学生の頃、古典写しの授業があって私は「唐津焼」を選んだ。
青磁や唐三彩、磁州窯などなどもちろん織部もありました。古い織部焼が載った本だったけど、はじめて見てとっても斬新で驚いた記憶がある。器の余白と織部釉薬が掛かる緑色のバランス、そして鉄で描かれた自由な線。
とてもとてもセンスがないと織部の器は作れないと感じました。

これは「藪タケシ」さんの器。長野県安曇野の作家さんです。クラフトフェアで知り合いました。
陶芸暦は長いけど織部の作家さんに出会うのははじめてで興味深々。話していてとっても楽しい方です。
はじめて藪さんの作品を見てからすっかりはまってます。
お刺身やお寿司、牛肉のタタキなど、気づけばご馳走は藪さんの器で食べています。