東京観光日記(10/9 二日目編続き)


かっぱ橋めぐりの後は人形町に向かい、念願だった“玉ひで”の親子丼を食すことに

11時半開店のお店。到着したのは11:40でした。覚悟はしていたけど、やっぱり  数えてみたら、すでに約30人の行列。ス−ツを着たサラリ−マン、ガイドブック片手のカップル、年配の女性のグル-プと客層はさまざまです。



回転は早く、列はどんどん進んでいきます。ランチの丼は『とく親子丼800円』『元祖親子丼1300円』『極上親子丼1500円』、元祖と極上は軍鶏(シャモ)使用で、板長が作ったものは極上(材料は同じ)なんだって。予想より早く約30分で店内へ。1人客の割合が結構高く、座敷テ-ブルは相席でうまっていきます。

座るとすかさずお茶と鶏ス−プが運ばれてきます。ス−プの味もおいしい。鶏レバもつを、後のせでオ−ダ−。極上の方にはさらにこの上に生卵が1個のっています。
とろっとろ、黄金色に輝く卵がたっぷりとのってます。具はシンプルに鶏のみ。玉ねぎなんかは入ってません。濃厚な卵のコク、タレは甘さ控え目な感じ。ちょっとしょっぱ目のような気がしたけど、さすが行列の味。やっぱりオイシ〜です


8月の東京うまいもの巡りで、目の前まで行きながらお休みだったド−ナツショップのハリッツ。今回は定休日をしっかり確認してリベンジに向いました。お店は住宅街の中の路地裏の一軒屋。白壁に黒い格子戸のこぎれいな和風民家を改築したお店です。玄関前に小さな『OPEN』の看板があるけれど、見落としてしまいそうなお店なのです。

“コ−ヒ−”“ビタ−85(チョコ)”新鮮な卵と牛乳を使用した手作りの無添加ドーナツは、パン生地で作るフワフワ・モチモチの食感が超おいしい。妹も『これ、美味しいね〜』とかなり気に入っていた様子。もう一度食べたい味です




これは“ビタ−85”。丸いド−ナツの中をチョコがグルっと1周入っています。“コ−ヒ−”の方もとってもいい香りで、どっちもおいしい




この日のメインイベントは新橋演舞場の10月の演目『錦秋演舞場祭り 中村勘三郎奮』“森光子・中村勘三郎特別公演『寝坊な豆腐屋』”の観劇です。大好きな中村勘三郎さんと森光子さんが親子役で共演する話題の舞台。東京オリンピック直前の東京下町が舞台の人情物語なのですが、クライマックスには私も涙がホロリ。今回はオペラグラス持参で、役者さんの表情もしっかり見られました。森光子さんのオ−ラはさすがです。とってもステキな舞台に大満足でした

劇場を出て地下鉄の駅に向うと、楽屋出口にカメラ片手に出待ちをしているファンの方たちが数名。私も一緒に待ってみることにしました。わ〜っ勘三郎さんが出てきましたぁ。ファンと一緒に写真を撮ったり、サインをしたり、それぞれに『ありがとう』と、とっても謙虚で感じのいい方でした。ますますファンになった私。フラッシュを使うのを忘れちゃってピンボケの写真です

森光子さんはSPに囲まれ、楽屋出口に横付けされた真っ白なベンツ(中は真っ赤な革張り)に乗り込みます。実物は小さくてカワイイおばあちゃんって感じ。けど、肌はツヤツヤでキメは赤ん坊のようです。物腰もとってもお上品、大女優のオ−ラが漂っていました