデモに、何倍もの警察官を動員した上に違法な嫌がらせとは何を躍起になっている?嫌がらせの類は記録して公開していくからそのつもりで。

2016年度茨城不安定労働組合定期大会

  いろいろ立て込んでいて遅くなりましたが、去る四月十日に自由生存の家・茨城茨城不安定労働組合2016年度定期大会が開かれました。決算、予算、方針案などが可決され、執行委員長に加藤匡通が、執行委員に藤田康元が選ばれました。組合員数は現在十一名です。正直組合はこの数年低空飛行、昨年度はほんの少し上向いた程度です。なんとかもう少し上を向きたいと。

  また、来賓として茨城ユニオンフリーター全般労働組合府中緊急派遣村労働組合からメッセージをいただきました。さらに、APFS労働組合からは以下のメッセージをもらっています。

定期大会へのメッセージ

 定期大会の開催、おめでとうございます。貴組合の日頃のご活躍に敬意を表し、連帯の挨拶をお送りします。

 非正規労働者の増加、拡がる社会格差、迫りくる戦争国家化・・・。私たち労働者・市民をおそう危機と絶望は増大する一方です。しかしながら、私たちは闘う労働者であり、抵抗者です。APFS労働組合には外国人労働者(移住労働者)が結集しています。彼/彼女たちは共に社会を支える仲間であり、茨城不安定労働組合の皆さんと腕を結び声をあげる人々です。

 私たちは日々の活動を通じ、この社会を根底から変革しかねばなりません。これまで労働組合が十分に闘いきれてこなかった歴史を受け止めつつ、可能な限り広範囲の連帯で安倍政権に反撃をしていきたいと願います。

 貴組合と共に闘う決意を述べて貴大会へのアピールとします。

 共に闘い、共に勝利しましょう!

2016年3月17日

                       APFS労働組合

                       執行委員長 山口智

2016-05-20 賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(341)

賃金奴隷な日々 日雇派遣日記(341)安全靴を忘れる

加藤匡通

五月×日(木)

ゴールデンウィーク後半戦だがもちろん働いている。後半前にはデモ申に行ったが、流石サミット、県警警備部が出て来た。名乗らなくとも名前知ってたけどそれは当然なので驚かない。平日をそうやって潰してるんだから旗日は働かないと。

断続的に通っている現場に三連休の初めと終わりだけ入った。三連休三日ともの出勤を希望したが真ん中の日は手配がつかなかった。と言うか連休で休む者の代わりに突っ込んだらしく、現場で朝イチに言われたのは「あれ、なんで加藤来てんの。」これは派遣先のR社の人間ではなく派遣会社の人間、現場ではR社の職長に次ぐナンバーツーだ。あんたに呼び捨てにされる謂われはないと思いながら「連休出たいって言ったからじゃないすか。」と応えると「代わりの人間いらないって言ったのに。」と返された。「じゃあ帰りましょうか。」と言ってやろうかと思ったがやめといた。連休の収入を丸ごと失いかねない。

この日は簡単な養生だった。来月末には引き渡しなのでもう出来上がっているところが大部分、室内は上履きが基本となる。仕上がっていても建築現場なので何かしら落ちている。踏んで怪我すると面倒なので靴を履けと言うゼネコンが多い。靴下だと足跡が着くと嫌がられもする。そうわかっていながら上履きを持って行かず、現場であわてた。幸い一緒に作業していたベテランはうるさいことを言わず、職長にもバレずに済んだ。派遣会社から連絡があった時に確認しなかったのが敗因である。何も言わないから大丈夫だろうなんて派遣会社を信用してはいけないのだ。

さらに今日。朝礼に向かおうと安全帯をつける際に足に金具を落として気付いた。爪先に鉄板が入ってない!スニーカーじゃんか。これはまずい。上履きならまだ裸足で済む、と言うか対処のしようがあるが、安全靴を忘れればこの現場だとかなりの率で退場だ。職長だのリーダー連はもう朝礼会場にいる。周りには作業員ばかり。「靴間違えた。」と言うと口々に「黙ってろ。」と返す。うん、そうだな。なくて困る作業では全くない。わざわざ自己申告しなけりゃバレない。びくびくしながら一日過ごそう。

ヘルメット・安全帯・安全靴は基本的な装備で、現場に余ってる分でもあればともかく、忘れたら返されても文句は言えない。今日の敗因は勘違いである。玄関にある黒いスニーカーを同色の安全靴だと思い込んで履いて来たのだ。下駄履きなら安全靴はリュックに入れっ放しなのでこんなことは起きない。ああ、金と時間を作って下駄買いに行かないと。

2016-05-15 つくばサミット対抗シンポ&デモ

つくばサミット対抗シンポ&デモ

直前になってしまいましたが告知します。当組合が呼びかけに名を連ねて始まったG7茨城・つくばサミットを問う会もいよいよ大詰めです。

5/14【シンポジウム】科学技術と核・軍事体制を問う

G7科学技術大臣会合・対抗シンポジウム

科学技術と核・軍事体制を問う 

2016/05/14 (sat) 14:30−18:00

・つくば文化会館アルス アルスホール(つくば市吾妻2-8、つくばエクスプレス秋葉原駅より快速45分→終点つくば駅A2出口から徒歩2分)

・参加費 700円

パネリスト

★杉原 浩司さん(武器輸出反対ネットワーク【NAJAT】代表)

:「死の商人国家」連合に抗する武器輸出反対運動

★瀬川 嘉之さん(高木学校、市民科学研究室・低線量被曝研究会)

放射線被ばくを強制する国際原子力ロビーとその日本的起源―天皇・毒ガス・細菌・原爆調査―

★鵜飼 哲さん(一橋大学教員、フランス文学・思想)

