怖い事

最近思う、一番怖い事。

「がるぐる!」の次の巻が、下巻ではなく中巻だったら…。

「日本 沈没中」じゃないんだから。<注>「日本 沈没中」とは小松 左京「日本 沈没」がブームだった頃、「日本 沈没」が上下巻なのに目をつけ、わざと「中」を語尾につけた本。 上中下巻だと勘違いして買った人が多数いた、と昔誰かが言ってた。

 本日の返答

>N.Rさん

  • 『>郵政省の入江 復刻版の書き下ろし漫画にちゃんと出てきますよ。』
    • 返答:しまったああああ! 復刻版買ってねえええ
      • だ、だって仕方ないでしょ、どこにも売って無いんだから!「ツンデレ的発言をすれば丸く収まると思ってる」
  • 『あ、もしかして「大蔵省の入江」が主人公の漫画の存在を御存知ないのでは……だとしたら申し訳ないです。』
    • いえ、申し訳に思うことはござんせん。 よくよく考えると、入江って所属が著しく不明なんで、どこにいてもおかしくないんでした。 こっちの判断ミスです。
      • 入江って誰に雇われてるんだろう?

 感想 「乱破GOGOGO!」(ISBN:4829116641)

<八街歩:てくてく:富士見ファンタジア文庫:560円(古本300円)>

内容を要約すると、「馬鹿にも程が有る」

バカだ! あいつバカだ!(ゲラゲラ)

素晴らしく駄目です、この小説。 それがいい。
もう、出てくるキャラが大概に痛んでいるのが堪らなくよろしいです、私には。 特にヒロインの静刃の傷んだ人間っぷりは素薔薇しく、ここまで感情移入を阻害されるキャラも珍しいですよ、はい。 個人的傷んだキャラランキングトップのキース・“真顔の変質者”・ロイヤル(魔術師オーフェン・無謀編)に匹敵する位でした。 長生きはしてみるものだ、とこういうのでは余りしたくありませんでしたけれど、そう思いました。
それから、素晴らしくバカです、この小説。 それがいい。
特に、山田風太郎基本メソッド「忍術って言えばなんでも許される」と石川賢基本メソッド「死ぬまで殴れば人は死ぬ」の変形、「記憶をなくすまで殴れば記憶をなくす」は素薔薇しい。 その内でも「忍術」なんかはさらに格別。 ほとんど超能力なのに、あとがきで「一部、正しい忍術描写ではない」とか、しれっと言い抜ける嘘吐きっぷりはたまりません。 超ツボ。「・・・変なツボ」
それに、気を抜くと全く話が進まないのもまたいい。 一冊の内で3回も「話が進まない」っておのずから言う小説ってのも、これは珍しいんじゃないでしょうか。
それからそれから、「転校生と社会の裏側」という方法が既にギャグにしかならない事の証明としても興味深い。 現代ファンタジーあるいは現代学園異能がもうメタな使い方が出来るまでになっている*1、というのはなかなか面白いことであるなあ、とかなんとかわけもなく思ったり。
とにかく気に入りました。

*1:フルメタル・パニック!」とか先例はあるにしても

 感想 「乱破GOGOGO!02」(ISBN:482911715X)

<八街歩:てくてく:富士見ファンタジア文庫:560円>

内容を要約すると、「馬鹿にも程が有る2,0」

バカだ! あいつらバカだ!(ゲラゲラ)

バカにバカっていう方がバカなくらい相変わらずバカなんですけど、これが「02」以降、音沙汰が無い事がよくわかりました。
一応の原因を立てる。*1
危険球投げ過ぎ。 カク・レンジャー*2とかその後の危険な発言とか川崎さんとかドリルとか、とにかく行き過ぎ。 まあ、前巻もネクロとかありましたが。
全体の感じは「話しが進むようになったなぁ」というのと「貧乳テコ入れ」という按配ですけれど、忍者ネタが少なくなったのが少し残念と言うか。 計算尽くで書かれた駄目会話は相変わらずで良かったんです。 疑問が一周して戻ったりとか。 それがメイン3人が出番の少なくなる後半ではあんまり見れないのがまた、残念と言う。
むー、バカ小説を持続させると言うのは難しいんだな、とかつくづく思いました。 つうか「撲殺天使ドクロちゃん」はやっぱりすごいんだな、とも。

