iPhone 5Sにキーボード付きケースを付けてみる。

iPhoneブラックベリー風のキーボードを付けられるケースということでごく一部の人にはお馴染みのTypo2を買ってみた。
ちなみに商品名に"2"が付いているだけあって前モデルにTypoが存在したんだけど、Blackberryにそっくり過ぎて(?)RIM社から訴えられて販売が頓挫してしまったらしい。


web上で探すとTypo2を扱っているネットショップも数店あるのだけど、Typo社のwebサイト上にあるショップから買ったほうが値段的にも納期的にもおすすめかな。
日本語で買えるところは自分がオーダーしたものをそのままTypoにオーダー掛ける二度手間なお店や、在庫をちゃんと持っているんだけどその分割増価格だったり。
まぁこういうキワモノアイテムを扱うには妥当だと思うけど。


ちなみに、iPhone5/5S用で本体が79ドル、日本への輸送代が27ドル。
iPhone 6用だと本体が99ドルみたい。
夜中にオーダーしたら翌朝にはオーダー受付の連絡、翌日に発送、2日後には到着っていう仕事の早さ。
Fedex仕事早っ。



でつけてみるとこんな感じ。
縦長なiPhoneが更に縦長に。


使ってみた感想。
まずiPhoneの下端にキーボードを付けるって設計が最大の特徴だけど、キーボードの部分が手が触れる範囲の最下段になってしまうので重心的にイマイチ。
そのため本家ブラックベリーやその手の形状の端末よりは若干使い勝手は落ちる。
そこは物理的にどうにもならないので仕方がない。


接続はBluetoothを使っているんだけど、一回ペアリングしてしまえばストレスフリー。
ちなみにキーボード内にバッテリーが入っているので、たまに充電して上げる必要がある。
2,3日の使用では今の所問題ない。


キーボードの感触は悪くない。
この手のプチプチ親指キーボードが好きな人なら気にいると思う。
Back Spaceの位置がEnterっぽい位置にあるのでつい押し間違えてしまうけど、慣れれば問題なし。
少ないキー数でいろんな文字を割り振るためにALTを使用するけど、Shiftを含めて同ボタンをロックできないのは数字入力の際にはちょっと不便。
ちなみにキーにはバックライトが組み込まれているので暗いところでも安心。


で、既に入手されている人の間で出ている共通の不満。
英語圏で考えられた製品なのでスペースに変換なんて機能を割当てるなんて考えていなかったんだろうけど、スペースキーを2連続で打つと最後の文字が"。"にされてしまう。
アルファベットな人たちにはピリオドが打てて便利なんだろうけど…
ちなみにこの機能はどうにも殺せないらしい。
2回目のスペースはゆっくり打つか、変換はタッチパネル上で行うしか解決策は無い。



ちなみにこのケース、iPhone本体上面の下端を延長してキーボードにしているので、形状の関係上一部のLightningケーブルと相性が悪く刺さらない。
少なくともLogitec性のライトニングケーブルが大丈夫なのは自宅で確認済み。
それからSHUREのイヤフォンのジャックみたいに大きめの形状だと、これまたケースと干渉します。
あと単純にデカくなる。
いままでケース付けずに使っていたので余計に。


そんな細かい不満は多々あるけど、最新に近いスペックのブラックベリータイプのキーボード付き端末を手に入れるにはコレを使うか、本家Blackberryくらいしか選択肢はないし、使用感はなんだかんだ言って気に入っている。
ハードウェアキーボードとはいいものだ。