エアーズロックでございます。

今回2回目のオーストラリアだし、前回行けなかった世界の中心で愛を叫んでこようかな・・とほとんど思いつきとミーハー根性で、カンタスのサイトで航空券をゲット。しかし、大丈夫か、私?と出発前に一抹の不安が・・・。というのも今回エアーズロックで現地ツアーを申し込んだのだけど、申し込んだツアーがキャンプしながらエアーズロック&カタジュタ(風の谷)を回ろうぜ〜多国籍で、というもの。当然ガイドさんは現地の人で全てが英語。そしておそらく他の参加者との会話もすべて英語(のはず)。申し込んだときは何かテンション高かったから行け行けドンドンな感じだったので・・・。まさにやっちまった・・という思いがぬぐえず、エアーズロック到着。

おおお〜。土が赤い〜何かすごい〜、と急にテンション↑。ちょっと心細かったキャンプツアーもふたを開けてみれば意外と何とかコミュニケーションもとれるもんで、みなさんとすぐに仲良くなれたり

 しかし、ハエが多いですね、ここは・・。虫除けアミ必須です。アミかぶるのかよwwと日本にいたときは思っていたけど、本当に必要。時期的にハエが少ないそうなのだが・・・。絶対に夏にここは来れないと思った。5月の昼間で30℃くらい?夏場は40℃を越えるそーな。そんな中、ナウシカのモデルといわれる風の谷の散策は非常にしんどい。散策じゃねーのかよっとツッコミをいれたくなるほど険しい岩、岩、岩・・。3時間くらい歩いて足のマメがつぶれ、靴下が血みどろに(泣き)やはり、自然とは偉大ですね。(?)

 夜は昼間の暑さはどこへやら、ダウンジャケットが必要ですた。「砂漠は昼と夜の寒暖が激しい」とは当然知っていたはずなのに、この身に実際に感じて初めて「寒っ」てなもんです。しかし、星空はまじすげー。生まれてはじめて天の川&サザンクロスを見ることができました!!ずっと東京に住んでると星すら見ることない私にとっては(ちなみに愛媛もあまり見えない)正直岩より感動したかもしれない。

 キャンプのメインイベント、エアーズロック登山だが・・
ガイド「ここがエアーズロックの入り口なんだ」
私「あれ?何か看板的なものが・・?」
ガイド「ああ、閉まってる。今日は強風で登山はできないね」
私「ほほ〜、そりゃ残念」


というくだりがあったのだけど、昼過ぎにもう一度来てみると・・

めっちゃ登ってるし
後から聞いた話だけど、エアーズロック=聖地であって、現地の人にとってはあまり観光客に登って欲しくないという思いが当然ある。神社で外人が騒ぐのと同じだしね。で、現地ガイドのツアーの場合は、わざと風の強い朝方に客を連れてきて「ほら、登れないだろ?」と言うらしい。逆に日本人のみのツアーの場合はそんなことはないそうだが。同じツアーの参加者からは「うちのガイドは不親切だ」という意見があったけど、一概にそう言ってしまうのもどうかな・・と思ってしまう。結局私とフレンチ、スパニッシュは登らなかったけど、日本人とコリアンは登ってたなあ〜。信条もあるけど、正直体力的にしんどかったというのが大きいけど

もう二度と行くことはないだろうけど、自然の神秘を感じますた。