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マイネル

サラブレッドクラブ・ラフィアンの所有馬冠号

1986年クラブ設立当時は「冠号はダサい」という逆風下にあった。馬名は文化である、とする人たちにとって冠号というものは、馬主の所有意識を丸出しにした露悪趣味だとか、馬に対する愛が感じられないという声さえあった。社台が「ダイナ」を廃止したのもこの頃だ。

その頃に立ち上げるクラブ馬主ということで、あからさまな宣伝にもならず、「冠号だが意味も通る馬名」を考えた。

それがドイツ語で「私の」を意味する「マイネル」「マイネ」であり、下にもドイツ語の名詞をつける方法であった(ドイツ語の語彙には限界があるので英語やフランス語も付けられるようになった)。この作戦は成功し、ファンからは格好いいものとして受け止められ、同時に「マイネル」は同クラブを指す競馬ファン共通の呼称として浸透している。

マイネル軍団の謎 (流星社の競馬本)