Hatena::ブログ(Diary)

ハマハナ帳

2012-06-03

[] 二重夢

 いかにもな農家の家(襖を全部取ったら10畳以上の大座敷+天井の高い木造住宅)に私は寝泊まりしているのだが、この家の庭でライヴイベントが行われていた。屋根裏部屋を楽屋代わりに使っているので、この部屋に通じる細い通路は人が常に行き来している。先ほどレディオヘッドが出たらしい。ポリシックスの出番を観に行ったら、白いツナギといつものサングラスでキメたメンバーがすっくとステージに立っていた。おお、10年ぶりに観るなあ、と感慨もひとしお。客は大いに盛り上がってモッシュの様相だが、人の動き方が何だかおかしいので私も前方に移動してみると、最前方はステージ前にキャンプファイヤーのスタイルに組んだ薪を囲んで、ポリメンバーと同様の白いツナギを着た7-8人の人々がぐるぐると廻っているのだった。これから1mほど距離を開けてモッシュの人々がいるので、人の動き方がおかしかったらしい。しばらく観ていたが、疲れて眠くなってきてしまったので、楽屋に使われている側と反対側の部屋に行って寝た。

 翌朝、私を泊めてくれている家の人たちと朝食をとっている時「昨日のポリシックスのライヴ、変な人たちがいたね」と言ったら、皆がきょとんとした。最前方のツナギ集団の説明をするも、誰も見ていないらしい。話の収拾がつかなくなってきたので「あれー? 夢だったのかなー?」とか適当に話を切り上げた。

 寝ているのに、夢の世界でも寝て夢か現かわからないという体験をしたのは初めてかもしれない。

[] 大人度低下中

 隔週で行われている自転車の走行会へ行った。前回は寝坊して行けなかったので2週間ぶり。

その1

 到着早々、インストラクターに「前回はどうしたんですか?」と訊かれる。咄嗟に「寝坊して行けませんでした」と答えてから内心悶える。もう少し取り繕えよ自分。

その2

 砂利道カーブを曲がりきれず、滑って転倒。左脚が埃まみれになる。どこも怪我しなかったし、痛みもなかったので、態勢を立て直すとそのまま走行続行。今日は私が先頭になるよう言われ、方向指示も出したりなんだり。休憩所にて「緊張しましたか?」と尋ねられ、何のことかさっぱりわからず「? いいえ? 転んだショックもなくて良かったです」と答えてから、『(初めて先導して)緊張したか?』の意だったと気がつく。後ろにいるのはベテランだし、サインは覚えているし、普段から走る時は一人だし、緊張する要素は一個もなかったんだけど、ちゃんと意味は汲み取りたいところ。

その3

 日焼け止めが汗で大分落ちてしまったと思われたので、塗りながらインストラクターと会話。もう少し恥じらいを持とう。

ということで

 もう少し他者を意識して生活するようにしたいところ。そして、思ったのは以下のこと。

  • サインを出されたら返事をする。後続に自分のサインが伝わったのかどうか確認できて良い*1
  • ロードの前輪の歯車(クランクというらしい)は2枚。クロスやMTBは3枚。

*1:私の声は通らないので、返事しても聞こえないかもしれないけど。

2012-06-02 口は災いの門

バイクの後ろに乗せてもらった

 終業後、バイク通勤の後輩とバッタリ会って少し立ち話。後輩はタンデムシートのある大きなバイクに乗っている。「いやー、私が今日こんな大荷物でなかったら*1、乗せてもらうんだけどなー、残念残念」と調子の良いことを言ったところ、「乗れますよ」と後輩。ほらっ、こうしてこうして。と本は後輩のキャリーバッグにしまわれ、「さ、乗って下さい」と御膳立てされる。乗せて欲しいとか嘘です怖いんで乗りたくないです、と最早言い出せず、パクパクしながら乗るワタクシ。走り出した途端にあらゆるパターンの事故が頭をよぎる。「時速30km/hくらいしか出してませんよ」と言われるが、体感速度が速くて怖い! 自分でコントロールできないのも怖い! 割と振動が伝わるもので、立て続けの振動の度に足が置き場からずれるのも怖い。タイヤがかなり太いので、そんなに振動が来ない乗り物だと思っていたのに。大通りに入り、会話の度に私の声が聞き取りにくいのか少し後輩が後ろを向くのも怖い。「頼むから前見て、前! 」と殆ど悲鳴のようにして後輩に頼むわたくし。

 しかし、そのうち恐怖はほとんど薄れ、周囲の景色を見まわす余裕も出てくる。「恐怖反応は15分程度しか継続しない」という定説通りの反応だな。それでも、普段自転車に乗っている時のくせか、路面のひびの上をバイクが走ると怖かった。こういう路面、自転車だったら絶対避けるもんな*2。あと、サイドミラーに映る「恐怖に慄く自分の顔」を見るのもちょっと苦痛だった。凄い顔になってるし。

