ニューイヤーS

ニューイヤーS (OP)
2011年:35.0-22.1-35.8=1:32.9
2010年:34.6-22.7-35.7=1:33.0
2009年:35.4-23.6-35.9=1:34.9
2008年:34.7-23.4-35.3=1:33.4
2007年:35.1-22.8-35.5=1:33.4

08年はテン速く中盤やや緩んで後半早めで行き切った逃げ馬と後ろからの差し馬が恵まれたレース。09年はテン遅く中盤も上がりもかかるレースで前残り。10年はテン速く中盤は平均的でじょじょに遅くなるレースで、08年と同じような展開に。11年はテン平均並みも中盤過去最速でラスト1ハロンで失速ラップで、後ろからはなかなか詰めていきづらく逃げ残り。中山巧者はやっぱよくて、平均して速いラップに対応できる馬でスタミナもあるとよい。スプリンターは厳しい。行き切った馬が毎年からむので要注意。


[予想]
最内のコスモセンサーに大外のスペシャルハートがからむ展開で、昨年よりは楽にいけないだろう。外差し馬場にシフトしていることも要注意。
マイネルクラリティ
関屋記念はこのレースにしては前に厳しいレースでレースぶりは勝馬レインボーPと同等の評価も。持続力とハイラップ対応の底力も示した形で、この馬の勝ち上がりレースがほとんど上がりかかるレースというのもこのレースへの適性を示している。離れた三番手から、前がバテタところ先頭へというイメージ。
○ヒットジャポット
昨年のこのレース二着馬で市川S (1600m) でも好走しているように、中山マイル適性は高い。
ムラマサノヨートー
昨年は中団からなし崩しに脚を使わされた形で度外視できる。京成杯AHの最速上がりからして十分狙える。
コスモセンサー
特に減点はないが、外差し馬場と展開考慮して昨年以上の走りは期待できなそう。
×ダイシングロウ
もともと持続ラップに強く、近走でも大きくは負けてない。昨年のこのレースでも最速上がりで、休み明けは走らないが、はまれば。
×コロンバスサークル
マイルでのハイラップに対応できるか。中距離馬のスタミナがプラスに働くのでそれを加味して。オールカマーなどの持続力は評価できる。
×スペシャルハート
1400mまでなのかもしれないが、ダートでも好走するタイプのように中山マイルは本質的には合うはず。京成杯AHほど厳しくならなければ、残り目も。


馬券は◎、◯、▲のボックスに◎ー△、押さえに◎ー×の馬連で。


[結果]
12年 : 34.1-22.8-35.5=1:32.4 (△→消→◯→消→×)

テンは過去最速、中盤も速めで上がりもそれなりにまとめ、2番手から強い競馬でコスモセンサーが押し切ってしまった。10年の4ハロン通過45.7をしのいで今年は45.2で、よほど馬場がよかったのが勝ち馬のスピードの持続力を褒めるしかない。不利な大外枠から先行して2着のガルボも立派で、昨年2着馬のヒットジャポットが今年も3着好走と似たような結果に。◎マイネルクラリティはついていけないペースでなかっただけに、休み明けで馬体がまだだったのかな?