2016年の終わりに

harimaya2016-12-29

もういくつ寝たらお正月。今年も間もなく大晦日・・
様々な思い出に彩られながら過ぎていく2016年。
楽しかったこと、悲しかったこと、それぞれ一年の
人生は悲喜交々、闇も光もあって時が過ぎていく。
そんな交々を用意し来年に向かって進んでいこう。
年明けに老夫婦は自分84歳、家内78歳になる。
若い方々が年寄りのブログにお付き合い下さって
皆さまのご厚意に対して、感謝の言葉も尽せない。
今年は仕事、家族、趣味など恙ない一年だった。お蔭さまで今は夫婦共健康だが、
いかに自然に老い、いかに上手に枯れいくか、それが老いの美学だと思っている。
皆さま、完結編まで宜しくお付き合いくださいませ。今年もありがとうございました。
皆さま良いお年を・・

隠居の独り言(1561)

今年も後三日。後世の人は2016年が歴史を変えたというだろう。イギリスのEU脱退、
米大統領選でトランプ勝利、マスメディアなど予想に覆しての想定外が歴史を曲げた。
日本は安倍政権が続いているが、夏の伊勢志摩サミットや安部首相が地球儀外交
盛んにやったけれどロシアとの領土交渉未解決だし北の拉致問題の進展もなかった。
2016年の絞めは安倍首相が真珠湾を訪問したことで日米の歴史戦に終止符を打ち
「リメンバーパールハーバー」の言葉を和解と平和を象徴する言葉に替えた事だった。
日本の政治は衆参両院で憲法改正に必要な3分の2を揃えたのに盛り上りが今一つ。
アベノミクスもデフレ脱却が思うよう出来ず消費拡大の景気などは今後の宿題だろう。
今年のニュースを自分に転ずれば仕事はまぁまぁ、日々の通勤は運動のためが続く。
休日は小旅行、孫達も学業に励んでいる。ギター弾き語りのホーム慰問もマイペース。
何となく過ぎた2016年だったけれどこの平凡な暮らしが老人に合っていると信じたい。
世の中上手くいかないのは世の常だが概ね無事に過ごせた今年は良かったとしよう。
もともと世間は不公平にできている。平等なんてありえない。アホタレが金持ちの家に
生まれてもアホタレの責任じゃない。金持ちに生まれ何もしないからアホタレになった。
モノは思いようで貧乏の家に生まれたからコンチクショウと発奮して偉くなった人間は
ゴマンといる。昔は豊臣秀吉岩崎弥太郎、昭和は松下幸之助田中角栄が出世頭、
自分も貧乏生まれだが何とかここまで無事に過ごせたのも皆さまのお蔭と感謝したい。
人間なんて大自然では実にちっぽけな存在でだからこそ自らを守らなくてはならない。
老後の幸せの基本は健康と経済と計画の三つの「K」だがそれも腹八分がいいだろう。
来年は7回目の年男。酉年生まれは苦労が多いという。でも過ぎれば苦労もまた楽し。
人生のターミナル駅の到着時間まで楽しく生きたい。それでは、皆さま良いお年を・・