駄目社員はむの日記

USO800 certified.

朝。・・・・・寝苦しかった。

さて、午前5時起床。身支度をしつつ、荷物の最終チェック。漏れがないかを気にする。
まあ多分大丈夫かな、と思った。
電源プラグをあちこち抜き、目覚ましの電源を抜き、クローゼットや押入れの戸を僅かに開いて締め切らないようにしておく。


昨年10月末に続いて二度目の北米出張に、参ります。

さて・・・出発。

6:10寮発。
6:30の阪急で南茨木までひと駅。6:42の大阪モノレールで大阪空港へ向かう。


午前7時過ぎ、伊丹着。
JALの成田国際線乗り継ぎカウンターにてチェックイン。ファースト/ビジネス専用受付で荷物を預ける。まぁ二度目だから、かなり余裕がある。
まずはシカゴ・オヘア空港までのチケット。

で、一休み。

空港内のスタバにて、チョコチャンクスコーンとモカフラペチーノ(tall)を楽しむ。スコーンは毎度食ってたら然程美味しくないと思うのだが、たまに食うと嬉しい。


Digi-KeyでAD825が手に入るんだなー、とか、1チップMSXは敢えてMSX1(2でも2+でもturbo Rでもなく)を懐古趣味で予約する人がどんだけ出るんだろう、とか、ダラダラ観ながら時間を潰す。
FPGA評価キットとしては高い気が・・・

ゆうがなひととき(1)

8:40発のJL3002便で成田へ向かう。滑走路の混雑で、出発は結局9時過ぎ。
一応ビジネスクラスなので、成田までさえもシェルフラットシートで行くことになる。たしか3002便って国際線用(ロンドン線?)の機材を使ってたような。
うーん、・・・優雅なもんだ。
#僕は下っ端なんだから、個人的には、別に毎度ビジネスクラスじゃなくて
#良いから、安いチケットで回数多く行かせてくれた方が有難いなー。

ヒマだと、少しつまらぬことを考えたりもする。

前回の米国出張は知らない事ばかりで、いちいち感動してた。今回はまあ冷静ではないものの、二度目なので周囲が見えてきてる気がするかな。


僕の開くThinkPad X30は、ふと気づくと酷使されすぎてズタボロである。
PAN系炭素繊維(確か東レ製)とポリカで出来てる筐体はもうスリ傷だらけで白くなってるし、液晶はホコリだらけで少しバックライトが暗く、キーはテカテカでホコリなどがかなり詰まっている。最近電源周りの不調でクラッシュすることも気になる。もうこの2年で、減価償却が完了してる気はするよ。


東レ製のPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維の名前なんだっけ。東レだから”トレなんとか”な筈。同社に勤める友人に「有名だから知ってるよな?」ってきかれて、堂々と「トレパンマン!」と答えたら相当落胆された記憶が。

さて、ではまた。

10:20成田着。20分ほど押した。
相変わらず無駄にでかい空港だよ。さっさと出国審査を出て、JALサクララウンジで休む。まもなく出国。なんか少し出発が遅れてるみたいだけど。


ではしばし、空の旅を楽しませていただきます。

ゆうがなひととき(2)

11:40、優先搭乗にて機内へ。今回乗るのはシカゴ線。NY線に比べて外国人の比率が高いと思う。
12時過ぎには出発。11時間のフライトだそうだ。ここでもシェルフラットシートで楽。


出発して30分もせんうちにメニューが配られる。アペリティフを楽しみながらビデオオンデマンドにて、菅野よう子さんのサントラが熱い「阿修羅城の瞳」を観ることにする。

えーと、まあ観てはみたんだけど・・・

”インチキ江戸テイストによる伝奇ホラー”ってどうなんだろう。微妙。いや、つまんねー。宮沢りえさま演ずるつばきの可愛さ・妖艶さ・エロさはメチャメチャツボだったが、それ以外はどうでもいい映画だな。


再生を一旦止め、14時からメインディッシュを食う。美味。かなりブルジョア気分。でもあんまり体調がよくないみたい。途中でワインをやめてミネラルウォーターで食事を摂ることにする。

更に観て、観終わったんだが・・・

うー・・・うん。まぁ。
「阿修羅城〜」のサントラ(2005, Victor Entertainment)がどう使われてるのかよくわかったし、曲名の意味合いが一部わかった。”さかしまだ”などはそれでそういう曲名だったのか。
あと、”Perdeski cloyn”は鬼と人間のチャンバラシーンによく出てくるのだが、なんだかピッタリだ。耳に残る。ハマりそう。適当な時代劇のチャンバラシーンを無音にしてこの曲を代わりに掛けようもんなら、もう百鬼夜行な戦闘気分になれそ。


