とらのあな購入特典イラストカード。
アニメは2期で消失やるぜーみたいに匂わせておきながら結局再放送が始まったみたいで、コミカライズで先行して展開されている「消失」。7巻ラストで変わり果てた世界で途方に暮れていたキョンは8巻で「鍵」をそろえて「三年前の七夕」へ。このあたりの流れは原作読んでた時のワクワク&ハラハラ感が蘇ってくるなあ。そう、本当に面白かった。原作は。
マンガ版の新刊が出るたびに言及するのもどうかと思うが、それでも触れずにいられないのが作画の酷さ。なんか…進歩が見られないどころか退行してね?表紙の「消失ハルヒ」は悪くない、むしろなかなかイケてるのに、ページをめくるともう目も当てられない。特に長門。消失の主役である長門が、シャイでキュートなはずの「消失長門」が全然かわいく見えないなんて言語道断。作劇にさほど問題はない。よーわからん番外編2話もこれはこれで別にアリだとも思う。ただ、絵が、絵が。ここまでヘタだと全体のクオリティにまで影響してしまうよねえ。ましてや原作挿絵はいとうのいぢ氏だからなおさら拙さが際立ってしまい気の毒。マンガは絵がうまけりゃいいってもんじゃないけど、やっぱり画力って大事。こーゆーコミカライズものなら余計に、ね。
涼宮ハルヒの憂鬱 (8) (角川コミックス・エース 115-10)
- 作者: ツガノガク,谷川流
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/03/26
- メディア: コミック
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