週刊よむよむよんだ報告14’Vol.12

キーワードで引っかかった方も、検索で飛んでらした方も
どなた様もこんばんは〜


本日も日曜読書枠ッ!!


アニメ感想おやすみしてるのと、攻略中のゲームが17才以上指定だから攻略記事書きにくいんじゃよー!


…てなわけで今週も、さくさく読んでブログ記事のネタも、月10冊目標もばっちりだよ!!

『伝書鳩〜もうひとつのIT〜』

伝書鳩―もうひとつのIT (文春新書)

伝書鳩―もうひとつのIT (文春新書)


日本における伝書鳩の歴史まとめ


…なんだケド、実際は本場である欧米のエピソードの方がおもしろかったり(ぼそッ)


鳩の帰巣本能とそれを利用して発展させた人間の技術は凄まじいな!


またそういった技術の粋が最大限に生かされたのが戦争の場だった…というのが…。
鳩たちが暗号文やスパイ撮影用カメラを持たされて戦場を飛び、膨大な数の殉職しいた…というのに驚きました。


でも、あの戦艦長門にも伝書鳩が乗っていて、のちの昭和天皇が懐妊していた妻に体調を気遣う書簡をしたため、それを鳩が運んだという逸話にはほっこりしたよ。


当時の造船技術の粋をつくした巨大戦艦と小さな鳩という組み合わせが良いなあ!


現在、決まったスタート地点から巣箱に帰還するタイムを競うレース鳩はまだいるものの
定点から定点へ、書簡を運ぶ"伝書鳩"の技術はほぼ絶滅しているぞうで、それが少し残念ですな…。


余談ですが、この本はもともと自分の鳥類趣味と、好きゲーム*1で気球艇に鳥が伝聞持って飛んでくる描写があったので


"伝書鳩を移動する目標に向かって飛ばすことは可能なのか?"


…ってな疑問を解決するために読んだのですが"トラックなどに巣箱を積んで、起点を移動しつつ伝書鳩に覚えさせながら運用する"ことはできても"移動し続ける乗り物を目標に飛ばせる"ことは技術的にちょと無理そうでしたな。


でも巣箱の臭いなどを帰還するときの目安の一つにしているということなので、特殊なにおいを覚えさせて、それを目標に飛んでくるよう訓練する、気球なら帆の色を覚えさせるなどの特殊な訓練をすればいけるのかもしれませぬ…夢は膨らむね!!

*1:SQ4の赤竜戦イベント

『知らずに他人を傷つける大人たち』

知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)

知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)


年一ペースの香山リカ


副題は"モラルハラスメントという「大人いじめ」"


香山女史のイメージはメンタル的社会弱者に「この人はもう限界よ!」とタオルを投げる係りの人、というイメージなのですが
今回も大まかそんな具合。


モラルハラスメント全般についての本です



が…三分の一ぐらいは新型うつのおはなしでしたとさ*1


新型うつ休職が発生した部署が、モチベ低下により他人員の欠勤休職相次いで、上司が無理をした結果こちらもうつ(新型ではない)に
結局、部署自体が崩壊状態に…という悲惨な事例が挙げられていて、不謹慎だけどちょっと笑う…ッ


自分がデスクワーク系経験がないからか、なんだかずいぶん悠長ですねー、会社良く保つねーな気分。


限定された人員で似たよーな仕事まわしてたらそりゃあ誰でも煮詰まるだろ!?机派も年数回でいいから現場でて目先変えるシステム入れたらいいんじゃないの?


香山女史の本にしてはわかりやすいし、役に立つ部類の本かと。

*1:作中は「30代うつ」表記

『零崎人識の人間関係〜零崎双識との関係〜』

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)


4冊同時刊行人識くん2冊目


たまたま前回読んだ出夢くん編のあとの時間軸だったので助かりましたん。


タイトルに"零崎"が入ってるだけにバトル的なトコが特盛な内容で


呪い名6人向こうに回しての連戦バトル!


バトル描写お腹いっぱい!!安定の西尾維新でしたん。


でも出夢くん編の後味悪いバットエンド具合と違って、こちらは冠タイトルが一応身内の双識さんなので
読後感もわりかし爽やか…かな?


しっかし、双識兄さんといい子荻ちゃんといい玉藻ちゃんといい、あとまあ出夢くんもか…本編時間軸進めてゆくとバンバン脱落する人だらけなのに、なんかもう生きてても死んでても脱落してもキャラ的には"活きてる"感スゴイなー!!


続巻も楽しみに攻略するよー!

次回更新


10冊目標あと1冊!!


10冊のリマクリアしたら、とりあえずのんびりペースで好き勝手に読もう(笑)
そんな具合に本日もここまでッ!!