さて、照明が消される。以降の機内は、食い物を注文しまくる人と寝まくる人に二分される気がしないでもない。そして日本時間16時ちょっと前、日付変更線をまたいだ。こっからはシカゴ時間(中部標準時; GMT-6)で動こう。
午前2時ちょい前。AC電源が各シートについてるので、PCを開き充電しつつSONY MDR-Z900を挿し、何故か月詠のラスト2話をまとめて観たり。んなもん観てるやつ、ビジネスクラスにそうは居まい(^^;;;

寝たり起きたり。

シカゴ時間午前4時。日本で午後6時。
・・・どうも眠れん、眠れる方々、羨ましいよ。


CLANNADのサントラや「Love&Life / 岡崎律子」(2005, Universal Music)をごくごく静かに掛けながら、とりあえず横になっている。シカゴ便の機内でこれを聴いた人なら、流石にそれなりにいるかも知れない。
MDR-Z900は装着時の圧迫感がない割に、ちゃんと装着して
#音を絞れば、そうそう音漏れしないのがいい。

ゆうがなひととき(3)

あと三時間ほどで到着風味。シカゴ時間、午前6時過ぎ。日本だと午後8時過ぎか。
・・・なんか疲れてきた。東回りに向かうと、到着地でまた同じ日が朝から始まる。当然の事なんだけど、あんまり気分のいいもんじゃない。


午前7時半、朝食。完全に過食だー。
かなり残す。なんだか一日に5食も6食も食わされてる気分。実際同義なんだが。

で、9時過ぎO'Hare空港のTerminal5に到着。

いい天気だ。湿気も少ない。通関し、荷物を受け取る。
#チキショウ、こんなにあっさりなら無線機持ってくればよかった。
この空港は1, 2, 3と5の4ターミナルからなるらしい。小ぢんまりでわかりやすい。旅行代理店さんにはTerminal2へ向かうように言われたので、シャトルで向かう。てかシャトル速っ。ジェットコースター気分。僕自身は徐々に、(前回の滞在同様)周囲を適度に警戒するモードに入りはじめている。


着いてみると、Terminal1で手続きを済ますように言われる。はいはい。更にシャトルで向かう。Terminal1のUnited AirwaysのPaper Check-in Counterで荷物を預ける。えらくユルユルやっているので、こっちが少々疲れる。10時半終了。
出発は13:35。店もなんもないとこで3時間を潰すのは苦痛なので、Terminal5(International Terminal)に戻ることにする。

優雅には程遠い・・・

jet lagで眠くて、メシ食った直後で食欲もわかなくて、何もする気になれない。ので、Terminal5のコーヒースタンドでコーヒーを飲むことにする。待ち時間長すぎ。やはりJFK経由にしておくべきだったよ。


12時過ぎ、Terminal2にてさっさと保安検査に入ることにする。いやもう、すんげー厳重。全員にID提示、金属探知機で靴を脱がずに全身くまなく。入ったは良いが、Allentown行きは14:10発になってた。今日はますます長い戦いになりそうだ。ただただ待つ。眠い。空は雨雲で昼とは思えない程暗い。

豪雨が降り始める。

雨は30分ほど続き、その影響で着々とダイヤ乱れる。機材が来ず、出発できず。14:10発が14;45になり、その時間を過ぎても来ない。・・・今日はもう、Bethlehemに着けたらよしとしよう。
こっち来て感じたのは、自分の英語の耳が腐りまくってたこと。待ってる他の乗客が愚痴やジョークを言い合うのを聞いてるうちに、徐々に耳が戻ってきている。


午後4時。5:00発というアナウンスを出しやがった。今時点で相当眠い。どうなるんだろ。てことはAllentown着は20時ごろか。Bethlehemのホテル着くまで起きてられるだろうか?
乗り込めはしたが、6時になっても滑走路が開かずさっぱり飛びやしない。
隣のおっちゃんと雑談してたら、6時半過ぎようやく出発。てことは、2時間+時差1時間で着くと3時間経過してるのか・・・

21:30、Allentown空港着。

長かった。というか、二度とこの路線乗らない。
空港関係者に安全なタクシーを訊いて、それに乗ってタクシーの運ちゃんと話をしながらBethlehemへ。
22時、無事Comfort Suites University (Bethlehem)チェックイン。・・・着いたぁ。
Lehigh大学と関係がある仕事で長めに泊まると$109が$79になるらしい。


長い長い一日が、終わった。部屋、相変わらずとてつもなく広い。寮の僕の部屋の5倍ぐらいある。