フランス/日本、国家の核への欲望(仮題)

茨城県つくば市ではこの5月15日から17日にかけて「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」が開かれます。つくば市公的また民間の研究機関が集中する国内最大の研究開発拠点です。この地にやってくるG7の推し進めるグローバル資本主義およびそれに伴う紛争の現状と、科学技術(武器開発・輸出、核・原発保有、被ばく管理体制といったトピック)との相関性を捉えるために、この対抗シンポジウムでは<核・軍事体制>という枠組みを仮に設定し、そこから見えてくる日本と世界のいまの姿を露わにしようと試みます。

そして会合初日、15日(日)午後はデモ。

5/15 【デモ】来んなG7、つくばと地球から出ていけ !!!/ may15【DEMO】UNwelcome G7, Get out of Tsukuba & the EARTH!!!

来んなG7、つくばと地球から出ていけ !!! /UNWELCOME G7, GET OUT of TSUKUBA & the EARTH !!! flyer.pdf

デモ/DEMO:G7茨城・つくば科学技術大臣会合反対デモ / Counter G7 Science & Technology Ministers’ Meeting in Tsukuba, Ibaraki May 15ー17

2016/05/15 (sun)

・13:30 集合 /gathering @つくばセンターディストリアンプラザ(つくばエクスプレスつくば駅、A3出口徒歩2分 ) / @Tsukuba Center Pedestrian Plaza(Tsukuba Express, Tsukuba Station A3 Exit →2-minut walk Google Map)

・14:30 出発 /start

・主催/G7茨城・つくばサミットを問う会

ブログ:http://g7tsukuba.hatenablog.jp

フェイスブック:https://www.facebook.com/g7tsukuba

ツイッター:https://twitter.com/g7tsukuba

・お問合せ/メール:g7tsukuba@gmail.com 

世話人電話:090-8441-1457加藤 / 080-5459-9576鈴木 / 090-3902-5801藤田

2016-05-01 茨城反貧困メーデー2016 in 土浦

茨城反貧困メーデー2016 in 土浦 はたらかないはなぜいけない

茨城反貧困メーデー2016 in 土浦  はたらかないはなぜいけない     私たちはウンコ製造機だ

今年のメーデーは五月一日です!本当にメーデーです!(いえ、これまでももちろんメーデーでした。)

2016/05/01 (sun)

集会 14:00−16:30

茨城県県南生涯学習センター 小講座室1(土浦市大和町9−1 ウララビル5階、JR常磐線土浦駅 西口ペデ直結 )

・参加費 \500(困窮者無料、ご遠慮無用)

・お話/ 小倉 利丸 さん 元富山大学教員(経済学) 現在は雑学者、ソーシャルダダイスト 

: 働かない権利のために

伝統的労働組合の外に発生したイタリア・アウトノミア(=自律)運動とアントニオ・ネグリらによるその理論化に日本でいち早く呼応しつつ、マルクスの諸概念を読みかえ現在へと接続する作業(労働による人間解放という労働神話の解体、生産/消費の二分法の溶解、非物質的労働への考察、資本の全「社会」化と搾取全面的心/身体化etc)と同時に、グローバル資本主義との階級闘争を闘う未知の主体が形成される場を世界に追い求め続けてきた思考者/アクティヴィストの小倉さんに、(反)労働の現在を語ってもらいます。働くのはよいことだとあなたは本気で思っているのか?

★デモ 17:00− 土浦駅西口より出発

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「働くのが嫌だ」と言うとよく叱られる。なんでだろう。みんなそんなに働くの好きか? 金がないから仕方なく働いてるんじゃないの?

▲働いて豊かになれば幸せになれると教えられて私たちは育ったけど、豊かになっても幸せにはならないし私たちは死ぬまで働かなきゃならない。金がなければ生きていけないからだ。「死ぬまで」は比喩じゃない。年金が出る保障はなく、いやその前に年金かける金もなく、生活保護は門前払い、何歳になっても心身をすり減らして働かなきゃならない。フツーに職についたつもりが過労死したり自殺したり。生きるために働いてたはずなんだが、どうしてそんなに追い詰められるよ?

▲「無職はお国の寄生虫」ってスローガンが戦中にあった。ふざけんな、逆だ。「一億総活躍」無理やりさせてまで上前はねる魂胆の「お国」が私たちの寄生虫だ。2ch じゃニートを「ウンコ製造機」と言うらしいが人はみな文字通りウンコ製造機だし、こんな社会で働くのがイヤになって、働けなくなって引きこもったりするの はごく当たり前の反応じゃないのか?

労働は貴いものという前提を疑おう。働くのがイヤだと大きな声ではばかることなく、おもいきり街に向かって言ってみよう。

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茨城反貧困メーデーは2009年から毎年おもに県南部で開催している、どんな上部団体にも属さない、誰でも参加できる県内唯一のインディーズ(独立系)・メーデーです。今年の実行委員会のメンバーはあらゆる形態の非正規労働者ワーキングプア正社員失業者無職生活保護受給者、主夫などなど。<働くこと(/働かないこと/働けないこと/働きたくないこと/etc...)>という人生の難問を軸に自分と人とその中で生きている社会のことを仲間と話し合い、考え、そして言いたいこと・やりたいことのできる場として活動しています。集まれ、孤独な知らない友だち。

主催/茨城反貧困メーデー2016実行委員会

ブログ: http://ibarakiantipoverty.hatenablog.com/ ツイッター: https://twitter.com/ibaraki_mayday

お問合せ メール:ibarakiantipoverty@yahoo.co.jp 電話:090-8441-1457加藤/080-5459-9576鈴木