*1:あとがきを鑑みるに、ほんとの所は卒業でいっぱいいっぱいと見ますけれど

*2:二重の意味で危険

 感想 「R.O.D 十一巻」(ISBN:4086302802)

倉田英之羽音たらく集英社スーパーダッシュ文庫:514円>

内容を要約すると、「どうすればこんな駄目女が出来あがるのか、上」
直接の続きから2年ぶりの本編です。 まあ、去年一昨年は共に脚本原作仕事が詰まってたから(特に去年)、そういうこともあるって事でお咎めは出来ません。 まー、今年もあるっちゃあ、あるんですが。
さておき。
そのせいかどうか知りませんが(そのせいだけど)話の展開は風雲急を告げると言うか告げなきゃ終わらない状態で進行。 自分でもどうするつもりだったのかわからない伏線を仕方が無いので無理くり処理しているのがとても印象に残りました。 とりあえず、英国王室とヒマラヤ山脈はありえないんだぜ。 次の巻で本当に終わるのかこれ。
読子さん過去話編は割りと奇麗と言うか、こうであって欲しいと言う流れでうれしい限り。 ジョーカーほんと腹黒いやつな。
そしてあとがき。 そののテンパリぶりは軽やかにスルーしたい。 とりあえず駄目悟りを開き過ぎ、とだけ。

 今日の買い物

  • 椎名高志絶対可憐チルドレン4」
    • なにこの激うま漫画。
      • この巻の初めから流れる一連の話の動きが上手すぎる。 軽く一読しただけで大体の内容が頭にスコスコ入ってくる。
        • 「椎名流話流れ」
        • 「あれこそは椎名さま必勝の形 無明事流れのお姿…」
      • 神漫画じゃないんですよ。
        • 神漫画ってのはなまら凄まじい瞬間を味わう事で「神(GOD)!」と思うんですよ。 これはそうじゃない。
          • じゃあなにか、となるとやっぱり「激うま」。
            • つまる所テクニックというわけですが、それが並みの漫画家&原作者には及びもつかない超絶技巧なわけです。
    • いや、「すごい」で済む話ですけど。
  • 広江礼威ブラック・ラグーン
    • 長かったな〜、「Fujiyama Gangsta Paradise」編。
      • 一年半かかったもんな。
      • 銀二さん…。
    • 今月のサンデーGXの方はかなりバカ話で、これはこれでたまらなくいとおしいです。
      • なんでポーズつけてんだろう。
        • あのポーズの原点は「ガン=カタ」じゃない。
          • 知っている範囲でさかのぼると、あれは三輪士郎「DOGS」に出てきたポーズ。
            • 具体的にはp81の最初のコマ。
          • 「DOGS」は四年の雌伏の末にやっとこさ連載なので、無闇に嬉しい。 単行本絶対絶対買うー。「バカの見本」
    • なんで岡山じゃみられないんだろう。

 引き剥がす

どうも前から脳みそにこびりついて離れない思考があるんですよ。
私の脳力にはかなり持て余るネタ(特に情報面で)なのですが、誰か考えてくれないかなぁ。「また他力本願か」
で、肝心の内容ですが、

少年役が出来る女性声優と出来ない女性声優では、どのような差がでるか。

と、相成ります。
私の声優知識がかなり昔で停止しているので、全くいい考えが考え付かない。 最近で分かる声優といえば、雪野五月さんと斉藤千和さん位しかまともにわかんねーぞばかやろー。「お前がバカだ」
もうちょいネットで調べれば分かるんだろうか。 でも、それするのがだるいんだよなぁ。

今日の元ネタ 電撃4コマvol'21 p47(家族ゲーム)より。

  • 西浦…。
    • 世に言う「モライナキシチャッタヨー」でしたよ。
  • しかしこの漫画、本当にギリギリだなあー。
    • しかも、そのギリギリを上手くまとめて見せるんだからすごい。
      • でも今回、ゆきえさんでてないから駄目。「えええええ」