 最寄乗換駅まで送ってもらい「ありがとうございました……」とようやく安心して御礼を述べたところ、「怖かったんでしょ?」と笑う後輩。ええまあ。物凄く安全運転で送ってくれたのに怖がりまくってごめん。

*1:電話帳サイズの本を入れた紙袋と普段の通勤バッグ2つを持っていた。

*2:タイヤをとられることがあるので。

2012-06-01

[] ヤマノボル

 「対ワルサ山戦略」として、近所の山を隔週で1度くらい登っている。今日時間ができたので平日に山登りの練習に行った際、腕時計で簡単に時間を計ってみたところ、大体15分で山頂に到達していた。平均時速にして12.4km/h*1。いつも30-60分くらいかかっているような気がしていたので、意外と時間がかからなくて驚く。そして「こんな風にチンタラとしか走れないのでは、歩いた方が速いんじゃ……」と思っていたが、歩くよりは断然速かった。

 しかし、歩くより速いといえど、この速度は箱根駅伝の選手と大体同じくらいのスピードだ。そう考えると、彼らのスピードが如何に速いかを実感して思わず感嘆してしまう。アスリートって凄い。

*1:ドライブルートでは片道3.1km。

2012-05-31

世界は揺らがずそこにある

 レディメイド長谷部さんのブログを読んでいたら、目に留まった一節があった。

面白いなあと思うのは、毎日毎日、私の暮らしは小さな波風に揺れているのに、

植物は私のことなどお構いなしに着々と前に進んでいくということだ。

(THE LADYBUG DIARY 39* 植物の教え)

 そう、人間の揺らぎと全く関係なく季節は移ろい、植物は花を咲かせ、空の色が変わって行くことは私をとても安心させる。私は花よりもその辺にある樹木(の花)が好きだけど。日々の生活に追われたり、不安や無力感を覚えて小さくなったりしていても、樹木たちの泰然とした様子を見ると、まあどうにかなるさ、という気持ちになるのだった。

 その一方で、この見慣れた風景が一変した時、私はどういう反応をするのだろう? とも思う。災害によって見慣れた風景が一瞬にして変貌する時、受けるダメージがいかに大きいものであるかを思う。

2012-05-30

禁止

 就寝前以外の時間帯における「5時に夢中」鑑賞は禁止。(きりがないから)

ワイドショーへの新しい見解

 最近、偽兄と電話する度に「5時に夢中」を観ることをしつこく勧められるので、根負けして観てみたらハマってしまった。独自の取材が殆ど無く、新聞や雑誌の記事を取り上げたワイドショーという感じの番組。こんな番組の何が面白いのかといえば、アクの強い日替わりコメンテーター陣の存在につきる。初めてマツコ・デラックスをちゃんと見たのだが、なるほど確かに面白い。良識に偏らず、時にはキッチュ・きわどい発言もあり、無邪気に馬鹿な発言をする逸見太郎*1にガシガシとツッコみ、しかし優しいという。

 この手の番組は、数年前に激怒してから*2一切見聞きしなくなってしまったのだが、この番組を観てからワイドショーに対する見方が変わった。ワイドショーとは、コメンテーターが時事ネタに対してトンチのきいた返しをする番組だったのだな。だから、コメンテーターには有識者ではなくて、いかに面白い切り返しができるかや、場の空気や他者の反応に素早く呼応できる人がくれば良いのだな、と。

 マツコさん、デブだけど血液の数値は良好であるとしきりに主張していたが、肥満はぜんそくに悪影響らしいので*3気をつけていただきい。そして偽兄からは「岩井志麻子を見る度に君を思い出すんだよ! 似てるんだよ!」と言われていたのだが、私あんなに身もふたもない下品ぶりなんだろうか……?*4 と気にする初夏の夜。

*1:この人の発言の端々からは、マジョリティの立場にある人の無神経さをしみじみ感じてしまう。こういう風にならないようにしないといかんなーと思ってしまうほど。

*2:怒った内容について簡潔に説明ができないのでまだ書けないが、怒りのメーターが振りきれるほど腹が立ってしまい、未だに回復できていない。

*3:マツコさんはぜんそく持ちらしい。

*4:顔は全く似ていない。

2012-05-29

[] 鼻から牛乳、耳からボタン電池

鼻から牛乳

 左耳に違和感を感じて掻くと、ポロリとボタン電池が落ちてきた。寝ている時(私は左側を下にして寝る癖がある)にはまり込んだのだろう。耳の深いところに入らなくて良かった。

2012-05-26 大阪2012(1日目)

