農作物740件から検出 4月の福島市・食品放射能測定

福島民友

 福島市は29日、4月1日から同30日まで実施した市民の持ち込みによる食品の放射能測定結果を公表した。期間中、持ち込まれた食品は計3069件。このうち飲料水が400件、農作物が2527件、加工食品など129件、その他が13件だった。
 飲料水からは、放射性セシウムは検出されなかったが、農作物から740件、加工食品などから74件、その他10件から検出限界値1キロ当たり20ベクレル以上が検出された。
 露地もののシイタケは235件を検査し、225件から基準値の1キロ当たり100ベクレルを超える放射性セシウムが検出され、最大は1キロ当たり9170ベクレルだった。このほか、コゴミやワラビ、コシアブラなど、山菜から基準値を超える放射性セシウムが検出された。
 市によると、出荷制限の対象となっている作物からは放射性セシウムが検出されやすい傾向がみられたものの、かぶれ菜や白菜など、畑での作物からは検出されにくい傾向だという。
(2012年5月30日 福島民友トピックス)

宗教者も大飯原発再稼働に反対

金子勝慶大教授

#宗教者も大飯原発再稼働に反対。原子力行政を問い直す宗教者の会の呼び掛けで、浄土真宗、浄土宗、曹洞宗キリスト教など宗教、宗派を超えて参加。88人が福井県庁を訪れ、再稼働に反対する要望書を岩永幹夫県原子力安全対策課長に提出した。反対は深い。 http://goo.gl/ekLa7