2012-08-19 極楽浄土への願い / 藤原清衡「中尊寺・金色堂」 美の巨人たち 2012年8月18日 放送 今週の芸術家 ・作者 藤原清衡 ・国籍 日本 ・職種 奥州藤原氏初代頭領 陸奥の豪族の長男として生まれる 奥州の覇権を争う度重なる戦で父を失い、妻子を殺される。 陸奥と出羽を平定すると、衣川に臨む平泉に本拠地を移す。 豊富な金を使い、独自に宋との貿易を行う。 1105年には中尊寺の造営に着手。 1124年、清衡が69歳の時に金色堂を建立。 今週の作品 ・作品 中尊寺・金色堂 ・場所 岩手県平泉 2011年に世界文化遺産に登録 昭和37年に創建後初の解体修理 保存のためにガラスケースに入れて保持している。 一辺が5.5mの小型の仏堂。軒下から柱、壁、扉、床まで全て漆を塗った上に金箔が施されている。 須弥壇の上に並ぶのは、阿弥陀三尊を始めとする金箔で包まれた11体の仏像 中央の須弥壇の両脇には、あと2つ須弥壇(息子・基衡と、孫・秀衡のもの)がある。 使われている夜光貝は、沖縄など南洋の特産品 須弥壇の高欄に貼られている紫檀も、日本にはないインド辺りのもの アフリカゾウの像牙など世界中の宝物が使われている。 今週のショートストーリー いつものバー