本日のスケジュール

 日中は宝塚大劇場で宝塚鑑賞と手塚治虫記念館へ、夜はdipライヴ。何処へ行っても何も決めずにブラブラする時間を多くとる私としては、珍しく一日中内容盛りだくさんなスケジュールだった。

[]「ダンサ セレナータ」「Celebrity」at 宝塚大劇場(兵庫)

 宝塚に殆ど前知識もなければ贔屓の役者さんがいるわけでもないし、演目に興味を惹かれたわけでもない。多分私は気に入るだろうという予測と、一度は宝塚を体験しておくべきだろうという社会科見学のような感覚で行ってみた。

宝塚大劇場というところ

 阪急電車に乗っていると、赤い屋根+ベージュの壁を備えた修道院みたいな大きな建物の間を電車が通って行く。これが宝塚大劇場か! とわくわく。

 劇場は大きなロビーを備えており、券を持っていなくてもロビーに出入りして宝塚グッズを購入することができる。レストランも数軒用意されており、幕間で食べる弁当の予約を受け付けていた。当日券を購入した後はこれらのお店をぶらぶら見学。トップスターの写真付きお菓子缶とか、メイク+衣装で「なりきり宝塚」な写真を撮れるサービスとか、歴代の宝塚歌曲を選曲して一枚のCDに収められる「私カスタム・宝塚CD」とか、見慣れないサービスやアイテムにいちいち感心する。しかし、私が手を出しがちなポストカードやクリアファイルは宝塚らしいものがあまり無かった*1

 劇場は赤じゅうたんに金の手すり、大理石の階段とゴージャスな造りだが、妙に庶民的な印象を受ける。壁にクレジットカードや食品の電光掲示板タイプの広告が入っているからだろうか。豪華だけど庶民的という妙な物を初めて見たような。ロビーのお店も含め、規模の大きいレイメイ*2といった印象。

「ダンサ セレナータ」※ネタバレしてます

  • ダンス好きの身としては、「ダンスのショウを見せるクラブ」を舞台にしたダンサー達の物語にたまたま遭遇したのは幸運だったと思う。
  • 2階の最後方の席は役者の顔が全く見えなかった。オペラグラス(500円で貸出していた)があったら、もう少し違っていたのかも。
  • 男役は髪形が皆似ているし、声を意図的に低くして発声しているせいか、誰が誰だかわかりにくくて困った。主人公の服は際立って豪華なので、それで主人公かそうでないかの区別をつけていた。なので豪華な衣装でない時は区別がつかず、主人公の親友と主人公を混同した場面があるし、秘密警察の偉い人はパタリロに見えて仕方ないし*3
  • 賑やかしがいたり、ボケをかましたり、結構コミカルなやりとりがある。そして客がちゃんと笑っていて反応が良い。
  • ヒロインが主人公にペラペラと兄の秘密(軍の反逆分子の命を受け、クーデターの準備のため潜入)を話すので、おいおい、無関係の妹を巻き込んだ兄も兄だが、妹も妹だなと思った。で、軍反逆分子である将校と連絡を取れ! となったら、ヒロインではなく主人公が「俺が行こう」とササーッと行ってしまったので、お前が将校の連絡先知ってんの? どうやって連絡すんの? と呆気にとられる。しかし思い返せば、カッコいいところは男役が務めるように宝塚の舞台は作られていると聞いたので*4、そのためなんだろう。
  • 「かの国」「植民地」としか言わなかったのでどこが舞台かはっきりしないが、「かの国」のモデルはスペインで、「植民地」のモデルは南米のどこかの国なのかな? と思った。独裁政権があって、植民地ではプランテーション農園があるというと、そこしか思い浮かばない。踊りもフラメンコ風だったし。

*1:宝塚大劇場の外観のイラストカードとか。オスカルが大々的にプリントされたクリアファイルは宝塚らしいと言えば宝塚らしいが、池田理代子らしいともいえるし。

ベルサイユのばら (第1巻) (Chuko★comics)

ベルサイユのばら (第1巻) (Chuko★comics)

*2:関東の人向けメモ:レイメイは輸入品販売を行う福岡の一大チェーン店。取扱い商品は食品から家具まで多岐に渡る。

*3:多分髪の色と上下カーキ色の軍服と小柄なためだと思う。外見はパタリロみたいだったが「自分の仕事が既に時流から外れたものであると諦観しながらも職務に忠実である」という役柄はカッコ良かった。

*4:以前NHK-FMで「宝塚三昧」があった時に脚本家がそう話していた。

2012-05-25

大阪へ

 明日行われるdipの「TOCT Re-issue 発売記念ツアー」にどうしても行きたくて、大阪へ行くことにする。東芝時代縛りの選曲ツアーと聞いて、行かなかったら多分後悔すると思ったのだ。

