Twitterの面白さを痛感した日


昨日は「JAIKUがgoogleに買収される」「任天堂カンファレンス」「ニコニコ動画(RC2)発表会」と、3つの大きな話題でtwitter上が盛り上がってたのですが、その加速感というか、速報性というか、密度というか、とにかくtwitter上を流れるログの面白さったらありませんでした。

今の私のtwitter利用状況


私の今のtwitter利用状況は、Followings(私が発言を見ている人)数:488、Followers(私の発言を見ている人)数:459となっています。おおざっぱに言えば、500人くらいの人の発言を見ながら、私の発言が500人くらいに見られている状況。

全ての人がアクティブという訳じゃないのですが、ものすごい活動的な人や、ひたすら自論を延々と書き連ねる人なども含まれてたりして、24時間ずっとそれなりの速度で発言が上がってきます。


多くの特派員がいるニュース速報的な面白さ


今、twitterにはまっている人々ってのは、新しいWebサービスに喜んで飛びついて使い尽くす、まるでピラニアのような人たち(いい意味でw)がいっぱいいて、それぞれの人がいろんなことに興味を持っています。

私の方でも、自分が興味のある分野に興味を持っていそうな人を選択的に追加しているってのもありますが、Webに詳しい人、ゲームや漫画などが好きな人、美味しいものが好きな人、一見つまらない駄洒落をこよなく愛してる人などなど、いろんな方面に秀でてる人をたくさんFollowingしています。


昨日の「JAIKUがgoogleに買収される」「任天堂カンファレンス」「ニコニコ動画(RC2)発表会」のtwitter上での流れというのは以下のような感じでした。(あくまで私に見える範囲で、ですが)

  • 「JAIKUがgoogleに買収される」
    • かつてtwitterと比較されて避難先にアカウントを取ってる人が多かったJAIKU
    • googleに買収されたとのニュースが飛び交う
    • 過去にJAIKUを使っていた人たちがアカウント晒し
    • JAIKUでtwitterの知人を見つけてFriend登録する祭が起こる
    • ものすごい勢いでJAIKUからFriend登録メールがくる
    • JAIKUが招待制となり、招待を求める人、招待してあげる人が交差しあう
  • 任天堂カンファレンス」
    • ウェブ上で「任天堂カンファレンス」の情報を集めてる人が、どんどん新情報を流す
    • 次から次へと発表になる新情報に湧き上がる任天堂ファン
    • もちろんゲームファンも盛り上がる
    • 前日のPS3値下げニュースはどこ吹く風
    • 気にせずマイペースな360ユーザー


このような3つの流れが、ほぼ同時進行的に流れるという。もちろん、その間にも普通の話題もがんがん流れてるわけです。



速報的な意味で言えば、テレビや新聞、ネットなんかのニュースと比べてもずっと速い。いろんな事柄に反応する大勢の特派員がいるニュースチャンネルをみているような感じ。


Followingの数を増やす意味


以前にtwitter上で、Followingを増やした方がいいのか、密度の高さを保つために絞った方がいいのか、なんて議論が行われているのを目にしましたが、私個人的な考えでいうと、どんどんFollowingを増やしたほうが絶対に面白い。自分が見ていて、ログが流れる速さに耐えられるだけどんどん増やしたらいいってくらいに。


なぜかというと、誰のどの発言が自分に面白さを与えてくれるか分からないから。たくさんの発言の流れを見れば見るほど、その中に、自分が面白いと思うものを発見できる確率が上がります。

Followingを絞って密度の高さを保つのなら、twitterじゃなくて他のWebサービスでも実現可能だけど、たいしたかかわりのない、ある意味他人なんだけど新しいもの好きな人々の発言を、これだけ簡単に眺められるWebサービスってのはtwitterくらいしかない。



気軽に大勢の発言を眺められるシステムと、そこに集まっている新しい物好きな人々の熱気との融合。


いままでになかった場


新しい物好きな人々の情報ってのは、そういう知り合いを持つ人々だと、IRCやIMなどを使って実現していた部分もあったと思います。でも、それがこれだけ大規模に繋がった状態ってのは、twitterが初めてなのではないでしょうか。


もちろん、今までのIRCやIMなどによる情報交流を知らなかった人でも、簡単に参加することができるってのも大きい。


自分も特派員の一人


多くの特派員が送ってくる情報をただ楽しむってのは受身な使い方で、他のユーザーにとってみたら、自分も特派員の一人だったりするわけです。

日常生活のちょっとしたこととか、自分が好きな分野についての話、気になってるニュースなどなど、いろんなことをtwitterに放り投げれば、どこかでそれを楽しく読んでる人がいる。



まだ、一般の人々が広く知るってほどには広まっていなくて、熱気がある活動的なユーザーが多い今の時期が、twitterの一番楽しい時期なのかもしれません。