 懐具合は楽ではないが時間は取れたので、フェリーで行くことに。

小倉にて 18:58

 あれ、私この道通ったことがある……? と思ったら、それは年末年始の自転車旅行で走った道だった。考えてみれば、小倉―門司を通るのだから、そりゃ私があの時通った道のはずだ。もう一度あの旅行をなぞっているようで、大変嬉しい。

フェリー大好き

 新幹線でいけば、大阪には数時間で着いてしまうが、今回はフェリーで移動するので一晩かかる。しかし、娯楽の旅行なら断然フェリー利用だと思う。フェリーは楽しいのだ。歩き回れるので身体が固まらず楽だし、風呂にも入れるので快適。そして、長い船旅の間はとにかく暇である。家にいるとつい「アレしなきゃ、コレしなきゃ」とバタバタしてしまいがちだが、船底ではすべきアレコレは何もない。TVもろくに映らない。携帯も電波悪い。というわけで、普段落ち着いて読めないような本を一気読みする絶好のチャンスなのだ。読書して、思いついたことを紙に書きつけて、消灯時間になったら寝る。今からそういう時間が待っている。凄くワクワクする*1

*1:お金にもっとゆとりがあったら、レストランでのんびり飲酒したり、また別の過ごし方があるのだろうと思う。節約のためにレストランへ入る気がしないのは残念なことだが、まあ仕方がない。

2012-05-24

[]「サウダーヂ」at THEATER CIEMA(佐賀)

 宣伝用の1コマの写真(屋上に男2人が立っている写真)を見て、どうしても気になってたまらないので観に行った。彼らの背後に広がる街の光景に惹かれてたまらなかったのだ。

地方都市の閉塞感

 で、実際観ても街は期待通りの光景だった。シャッターの閉じた店が立ち並ぶ商店街、暗い路地裏、人気のない通り、薄汚れたビル群が広がる鳥瞰図。「この街ももう終わりだな」という独白の後*1、無言で広がる街の夜景には、東横インの青い照明が煌々と光っていた。この映画の舞台は甲府だが、私は同じ風景をあちこちで見ている。宇都宮、所沢、熊谷、千葉、木更津、館山、大牟田、甘木、久留米、飯塚、別府、そして佐賀もそう。地方都市の風景は恐ろしいほど似通っているのだなあとしみじみ思った。そして、人でごった返す綺麗なショッピングセンター。イオンの新建設予定地としてならされたばかりの土地で登場人物たち(ひ孫請けの建設業)が「仕事が来るじゃん」「地元には仕事は来ないよ」と会話するのが何とも切ないがリアルだ。この映画は他にもリアルな重さを持って迫ってくるものが多かった。働きたくても仕事がないこと、娯楽といえばパチンコ、スナック。音を立てて納豆御飯を掻き込む様子。どれも私をげんなりさせるものだが、同時に今の私の生活ではどれも物凄く現実感があって、胸をしめつけられるような思いがする。

 以前木更津キャッツアイを見た時、「主演が岡田准一なのが気に入らん! 主演は髪の根元が黒くなってる金髪で、スウェットの上下を着て、車内をゴテゴテに装飾したシャコタンの軽自動車に乗ってる冴えない奴にしたら良かったのに」と偽兄に言ったら「誰が観るのそんな映画」と言われて、なるほど誰も見たがらないか。と思ったものだが、そんな「誰が観るの」と偽兄に言われるような映画が8年経って出てきて、そして観てるよ私、としみじみ。ちなみに平日夜のCIEMAだというのに、結構人が入っていた。

 

*1:舞台が甲府であることは街中の光景からわかるのだが、「終わりだ」と言われて甲府市民は気を悪くしないんだろうか。

2012-05-18

[] きのこ好き

 今日のgoogleロゴが素敵だった。

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なんだなんだ、今日は何の日なんだ。と思ったら、南方熊楠の誕生日なんだとか。

秋に島根へ行く

 夏の終わりから秋にかけて、しばらく仕事で島根県浜田市へ行くことになる予定。今日調べてみたところ、行先は浜田市中心部とばかり思い込んでいたのだが、中心部から20キロほど離れた場所のようだ。む、不便そうだ……。どんなところなのか画像検索をかけてみたところ、駅舎と駅前の様子を見て、思わずゾクゾクする。私の好みストライクど真ん中ですよ!! あらやだ、こんなところに行けるなんて嬉しい。

 しかし、その後他の写真も探していると、どうもこの駅舎は改築されて、今は様子が変わってしまっている模様。駅前はどうなっているかなー。まだ好みの雰囲気のままでいてくれたらいいんだけど。

 そして、自転車を持って行くことにしようか検討中。自転車なら活動範囲が広がるし、周辺散策もしやすくなる。浜田市街まで出てみるのもいいだろう。自転車持って行こうかなあ。考えると血が滾る。